1950年代
イームズ ソファ コンパクト Eames Sofa Compact
1954
1954年発表。チャールズ&レイ・イームズが自邸の造り付けソファを原型にデザイン。ブラックエナメルのスチールフレームとクローム脚が軽快な印象を与え、70年以上にわたり生産が続くハーマンミラーの定番ソファ。MoMA収蔵。
D.555.1 テーブル D.555.1 Table
1954
ジオ・ポンティが1954年にミラノの自邸のために設計したラウンド型コーヒーテーブル。手塗りスチールグリッドとガラス天板が生む彫刻的な美しさを、Molteni&Cがポンティ・アーカイブの原図に基づき忠実に復刻した。
セブンチェア 3107 Series 7 Chair (3107)
1955
1955年発表の不朽の名作。アルネ・ヤコブセンによる流麗なフォルムは、9層の成型合板技術により実現。世界で700万脚以上を販売し、デンマークモダンデザインの頂点として君臨。スタッキング可能な機能美も備える。
PK52 プロフェッサーデスク PK52 Professor Desk
1955
1955年デザインのPK52は、スチール家具のパイオニアPoul Kjærholmによる傑作。スチールと木材の完璧な融合と視覚的軽快さが特徴。王立デンマーク美術アカデミーのために設計され、リバーシブル天板を備えた多機能デスク。Carl Hansen & Søn製造。
ペドレラコーヒーテーブル Pedrera Coffee Table
1955
ガウディのカサ・ミラから着想を得た1955年のローテーブル。波打つスチールフレームと透明なガラス天板が、あらゆる角度から異なる表情を見せる。GUBIが再発売した、機能主義とオーガニックフォルムを融合させたデザイン。
ココナッツチェア Coconut Chair
1955
ココナッツの殻を割ったひとかけらを思わせる三角形のシェルが特徴の、1955年デザインのラウンジチェア。さまざまな姿勢でくつろげる自由な着座性をもち、シカゴ美術館やLACMAに収蔵される、20世紀モダンデザインを代表するラウンジチェアの一つ。
デダル シェルフ Dedal Shelf
1955
マチュー・マテゴーが1955年にデザインしたウォールシェルフ。独自のリジチュール技法でパンチングメタルに軽やかさと堅牢性を両立。水平・垂直両用で、複数組み合わせも可能なモジュラー構成。現在はGUBIが復刻。
ピエール・ジャンヌレ チャンディーガルチェア Pierre Jeanneret Chandigarh Chair
1955
1950年代、ピエール・ジャンヌレがインド・チャンディーガルの都市計画のためにデザインした椅子。V字型のコンパスレッグとチーク材・籐を用いた構造美が特徴。モダニズムの機能美と地域性が融合した20世紀デザイン史の傑作として、世界の美術館に収蔵されている。
G10 アームチェア G10 Armchair
1955
1955年、ピエール・ガリッシュがエアボーン社のためにデザインした幾何学的フォルムが美しいアームチェア。台形のアームレストと黒塗装の金属フレームが特徴的。Free-spanシステムにより快適性と視覚的軽やかさを両立。モジュラー接続可能な革新的設計。
シティホール クロック City Hall Clock
1955
アルネ・ヤコブセンがロドーヴァ市庁舎のために設計した掛時計。数字を12本の線に置き換え、盤面から要素を切り詰めた。1950年代のヤコブセンの造形が最も簡潔に現れた文字盤。
ルミナトール Luminator
1955
1955年コンパッソ・ドーロ受賞。カスティリオーニ兄弟によるフロアランプ。シルバークラウン電球を天井に向けることでシェードをなくし、最小径の管と三脚だけを残した。MoMA収蔵。
CH88 チェア CH88 Chair
1955
1955年にウェグナーがデザインし、約60年の時を経て2014年に製品化されたCH88チェア。蒸気曲げの木製背もたれとスチール脚が織りなすミニマルなフォルムは、住宅からコントラクトまで幅広い空間に調和する。
イームズ ラウンジチェア 670 Eames Lounge Chair (670)
1956
1956年発表のイームズラウンジチェア670は、成形合板とレザーが生み出す究極の座り心地を実現した20世紀デザインの傑作。「野球のミットのような」温かな包容力で身体を優しく支え、MoMA永久コレクションにも選ばれた不朽のデザインアイコン。
イームズ オットマン 671 Eames Ottoman (671)
1956
チャールズ&レイ・イームズによる1956年の傑作オットマン。成型合板の美しい曲線と最高級レザーが生み出す極上の座り心地。ラウンジチェア670の相棒として、また単独のスツールとしても活躍する、ミッドセンチュリーデザインの永遠のアイコン。
SK4 レコードプレーヤー SK4 Record Player (Phonosuper SK4)
1956
1956年発表のBraun SK4は、透明なアクリル蓋を採用した革新的なラジオ・レコードプレーヤー。ディーター・ラムスとハンス・グジェロによるミニマルなデザインは「白雪姫の棺」の愛称で知られ、後のApple製品にも影響を与えた歴史的名作。
キッチンクロック・ウィズ・タイマー Kitchen Clock with Timer
1956
1956年にマックス・ビルがデザインした壁掛け時計。明るいブルーのセラミックケースに60分タイマーを内蔵し、実用性と美を両立。バウハウス思想を継承する戦後ドイツモダニズムの象徴として、MoMAなど主要美術館に収蔵されています。
PK61 テーブル PK61 Table
1956
ポール・ケアホルムが1956年にデザインした北欧モダンの傑作。4つのステンレススチールベースと重力で固定される天板という究極のミニマリズムが、工業デザイナーから家具建築家への進化を示すマニフェスト的作品。
マシュマロソファ Marshmallow Sofa
1956
1956年にハーマンミラー社が発表したソファ。実際の設計者はジョージ・ネルソン・アソシエイツのアーヴィング・ハーパー。18個の円形クッションをスチールフレームに配し、宙に浮くような外観を生んだ。ポップアートへの道を開いた作品として知られる。
インフィニート Infinito
1956
フランコ・アルビーニとフランカ・ヘルグが1956-1957年にデザインしたモジュラーシェルフ。天井と床の間に圧力で固定される自立式構造により、壁面固定を必要とせず、空間の中央にも配置できる。支柱・棚板・収納の組み合わせで多様なレイアウトを構成できるイタリアデザインの名品。
PK22 ラウンジチェア PK22 Lounge Chair
1956
ポール・ケアホルムの代表作として知られるラウンジチェア。1957年ミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞。ステンレススチールフレームとレザーの絶妙な調和が生み出す、ミニマリズムの最高峰。
ダトール5 Dator 5
1956
1956年、ジーノ・ヴァッレがソラーリ社のためにデザインしたフリップ式掛け時計。スプリットフラップ機構による革新的な時刻表示と端正な造形美が評価され、同年コンパッソ・ドーロ賞を受賞。MoMAにも収蔵される20世紀イタリアデザインの傑作。
マドモアゼル ラウンジチェア Mademoiselle Lounge Chair
1956
1956年、イルマリ・タピオヴァーラがフィンランドの伝統的なスポークチェアに着想を得て生み出したラウンジチェア。無垢バーチ材のみで構成された潔い造形が、伝統工芸とモダニズムを結びつけた北欧デザインの名作である。
モーエンセン 3236 チェア Mogensen 3236 Chair
1956
1956年、モーエンセンが名作J39を進化させたダイニングチェア。オーク無垢材の力強いフレームと張り座が静謐な品格を湛える。フレデリシア社がデンマークで製造を続ける、デニッシュ・モダンの正統。
D.357.1 ブックケース D.357.1 Bookcase
1956
ジオ・ポンティが1956〜1957年にミラノの自邸ヴィア・デッツァのために設計した壁面書棚。エルム突板の自然な木目と手塗りホワイトの対比が美しい。Molteni&Cがオリジナル図面をもとに復刻した、ジオ・ポンティ・コレクションの一品。
チューリップテーブル Tulip Table
1957
エーロ・サーリネンが5年の研究を経てデザインした一本脚の革命的テーブル。優美なペデスタル構造が「脚の乱雑さ」を解消し、テーブル下に開放感をもたらす。1957年の発表以来、ミッドセンチュリーモダンの象徴として世界中で愛され続ける名作。
スーペルレッジェーラ 699 Superleggera 699
1957
わずか1.7kgの超軽量ボディに卓越した堅牢性を宿す、ジオ・ポンティの代表作。トライアングル断面の脚部が生み出す洗練されたフォルムは、伝統と革新の完璧な調和を示すモダニズムの傑作である。
AJ フロアランプ AJ Floor Lamp
1957
1957年、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインした照明の傑作。直線と斜角が織りなす幾何学的な造形美と、可動式シェードによる高い機能性を兼ね備える。ルイスポールセンが製品化した北欧モダンデザインの象徴的存在。
チューリップチェア Tulip Chair
1957
エーロ・サーリネンによる家具史上初の一本脚デザイン。チューリップの花を思わせる有機的な曲線が美しく、視覚的混乱を排除した革新的な椅子。1957年Knoll社から発表されたミッドセンチュリーの名作。
セラ Sella
1957
1957年、カスティリオーニ兄弟が電話用スツールとしてデザインした象徴的な作品。本物の自転車サドルとピンク色のスチールカラムを組み合わせた革新的なフォルムが特徴。レディメイドの思想を体現するイタリアンデザインの名作。
メッツァドロ Mezzadro
1957
カスティリオーニ兄弟による1957年の革新作。トラクターシートを用いたレディメイド手法の傑作スツール。既成概念を覆すデザインは世界の美術館に収蔵され、イタリアンデザインの象徴的存在として現代も愛され続けている。
エンツォ・マーリ 16アニマリ Enzo Mari 16 Animali
1957
1957年エンツォ・マーリがダネーゼ社のためにデザインした木製パズル。一枚の板から16種の動物を切り出す革新的構造で、コンパッソ・ドーロ賞を受賞。MoMA永久収蔵品として知られる20世紀イタリアンデザインの傑作。
PK80 デイベッド PK80 Daybed
1957
1957年にポール・ケアホルムが発表したデイベッド。サテン仕上げのステンレススチールと上質なレザーが生む水平のシルエットが、空間に静かな品格をもたらす。フリッツ・ハンセン社が製造し、MoMAのコレクションにも収蔵される。
ユンハンス マックス・ビル ウォールクロック Junghans Max Bill Wall Clock
1957
バウハウス出身の巨匠マックス・ビルが1957年にユンハンスのためにデザインした壁掛け時計。装飾を排除し機能美を追求したミニマルなデザインは、MoMAに収蔵されるモダンデザインの傑作として今なお世界中で愛されている。
アイ クロック Eye Clock
1957
1957年にジョージ・ネルソンがデザインした壁掛け時計。眼を思わせる楕円形のフォルムと真鍮の美しい光沢が特徴。ミッドセンチュリーモダンを象徴するタイムピースとして、現在もヴィトラより復刻版が製造されている。
タービン クロック Turbine Clock
1957
ジョージ・ネルソン・アソシエイツによる壁掛け時計。1957年頃の作とされる。12枚の真鍮フィンとアルミニウムのフェイスで構成され、直径は約76cm。数字を排した文字盤はネルソンの時計群に共通する特徴で、ヴィトラが1999年から復刻生産している。
ペタル クロック Petal Clock
1957
ジョージ・ネルソンがハワード・ミラー社のために設計した壁掛け時計。四つ葉のクローバーを思わせる4枚のペタルがそれぞれ15分を示し、真鍮のスタッドが時刻の指標となる。「ラッキー クローバー」の別名でも知られ、直径は約448mm。
サイドボード モデル5465 Model 5465 Sideboard
1957
エドワード・ウォームリーが1957年にダンバー社のために設計したサイドボード。マホガニー材の筐体、タンブールドア(蛇腹扉)、ブロンズ製ベースで構成される。ダンバー社は自動化された生産ラインを採らず、多くの工程を手作業で行った。
プリズマティック・テーブル Prismatic Table
1957
イサム・ノグチが1957年にデザインした折り紙着想のアルミニウム製サイドテーブル。三枚の折り畳まれた金属板が六角形の天板と三本の脚を形成する。2002年にヴィトラが製品化した、ミッドセンチュリー・モダンの一台。
モデル57 ソファ Model 57 Sofa
1957
1957年発表、フィン・ユールによる彫刻的ソファ。翼のように広がる高いアームレストが座る者を優しく包み込む。時代を超越したデニッシュモダンの名作として、世界中のデザイン愛好家から敬愛されている。
サターン Saturne / Saturn
1957
セルジュ・ムーユが1957年に発表した照明。土星の輪を思わせる半円弧のシェードと、真鍮のボールジョイントによる自在な角度調整が特徴。フォルム・ノワールシリーズに連なる、ミッドセンチュリー照明の代表作のひとつ。
AJ ウォールランプ AJ Wall Lamp
1957
アルネ・ヤコブセンが1957年にSASロイヤルホテルのために設計した壁面照明。直線と斜角のみで構成された彫刻的フォルムが、下方へ柔らかく光を導く。ルイスポールセンが製造する北欧モダニズム照明の至宝。
AJ テーブルランプ AJ Table Lamp
1957
1957年、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのために設計。直線と斜角が織りなす緊張感あるフォルムと、シェード内部の白色塗装による柔らかな光が特徴の、ルイスポールセンを代表するテーブルランプ。
AJ カトラリー AJ Cutlery
1957
1957年、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのために設計。ステンレススチールの有機的なフォルムは映画『2001年宇宙の旅』にも登場し、世界の主要美術館に収蔵されるスカンジナビアン・モダニズムの名品。ジョージ ジェンセン製。
PK71 ネストテーブル PK71 Nesting Table
1957
1957年にポール・ケアホルムがデザインした、ステンレススチールとアクリルによるネストテーブル。全フォルムを正方形で構成した初の作品で、MoMAパーマネントコレクションに選定。3つの立方体が入れ子式に収まる彫刻的な名作。
スワンチェア Swan Chair
1958
アルネ・ヤコブセンが1958年に発表したスワンチェアは、直線を排除した有機的曲線が特徴の北欧モダニズムの傑作。白鳥のような優美なフォルムと360度回転する機能性を兼ね備え、60年以上愛され続ける永遠の名作椅子。
T3 ポケットラジオ T3 Pocket Radio (Transistor 3)
1958
ディーター・ラムスが1958年にデザインしたBraunの最初のポケット型トランジスタラジオ。白い筐体に円形チューナーのみを配した禁欲的デザインは、後のiPodにも影響を与えた。MoMA収蔵の歴史的名作。
スワッグレッグデスク Swag Leg Desk
1958
スウェージ加工による優雅な曲線脚と、カラフルな仕切りが織りなすミッドセンチュリーの傑作。1958年の発表以来、ネルソンの革新的なデザイン思想と機能美が時代を超えて輝き続けています。
スパニッシュチェア The Spanish Chair
1958
ボーエ・モーエンセンの代表作。スペイン旅行で得た着想を北欧モダニズムで昇華させた1958年の傑作ラウンジチェア。厚手のサドルレザーと堅牢なオーク材が織りなす力強い美しさ、幅広のアームレスト、使い込むほどに深まる経年変化が魅力。フレデリシア製造。
PH 5(ピーエイチ・ファイブ) PH 5
1958
1958年にポール・ヘニングセンがデザインしたPH 5は、100%グレアフリーの照明を実現する北欧デザインの最高峰。デンマークで「国民的ランプ」と称される名作ペンダントライトの魅力、デザイン哲学、受賞歴を詳しく解説します。
エッグチェア Egg Chair
1958
デンマークの巨匠アルネ・ヤコブセンによる1958年の名作。卵型の彫刻的フォルムが特徴的なラウンジチェアで、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのために設計されました。革新的な成型技術と伝統的職人技が融合した、北欧デザインを代表する不朽の傑作です。