デザイナーズ家具・インテリア カタログ Stories of Design Interior Catalog
Era

1950年代

ポタンス

ポタンス Potence

1950

プルーヴェが1950年に設計した伝説的ウォールランプ。2メートルの水平アームが180度回転し、機能性と彫刻的美しさを両立。MoMA収蔵品としても評価される20世紀デザインの純粋な達成。ヴィトラ社により忠実に復刻生産。

ハンティングチェア

ハンティングチェア Hunting Chair

1950

1950年デザインのモーエンセン初の木製フレーム×サドルレザー作品。床から300mmの低座面と真鍮バックルが特徴的。マッチ箱にスケッチされた伝説のデザインは、スペイン中世家具から着想を得た北欧モダンの名作。

EMテーブル

EMテーブル EM Table

1950

ジャン・プルーヴェが手がけたダイニングテーブル。1950年頃のメゾン・トロピカル・プロジェクトから生まれた、必然性の美学に基づく一作。傾斜した脚部が力の流れを視覚化する独創的なデザイン。

ジェルデ シグナル SI333

ジェルデ シグナル SI333 Jieldé Signal SI333

1950

ジャン=ルイ・ドモックが手がけたフランス工業デザインの代表作。1950年誕生の伝説的ランプを洗練させた2003年発表のSignalシリーズ。二本の可動アームと360度回転リフレクターにより精密な照明を実現する、リヨン製手作りデスクランプ。

サム・マルーフ ロッキングチェア

サム・マルーフ ロッキングチェア Sam Maloof Rocking Chair

1950

20世紀アメリカ工芸を代表する一脚。手彫りによる流麗な曲線と精緻な釣り合いを持つロッキングチェア。マッカーサー賞受賞職人が生涯手作りで製作し、ホワイトハウスやメトロポリタン美術館に収蔵される作品。カーター、レーガン両大統領も愛用した伝説の椅子。

アスタリスク クロック

アスタリスク クロック Asterisk Clock

1950

1950年にジョージ・ネルソンがデザインした壁掛け時計。中心から放射状に伸びる12本の真鍮ロッドと木製球体が星のような造形を描く。文字盤を排した革新的なデザインでミッドセンチュリーモダンを象徴する名作。

サーペンタイン ソファ

サーペンタイン ソファ Serpentine Sofa

1950

1950年にウラジミール・カガンがデザインした、蛇のように流れる曲線美が特徴のミッドセンチュリーモダンを象徴するソファ。部屋の中央に配置し会話を促す革新的な設計で、世界中のアートコレクターに愛される。

イームズ プラスチック アームチェア DAW

イームズ プラスチック アームチェア DAW Eames Plastic Armchair DAW

1950

チャールズ&レイ・イームズが1950年に発表した史上初の量産プラスチック椅子。人体を包み込む一体成型シェルと木製ダウェルベースの組み合わせが、ダイニングから書斎まであらゆる空間に温かみのあるモダンを届ける。

サーリネン エグゼクティブ アームチェア(モデル71)

サーリネン エグゼクティブ アームチェア(モデル71) Saarinen Executive Arm Chair (Model 71)

1950

1950年発表。エーロ・サーリネンがノル社のために設計した70シリーズの代表作。背もたれとアームが一体のシェル形状による彫刻的な美しさと快適な座り心地を両立し、オフィスからダイニングまであらゆる空間に調和する名作チェア。

CH25 ラウンジチェア

CH25 ラウンジチェア CH25 Lounge Chair

1950

ウェグナーがカール・ハンセン&サンとの協業で最初に手がけた椅子のひとつ。約400mのペーパーコードを職人が10時間かけて手編みする座面と背もたれ、テーパーのかかったオーク材フレームが、1950年の発表以来変わらぬ魅力を放つ。

PP503 ザ・チェア

PP503 ザ・チェア PP503 Round Chair

1950

ウェグナーのラウンドチェアの張り座モデル。座面を籐編みから布・革張りに変えると同時に、背の接合部を覆っていた籐の巻きをやめ、2箇所のフィンガージョイントに改めた。寸法はPP501と共通。

ロフト

ロフト Loft

1950

可動アームの照明は、動かすたびに関節内部の線がねじれ、いずれ断線する。ドメックはこれを、関節そのものを通電経路にすることで解いた。アームは機械的な限界まで、何度でも回転できる。関節には銅・亜鉛・錫の合金クリソカルによる接点を組み込む。

バスケットチェア

バスケットチェア Basket Chair

1950

ナナ・ディッツェルとヨルゲン・ディッツェルが1950年に設計したラウンジチェア。籐を編んだ椀形のシェルを木のフレームに掛け、身体を受け止める面と荷重を支える骨組みを分けている。籠職人と家具職人の協働でつくられ、2014年からはケタルが製造している。

イームズ ワイヤーチェア

イームズ ワイヤーチェア Eames Wire Chair

1951

1951年発表のイームズの革新作。プラスチックシェルの形状を溶接スチールワイヤーで表現し、透明感と軽量性を実現。ビキニパッドと呼ばれる独特なクッションも特徴的。MoMA収蔵の20世紀を代表するデザインアイコン。

Akari Light Sculptures(あかり)

Akari Light Sculptures(あかり) Akari Light Sculptures

1951

イサム・ノグチが岐阜提灯から着想を得て創作した「光の彫刻」。和紙を透過する柔らかな光と、竹ひごによる有機的なフォルムが特徴。1951年から現在まで岐阜のオゼキ社で伝統的な手法により製造される、モダンデザインのアイコン。

パパベアチェア

パパベアチェア Papa Bear Chair

1951

1951年にウェグナーがデザインした名作ラウンジチェア。熊に抱きしめられるような包容力のある座り心地と有機的なフォルムで、デンマークモダンデザインを代表する一脚。デザイナー本人が生涯愛し続けた椅子。

ボウルチェア

ボウルチェア Bowl Chair

1951

イタリア系ブラジル人建築家リナ・ボ・バルディが1951年に自邸「ガラスの家」のためにデザインした革新的なラウンジチェア。半球状のシートが金属リング上で自由に動き、使用者の自然な姿勢を尊重する柔軟性を提供。人間中心の設計方針を形にした一脚。

カイ・ボイスン モンキー

カイ・ボイスン モンキー Kay Bojesen Monkey

1951

1951年、デンマークのデザイナー、カイ・ボイスンが孫のために生み出した木製フィギュア。チーク材とリンバ材を組み合わせた愛らしい姿と可動する手足が特徴。「線は微笑まなければならない」という言葉どおりの造形で、北欧デザインのアイコンとして70年以上愛され続ける名作。

ETR エリプティカル・テーブル(サーフボード・テーブル)

ETR エリプティカル・テーブル(サーフボード・テーブル) ETR Elliptical Table Rod Base (Surfboard Table)

1951

1951年、チャールズ&レイ・イームズが設計したローテーブル。全長約2260mmの楕円形天板をワイヤーロッドベース2基が支える。「サーフボード・テーブル」の通称を持つ。天板はブラックとホワイトの2色。ハーマンミラーおよびヴィトラが製造。

バユ

バユ Bahut

1951

ジャン・プルーヴェが1951年に設計した「バユ」。折り曲げた鋼板とアルミニウム板で構成され、縞鋼板の扉とオーク材の取手を持つ金属製サイドボード。ヴィトラが限定復刻。

モデル232 チャイナキャビネット

モデル232 チャイナキャビネット Model 232 China Cabinet

1951

1951年発表。中国伝統家具に着想を得た「Chinaシリーズ」に属する二枚扉のキャビネット。真鍮の鍵が取手を兼ねる意匠が特徴で、内部には可動棚板と引き出しトレイを備える。FDB Møblerのために設計され、C.M.マドセン工房が製作した。

イームズ ワイヤーチェア アウトドア

イームズ ワイヤーチェア アウトドア Eames Wire Chair Outdoor

1951

1951年のイームズ ワイヤーチェアを、パウダーコート仕上げで屋外対応にしたモデル。抵抗溶接によるスチールワイヤーの一体シェルとエッフェルタワーベースが、屋内外を問わず空間に軽さをもたらす。

レディチェア

レディチェア Lady Chair

1951

1951年、マルコ・ザヌーゾがアルフレックスのためにデザイン。フォームラバーを初めて本格採用し、第9回ミラノ・トリエンナーレで金賞を受賞した戦後イタリアンモダンの原点。現在はカッシーナがリエディションを生産。

ベイカーソファ

ベイカーソファ Baker Sofa

1951

1951年、フィン・ユールがアメリカ進出の際に手掛けた記念碑的ソファ。二分割された背もたれが生む彫刻的なフォルムと浮遊感は、構造と身体を分離するという独自の設計方針を鮮やかに示している。

トゥルモー アーキテットゥーラ

トゥルモー アーキテットゥーラ Trumeau Architettura

1951

1951年、フォルナセッティとポンティの協働から生まれた装飾家具の至宝。全面に施されたトロンプ・ルイユの建築モティーフが現実と幻想の境界を揺さぶり、扉を開くたびに想像上の世界が姿を現す。V&A博物館永久収蔵。

カイ・ボイスン ベア

カイ・ボイスン ベア Kay Bojesen Bear

1952

カイ・ボイスンが1952年にデザインした木製のクマ。オーク材とメープル材の温かみのある質感と、360度可動する手足が特徴。「線は微笑みにならなければならない」という哲学のもと生まれた、世代を超えて使われ続ける北欧デザインの名作。

ウッデンドール

ウッデンドール Wooden Dolls

1952

ジラードが1952年に自邸用にデザインした木製人形コレクション。南米・アジア・東欧の民芸品から着想を得た人形は、モミ材を手作業で削り出し彩色。楽しげな表情から物憂げな表情まで、それぞれが独自の個性を持つオブジェ。

ベルトイア アウトドア ダイヤモンド チェア

ベルトイア アウトドア ダイヤモンド チェア Bertoia Outdoor Diamond Chair

1952

ハリー・ベルトイアによる彫刻的な代表作の屋外版。「空気でできた椅子」として知られる鋼線メッシュの透明な美しさに、耐候性Rilsan®仕上げを施し、テラスやパティオに芸術性をもたらすミッドセンチュリーモダンの象徴的アウトドアチェア。

スリーアーム・フロアランプ

スリーアーム・フロアランプ Three-Arm Floor Lamp

1952

1952年、セルジュ・ムーユがジャック・アドネの委嘱により制作した伝説的フロアランプ。三本の可動アームと昆虫を思わせる有機的フォルムは、金属工芸の粋と機能美を融合。複数の美術館が収蔵する20世紀デザインの代表作。

AJ52 ソサエティテーブル

AJ52 ソサエティテーブル AJ52 Society Table

1952

1952年にアルネ・ヤコブセンが設計した名作デスク。バウハウス、機能主義、インダストリアルデザインが融合。レザー天板、スチールフレーム、吊り下げ式引き出しが軽やかな印象を生む。2018年Carl Hansen & Søn復刻。

ベルトイア サイドチェア

ベルトイア サイドチェア Bertoia Side Chair

1952

溶接スチールロッドで構成された格子状の軽やかな構造により、空間に浮遊するような存在感を放つサイドチェア。ベルトイアの「椅子は主に空気でできている」という言葉どおりの、彫刻と機能を併せ持つ一脚です。

ベルトイア ダイヤモンドチェア

ベルトイア ダイヤモンドチェア Bertoia Diamond Chair

1952

彫刻家ハリー・ベルトイアが「空気によって作られている」と表現した、溶接スチールロッドの格子状フレームが特徴的なラウンジチェア。透明性と優美さを兼ね備えたミッドセンチュリーモダンの代表作。1952年発表以来、継続生産されている名作。

レッジェーラ 646

レッジェーラ 646 Leggera 646

1952

1952年、ジオ・ポンティがカッシーナのためにデザインした木製チェア。1957年のスーパーレッジェーラ699の原型となった作品で、キアヴァリチェアの伝統を現代的に再解釈し、軽量性と堅牢性を両立させたイタリアモダンデザインの古典。

モンブラン マイスターシュテュック 149

モンブラン マイスターシュテュック 149 Montblanc Meisterstück 149

1952

1924年誕生、モンブランのフラッグシップ万年筆。マイスターシュテュックの名を冠し、漆黒のプレシャスレジンと18金ペン先が織りなす至高の書き心地は、書斎インテリアの象徴として世代を超えて愛される。

WMF ソルト&ペッパー シェイカー

WMF ソルト&ペッパー シェイカー WMF Salt & Pepper Shaker (Max und Moritz)

1952

ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトによる1952年の代表作。「マックス・ウント・モーリッツ」の愛称で親しまれる洋梨形シェイカーは、バウハウスの理念と人間的な温かみを融合させた、70年以上愛され続けるタイムレスデザインの代名詞。

ニュアージュ ブックシェルフ

ニュアージュ ブックシェルフ Nuage Bookshelf

1952

シャルロット・ペリアンによるモジュール式書棚。日本滞在中に京都で目にした雲形の棚が着想の源とされる。標準化された部材から、壁掛けから間仕切りまで多様な構成が生まれる。カッシーナが2012年よりI Maestriコレクションで復刻。

アントチェア (3100)

アントチェア (3100) Ant Chair (Model 3100)

1952

1952年にアルネ・ヤコブセンが設計した世界初の背座一体成形合板チェア。蟻を思わせる有機的シルエットと極限まで削ぎ落とされた構成美が、北欧モダンデザインの象徴として世界中で愛され続けている。

ティーマ

ティーマ Teema

1952

「フィンランドデザインの良心」カイ・フランクが1952年に生み出した、イッタラを代表するテーブルウェア。幾何学の基本形のみで構成された簡潔なフォルムは、70年以上の時を超えて世界中の食卓に寄り添い続けている。

メゾン・デュ・メキシーク シェルフ

メゾン・デュ・メキシーク シェルフ Maison du Mexique Shelf

1952

1952年、シャルロット・ペリアンがパリ国際大学都市メキシコ館のために設計したモジュラー収納家具。両面アクセス可能な構造で収納と間仕切りを一体化し、限られた空間を知的に構成する、モダン収納家具の先駆的名作。カッシーナが正規に復刻している。

フィオレンツァ

フィオレンツァ Fiorenza

1952

フランコ・アルビーニが1952年にアルフレックスのために設計したハイバックのアームチェア。X字に交差する木製ベースの上に背の高い張りぐるみの本体が載る。発表以来、生産が続いている。

PK25 エレメントチェア

PK25 エレメントチェア PK25 Element Chair

1952

ポール・ケアホルムが工芸学校の卒業制作として1952年に設計したラウンジチェア。エレメントチェアの通称を持つ。脚から座面の縁、背もたれの支持までを1本のばね鋼が連続して担い、接合部を持たない。荷重の経路が途切れないため細い断面のまま成立する。座面と背もたれには船で旗を揚げるための縄を張り渡す。

ヒモイス

ヒモイス Himo Isu

1952

戦後まもない日本で、限られた材料と設備でつくれる椅子として考えられた一脚。ナラの直材を組み、座と背には紐を縦横に張る。詰め物も張り地も持たず、クッションはどの家にもあった座布団で代える。1955年、銀座松屋に設けられたグッド・デザイン・セクションに選ばれている。

バードチェア&オットマン

バードチェア&オットマン Bird Chair and Ottoman

1952

曲げたスチールロッドを溶接した格子で身体を受けるベルトイアのワイヤー家具のうち、背を頭の高さまで伸ばしたラウンジチェア。座面高約37cmの低い座と、同じ高さに揃えたオットマンを組み合わせ、腰から足先までを預けて座る。1952年の発表以来、ノルが生産を続けている。

コンパス テーブル

コンパス テーブル Compas Table

1953

1953年、ジャン・プルーヴェがデザインしたコンパス・テーブル。製図用具のコンパスのように開いた脚部が特徴的なテーブルは、構造と美しさを融合させた工業デザインの代表作として、現代でも世界中で愛される普遍的な名作家具です。

D.154.2 アームチェア

D.154.2 アームチェア D.154.2 Armchair

1953

ジオ・ポンティが手掛けた包み込むような貝殻状のアームチェア。ヴィラ・プランチャートのためにデザインされ、熱帯の花からインスピレーションを得た彫刻的フォルムが特徴。2024年Compasso d'Oro賞受賞の名作。

メリベルスツール

メリベルスツール Méribel Stool

1953

アルプスの羊飼いの道具から着想を得た、ペリアンによる1953年の木製スツール。3本の台形脚と轆轤挽き座面が織りなす素朴な美しさと機能性を兼備。カッシーナ製。

イームズ ハングイットオール

イームズ ハングイットオール Eames Hang-It-All

1953

1953年、チャールズ&レイ・イームズによるデザイン。カラフルな木製ボールとホワイトのスチールワイヤーフレームが特徴の壁掛けコートラック。子ども用家具として誕生しながら、世代を超えて愛されるミッドセンチュリーモダンの名作。

FJ パネルシステム

FJ パネルシステム FJ Panel System

1953

フィン・ユールが1953年に設計した壁掛け式のパネル・シェルビングシステム。棚板とキャビネットを独立して動かせる。オリジナルはボヴィルケ製で型番はBO71。現在はハウス・オブ・フィン・ユールが生産する。

PP571 アーキテクツデスク

PP571 アーキテクツデスク PP571 Architect's Desk

1953

ハンス・J・ウェグナーが1953年に設計したデスク。ラウンドチェアに合わせる机として構想され、一本の丸太から木取りした無垢材の天板を研磨ステンレススチールの斜材が支える。鋭い金属と彫刻的な木という素材の対比は、以後のウェグナー作品に受け継がれた。

ビーハイブ(A331)

ビーハイブ(A331) Beehive (A331)

1953

1953年にアルヴァ・アアルトがユヴァスキュラ大学のためにデザインしたペンダントライト。蜂の巣のような有機的フォルムと穿孔リングが柔らかな光を生み、消灯時も彫刻的な美しさを放つアルテックの代表的照明。