西欧
ショータイム アームチェア Showtime Armchair
背から後脚までを継ぎ目なく成形したポリエチレンの殻を、屋外では顔料入りの素地のまま、屋内では外面に光沢塗装をかけ内側をレザーで張る。外と内の対比という主題を、仕上げの違いだけで成り立たせたハイメ・アジョンの肘掛け椅子。
アンティボディ Antibodi
パトリシア・ウルキオラが2006年にモローゾのために設計した寝椅子。張り地の家具では枠に詰め物を載せその上を覆うが、この寝椅子は縫い合わせた面がそのまま身体を支える。三角形に縫った花弁状の部材を連ねることで平面の材だけから曲面が生じる。生地は表裏で素材が異なり、花弁の向きによって見える側が入れ替わる。
ウイングバックチェア Wingback Chair
17世紀英国の古典的座具を現代に甦らせたトム・ディクソンの代表作。ショーディッチハウスのために開発された彫刻的フォルムは、翼状のハイバックによる包容力と音響的保護を備え、空間の中心で存在感を放つラウンジチェアである。
タフティー ベッド Tufty-Bed
2007年発表。パトリシア・ウルキオラがB&B Italiaに提案したタフティー ベッドは、チェスターフィールドのカピトネを大胆な正方形グリッドで再解釈したアップホルスターベッド。収納機能も備え、伝統と現代が共存する寝室の名品。
ルールーゴースト Lou Lou Ghost
フィリップ・スタルクによる透明な子供用チェア。大人用Louis Ghostのエレガンスを継承し、18世紀バロック様式を現代のポリカーボネート技術で再解釈。軽量で堅牢、カラフルなバリエーションも魅力的な、キッズデザインの名作。
リ・トゥルーヴェ Re-Trouvé
パトリシア・ウルキオラがデザインした、1950年代の鉄製家具を現代技術で再解釈したアウトドアコレクション。ダイヤモンド形のメッシュパターンが生み出す優雅で軽やかなフォルムは、ノスタルジアとモダニティを見事に融合させている。
ベジタルチェア Vegetal Chair
自然の成長過程を椅子として再現したブルレック兄弟の代表作。枝のような構造が織り成す有機的なフォルムと、4年間の開発で実現した高度な成形技術が融合。屋内外で使用できる汎用性を備え、複数の美術館が収蔵する現代デザインの一脚。
エクストラソフト Extrasoft
ピエロ・リッソーニによる革新的モジュールソファ。幾何学的な直線美と極上の柔らかさを両立し、無限の配置構成が可能。リビングディバニを代表するアイコニックな作品として国際的に高い評価を獲得しています。
マイトチェア Myto Chair
コンスタンティン・グルチッチによる2008年発表のカンティレバーチェア。BASFの高機能プラスチックUltradur High Speedを用い、Plankが製造。Verner Panton以来初の全身プラスチック製片持ち椅子として、Compasso d'Oroを受賞しMoMA永久収蔵品に選定された。
デドン オービット Dedon Orbit
2008年発表のデドン オービットは、映画『2001年宇宙の旅』に着想を得たリチャード・フリニエによるアウトドアラブシート。360度回転する球体フォルムと開閉式キャノピーが、屋外での過ごし方そのものを設計している。
モバイルシャンデリア 1 Mobile Chandelier 1
カルダーのモビールに着想を得た照明彫刻の原点。2008年にDesign Miamiで発表された、パティネーション真鍮と吹きガラスによる均衡の構造体で、全16点に及ぶシリーズの出発点となった。
ミスター・インポッシブル Mr. Impossible
フィリップ・スタルクが2008年にカルテルのために設計したポリカーボネート製チェア。接着剤を使わず2枚のシェルをレーザー溶接で接合するという「不可能」を実現し、透明感と有機的フォルムが結びついた独特の存在感を放つ。
グリーンチキン Green Chicken
鮮烈な緑のラッカー仕上げファイバーグラスで鶏とロッキングチェアを融合させた、ハイメ・アジョンの代表作。2006年上海での展覧会を機に誕生し、限定エディションが制作された。ハイ美術館収蔵。デザインとアートの境界を遊び心で問い直す記念碑的オブジェ。
フリーダ Frida
フリーダは、イタリアのペドラリがオド・フィオラヴァンティの設計により2008年に発表した木製チェアです。オークの無垢材で組んだフレームに厚さ3.5mmの成形合板シェルを重ねて座と背をつくり、重量2.7kgの軽さと業務用の使用に耐える強度を両立させています。2011年に第22回コンパッソ・ドーロADIを受賞しました。
スタック Stack
ロウ・エッジズのシェイ・アルカライが設計し、エスタブリッシュド&サンズが2008年に発表した収納。箪笥の外枠と背板を取り去り、引き出しだけを積み上げた。前後どちらからも引けるため、開き具合がそのまま外形として現れる。
360°コンテナ 360° Container's
中央ポールから360度回転する引き出しが特徴的な、コンスタンチン・グルチッチデザインの革新的ワゴン。キャスター付きで移動可能な収納システムは、動的な作業環境に応答し、現代のフレキシブルなワークスタイルを支援する。
パーク Park
カルロ・コロンボがデザインしたPoliformのParkベッドは、大胆なヘッドボードの存在感と軽やかなアルミニウムフレームが生み出す絶妙なバランスで、都市型ライフスタイルに理想的な洗練された睡眠空間を演出します。
モンツァチェア Monza Chair
コンスタンティン・グルチッチが2009年にPlank社のために設計したアームチェア。北欧の椅子の類型を参照した木製フレームと、射出成形ポリプロピレン製の背もたれ・アームレストを組み合わせる。シカゴ美術館・デンバー美術館収蔵。
ケタル ビッタ テーブル Kettal Bitta Table
ロドルフォ・ドルドーニがケタルのために手がけた、係船ロープの編み込みに着想を得たアウトドアテーブル。チーク材やストーンの天板とアルミニウムフレームの対比が、屋外空間に落ち着いた質感をもたらす。
360° チェア 360° Chair
コンスタンティン・グルチッチがMagisのために設計した360° チェアは、定まった着座方向を持たない回転式チェア。動的な座り方を促す革新的コンセプトで、MoMA永久収蔵品にも選定された現代オフィスデザインの先駆的作品。
インフィニティ テーブル Infinity Table
無限大記号の曲線をそのまま脚にした卓である。カナレットウォールナットやアッシュの無垢材を12の部材に分けて削り出し、接合部を均して継ぎ目の見えない一本の輪に仕上げる。金属の円盤がその輪を受け、上に載る強化ガラスの天板が脚部の絡み合いを上からも見せる。ステファノ・ビジが2009年のミラノサローネにコーヒーテーブルとして発表し、のちにダイニングテーブルへ広がった。
エッチ ティーライトキャンドルホルダー Etch Candleholder
純粋数学の論理から生まれた幾何学的フォルム。デジタルエッチングによる繊細な穿孔パターンが、キャンドルの炎を通して複雑で美しい影の世界を創り出す、Tom Dixonの革新的なキャンドルホルダー。
アンデルセン ベッド Andersen Bed
ミノッティのアンデルセン ベッドは、ロドルフォ・ドルドーニが2010年にデザインしたベッド。特徴的なペルトロカラーの脚部と豊かなヘッドボードが、控えめなエレガンスと端正なプロポーションを実現している。
マスターズチェア Masters Chair
スタルクとキトレが、3脚の名作チェアへのオマージュとして生み出したダイニングチェア。ヤコブセン、サーリネン、イームズのシルエットが融合し、デザイン史への敬意と現代性を併せ持つ。
ベンド・ソファ Bend-Sofa
パトリシア・ウルキオラが2010年にB&B Italiaのためにデザインしたモジュラーソファ。3Dモデリングから導き出された彫刻的なフォルムと、コントラストステッチが織りなす躍動感が特徴。多彩な構成で空間に応じた座のかたちを自在に創出する。
ハル チューブ アウトドア HAL Tube Outdoor
ジャスパー・モリソンが「スーパーノーマル」の哲学のもとデザインした、ヴィトラのアウトドア対応シェルチェア。パウダーコート仕上げの脚部と柔軟なポリプロピレンシェルが、テラスやガーデンに静かな存在感をもたらす。
スイタ ソファ Suita Sofa
脚が細く床から本体を持ち上げるため、座面下に視線が抜ける。座り心地はクッションの選択で変えられ、姿勢の正しさを保つ設定と深く沈む設定を選び分けられる。カバーは取り外して手入れできる。オットマンやヘッドセクションを組み合わせられる。
HAL RE ウッド HAL RE Wood
HALのシェルを再生ポリプロピレンに置き換えた仕様に、無垢オークの脚を組み合わせたモデル。再生材は組成上、色の中に細かな斑が現れる。ヴィトラは現行のファミリー構成において、木脚の樹脂シェルをこのHAL REウッドとして案内している。
エイム ペンダントランプ Aim Pendant Lamp
天井の中央から吊るという作法を外したペンダント。有効長9,000mmのケーブルを滑らせて高さを決め、折り返す位置で水平方向の場所を決める。複数を吊ると、線が交差して蔓のような集合になる。原型は2010年にパリの画廊のために制作された照明にある。
ヴォイド ペンダント Void Pendant
点灯していても電球は見えない。魔法瓶の二重構造を金属板に置き換えたシェードが光源を奥に隠し、内壁で反射した光だけが下方へ集まる。真鍮、ステンレススチール、銅という三種の仕上げは、オリンピックのメダルの色調を参照している。
HAL ウッド HAL Wood
HALシリーズのうち、木脚を選んだ構成。ポリプロピレンのシェルと無垢オークの脚は素材の性格が異なるため、両者はダイキャストアルミニウムの接続部材を介して結ばれる。この部材が、同じシェルに多様なベースを載せ替えるシリーズの仕組みを支えている。
タラモ ベッド Talamo Bed
英国人デザイナー、ダミアン・ウィリアムソンによるミニマルで機能的なベッド。Zanottaの現代コレクションを代表する作品として、軽やかなアルミニウム脚と堅牢なスチールフレームが特徴。取り外し可能なカバーで実用性も兼備。
ティップ・トン Tip Ton
バーバー&オズガビーが教育現場のために開発した革新的チェア。9度の前傾機能が姿勢を改善し、子供たちの集中力向上を促進。機械部品不使用のシンプルな構造で、4脚までスタッキング可能。100%リサイクル可能な環境配慮型デザイン。
ランダムキャビネット Random Cabinet
Neuland Industriedesignがデザインした、MDF Italiaのモジュラー収納システム。2005年誕生のRandomシリーズの発展形として2011年に登場。扉付きユニットで「見せる」と「隠す」を自在に操り、空間に彫刻的な表情をもたらす革新的キャビネット。
ハスクチェア Husk Chair
2011年発表。硬質なHirek®シェルと柔らかなキルティングクッションの対比が特徴的なラウンジチェア。リサイクル可能な素材を用いたサステナブルな設計と、精神的・物理的な快適性を両立させた、ウルキオラの代表作の一つ。
プルーム ソファ Ploum Sofa
ブルレック兄弟が快適性を追求し生み出した有機的フォルムのソファ。ストレッチ素材と超柔軟フォームの革新的な組み合わせにより、座る、横たわる、くつろぐといった多様な姿勢を可能にする。2011年Red Dot「Best of the Best」受賞。
テンポ ウォールクロック Tempo Wall Clock
深澤直人がMagis社のためにデザインした壁掛け時計。2010年ミラノサローネで発表。極限までシンプルな造形と立体的な文字盤が生む陰影が特徴で、「スーパーノーマル」の考え方に沿った名作。
グラン レポ Grand Repos
アントニオ・チッテリオが2011年にヴィトラから発表したラウンジチェア。オフィスチェアで培ったシンクロナイズドメカニズムを内蔵し、優美なウイングチェアの佇まいのなかに、無段階リクライニングと最適な脊椎サポートを実現した現代の名作。
ネオウォール ソファ NeoWall Sofa
座面の奥行は680mm、940mm、1,340mmから選べる。940mmを超える設定は、ソファというより床に近い島のような使い方になる。詰め物は沈み込むダウン仕様と、形の保持に優れるフォーム仕様がある。
ヌブ Nub
2011年に発表された、ブナの無垢材による椅子のコレクション。背もたれは細い丸棒を並べた構成で、腰にあたる高さだけ棒が太くふくらむ。ウルキオラが幼い頃に遊んだレース編みのボビンが、この形の出発点になっている。
シーズン ベンチ Season Bench
2011年に発表されたベンチで、シーズンと名づけられた一連の製品の出発点にあたる。床から360mmの低い面と600mmの高い面を組み合わせ、受付や待合で人が短時間とどまるときの姿勢に幅を持たせている。
ロッキー Rocky
マーク・ニューソンが創作した現代的ロッキングホース。中世の練習馬から着想を得た簡潔なフォルムと、パラレログラム機構による安全な揺動システムが特徴。回転成型ポリエチレン製で耐久性に優れ、天然麻ロープの手綱が快適な遊び体験を提供する。
トビ・イシ テーブル Tobi-Ishi Table
日本庭園の飛び石から着想を得た彫刻的ダイニングテーブル。直角に配置された台形の支柱と張り出した天板が、見る角度によって異なる表情を生み出す。禅の精神性と現代デザインが融合した、バーバー&オズガビーとB&B Italiaの記念すべき初コラボレーション作品。
サヤ チェア Saya Chair
リエボレ・アルテール・モリーナが2012年にアルペールのためにデザイン。日本語の「鞘」に由来し、流麗な曲線と温かみのある木の質感が特徴。レッドドット・デザイン賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞した、現代チェアデザインの代表作。
アルコーヴ キャビン Alcove Cabin
四方を囲み、開口部を一箇所だけ残した室内用の個室。向かい合わせの座面に2〜4人が座り、視覚と音響の両面で区切られた場所を得る。布のパネルで音を吸わせることで、閉じた空間の圧迫感を抑えている。電源接続とモニター設置の下地も選べる。
ベル・テーブル Bell Table
セバスチャン・ヘルクナーが設計し、クラシコンが2012年から生産する小卓。着色した手吹きガラスの脚に、真鍮や鋼の枠と取り外せる天板を載せる。脚が金属、甲板がガラスという通常の構成を上下で入れ替えており、脚は木型に吹き込んで一台ずつ成形される。2009年の原型発表から製品化までには3年を要した。
カストル ペンシルシャープナー Kastor Pencil Sharpener
ロドリゴ・トーレスがデザインしたAlessiの鉛筆削り。ビーバーが鉛筆をかじる姿を表現した遊び心溢れるデザインで、クロームメッキの輝きが上質な存在感を演出。機能性と詩的な物語性を融合させた、デスクを彩るアートピース。
ハスク・ベッド Husk Bed
パトリシア・ウルキオラがB&B Italiaのために創造したHusk Bedは、伝統的なキャピトネ技法を現代的に翻案した作品。幾何学的なステッチングが織りなすヘッドボードは、彫刻的な美しさと包み込むような快適性を両立し、寝室に格調高い存在感をもたらします。
メッシュラウンジ Mesh Lounge
建築ファサードの透過性から着想を得たKettalのMesh Loungeは、エクスパンデッドアルミニウムメッシュとチーク材のコントラストが美しい、パトリシア・ウルキオラによる革新的なアウトドアラウンジコレクション。光と風を通す軽やかなデザインが屋内外の境界を曖昧にします。
ロリー・ポリー Roly Poly
英国デザイナー、フェイ・トゥーグッドによる象徴的なアウトドアチェア。ボウル型の座面と4本の円筒形の脚が特徴的で、母性から着想を得た包み込むような形状が心地よい座り心地を提供。Driadeによりポリエチレン製で量産化され、屋内外で使用できる現代デザインの一脚。