概要

Parkベッドは、カルロ・コロンボがポリフォームのために設計したベッドである。幅の広いパッド入りヘッドボードと、アルミニウムのフレームで構成される。

現行品は「Park 1」の名で展開され、ポリフォームの公式の表記ではデザイン年は2018年である。

特徴・コンセプト

ヘッドボードとフレーム

ヘッドボードは2つの大型クッションで構成される。一枚の面では詰め物が荷重で偏るが、二分すれば各区画で位置が保たれる。内側と外側で異なる張り地を組み合わせられる。壁に向く面と室内に向く面で条件が異なるためである。

フレームは塗装したアルミニウムで、塗装仕上げのまま見せるか、ファブリックやレザーで覆うかを選べる。脚は塗装した金属で、仕上げはブラウンニッケルのつや消しと光沢の2種である。

素材と仕上げ

ヘッドボードには成形したポリウレタンフォームを用い、ポリエステル繊維で覆ってからカバーを掛ける。フォームが直接カバーに触れると擦れて劣化するため、あいだに繊維の層を置く。カバーは取り外せる。

張り地はコットンリネン、ポリエステル、ウール混などのファブリックと、複数のレザーから選べる。

エピソード

ポリフォームはPark 1を、同社の歴史があり定着した製品の一つと紹介している。同じ線を引き継ぐParkベンチ(2018年)があり、ベッドと同じ仕上げで揃えられる。

評価と影響

ヘッドボードを二分して詰め物の偏りを防ぐ扱いは、ハスク・ベッドがステッチで区画を分けるのと同じ方向にある。あちらは面の内部を分割し、こちらはクッションそのものを分ける。

細いアルミニウムのフレームで床との間に隙間を残す構成は、タラモ ベッドやアンデルセン ベッドとも共通する。Parkベッドの美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない。

基本情報

デザイナー カルロ・コロンボ(Carlo Colombo)
ブランド ポリフォーム(Poliform)
発表年 2018年(現行のPark 1、公式の表記)
サイズ展開 幅171〜191cm × 奥行225cm × 高さ95.5cm(公式の寸法図)
主要素材 アルミニウム(フレーム)、塗装金属(脚)、成形ポリウレタン(ヘッドボード)、ファブリック/レザー