概要
Parkベッドは、カルロ・コロンボが2009年にポリフォームのために設計したベッドである。幅の広いパッド入りヘッドボードと、アルミニウムのフレームで構成される。
2018年には仕様を改めた「Park 1」が発表された。
特徴・コンセプト
ヘッドボードとフレーム
ヘッドボードは2つの大型クッションで構成される。一枚の面では詰め物が荷重で偏るが、二分すれば各区画で位置が保たれる。内側と外側で異なる張り地を組み合わせられる。壁に向く面と室内に向く面で条件が異なるためである。
フレームは押し出し成形のアルミニウム、脚はダイキャストによる。押し出し成形は同じ断面を連続して得られるため長尺の部材に適し、脚は複雑な形状を要するため型による鋳造を用いる。仕上げはつや消しと光沢から選べる。
素材と仕上げ
ヘッドボードには成形したポリウレタンフォームを用い、ポリエステル繊維で覆ってからカバーを掛ける。フォームが直接カバーに触れると擦れて劣化するため、あいだに繊維の層を置く。カバーは取り外せる。
張り地はコットンリネン、ポリエステル、ウール混などのファブリックと、複数のレザーから選べる。
エピソード
2009年のミラノ・サローネで公開された。
2018年のPark 1では、構造が軽量化され、選択できる仕様が拡張された。ヘッドボードとフレームの構成は共通する。
評価と影響
ヘッドボードを二分して詰め物の偏りを防ぐ扱いは、ハスク・ベッドがステッチで区画を分けるのと同じ方向にある。あちらは面の内部を分割し、こちらはクッションそのものを分ける。
細いアルミニウムのフレームで床との間に隙間を残す構成は、タラモ ベッドやアンデルセン ベッドとも共通する。Parkベッドの美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない。
カルロ・コロンボの設計思想や経歴について詳しくはカルロ・コロンボプロフィールページをご覧ください。
ポリフォームの歴史や他の製品について詳しくはポリフォームブランドページをご覧ください。
基本情報
| デザイナー | カルロ・コロンボ(Carlo Colombo) |
|---|---|
| ブランド | ポリフォーム(Poliform) |
| 発表年 | 2009年(Park)/ 2018年(Park 1) |
| 原産国 | イタリア |
| サイズ展開 | 160×200cm、180×200cm(マットレスサイズ) |
| 主要素材 | アルミニウム、ポリウレタンフォーム、ファブリック/レザー |
| 価格帯 | €4,475〜€10,000以上(約70万円〜150万円以上) |
| 生産地 | イタリア・ブリアンツァ地方 |