無垢材
マットソン エヴァ・チェア Mathsson Eva Chair
雪の吹き溜まりでの実験から生まれた、人間工学の先駆的名作。ブルーノ・マットソンが1933年から1941年にかけて完成させたエヴァ・チェアは、曲げ積層ビーチ材とヘンプウェビングによる有機的フォルムで、スカンジナビアモダニズムを代表する。
メリベルスツール Méribel Stool
アルプスの羊飼いの道具から着想を得た、ペリアンによる1953年の木製スツール。3本の台形脚と轆轤挽き座面が織りなす素朴な美しさと機能性を兼備。カッシーナ製。
メッシュラウンジ Mesh Lounge
建築ファサードの透過性から着想を得たKettalのMesh Loungeは、エクスパンデッドアルミニウムメッシュとチーク材のコントラストが美しい、パトリシア・ウルキオラによる革新的なアウトドアラウンジコレクション。光と風を通す軽やかなデザインが屋内外の境界を曖昧にします。
メッツァドロ Mezzadro
カスティリオーニ兄弟による1957年の革新作。トラクターシートを用いたレディメイド手法の傑作スツール。既成概念を覆すデザインは世界の美術館に収蔵され、イタリアンデザインの象徴的存在として現代も愛され続けている。
モデル232 チャイナキャビネット Model 232 China Cabinet
1951年発表。中国伝統家具に着想を得た「Chinaシリーズ」に属する二枚扉のキャビネット。真鍮の鍵が取手を兼ねる意匠が特徴で、内部には可動棚板と引き出しトレイを備える。FDB Møblerのために設計され、C.M.マドセン工房が製作した。
モデル45チェア Model 45 Chair
1945年にフィン・ユールがデザインしたアームチェア。座面と背もたれをフレームから分離させた構成により、日本の家具研究者・織田憲嗣により「すべての近代椅子の母」とも呼ばれる。ニューヨーク近代美術館の永久コレクションに収蔵されている。
モデル46ソファ Model 46 Sofa
1946年にフィン・ユールがデザインした彫刻的なフォルムの二人掛けソファ。モダンアートに着想を得た有機的な曲線が「身体のための身体」として座る人を優しく包み込む。デンマークモダンを象徴する名作。
サイドボード モデル5465 Model 5465 Sideboard
エドワード・ウォームリーが1957年にダンバー社のために設計したサイドボード。マホガニー材の筐体、タンブールドア(蛇腹扉)、ブロンズ製ベースで構成される。ダンバー社は自動化された生産ラインを採らず、多くの工程を手作業で行った。
モデル75 サイドボード Model 75 Sideboard
アルネ・ヴォッダーがシバスト社のために設計した収納家具。表裏で仕上げの異なるスライディング・ドアと、チーク材の水平に伸びる本体、先細りの脚部が組み合わされている。デニッシュ・モダンのケースファニチャーを代表する一台。
モーエンセン 2213 ソファ Mogensen 2213 Sofa
1962年、ボーエ・モーエンセンが自邸のために設計した3人掛けレザーソファ。フレデリシアがデンマーク自社工場で熟練職人の手作業により製作を続ける、ミッドセンチュリー・デンマークデザインを代表するソファ。
モーエンセン 3236 チェア Mogensen 3236 Chair
1956年、モーエンセンが名作J39を進化させたダイニングチェア。オーク無垢材の力強いフレームと張り座が静謐な品格を湛える。フレデリシア社がデンマークで製造を続ける、デニッシュ・モダンの正統。
モンツァチェア Monza Chair
コンスタンティン・グルチッチが2009年にPlank社のために設計したアームチェア。北欧の椅子の類型を参照した木製フレームと、射出成形ポリプロピレン製の背もたれ・アームレストを組み合わせる。シカゴ美術館・デンバー美術館収蔵。
ネルソン プラットフォームベンチ Nelson Platform Bench
1946年にジョージ・ネルソンがデザインしたミッドセンチュリーモダンの名作。メープルまたはウォルナットのスラット構造が特徴で、ベンチ・テーブル・ディスプレイ台として多目的に使えます。ハーマンミラーが製造し、シカゴ美術館やサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)に収蔵されています。
ネルソン・シンエッジ・ベッド Nelson Thin Edge Bed
ジョージ・ネルソンが1954年に発表したミッドセンチュリーモダンの名作ベッド。薄いエッジデザインと精緻な木工技術が生み出すエレガントなミニマリズムは、発表から70年以上を経た今日でも世界中の寝室で愛用されている。
ニューオーダー New Order
シュテファン・ディーツとHAYによる革新的モジュラーシステム。アルミニウム製の軽快な構造は最大2メートルのスパンを実現し、アレンキー1本で無限の構成が可能。2014年の発表以来、住宅から商業空間まで柔軟に適応する建築的収納ソリューションとして高い評価を得ている。
ニールス・O・モラー モデル75 Niels O. Møller Model 75
1954年発表のデンマーク製ダイニングチェア。木製ダボによる堅牢な構造と簡潔なフォルムが特徴。オーク材またはビーチ材の無垢材フレームにペーパーコードまたは張地の座面を組み合わせ、現在も同社工場で手作業により製作されている北欧デザインの名作。
ノグチ コーヒーテーブル Noguchi Coffee Table
彫刻家イサム・ノグチによる1944年の傑作。厚いガラス天板と2つの湾曲した木製脚が織りなす有機的フォルムは、あらゆる角度から異なる表情を見せる彫刻的家具。東洋と西洋の美を融合させた、モダンデザインの永遠の定番。
ノグチ フリーフォーム ソファ Noguchi Freeform Sofa
日系アメリカ人彫刻家イサム・ノグチによる1946年の傑作。川辺の小石のような有機的曲線が織りなす詩的なフォルムは、オーガニック・モダニズムの頂点を極める。現在はヴィトラ社が正規復刻版を製造。
オレンジスライスチェア Orange Slice Chair
1960年にピエール・ポーランがデザインした彫刻的なラウンジチェア。オレンジのスライスを思わせる2つの同一シェルが特徴で、見る角度により異なる表情を見せます。優美な曲線と快適な座り心地を両立させた息の長い名作です。
ウルス・ポレール アームチェア Ours Polaire Armchair
1947年、ジャン・ロワイエールが母親のパリのアパルトマンのために手がけたラウンジチェア。北極熊の毛皮を思わせる柔らかな曲線と最上級の手仕事が、深い座り心地と彫刻的な存在感を生んでいる。
パイミオチェア Paimio Chair
フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトが療養所のためにデザインした革新的ラウンジチェア。成形合板による流れるような有機的フォルムと、患者の呼吸を助ける背もたれ角度が特徴。木材による近代家具の新境地を開いた北欧モダニズムの傑作。
ピーコックチェア Peacock Chair
ハンス・J・ウェグナーが1947年にデザインした名作。フィン・ユールによって名付けられた孔雀の羽根のような背もたれは、肩甲骨の位置に正確に配置された人間工学の結晶。ウィンザーチェアを現代的に再解釈した優雅な傑作。
ペブルコーヒーテーブル Pebble Coffee Table
1956年発表。英国の名匠エルコラーニによる有機的フォルムの傑作テーブル。小石のような滑らかな曲線とイングリッシュエルムの木目が美しく調和し、戦後英国モダンデザインの象徴として今なお愛され続けている。
ピエール・シャポー S34チェア Pierre Chapo S34 Chair
1973年にピエール・シャポーによってデザインされたS34チェアは、収束する四本の脚と七の字型の背もたれが特徴的なダイニングチェア。非対称ながら完璧にバランスが取れたフォルムは、建築的精密性と素朴な美学を融合させたシャポーの理念を体現している。
ピエール・ジャンヌレ チャンディーガルチェア Pierre Jeanneret Chandigarh Chair
1950年代、ピエール・ジャンヌレがインド・チャンディーガルの都市計画のためにデザインした椅子。V字型のコンパスレッグとチーク材・籐を用いた構造美が特徴。モダニズムの機能美と地域性が融合した20世紀デザイン史の傑作として、世界の美術館に収蔵されている。
PK54 ダイニングテーブル PK54 Dining Table
ポール・ケアホルムが1963年に発表した円形ダイニングテーブル。大理石またはグラナイトの天板と正方形のステンレスベースが織りなす対比の造形美は、空間の自然な焦点となる。メープル材エクステンションリングで最大12名の着席にも対応する名作。
プレートテーブル Plate Table
ジャスパー・モリソンの「スーパーノーマル」思想に根ざしたヴィトラのローテーブル。薄い天板と四分円断面の繊細な脚部が生む端正なプロポーション。オーク、大理石、MDFの3素材と5サイズ展開で、あらゆる空間に溶け込む。
ポエト ソファ Poet Sofa
1941年にフィン・ユールが自邸のために設計したコンパクトな二人掛けソファ。シュルレアリスム芸術に着想を得た有機的な曲線が座る人を包み込み、家具と彫刻の境界を溶かすデンマーク・モダンの名作として世界的に高く評価されている。
ポーラーベアソファ Polar Bear Sofa (Ours Polaire)
ジャン・ロワイエールによる1947年の名作。ホッキョクグマを思わせる有機的フォルムと上質なベルベット張りが特徴。オークションで75万ドル超の価値を持つ、20世紀デザイン史に輝く伝説的ソファ。
ポタンス Potence
プルーヴェが1950年に設計した伝説的ウォールランプ。2メートルの水平アームが180度回転し、機能性と彫刻的美しさを両立。MoMA収蔵品としても評価される20世紀デザインの純粋な傑作。ヴィトラ社により忠実に復刻生産。
PP571 アーキテクツデスク PP571 Architect's Desk
ハンス・J・ウェグナーが1953年に設計したデスク。ラウンドチェアに合わせる机として構想され、一本の丸太から木取りした無垢材の天板を研磨ステンレススチールの斜材が支える。鋭い金属と彫刻的な木という素材の対比は、以後のウェグナー作品に受け継がれた。
レアレ テーブル Reale Table
1946年、カルロ・モッリーノが航空機の翼の構造に着想を得てデザインした彫刻的なテーブル。オーク材の精緻なフレームとガラス天板が構造そのものを見せる、ザノッタが復刻生産するイタリアデザインの名作。
レッド&ブルーチェア Red and Blue Chair
角材と板を直線・直角で組み、赤・青・黄・黒の原色で塗り分けたラウンジチェア。リートフェルトが1918年にデザインし、構造と色彩でデ・スティルの理念を示した。MoMAなど世界の美術館に所蔵される。
リソム ラウンジチェア Risom Lounge Chair
イェンス・リソムが1941年にデザインした、アメリカにおけるスカンディナヴィアンモダンの先駆的作品。戦時下の材料制限を創意工夫で乗り越え、余剰のパラシュート用ウェビングとメープル材を用いた革新的なラウンジチェア。MoMAコレクション所蔵。
S 1200 デスク S 1200 Desk
トーネットが2014年に発表したスチールパイプのデスク。設計はランドルフ・ショット。同社のバウハウス期の家具を参照しながら、幅110cmと小型にまとめられている。後方へ傾いたフレームは狭い場所での立ち座りを容易にし、フットレストを兼ねる横材が前脚をつなぐ。
S 285 デスク S 285 Desk
1935年にマルセル・ブロイヤーがデザインしたバウハウスの傑作デスク。スチールパイプと木材の革新的な融合により、天板と収納が浮遊するような軽快な構造を実現。新即物主義を体現する、時代を超越したデザイン。
S44シェルフ S44 Shelf
マルセル・ブロイヤーが1932年にル・コルビュジエのメゾン・クラルテのためにデザインしたブックシェルフ。クロムメッキスチールパイプと4枚の可動式棚板が、バウハウスの機能美をそのまま形にしている。
サファリチェア Safari Chair
コーア・クリントが1933年にデザインしたサファリチェア。英国軍のルールキーチェアを原型に、工具不要で組立・分解できるノックダウン構造へと洗練させたラウンジチェア。現在はカール・ハンセン&サンが製造している。
サーペンタイン ソファ Serpentine Sofa
1950年にウラジミール・カガンがデザインした、蛇のように流れる曲線美が特徴のミッドセンチュリーモダンを象徴するソファ。部屋の中央に配置し会話を促す革新的な設計で、世界中のアートコレクターに愛される。
シルバーテーブル(ユダステーブル) Silver Table (Judas Table)
フィン・ユールが1948年にデザインしたダイニングテーブル。天板に配された30枚の純銀インレイが、優美な楕円形のシルエットに夜空の星々のような輝きを添える。最大14人まで着座できる拡張機能も備える。
スプリット・テーブル Split Table
スタファン・ホルムがムートのためにデザインしたダイニングテーブル。脚部が中央で二股に分かれる構造は、熟練した家具職人の技を思わせる。無垢オーク材の温もりと北欧クラフトマンシップが同居する一台。
スポークバックソファ Spoke-Back Sofa
1945年デザイン、1963年製品化。英国ノールセティを再解釈した革新的ソファ。革製ストラップで調整可能な片側アームレストにより、ソファとデイベッドの両機能を実現。露出した木製構造が特徴的なデンマークモダンの傑作。
スツール60 Stool 60
アルヴァ・アアルトが1933年にデザインした北欧家具の名作。革新的なL-レッグ技術による3本脚の構造は、機能美の極致を体現。スツール、サイドテーブル、ディスプレイ台として多用途に使える普遍的デザインは、91年経った今も世界中で愛されている。
スーペルレッジェーラ 699 Superleggera 699
わずか1.7kgの超軽量ボディに卓越した堅牢性を宿す、ジオ・ポンティの代表作。トライアングル断面の脚部が生み出す洗練されたフォルムは、伝統と革新の完璧な調和を示すモダニズムの傑作である。
テーブル80A Table 80A
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトが1933年に発表した長方形テーブル。L-レッグ技術とフィンランド産バーチ材を用いた北欧モダニズムの基本形。アルテック社により現在も生産が続くデザインクラシック。
テーブル81 Table 81
1935年、アルヴァ・アアルトが特許技術L-レッグを用いてデザインした長方形テーブル。フィンランド産バーチ無垢材の温もりと装飾を排した構造の明快さが調和し、ダイニングからワークスペースまであらゆる暮らしの場面に溶け込む北欧モダニズムの名作。
テーブル90 Table 90
1935年発表。アルヴァ・アアルトが開発したL-レッグとフィンランド産バーチ材を用いた円形テーブルシリーズ。ダイニングからサイドテーブルまで4サイズを展開し、90年以上にわたり世界中の暮らしと公共空間で愛され続けている北欧モダンの名作。
テーブル・アン・フォルム・リーブル Table en forme libre
1938年にシャルロット・ペリアンが自身のアトリエのために構想した自由な形のダイニングテーブル。角のない有機的な曲線と三本脚の構成が独創的で、限られた空間でも最大約10名が囲める機能美を備えた、カッシーナ I Maestri Collectionの名作。
タラモ ベッド Talamo Bed
英国人デザイナー、ダミアン・ウィリアムソンによるミニマルで機能的なベッド。Zanottaの現代コレクションを代表する作品として、軽やかなアルミニウム脚と堅牢なスチールフレームが特徴。取り外し可能なカバーで実用性も兼備。
ザ・チェア(PP501/PP503) The Chair (PP501 / PP503)
1949年にウェグナーが発表し「世界で最も美しい椅子」と称されたザ・チェア。背とアームが一体となる優美な曲線、樹齢200年の無垢材から削り出されるフレーム、そしてケネディ討論会の逸話で知られるデンマークモダンの至宝。