ミッドセンチュリーモダンのインテリア
イームズ ワイヤーチェア Eames Wire Chair
1951年発表のイームズの革新作。プラスチックシェルの形状を溶接スチールワイヤーで表現し、透明感と軽量性を実現。ビキニパッドと呼ばれる独特なクッションも特徴的。MoMA収蔵の20世紀を代表するデザインアイコン。
イームズ ワイヤーチェア アウトドア Eames Wire Chair Outdoor
1951年のイームズ ワイヤーチェアを、パウダーコート仕上げで屋外対応にしたモデル。抵抗溶接によるスチールワイヤーの一体シェルとエッフェルタワーベースが、屋内外を問わず空間に軽さをもたらす。
エクリッセ テーブルランプ Eclisse Table Lamp
「レ・ミゼラブル」のランタンから着想を得た、日食のような詩的な光の演出が可能なテーブルランプ。回転する内側のシェードで光の強度を無段階調整でき、直接光から間接光まで自在に変化。1967年コンパッソ・ドーロ賞受賞のイタリアデザインの象徴。
エドワード・ワームリー ソファ Edward Wormley Sofa
1931年から36年間ダンバー社のデザインディレクターを務めたエドワード・ワームリーのソファは、モダニズムと伝統的要素を見事に融合。MoMAグッドデザイン賞30作品受賞の実績を持つ、控えめでエレガントな佇まいが魅力の名作。
EMテーブル EM Table
ジャン・プルーヴェが手がけたダイニングテーブル。1950年頃のメゾン・トロピカル・プロジェクトから生まれた、必然性の美学に基づく一作。傾斜した脚部が力の流れを視覚化する独創的なデザイン。
ETR エリプティカル・テーブル(サーフボード・テーブル) ETR Elliptical Table Rod Base (Surfboard Table)
1951年、チャールズ&レイ・イームズが設計したローテーブル。全長約2260mmの楕円形天板をワイヤーロッドベース2基が支える。「サーフボード・テーブル」の通称を持つ。天板はブラックとホワイトの2色。ハーマンミラーおよびヴィトラが製造。
アイ クロック Eye Clock
1957年にジョージ・ネルソンがデザインした壁掛け時計。眼を思わせる楕円形のフォルムと真鍮の美しい光沢が特徴。ミッドセンチュリーモダンを象徴するタイムピースとして、現在もヴィトラより復刻版が製造されている。
フィオレンツァ Fiorenza
フランコ・アルビーニが1952年にアルフレックスのために設計したハイバックのアームチェア。X字に交差する木製ベースの上に背の高い張りぐるみの本体が載る。発表以来、生産が続いている。
フィレンツェ クロック Firenze Clock
カスティリオーニ兄弟が1965年にデザインした壁掛け時計。フィレンツェの展覧会「La casa abitata」で発表後、1996年にアレッシィが製品化。伝統的なローマ数字とミニマルな造形が時を超えて愛される名作。
FK ラウンジチェア FK Lounge Chair
座から背、肘掛けまでが一続きになった器状のシェルを、三本脚のアルミニウムのベースが支える。机に向かうためのFKチェアに対し、FK ラウンジチェアは座面を下げ、シェルの幅を広げて、体をあずける姿勢に合わせている。
フローレンス・ノル ダイニングテーブル Florence Knoll Dining Table
1961年発表。ミース・ファン・デル・ローエに師事したフローレンス・ノルによる、バウハウスの理念を受け継ぐテーブル。溶接スチールフレームと厳選された大理石や銘木の天板が、端正な佇まいを生んでいる。
フローレンス・ノル エグゼクティブデスク Florence Knoll Executive Desk
1961年にフローレンス・ノルがデザインした革新的なエグゼクティブデスク。威圧的な従来のデスクを否定し、コミュニケーションを重視した開放的なデザイン。クロムメッキのペデスタルベースが生み出す軽やかさと、洗練されたベニア天板の調和が美しい、ミッドセンチュリーモダンの名作。
フローレンス・ノル ソファ Florence Knoll Sofa
1954年にフローレンス・ノルがデザインした、建築的なアプローチから生まれた名作ソファ。幾何学的なフォルムとタフテッドクッション、クロームメッキのスチールフレームが特徴的な、モダンデザインの古典です。
G10 アームチェア G10 Armchair
1955年、ピエール・ガリッシュがエアボーン社のためにデザインした幾何学的フォルムが美しいアームチェア。台形のアームレストと黒塗装の金属フレームが特徴的。Free-spanシステムにより快適性と視覚的軽やかさを両立。モジュラー接続可能な革新的設計。
ガット テーブルランプ Gatto Table Lamp
1960年カスティリオーニ兄弟デザインの名作照明。革新的なコクーン技術により和紙のような質感を実現し、猫が丸まる姿を思わせる有機的フォルムから柔らかな拡散光を放つ。Flos創設の契機となった歴史的作品。
グレスホッパ フロアランプ Gräshoppa Floor Lamp
名称はスウェーデン語でバッタを指す。三脚が垂直に立たず後ろへ傾くことで重心が後方へ移り、前へ突き出したシェードとの間で釣り合う。重量は約2.65kgと、フロアランプとしては軽い部類に入る。シェードは真鍮の可動ジョイントで回転と傾斜ができる。
ゲリドン Guéridon
1949年、ジャン・プルーヴェがパリの大学都市のためにデザインした円形テーブル。建築的構造原理を木という自然素材で表現し、3本の無垢材の脚が天板を力強く支える。ヴィトラが復刻生産を手がける20世紀モダンデザインの名作。
ホームデスク モデル4658 Home Desk Model 4658
1946年、ジョージ・ネルソンが設計した革新的なホームオフィスデスク。従来の重厚なデスクから脱却し、軽量な構造とモジュラー収納システムで機能性と美学を両立。後のオフィス家具デザインの礎となった歴史的作品。
インフィニート Infinito
フランコ・アルビーニとフランカ・ヘルグが1956-1957年にデザインしたモジュラーシェルフ。天井と床の間に圧力で固定される自立式構造により、壁面固定を必要とせず、空間の中央にも配置できる。支柱・棚板・収納の組み合わせで多様なレイアウトを構成できるイタリアデザインの名品。
ユンハンス マックス・ビル テーブルクロック Junghans Max Bill Table Clock
バウハウス出身のマックス・ビルが1957年にデザインした置時計の代表作。凸型ガラスと極限まで削ぎ落とされた文字盤が、時を刻むという本質を美しく表現。MoMA収蔵の20世紀デザインアイコン。
ユンハンス マックス・ビル ウォールクロック Junghans Max Bill Wall Clock
バウハウス出身のマックス・ビルが1957年にユンハンスのためにデザインした壁掛け時計。装飾を排除し機能美を追求したミニマルなデザインは、MoMAに収蔵されるモダンデザインの代表作として今なお世界中で使われている。
レディチェア Lady Chair
1951年、マルコ・ザヌーゾがアルフレックスのためにデザイン。フォームラバーを初めて本格採用し、第9回ミラノ・トリエンナーレで金賞を受賞した戦後イタリアンモダンの原点。現在はカッシーナがリエディションを生産。
ランプ・ド・マルセイユ Lampe de Marseille
二つの関節を持つアームの先に、大小二つのスパンアルミニウム製ディフューザーが付く。下方へは手元を照らす直接光、上方へは天井で拡散する間接光。二つのスイッチで三通りに使い分けられる。最大の張り出しは約1,660mm。
レッジェーラ 646 Leggera 646
1952年、ジオ・ポンティがカッシーナのためにデザインした木製チェア。1957年のスーパーレッジェーラ699の原型となった作品で、キアヴァリチェアの伝統を現代的に再解釈し、軽量性と堅牢性を両立させたイタリアモダンデザインの古典。
レ・ザルク チェア Les Arcs Chair
シャルロット・ペリアンが1960年代後半、アルプスのスキーリゾート「レ・ザルク」のために選定した椅子。管状クロームスチールとコニャックレザーの組み合わせが美しい。スタッキング可能な機能性とモダニズムの造形を併せ持つ一脚。
ルミナトール Luminator
1955年コンパッソ・ドーロ受賞。カスティリオーニ兄弟によるフロアランプ。シルバークラウン電球を天井に向けることでシェードをなくし、最小径の管と三脚だけを残した。MoMA収蔵。
メゾン・デュ・メキシーク シェルフ Maison du Mexique Shelf
1952年、シャルロット・ペリアンがパリ国際大学都市メキシコ館のために設計したモジュラー収納家具。両面アクセス可能な構造で収納と間仕切りを一体化し、限られた空間を知的に構成する、モダン収納家具の先駆的名作。カッシーナが正規に復刻している。
マシュマロソファ Marshmallow Sofa
1956年にハーマンミラー社が発表したソファ。実際の設計者はジョージ・ネルソン・アソシエイツのアーヴィング・ハーパー。18個の円形クッションをスチールフレームに配し、宙に浮くような外観を生んだ。ポップアートへの道を開いた作品として知られる。
メリベルスツール Méribel Stool
アルプスの羊飼いの道具から着想を得た、ペリアンによる1953年の木製スツール。3本の台形脚と轆轤挽き座面が織りなす素朴な美しさと機能性を兼備。カッシーナ製。
メッツァドロ Mezzadro
カスティリオーニ兄弟による1957年の革新作。トラクターシートを用いたレディメイド手法を代表するスツール。既成概念を覆すデザインはニューヨーク近代美術館やシカゴ美術館に収蔵され、イタリアンデザインの象徴的存在として現代も愛され続けている。
モデル2097 Model 2097
1958年、ジーノ・サルファッティがヴェネツィアのシャンデリアを現代的に再解釈して生み出した名作照明。スチールと真鍮の放射状アーム、自由に垂れ下がる配線が織りなす彫刻的な美しさは、半世紀以上にわたり世界中の空間を魅了し続けている。
モデル238/1 Model 238/1
月の光に魅せられたジーノ・サルファッティが1959年に生み出したウォールランプ。オパリンガラスの球体をスチールリングが優美に抱擁する詩的な佇まいは、半世紀を超えて空間に静謐な輝きをもたらし続けている。
サイドボード モデル5465 Model 5465 Sideboard
エドワード・ウォームリーが1957年にダンバー社のために設計したサイドボード。マホガニー材の筐体、タンブールドア(蛇腹扉)、ブロンズ製ベースで構成される。ダンバー社は自動化された生産ラインを採らず、多くの工程を手作業で行った。
ナガサキチェア Nagasaki Chair
1954年デザイン。マチュー・マテゴーの代表作として知られる3本脚の革新的チェア。独自開発のリジチュール技法による穿孔シートメタルが軽やかさと強度を両立。鞍のように湾曲した座面と背もたれが特徴的で、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの永久コレクションに収蔵されています。
ネルソン バブルランプ Nelson Bubble Lamp
ジョージ・ネルソンが1952年にデザインした照明の名作。スチールフレームに特殊プラスチックを吹き付ける革新的な製法で、柔らかく拡散する光と軽やかな浮遊感を実現。MoMAが収蔵するミッドセンチュリーの照明にあたります。
ネルソン プラットフォームベンチ Nelson Platform Bench
1946年にジョージ・ネルソンがデザインしたミッドセンチュリーモダンの名作。メープルまたはウォルナットのスラット構造が特徴で、ベンチ・テーブル・ディスプレイ台として多目的に使えます。ハーマンミラーが製造し、シカゴ美術館やサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)に収蔵されています。
ネルソン・シンエッジ・ベッド Nelson Thin Edge Bed
ジョージ・ネルソンが1954年に発表したミッドセンチュリーモダンの名作ベッド。薄いエッジデザインと精緻な木工技術が生み出すエレガントなミニマリズムは、発表から70年以上を経た今日でも世界中の寝室で愛用されている。
ネッソ Nesso
1965年設計、1967年生産開始。ジャンカルロ・マッティオーリとチッタ・ヌオーヴァ建築家グループがアルテミデのために設計したテーブルランプ。電球を傘の内側に隠し、半透明の樹脂越しに光を拡散させる。MoMA収蔵。
ノグチ コーヒーテーブル Noguchi Coffee Table
彫刻家イサム・ノグチによる1944年の代表作。厚いガラス天板と2つの湾曲した木製脚が織りなす有機的フォルムは、あらゆる角度から異なる表情を見せる彫刻的家具。東洋と西洋の美を融合させた、モダンデザインの永遠の定番。
ノグチ フリーフォーム ソファ Noguchi Freeform Sofa
日系アメリカ人彫刻家イサム・ノグチによる1946年の代表作。川辺の小石のような有機的曲線が織りなす詩的なフォルムは、オーガニック・モダニズムの頂点を極める。現在はヴィトラ社が正規復刻版を製造。
ニュアージュ ブックシェルフ Nuage Bookshelf
シャルロット・ペリアンによるモジュール式書棚。日本滞在中に京都で目にした雲形の棚が着想の源とされる。標準化された部材から、壁掛けから間仕切りまで多様な構成が生まれる。カッシーナが2012年よりI Maestriコレクションで復刻。
ワンアーム・フロアランプ One Arm Floor Lamp
反射傘は外側が黒、内側は常に光沢のある白に塗られる。外からは黒い塊として見え、内側では光を効率よく反射させる。三本アーム版に対し、設置面積も張り出しも抑えられた構成にあたる。アームは最大270度回転し、反射傘は最大55度まで傾く。
ペドレラコーヒーテーブル Pedrera Coffee Table
ガウディのカサ・ミラから着想を得た1955年のローテーブル。波打つスチールフレームと透明なガラス天板が、あらゆる角度から異なる表情を見せる。GUBIが再発売した、機能主義とオーガニックフォルムを融合させたデザイン。
ペタル クロック Petal Clock
ジョージ・ネルソンがハワード・ミラー社のために設計した壁掛け時計。四つ葉のクローバーを思わせる4枚のペタルがそれぞれ15分を示し、真鍮のスタッドが時刻の指標となる。「ラッキー クローバー」の別名でも知られ、直径は約448mm。
ピエール・ジャンヌレ チャンディーガルチェア Pierre Jeanneret Chandigarh Chair
1950年代、ピエール・ジャンヌレがインド・チャンディーガルの都市計画のためにデザインした椅子。V字型のコンパスレッグとチーク材・籐を用いた構造美が特徴。モダニズムの機能美と地域性が融合した20世紀デザイン史の代表作として、ニューヨーク近代美術館やヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に収蔵されている。
ピピストレロ Pipistrello
ガエ・アウレンティが1965年にデザインした象徴的なテーブルランプ。コウモリの翼を思わせるメタクリレート製シェードと伸縮式シャフトを特徴とし、1967年にマルティネッリ・ルーチェ社が製品化。MoMA永久コレクション収蔵作品。
プラットナー アームチェア Platner Arm Chair
1966年発表。建築家ウォーレン・プラットナーが100本超のスチールワイヤーで実現した、構造と装飾の一体化。ノル社により半世紀以上生産が続く、ミッドセンチュリーモダンを代表するアイコニックなアームチェア。
プラットナーコーヒーテーブル Platner Coffee Table
1966年デザイン。数百本のスチールロッドを溶接した彫刻的なワイヤーベースが特徴のコーヒーテーブル。構造と装飾が融合した優美なフォルムは、1960年代モダニズムを象徴する名作として現在も世界中で愛されている。
プラットナー ダイニングテーブル Platner Dining Table
1966年発表。建築家ウォーレン・プラットナーが数百本のスチールワイヤーを溶接し、構造と装飾を一体化させた彫刻的ダイニングテーブル。モアレ効果が生む繊細な光の表情と優美なフォルムは、半世紀以上にわたり空間を格調高く彩り続けている。
プラットナー ラウンジチェア Platner Lounge Chair
1966年発表。建築家ウォーレン・プラットナーが100本以上のスチールワイヤーロッドで構造と装飾を一体化させた彫刻的ラウンジチェア。ルイ15世様式の優美さを合理的構造で再解釈した、Knollを代表する名作。