北欧モダンのインテリア
AJ フロアランプ AJ Floor Lamp
1957年、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインした照明の代表作。直線と斜角が織りなす幾何学的な造形美と、可動式シェードによる高い機能性を兼ね備える。ルイスポールセンが製品化した北欧モダンデザインの象徴的存在。
AJ テーブルランプ AJ Table Lamp
1957年、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのために設計。直線と斜角が織りなす緊張感あるフォルムと、シェード内部の白色塗装による柔らかな光が特徴の、ルイスポールセンを代表するテーブルランプ。
AJ ウォールランプ AJ Wall Lamp
アルネ・ヤコブセンが1957年にSASロイヤルホテルのために設計した壁面照明。直線と斜角のみで構成された彫刻的フォルムが、下方へ柔らかく光を導く。ルイスポールセンが製造する北欧モダニズム照明の至宝。
AJ52 ソサエティテーブル AJ52 Society Table
1952年にアルネ・ヤコブセンが設計した名作デスク。バウハウス、機能主義、インダストリアルデザインが融合。レザー天板、スチールフレーム、吊り下げ式引き出しが軽やかな印象を生む。2018年Carl Hansen & Søn復刻。
アントチェア (3100) Ant Chair (Model 3100)
1952年にアルネ・ヤコブセンが設計した世界初の背座一体成形合板チェア。蟻を思わせる有機的シルエットと極限まで削ぎ落とされた構成美が、北欧モダンデザインの象徴として世界中で愛され続けている。
ベイカーソファ Baker Sofa
1951年、フィン・ユールがアメリカ進出の際に手掛けた記念碑的ソファ。二分割された背もたれが生む彫刻的なフォルムと浮遊感は、構造と身体を分離するという独自の設計方針を鮮やかに示している。
バンカーズ クロック Bankers Clock
アルネ・ヤコブセンがデンマーク国立銀行のために設計した掛時計。数字を持たず、大きさの異なる12個の矩形が中心から外へ渦を描く。ヤコブセン最後の文字盤にあたる。
ビーハイブ(A331) Beehive (A331)
1953年にアルヴァ・アアルトがユヴァスキュラ大学のためにデザインしたペンダントライト。蜂の巣のような有機的フォルムと穿孔リングが柔らかな光を生み、消灯時も彫刻的な美しさを放つアルテックの代表的照明。
バード バイ トイッカ Birds by Toikka
1972年誕生のフィンランドを代表するガラスオブジェコレクション。オイバ・トイッカがデザインし、イッタラの職人がマウスブロー技法で一つひとつ手作りする鮮やかな色彩のガラスバード。同じ型から生まれながら二つとして同じものはなく、世界中のコレクターを魅了する芸術作品。
ベリング・トレイテーブル Bølling Tray Table
1963年、建築家ハンス・ベリングが設計。2枚のリバーシブルトレイと、工具を使わず折りたためるH型フレームが特徴。デニッシュモダンの遊び心のある機能主義を伝える定番として、60年以上生産が続いている。
CH110 デスク CH110 Desk
ハンス・J・ウェグナーが1970年に発表したデスク。天板と幕板、2杯の引き出しをひとつの量塊にまとめ、細いステンレス平鋼の脚で支える。無垢材の組み手を身上としたウェグナーの仕事のなかでは異質な、スチールフレームを主構造とする一群に属する。
CH162 ソファ CH162 Sofa
1965年デザイン、2013年復刻。ウェグナーがソファの構造をそのまま意匠とした2人掛けソファ。無垢材フレームとダウンクッションが、直線的なフォルムに豊かな寛ぎを与える。カール・ハンセン&サン製。
CH163 ソファ CH163 Sofa
ハンス・J・ウェグナーが1965年にデザインした3人掛けソファ。無垢材フレームの優美な曲線と卓越した座り心地を両立させた北欧モダンの名作。カール・ハンセン&サン製。
CH24 ウィッシュボーンチェア CH24 Wishbone Chair
1949年にハンス・J・ウェグナーがデザインしたCH24は、Y字型の背もたれから「ウィッシュボーンチェア」の愛称で親しまれる名作。蒸気曲げ加工の優美な曲線と手編みペーパーコードの座面が、機能美と快適性を両立させたデンマークモダンの代表作です。
CH25 ラウンジチェア CH25 Lounge Chair
ウェグナーがカール・ハンセン&サンとの協業で最初に手がけた椅子のひとつ。約400mのペーパーコードを職人が10時間かけて手編みする座面と背もたれ、テーパーのかかったオーク材フレームが、1950年の発表以来変わらぬ魅力を放つ。
CH327 ダイニングテーブル CH327 Dining Table
ウェグナーが1962年にデザインしたCH327は、天板がフレームから浮遊するかのような独創的な構造美を持つ無垢材ダイニングテーブル。カール・ハンセン&サンの卓越した職人技が、素材の美しさを最大限に引き出した北欧デザインの名作。
CH337 ダイニングテーブル CH337 Dining Table
1962年、ハンス J. ウェグナーがデザインした伸長式ダイニングテーブル。楕円形の無垢材天板とテーパードレッグが生む端正な佇まい。伸長板の追加で4人から最大8人の食卓に対応し、日常と祝祭を一台で結ぶ北欧モダンの名作。
CH44 ラウンジチェア CH44 Lounge Chair
ラウンジチェアとしては控えめな寸法で、重量も軽い。ダイニングチェアとほぼ同じ感覚で動かせる。前脚と肘掛けの接合部は隠されず、強度を確保する仕口がそのまま意匠になっている。後脚上端の溝に、背クッションのループを掛けられる。
CH445 ウイングチェア CH445 Wing Chair
ハンス・J・ウェグナーが1960年にデザインし、カール・ハンセン&サンが2006年に復刻した名作。彫刻的なシルエットとウイングバックが身体を包み込む、機能美を極めたラウンジチェアである。
CH825 クレデンザ CH825 Credenza
ハンス・J・ウェグナーが1950年代末に設計したCH825クレデンザ。二重壁の内部へ消えるローラーシャッター扉が特徴で、2014年にカール・ハンセン&サンが復刻した。
CH88 チェア CH88 Chair
1955年にウェグナーがデザインし、約60年の時を経て2014年に製品化されたCH88チェア。蒸気曲げの木製背もたれとスチール脚が織りなすミニマルなフォルムは、住宅からコントラクトまで幅広い空間に調和する。
チーフテンチェア Chieftain Chair
1949年、フィン・ユールが設計しニールス・ヴォッダーが製作したラウンジチェア。フレームと座面・背もたれを視覚的に切り離した構成をとる。国王フレゼリク9世が座ったことをきっかけに「首長の椅子」の名が定着した。現在はハウス オブ フィン・ユールがデンマークで製造。
チルドレンズチェア N65 Children's Chair N65
1935年にアルヴァ・アアルトがデザインしたN65は、特許取得のL-leg技術により複雑な接合部品を排除した革新的な子供用チェア。円形の座面と有機的にカーブした背もたれが快適性を提供し、世代を超えて教育施設や家庭で愛用される北欧デザインの名作。
シティホール クロック City Hall Clock
アルネ・ヤコブセンがロドーヴァ市庁舎のために設計した掛時計。数字を12本の線に置き換え、盤面から要素を切り詰めた。1950年代のヤコブセンの造形が最も簡潔に現れた文字盤。
コロニアル ソファ Colonial Sofa
18世紀イギリスと植民地時代の家具への関心を、デンマークの家具づくりの技法で組み直した仕事。籐編みの座は通気性がよく、板張りより軽い。細い部材と軽い座面が、この製品の見え方を決めている。ヴァンシャーは家具の設計を建築の一分野として扱った。
コロナチェア Corona Chair
1961年にポール・M・ヴォルターがデザインした北欧モダンを代表するラウンジチェア。皆既日食の光環に着想を得た4つの楕円形クッションが、人体の脊椎を思わせる形で宙に浮かぶ独創的なシルエットを持つ。2002年EUサミットで各国首脳が着座したことでも知られる。
ドムスチェア Domus Chair
1946年にイルマリ・タピオヴァーラがヘルシンキの学生寮ドムス・アカデミカのためにデザインしたチェア。三次元成形合板による座り心地と、テーブルに寄せられる短いアームレストが特徴で、「フィンチェア」として国際的に普及した。現在はアルテックが製造している。
エッグチェア Egg Chair
骨組みを置かず、硬質フォームそのものを成形してシェルとした1958年のラウンジチェア。継ぎ目のない曲面が座る人を左右と背後から囲い、人の行き交う場所のなかに区切られた居場所をつくる。
ファウボーチェア(フォーボーチェア) Faaborg Chair
1914年、コーア・クリントがファウボー美術館のためにデザインした、デニッシュモダン最初の名作椅子。古代ギリシャのクリスモスに範を取った端正な曲線と、手編みラタンの背もたれが織りなす佇まいは、一世紀を超えてなお色褪せない。
ファネットチェア Fanett Chair
1949年、イルマリ・タピオヴァーラが伝統的なスピンドルバックチェアをモダンに再解釈した名作。チーク合板の座面と6本のスポークが織りなす軽やかなフォルムは、スウェーデンで500万脚以上を販売した北欧デザインの代表作である。
No.53 チェア FJ 53 Chair
1953年、フィン・ユールが家具職人ニールス・ヴォッダーのためにデザインしたラウンジチェア。無垢材フレームから浮遊するように配された座面と、一筆書きのように流れるアームレストが、彫刻的な美と深い寛ぎを両立させた名作。
FJ パネルシステム FJ Panel System
フィン・ユールが1953年に設計した壁掛け式のパネル・シェルビングシステム。棚板とキャビネットを独立して動かせる。オリジナルはボヴィルケ製で型番はBO71。現在はハウス・オブ・フィン・ユールが生産する。
ゴールデンベル (A330S) Golden Bell (A330S)
1936年、ヘルシンキのサヴォイレストランのためにアルヴァ・アアルトが手掛けたペンダントライト。一枚の真鍮から紡がれるベル型シェードと穿孔が生む光の輪が美しい、北欧モダニズムを象徴する名作照明。
グラスホッパー チェア Grasshopper Chair
1938年に2脚だけが製作され、以後81年にわたり生産されなかった椅子。背面から伸びた材が上へ回って肘掛けとなり、前方へ抜ける。復刻版の通し番号は、当初の2脚を除いた3から始まる。角度が入り組み、接合部が複雑なため製作は難しい。
グレーテ・ヤルク クレデンザ Model 41 Grete Jalk Credenza Model 41
1958年、グレーテ・ヤルクがシバスト社のために設計したModel 41クレデンザ。蛇腹式のタンブール扉と「キャッツアイ」と呼ばれる取手を持ち、チーク材の外装とシカモア材の内装が対比をなすデンマーク・モダンのサイドボード。
ハンギングエッグチェア Hanging Egg Chair
1959年にナナ&ヨルゲン・ディッツェルがデザインした、天井吊り下げ式の象徴的なチェア。卵型のラタン製シェルが身体を包み込み、ゆるやかな揺れとともにプライベートな空間を生み出す。吊り下げ式チェアの原型となったデンマークデザインの名作。
ハンティングチェア Hunting Chair
1950年デザインのモーエンセン初の木製フレーム×サドルレザー作品。床から300mmの低座面と真鍮バックルが特徴的。マッチ箱にスケッチされた伝説のデザインは、スペイン中世家具から着想を得た北欧モダンの名作。
J39 ピープルズチェア J39 People's Chair
1947年、ボーエ・モーエンセンがデザインした「人民の椅子」。簡潔な構造と端正な比例により、私邸から公共空間まであらゆる場所で使われる普遍的な名作。75年以上途切れることなく生産され続けるデンマークモダンの象徴。
ヨーゼフ・フランク クッション Josef Frank Cushions
ヨーゼフ・フランクがスヴェンスク・テンのためにデザインしたテキスタイルクッション。1930〜50年代に生まれた色彩豊かなボタニカルパターンは、北欧モダンを代表するアイコンとして今なお世界中のインテリア愛好家を魅了する。
カンタレッリ花瓶 Kantarelli Vase
1946年、タピオ・ヴィルカラが創造したカンタレッリ花瓶は、シャンテレル茸の優美な形態を透明なガラスに写し取った北欧デザインの名品である。1951年ミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞し、自然の形態と工芸技術を結びつけた名作として世界中で評価されている。
カステヘルミ キャンドルホルダー Kastehelmi Votive
外周を覆う粒の連なりが光を屈折させ、内側の炎を複数の点として散らす。粒は下方ほど小さく、上へ向かうにつれて大きくなる。1964年から1988年まで生産され、その後に復刻された。一つずつ手作業で仕上げられる。
カイ・ボイスン ベア Kay Bojesen Bear
カイ・ボイスンが1952年にデザインした木製のクマ。オーク材とメープル材の温かみのある質感と、360度可動する手足が特徴。「線は微笑みにならなければならない」という哲学のもと生まれた、世代を超えて使われ続ける北欧デザインの名作。
カイ・ボイスン エレファント Kay Bojesen Elephant
1953年、デンマークのデザイナー、カイ・ボイスンが生んだオーク無垢材の木製象。丸みを帯びた愛らしいフォルムと可動する鼻や脚を持ち、子どもの玩具から大人のインテリアオブジェまで、世代を超えて愛され続ける北欧デザインの名作。
カイ・ボイスン モンキー Kay Bojesen Monkey
1951年、デンマークのデザイナー、カイ・ボイスンが孫のために生み出した木製フィギュア。チーク材とリンバ材を組み合わせた愛らしい姿と可動する手足が特徴。「線は微笑まなければならない」という言葉どおりの造形で、北欧デザインのアイコンとして70年以上愛され続ける名作。
マドモアゼル ラウンジチェア Mademoiselle Lounge Chair
1956年、イルマリ・タピオヴァーラがフィンランドの伝統的なスポークチェアに着想を得て生み出したラウンジチェア。無垢バーチ材のみで構成された潔い造形が、伝統工芸とモダニズムを結びつけた北欧デザインの名作である。
マリメッコ ロッキ クッション Marimekko Lokki Cushion
1961年、マイヤ・イソラがデザインしたマリメッコを代表するパターン。フィンランド語で「カモメ」を意味するロッキは、躍動的な曲線で北欧の空を舞う鳥の優雅さを表現。タイムレスな美しさが現代の暮らしを彩る。
マリメッコ ウニッコ クッション Marimekko Unikko Cushion
1964年、マイヤ・イソラが創出した世界で最も著名なテキスタイルパターン「ウニッコ」を用いたクッション。大胆に簡略化されたポピーの造形と鮮やかな色彩が、北欧デザインらしい表情を空間にもたらす。
マットソン エヴァ・チェア Mathsson Eva Chair
雪の吹き溜まりでの実験から生まれた、人間工学の先駆的名作。ブルーノ・マットソンが1933年から1941年にかけて完成させたエヴァ・チェアは、曲げ積層ビーチ材とヘンプウェビングによる有機的フォルムで、スカンジナビアモダニズムを代表する。
メイヤー ソファ AJ5 Mayor Sofa AJ5
背もたれと側面が垂直に立ち、水平の座面と直角に交わる。曲線を持たないこの構成が、婚姻の場という用途に対する応答になっている。当初は市庁舎のために2脚だけが製作された。肘掛けと背もたれをまたいで二列のボタンが並ぶ。
モデル232 チャイナキャビネット Model 232 China Cabinet
1951年発表。中国伝統家具に着想を得た「Chinaシリーズ」に属する二枚扉のキャビネット。真鍮の鍵が取手を兼ねる意匠が特徴で、内部には可動棚板と引き出しトレイを備える。FDB Møblerのために設計され、C.M.マドセン工房が製作した。