エルゴノミクス
アバウト・ア・チェア About A Chair
ヒー・ウェリングがHAYのために創造したアバウト・ア・チェア。シンプルな曲線美と100%リサイクルプラスチック製シェルが特徴。ダイニング、オフィス、レストランと幅広い空間に適応する現代スカンジナビアデザインの代表作。
BKFバタフライチェア BKF Butterfly Chair
1938年にアルゼンチン人建築家3名がデザインした20世紀を代表するラウンジチェア。チューブラースチールフレームに吊り下げられたレザーシートが、蝶のような優美なシルエットと極上の座り心地を実現。MoMA永久コレクション収蔵。
コノイドチェア Conoid Chair
2本の脚から座面を支えるカンティレバー構造が特徴的なナカシマの代表作。建築的な大胆さと木工技術が融合し、ウィンザーチェアの伝統と東洋の美意識を併せ持つ、アメリカンミッドセンチュリーモダンを代表する椅子。
コンテッサ Contessa
2002年、ドイツ・ケルンの国際家具見本市オルガテックで発表されたオカムラのオフィスチェア。イタリア・トリノのイタルデザインとの協働から生まれ、背と座の両方にメッシュを張った国内初のオフィスシーティングとなった。座ったままの姿勢で操作できるよう、座面高とリクライニングのレバーは肘の先端に置かれている。
ディエシス Diesis
1979年発表、チッテリオとナヴァによる名作。精密な金属構造と柔らかなクッションが釣り合い、技術と造形を統合したモダンデザインの代表作。45年を経て今なお生産され続ける普遍的な価値を持つソファ。
ドムスチェア Domus Chair
1946年にイルマリ・タピオヴァーラがヘルシンキの学生寮ドムス・アカデミカのためにデザインしたチェア。三次元成形合板による座り心地と、テーブルに寄せられる短いアームレストが特徴で、「フィンチェア」として国際的に普及した。現在はアルテックが製造している。
イームズ オットマン 671 Eames Ottoman (671)
チャールズ&レイ・イームズによる1956年発表のオットマン。成型合板の美しい曲線と最高級レザーが生み出す極上の座り心地。ラウンジチェア670の相棒として、また単独のスツールとしても活躍する、ミッドセンチュリーデザインの永遠のアイコン。
イームズ プラスチック サイドチェア DSW Eames Plastic Side Chair DSW
1948年に構想され1950年に製品化された、家具史上初の量産プラスチックチェア。人体に沿う一体成型シェルと温かみのある木製ダウエルレッグの組み合わせで知られ、住宅からオフィスまで幅広い空間に調和する。
エドワード・ワームリー ソファ Edward Wormley Sofa
1931年から36年間ダンバー社のデザインディレクターを務めたエドワード・ワームリーのソファは、モダニズムと伝統的要素を見事に融合。MoMAグッドデザイン賞30作品受賞の実績を持つ、控えめでエレガントな佇まいが魅力の名作。
エッグチェア Egg Chair
骨組みを置かず、硬質フォームそのものを成形してシェルとした1958年のラウンジチェア。継ぎ目のない曲面が座る人を左右と背後から囲い、人の行き交う場所のなかに区切られた居場所をつくる。
フィスカース クラシック はさみ Fiskars Classic Scissors
1967年に発売された、オロフ・ベックストローム設計の世界初のプラスチックハンドルのはさみ。人間工学に基づく非対称ハンドルと象徴的なオレンジ色で知られ、MoMAのコレクションにも収蔵される北欧デザインの定番。
FSライン FS-Line
1980年に発表されたオフィス用の椅子。細かな設定操作を求める当時の方式に対し、姿勢が変われば機構とシェルの両方が追従する構成をとった。名称は設計を担当したクラウス・フランクとヴェルナー・ザウアーの姓の頭文字による。
ハスクチェア Husk Chair
2011年発表。硬質なHirek®シェルと柔らかなキルティングクッションの対比が特徴的なラウンジチェア。リサイクル可能な素材を用いたサステナブルな設計と、精神的・物理的な快適性を両立させた、ウルキオラの代表作の一つ。
アイソコン ロングチェア Isokon Long Chair
バウハウス出身のブロイヤーが英国亡命時に生み出した成形合板の名作。体重を広い面積に分散させる人間工学的設計により、科学的なリラクゼーションを実現するモダニズムの象徴的ラウンジチェア。
ラミー・サファリ LAMY Safari
1980年発表のドイツ製万年筆。三角形グリップによる理想的な筆記姿勢の実現と、ABS樹脂の堅牢なボディが特徴。バウハウスの機能美に沿った設計で、世界で最も売れている万年筆として、デザインと実用性を両立させている。
LC4 シェーズロング LC4 Chaise Longue
1928年、ル・コルビュジエら3名が設計した「休養のための機械」。無段階調節可能な流線形フォルムと人間工学に基づく設計により、モダニズムの理念を形にした20世紀デザインの代表作。MoMA永久収蔵。
レッジェーラ 646 Leggera 646
1952年、ジオ・ポンティがカッシーナのためにデザインした木製チェア。1957年のスーパーレッジェーラ699の原型となった作品で、キアヴァリチェアの伝統を現代的に再解釈し、軽量性と堅牢性を両立させたイタリアモダンデザインの古典。
ルールーゴースト Lou Lou Ghost
フィリップ・スタルクによる透明な子供用チェア。大人用Louis Ghostのエレガンスを継承し、18世紀バロック様式を現代のポリカーボネート技術で再解釈。軽量で堅牢、カラフルなバリエーションも魅力的な、キッズデザインの名作。
リュクサンブール チェア Luxembourg Chair
パリの公園を象徴する伝説的椅子を2004年に再解釈。アルミニウムの軽量性と耐久性、曲線を描く座面の快適性、スタッキング機能を融合。フランスデザインの気質を伝える、世界中で愛されるアウトドアチェアの名作。
マスターズチェア Masters Chair
スタルクとキトレが、3脚の名作チェアへのオマージュとして生み出したダイニングチェア。ヤコブセン、サーリネン、イームズのシルエットが融合し、デザイン史への敬意と現代性を併せ持つ。
マットソン エヴァ・チェア Mathsson Eva Chair
雪の吹き溜まりでの実験から生まれた、人間工学の先駆的名作。ブルーノ・マットソンが1933年から1941年にかけて完成させたエヴァ・チェアは、曲げ積層ビーチ材とヘンプウェビングによる有機的フォルムで、スカンジナビアモダニズムを代表する。
メッシュラウンジ Mesh Lounge
建築ファサードの透過性から着想を得たKettalのMesh Loungeは、エクスパンデッドアルミニウムメッシュとチーク材のコントラストが美しい、パトリシア・ウルキオラによる革新的なアウトドアラウンジコレクション。光と風を通す軽やかなデザインが屋内外の境界を曖昧にします。
メッツァドロ Mezzadro
カスティリオーニ兄弟による1957年の革新作。トラクターシートを用いたレディメイド手法を代表するスツール。既成概念を覆すデザインはニューヨーク近代美術館やシカゴ美術館に収蔵され、イタリアンデザインの象徴的存在として現代も愛され続けている。
ミスター・インポッシブル Mr. Impossible
フィリップ・スタルクが2008年にカルテルのために設計したポリカーボネート製チェア。接着剤を使わず2枚のシェルをレーザー溶接で接合するという「不可能」を実現し、透明感と有機的フォルムが結びついた独特の存在感を放つ。
マッシュルームチェア Mushroom Chair
ピエール・ポーランが1963年にデザインした彫刻的なラウンジチェア。水着から着想を得たシームレスなストレッチファブリックと有機的フォルムが革新的。MoMA永久コレクション収蔵。スペースエイジの造形を示す20世紀デザインの代表作。
ナタリー Nathalie
1978年発表のナタリーは、ヴィコ・マジストレッティがFlou社のためにデザインした現代テキスタイルベッドの祖。ヘッドボードの愛らしいリボンと着脱可能なカバーが特徴で、2020年コンパッソ・ドーロ生涯功労賞を受賞した名作です。
パシャ ラウンジチェア Pacha Lounge Chair
ピエール・ポーランによる1975年のデザイン。雲のような有機的フォルムと脚を排したローレベル構造が特徴。戦後の禁欲的デザインから脱却し、快適性と彫刻性を融合させた1970年代モダニズムの象徴的作品。
パパベアチェア Papa Bear Chair
1951年にウェグナーがデザインした名作ラウンジチェア。熊に抱きしめられるような包容力のある座り心地と有機的なフォルムで、デンマークモダンデザインを代表する一脚。デザイナー本人が生涯愛し続けた椅子。
リ・トゥルーヴェ Re-Trouvé
パトリシア・ウルキオラがデザインした、1950年代の鉄製家具を現代技術で再解釈したアウトドアコレクション。ダイヤモンド形のメッシュパターンが生み出す優雅で軽やかなフォルムは、ノスタルジアとモダニティを見事に融合させている。
リボンチェア Ribbon Chair
リボンのように流れる有機的曲線が特徴的な、ピエール・ポーラン1966年の代表作。スチールフレームとストレッチファブリックの革新的な組み合わせにより、彫刻的な美しさと卓越した快適性を実現した、アルティフォート社の記念碑的ラウンジチェア。
S チェア S Chair
トム・ディクソンが1987年にデザインしたS字型の彫刻的なラウンジチェア。スチールフレームにラッシュを編み込んだオリジナル版から、レザー、ウール、リサイクルナイロンまで、多様な素材で再解釈され続ける現代デザインの代表作。MoMA、V&A永久コレクション収蔵。
サファリチェア Safari Chair
コーア・クリントが1933年にデザインしたサファリチェア。英国軍のルールキーチェアを原型に、工具不要で組立・分解できるノックダウン構造へと洗練させたラウンジチェア。現在はカール・ハンセン&サンが製造している。
サム・マルーフ ロッキングチェア Sam Maloof Rocking Chair
20世紀アメリカ工芸を代表する一脚。手彫りによる流麗な曲線と精緻な釣り合いを持つロッキングチェア。マッカーサー賞受賞職人が生涯手作りで製作し、ホワイトハウスやメトロポリタン美術館に収蔵される作品。カーター、レーガン両大統領も愛用した伝説の椅子。
セディア 1(アウトプロゲッタツィオーネ) Sedia 1 (Autoprogettazione)
イタリアのデザイナー、エンツォ・マーリが1974年に発表したDIYチェアの代表作。パイン材と釘のみで構成されるシンプルな構造ながら、人間工学的快適性と構造美を実現。デザインの民主化を目指した教育的プロジェクトAutoprogettazioneの象徴的作品として、現代のメイカームーブメントにも影響を与え続けている。
スローチェア Slow Chair
チューブラースチールフレームに精密なニット素材を張った革新的なラウンジチェア。軽量でありながら広々とした座面を実現し、繊細な構造によって高い快適性を追求したブルレック兄弟の代表作。
スタッキングチェア 40/4 Stacking Chair Model 40/4
デヴィッド・ローランドが8年の歳月をかけて完成させたスタッキングチェア。40脚を4フィートに積み重ねられる設計で、ミラノ・トリエンナーレのグランプリを受賞。MoMA収蔵品。
タラモ ベッド Talamo Bed
英国人デザイナー、ダミアン・ウィリアムソンによるミニマルで機能的なベッド。Zanottaの現代コレクションを代表する作品として、軽やかなアルミニウム脚と堅牢なスチールフレームが特徴。取り外し可能なカバーで実用性も兼備。
トムバックチェア Tom Vac Chair
ロン・アラッドがデザインした彫刻的な椅子。背もたれと座面が一体化した流麗なフォルムと波状のリブが特徴的で、芸術作品としての美しさと実用的な機能性を高次元で融合。1997年のミラノ・サローネでアートインスタレーションとして誕生し、Vitraにより量産化された現代デザインの名作。
トリップ トラップ Tripp Trapp
1972年にノルウェーで誕生した成長する椅子。座面と足置きの高さを調整でき、子どもから大人まで使える革新的なハイチェア。人間工学に基づくデザインは世界1,400万台以上の販売実績を誇る。
ウイングバックチェア Wingback Chair
17世紀英国の古典的座具を現代に甦らせたトム・ディクソンの代表作。ショーディッチハウスのために開発された彫刻的フォルムは、翼状のハイバックによる包容力と音響的保護を備え、空間の中心で存在感を放つラウンジチェアである。