620 チェア・プログラム 620 Chair Programme
ディーター・ラムスが1962年にデザインしたモジュール式ラウンジチェア。椅子をソファに拡張でき、背もたれや脚部を自由に組み替え可能。ミニマルな美学と優れた座り心地を両立し、世界の主要美術館に収蔵される20世紀家具デザインの傑作。
セラ Sella
1957年、カスティリオーニ兄弟が電話用スツールとしてデザインした象徴的な作品。本物の自転車サドルとピンク色のスチールカラムを組み合わせた革新的なフォルムが特徴。レディメイドの思想を体現するイタリアンデザインの名作。
メッツァドロ Mezzadro
カスティリオーニ兄弟による1957年の革新作。トラクターシートを用いたレディメイド手法の傑作スツール。既成概念を覆すデザインは世界の美術館に収蔵され、イタリアンデザインの象徴的存在として現代も愛され続けている。
コノイドチェア Conoid Chair
2本の脚から座面を支えるカンティレバー構造が特徴的なナカシマの代表作。建築的な大胆さと木工技術が融合し、ウィンザーチェアの伝統と東洋の美学を調和させた、アメリカンミッドセンチュリーモダンを象徴する名作椅子。
バレルチェア Barrel Chair
フランク・ロイド・ライトが1904年にデザインした象徴的アームチェア。樽を思わせる円筒形のフォルムに、広がりのあるフレアバックレストと円形シートを持つ。建築と家具の調和を追求したライトの理念を体現する逸品。
ニールス・O・モラー モデル75 Niels O. Møller Model 75
1954年発表のデンマーク製ダイニングチェア。木製ダボによる堅牢な構造と簡潔なフォルムが特徴。オーク材またはビーチ材の無垢材フレームにペーパーコードまたは張地の座面を組み合わせ、現在も創業時と同じ工場で手作業により製作されている北欧デザインの逸品。
レッジェーラ 646 Leggera 646
1952年、ジオ・ポンティがカッシーナのためにデザインした木製チェア。スーパーレッジェーラの原型となった作品で、キアヴァリチェアの伝統を現代的に再解釈。軽量性と堅牢性を完璧なバランスで実現したイタリアモダンデザインの古典。
ピエール・シャポー S34チェア Pierre Chapo S34 Chair
1973年にピエール・シャポーによってデザインされたS34チェアは、収束する四本の脚と七の字型の背もたれが特徴的なダイニングチェア。非対称ながら完璧にバランスが取れたフォルムは、建築的精密性と素朴な美学を融合させたシャポーの理念を体現している。
メリベルスツール Méribel Stool
アルプスの羊飼いの道具から着想を得た、ペリアンによる1953年の木製スツール。3本の台形脚と轆轤挽き座面が織りなす素朴な美しさと機能性を兼備。カッシーナ製。
サム・マルーフ ロッキングチェア Sam Maloof Rocking Chair
20世紀アメリカ工芸を代表する傑作。手彫りによる流麗な曲線と完璧なバランスを持つロッキングチェア。マッカーサー賞受賞職人が生涯手作りで製作し、ホワイトハウスや世界の主要美術館に収蔵される芸術作品。カーター、レーガン両大統領も愛用した伝説の椅子。
リソム ラウンジチェア Risom Lounge Chair
イェンス・リソムが1941年にデザインした、アメリカにおけるスカンディナヴィアンモダンの先駆的作品。戦時下の材料制限を創意工夫で乗り越え、余剰のパラシュート用ウェビングとメープル材を用いた革新的なラウンジチェア。MoMAコレクション所蔵。
パシャ ラウンジチェア Pacha Lounge Chair
ピエール・ポーランによる1975年のデザイン。雲のような有機的フォルムと脚を排したローレベル構造が特徴。戦後の禁欲的デザインから脱却し、快適性と彫刻性を融合させた1970年代モダニズムの象徴的作品。
BKFバタフライチェア BKF Butterfly Chair
1938年にアルゼンチン人建築家3名がデザインした20世紀を代表するラウンジチェア。チューブラースチールフレームに吊り下げられたレザーシートが、蝶のような優美なシルエットと極上の座り心地を実現。MoMA永久コレクション収蔵。
ハーバーチェア Harbour Chair
ノーム・アーキテクツによる2018年のデザイン。幾何学と有機形状の完璧な調和を実現した多目的チェア。外側に曲がるアームレストと高いバックレストが快適性を提供し、あらゆる現代空間に溶け込む洗練された佇まいを持つ。
マットソン エヴァ・チェア Mathsson Eva Chair
雪の吹き溜まりでの実験から生まれた、人間工学の先駆的名作。ブルーノ・マットソンが1933年から1941年にかけて完成させたエヴァ・チェアは、曲げ積層ビーチ材とヘンプウェビングによる有機的フォルムで、スカンジナビアモダニズムを代表する。
ボウルチェア Bowl Chair
イタリア系ブラジル人建築家リナ・ボ・バルディが1951年に自邸「ガラスの家」のためにデザインした革新的なラウンジチェア。半球状のシートが金属リング上で自由に動き、使用者の自然な姿勢を尊重する柔軟性を提供。人間中心のデザイン哲学を体現した傑作。
トリックスAチェア Tolix A Chair
1934年デザインのフランス製インダストリアルチェア。亜鉛メッキ鋼板による耐久性と軽量性を兼ね備え、スタッキング可能な機能性でカフェから住宅まで幅広く愛用される。MoMA等の永久コレクションに収蔵される20世紀デザインの金字塔。
トリップ トラップ Tripp Trapp
1972年にノルウェーで誕生した成長する椅子。座面と足置きの高さを調整でき、子どもから大人まで使える革新的なハイチェア。人間工学に基づくデザインは世界1,400万台以上の販売実績を誇る。
ピエール・ジャンヌレ チャンディーガルチェア Pierre Jeanneret Chandigarh Chair
1950年代、ピエール・ジャンヌレがインド・チャンディーガルの都市計画のためにデザインした椅子。V字型のコンパスレッグとチーク材・籐を用いた構造美が特徴。モダニズムの機能美と地域性が融合した20世紀デザイン史の傑作として、世界の美術館に収蔵されている。
Les Arcs Chair les-arcs-chair
シャルロット・ペリアンが1960年代後半、アルプスのスキーリゾート「レ・ザルク」のために選定した椅子。管状クロームスチールとコニャックレザーの組み合わせが美しい。スタッキング可能な機能性とモダニズムの美学を体現した傑作。
フォールディング・アームチェア Folding Armchair (Alternative name: Bent Plywood Armchair)
ジェラルド・サマーズが1934年にデザインした革新的なラウンジチェア。一枚の成形合板から金具を使わず一体成形された構造は、20世紀モダニズム家具の金字塔として世界の主要美術館に収蔵される。
アイソコン ロングチェア Isokon Long Chair
バウハウスの巨匠ブロイヤーが英国亡命時に生み出した成形合板の名作。体重を広い面積に分散させる人間工学的設計により、科学的なリラクゼーションを実現するモダニズムの象徴的ラウンジチェア。
ナガサキチェア Nagasaki Chair
1954年デザイン。マチュー・マテゴーの代表作として知られる3本脚の革新的チェア。独自開発のリジチュール技法による穿孔シートメタルが軽やかさと強度を両立。鞍のように湾曲した座面と背もたれが特徴的で、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの永久コレクションに収蔵されています。
S チェア S Chair
トム・ディクソンが1987年にデザインしたS字型の彫刻的なラウンジチェア。スチールフレームにラッシュを編み込んだオリジナル版から、レザー、ウール、リサイクルナイロンまで、多様な素材で再解釈され続ける現代デザインの傑作。MoMA、V&A永久コレクション収蔵。
アバウト・ア・チェア About A Chair
ヒー・ウェリングがHAYのために創造したアバウト・ア・チェア。シンプルな曲線美と100%リサイクルプラスチック製シェルが特徴。ダイニング、オフィス、レストランと幅広い空間に適応する現代スカンジナビアデザインの代表作。
ファベーラチェア Favela Chair
カンパナ兄弟が廃材を手作業で組み上げた彫刻的チェア。サンパウロのスラム街の創意工夫に着想を得た革新的デザインで、各チェアが一点もの。2003年よりエドラ社が製造し、世界の主要美術館に収蔵される。
.03チェア .03 Chair
控えめな佇まいに革新的な快適性を秘めた.03チェア。マールテン・ヴァン・セーヴェレンの完璧主義が結実した、ミニマルデザインの金字塔として世界中で愛され続けています。
ハンギングエッグチェア Hanging Egg Chair
1959年にナナ&ヨルゲン・ディッツェルがデザインした、天井吊り下げ式の象徴的なチェア。卵型のラタン製シェルが身体を包み込み、瞑想的な揺らぎとともにプライベートな空間を創出する。フローティングチェアの原型となったデンマークデザインの傑作。
トリニダードチェア Trinidad Chair
トリニダード島の建築装飾に着想を得た、ナナ・ディッツェルによる名作チェア。CNC技術により実現した精緻な透かし彫りが光と影の美しい相互作用を生み、空間に詩的な質をもたらす。1993年発表。
ドムスチェア Domus Chair
1946年デザインの北欧デザインを代表する名作椅子。三次元成形合板が身体を優しく包み込み、長時間の使用でも快適。短いアームレストによりテーブルに密着でき、スタッキングも可能。「フィンチェア」として国際的に愛される機能美の結晶。
サファリチェア Safari Chair
コーア・クリントが1933年に発表した組立式ラウンジチェア。英国軍用椅子を洗練させ、工具不要で組立可能な革新的構造を実現。リネンまたはレザーの座面と回転式背もたれが快適性を提供する、デンマーク近代デザインを代表する名作。
ボールチェア Ball Chair
1963年にフィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオがデザインした球体型ラウンジチェア。FRP製のシェルが約70%の遮音性を実現し、プライベートな空間を創出。1966年のケルン国際家具見本市で世界的な評価を獲得し、スペースエイジデザインの象徴的存在となった。
バブルチェア Bubble Chair
フィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオが1968年に発表した透明なアクリル製ラウンジチェア。天井から吊り下げられた球体は空中に浮かぶシャボン玉のような浮遊感をもたらし、全方向から光が差し込む独特の空間体験を提供する。1960年代スペースエイジデザインの象徴的作品。
マッシュルームチェア Mushroom Chair
ピエール・ポーランが1963年にデザインした彫刻的なラウンジチェア。水着から着想を得たシームレスなストレッチファブリックと有機的フォルムが革新的。MoMA永久コレクション収蔵。スペースエイジ美学を体現する20世紀デザインの傑作。
オレンジスライスチェア Orange Slice Chair
1960年にピエール・ポーランがデザインした彫刻的なラウンジチェア。オレンジのスライスを思わせる2つの同一シェルが特徴で、見る角度により異なる表情を見せます。優美な曲線と快適な座り心地を両立させた不朽の名作です。
セディア 1(アウトプロゲッタツィオーネ) Sedia 1 (Autoprogettazione)
イタリアの巨匠エンツォ・マーリが1974年に発表したDIYチェアの傑作。パイン材と釘のみで構成されるシンプルな構造ながら、人間工学的快適性と構造美を実現。デザインの民主化を目指した教育的プロジェクトAutoprogettazioneの象徴的作品として、現代のメイカームーブメントにも影響を与え続けている。
リボンチェア Ribbon Chair
リボンのように流れる有機的曲線が特徴的な、ピエール・ポーラン1966年の代表作。スチールフレームとストレッチファブリックの革新的な組み合わせにより、彫刻的な美しさと卓越した快適性を実現した、アルティフォート社の記念碑的ラウンジチェア。
Up 5 & 6(Donna / ドンナ) Up 5 & 6 (Donna)
1969年にガエターノ・ペッシェがデザインした象徴的なラウンジチェア。女性の身体を模した豊満なフォルムと鎖で繋がれた球状のオットマンにより、女性の社会的抑圧への批判を表現。革新的な真空パッケージング技術と社会的メッセージを統合した、工業デザイン史における記念碑的作品。
トニエッタ Tonietta
エンツォ・マーリによる1985年の傑作チェア。アルミニウム合金の軽量フレームに革張りの座面を組み合わせた本質的なデザインで、1987年コンパッソ・ドーロ賞を受賞。椅子の原型を現代技術で昇華させた逸品。
フロッグチェア Frog Chair
低く構えた姿勢が蛙を連想させることから名付けられたラウンジチェア。1995年の発表当初は「低すぎる、広すぎる」と評されたプロポーションが、現代的なリラクゼーションの新たな基準となり、30年を経た今もなお支持され続けている。
ノッテッドチェア Knotted Chair
マルセル・ワンダースが1996年にデザインした革新的なラウンジチェア。伝統的なマクラメ技法と航空宇宙素材を融合し、手工芸と先端技術の境界を解消した現代デザインの象徴的作品。透明で軽量ながら強靭な構造を持つ。
ファースト・チェア First Chair
幾何学的な円盤と球体を組み合わせた彫刻的な造形。ターコイズブルーの調節可能な背もたれと黒い球体のアームレストが特徴的な、メンフィスグループを代表する1983年の作品。大量生産された唯一のメンフィス・オリジナルデザイン。
G10 アームチェア G10 Armchair
1955年、ピエール・ガリッシュがエアボーン社のためにデザインした幾何学的フォルムが美しいアームチェア。台形のアームレストと黒塗装の金属フレームが特徴的。Free-spanシステムにより快適性と視覚的軽やかさを両立。モジュラー接続可能な革新的設計。
ヒー・チェア Hee Chair
冷蔵庫のワイヤー棚から着想を得て2004年に誕生したヒー・ウェリングによるスチールワイヤー製チェア。線描画のような軽やかな造形と、屋内外で使用できる実用性を兼ね備えた北欧デザインの傑作。スタッカブル機能を持ち、世界中の公共空間で愛用されている。
エルダチェア Elda Chair
1963年にジョエ・コロンボがデザインした未来的なラウンジチェア。ファイバーグラス製の包み込むようなシェルと7つのレザークッションが特徴。船舶製造技術から着想を得た革新的構造により、スペースエイジデザインの金字塔として今なお高い評価を得ている。
PK9 チェア(チューリップチェア) PK9 Chair (Tulip Chair)
ポール・ケアホルム1960年作。三本のスチール脚がチューリップの花弁のように広がる優美なフォルムが特徴。工業素材に詩的表現を与えた北欧モダンデザインの傑作として、世界の美術館に収蔵される。
チーフテンチェア Chieftain Chair
1949年にフィン・ユールがデザインした「椅子の王」。浮遊する座面と彫刻的なフレームが織りなす革新的造形で、デンマーク国王フレゼリク9世が着座したことから「酋長の椅子」の名を冠する、デンマークモダンの最高傑作。
ウームチェア Womb Chair
1948年、エーロ・サーリネンがノル社のために設計したミッドセンチュリーモダンの傑作。有機的な曲線が身体を優しく包み込み、「子宮」の名にふさわしい深い安心感と寛ぎを提供する。MoMA永久収蔵品。
サヤ チェア Saya Chair
リエボレ・アルテール・モリーナが2012年にアルペールのためにデザイン。日本語の「鞘」に由来し、流麗な曲線と温かみのある木の質感が特徴。レッドドット・デザイン賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞した、現代チェアデザインの傑作。