1920年代
ラ・レリジューズ La Religieuse
1923
1923年、ピエール・シャローがパリのダルザス邸のために設計。修道女の角頭巾に似たアルバトルのシェードと無垢材台座の対比が生む彫刻的照明。ポンピドゥー・センター収蔵。ガレリーMCDEがリエディションを制作。
バウハウス テーブルランプ WG24 Bauhaus Table Lamp WG24
1924
1923–24年、バウハウス・ヴァイマール金属工房で生まれたテーブルランプ。円盤状のベース、円筒形の支柱、半球状のシェードという最小限の構成でつくられ、ニューヨーク近代美術館に収蔵されている。現行品はテクノルーメンによる公認復刻版。
ネスティングテーブル Nesting Table
1925
バウハウスの理念を体現するブロイヤーの名作。1925年のB9鋼管版と1936年のアイソコン合板版の2バージョンが存在。使用時は独立したサイドテーブル、収納時は入れ子構造でコンパクトに。機能性と幾何学的美しさが融合した、モダンデザインの教科書的存在。
ワシリーチェア(クラブチェアB3) Wassily Chair (Model B3)
1925
1925年、23歳のブロイヤーが自転車から着想を得て考案した、スチールパイプ製の椅子。透明性と軽さを追求した骨格的な構造は、重厚な椅子の概念を一新し、モダンデザイン運動を牽引した。MoMAに収蔵されている。
LC20 カジエ・スタンダール LC20 Casiers Standard
1925
1925年、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレがエスプリ・ヌーヴォー館のために設計したモジュラー収納。規格化されたユニットの組み合わせで多様な構成をつくる。現在はカッシーナが製造。
LC12 ラ・ロッシュ LC12 La Roche
1925
1925年、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレがラ・ロッシュ邸のために設計したテーブル。細く絞った脚部と大きな天板の対比が特徴で、カッシーナがイ・マエストリコレクションとして生産する。
ルーニーラグ(ロクブリュンヌ ラグ) Roquebrune Rug
1925
アイリーン・グレイが別荘E-1027の地に捧げた抽象ラグ。ダークグレーとネイビーの矩形が重なる構図は、モダニズム建築の幾何学と地中海の光を映す。ClassiConがネパールで手結び復刻する名作テキスタイル。
S 33 チェア S 33 Chair
1926
後脚を持たない片持ち構造でデザイン史に大きな足跡を残したカンチレバーチェア。マルト・スタムとマルセル・ブロイヤーによる1920年代の名作は、トーネット社により今も製造され、20世紀を代表する椅子のひとつとして世界中で親しまれている。
E1027 アジャスタブルテーブル E1027 Adjustable Table
1927
アイリーン・グレイが1927年にデザインした、20世紀を代表するサイドテーブル。クロームスチールとガラスの洗練されたフォルム、11段階の高さ調節機能を備え、機能性と造形美を両立。MoMA永久コレクション収蔵作品。
7 フォートゥイユ・トゥルナン 7 Fauteuil tournant
1927
1927年、シャルロット・ペリアンが自身のアパルトマン用にデザインした回転式チェア。工業素材のフレームと円形のクッションを組み合わせたモダンデザインの古典で、現在はカッシーナが製造している。
MRチェア MR Chair
1927
1927年、ミース・ファン・デル・ローエがヴァイセンホーフ展で発表したカンチレバーチェア。後脚を持たない片持ち構造と、流麗なスチールの曲線が特徴の、バウハウスを象徴する名作。
PH 3/2 テーブルランプ PH 3/2 Table Lamp
1927
ポール・ヘニングセンの3枚シェードシステムを卓上に展開した照明。対数螺旋にもとづくシェード曲線と、吹きガラスの三層オパールガラスが、グレアのない柔らかな光をつくる。
LC2 ソファ LC2 Sofa
1928
1928年にル・コルビジェらがデザインしたLC2ソファは、クロームスチールフレームと独立クッションの革新的構造で知られる20世紀モダニズムの傑作。MoMA収蔵品としても名高く、カッシーナ社が独占製造する永遠のアイコン。
チェスカ・チェア(B32) Cesca Chair (B32)
1928
1928年マルセル・ブロイヤーがデザインした革新的なカンチレバー構造の椅子。クロムメッキ鋼管と籐編みの組み合わせが生む軽やかな美しさと快適な座り心地。バウハウス精神を体現し、MoMAが「20世紀の最も重要な椅子10選」に選定した不朽の名作。
LC1 バスキュラントチェア LC1 Basculant Chair / 1 Fauteuil à Dossier Basculant
1928
1928年にル・コルビュジエ、ジャンヌレ、ペリアンが創出した、可動式背もたれを持つ革新的ラウンジチェア。ミニマルな幾何学的形態と精緻な機能性が融合し、モダンデザインの規範として世界中で評価される不朽の名作。
LC4 シェーズロング LC4 Chaise Longue
1928
1928年、ル・コルビュジエら三人の巨匠が創造した「休養のための機械」。無段階調節可能な流線形フォルムと人間工学に基づく設計により、モダニズムの理念を体現した20世紀デザインの金字塔。MoMA永久収蔵。
LC6テーブル LC6 Table
1928
1928年、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの三者が生み出した近代デザインの金字塔。スチールパイプとガラスによる革新的構造美は、発表から一世紀を経てなお色褪せない普遍的価値を湛える。
カンデム テーブルランプ Kandem Table Lamp
1928
1928年、バウハウスの金属工房で生まれた量産照明。マリアンネ・ブラントとヒン・ブレデンディエックの共同設計で、半球形シェードと二重の関節をもつ。バウハウスと産業界の協働から生まれた最初期の成功例として知られる。
LC3 グランコンフォール LC3 Grand Confort
1928
1928年、ル・コルビュジエ、ジャンヌレ、ペリアンの三者が生み出したモダニズムの象徴的ソファ。スチールフレームの「クッションの籠」という革新的構造が、建築の論理を家具へと翻訳した不朽の名作。カッシーナが正規製造。
バルセロナチェア Barcelona Chair
1929
1929年バルセロナ万博のために生まれた、モダニズムの極致。ミース・ファン・デル・ローエとリリー・ライヒが創造したX字型のステンレスフレームと贅沢な革張りは、「Less is more」の哲学を最も純粋に体現。今なお世界中で愛される20世紀デザインの頂点。
バルセロナオットマン Barcelona Ottoman
1929
1929年にミース・ファン・デル・ローエがデザインしたバルセロナオットマン。古代ローマの威厳とモダニズムの簡潔さが融合したX字型フレームと、手工芸による16枚のレザーパネルが織りなす贅沢な座面が、時を超えた優雅さを体現しています。
ブルノチェア Brno Chair
1929
ミース・ファン・デル・ローエが1929-30年に設計した革新的なカンチレバーチェア。チェコのトゥーゲントハット邸のためにデザインされ、一本の連続したスチールフレームが描く流麗なフォルムは、20世紀モダンデザインの象徴として今なお愛され続けている。
PH 3½-3 ペンダント PH 3½-3 Pendant
1929
ポール・ヘニングセンが開発した対数螺旋の3枚シェードシステムを忠実に再現。ルイスポールセン社製のPH 3½-3 ペンダントは、グレアを抑えた柔らかな光で空間を包み、約一世紀にわたり親しまれる北欧照明デザインの名作である。