デザイナーズ家具・インテリア カタログ Stories of Design Interior Catalog
Era

1920年代

ランプ・グラ N°205

ランプ・グラ N°205 Lampe Gras N°205

1921

基本形にねじも溶接も用いていない。部材どうしを差し込み、挟み込むことで組み立てる。接合部が少ないため壊れにくく、分解と修理も容易になる。二つの関節で、光源を机上の広い範囲へ運べる。シェードは丸型と円錐型の二種類が用意される。

ブリック・スクリーン

ブリック・スクリーン Brick Screen

1922

アイリーン・グレイが1922年から1925年頃にかけて制作した漆塗りの衝立。パリの住宅の壁を覆った漆のパネルを、自立して動かせる仕切りへと組み直したもので、煉瓦積みのように並ぶ板が金属の軸を中心に列ごとに回転する。ニューヨーク近代美術館とヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が収蔵し、2011年からはクラシコンが権利者の許諾を得て限定生産している。

ラ・レリジューズ

ラ・レリジューズ La Religieuse

1923

1923年、ピエール・シャローがパリのダルザス邸のために設計。修道女の角頭巾に似たアルバトルのシェードと無垢材台座の対比が生む彫刻的照明。ポンピドゥー・センター収蔵。ガレリーMCDEがリエディションを制作。

バウハウス テーブルランプ WG24

バウハウス テーブルランプ WG24 Bauhaus Table Lamp WG24

1924

1923–24年、バウハウス・ヴァイマール金属工房で生まれたテーブルランプ。円盤状のベース、円筒形の支柱、半球状のシェードという最小限の構成でつくられ、ニューヨーク近代美術館に収蔵されている。現行品はテクノルーメンによる公認復刻版。

B 9 ネストテーブル

B 9 ネストテーブル B 9 Nesting Tables

1925

ブロイヤーがバウハウス・デッサウ校の食堂のために設計した入れ子式のサイドテーブル。クロムメッキの曲げ鋼管に矩形の天板を載せ、高さの異なる4点が互いの下に収まる。トーネット社が現在も生産を続けている。

ワシリーチェア(クラブチェアB3)

ワシリーチェア(クラブチェアB3) Wassily Chair (Model B3)

1925

1925年、23歳のブロイヤーが自転車から着想を得て考案した、スチールパイプ製の椅子。透明性と軽さを追求した骨格的な構造は、重厚な椅子の概念を一新し、モダンデザイン運動を牽引した。MoMAに収蔵されている。

LC20 カジエ・スタンダール

LC20 カジエ・スタンダール LC20 Casiers Standard

1925

1925年、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレがエスプリ・ヌーヴォー館のために設計したモジュラー収納。規格化されたユニットの組み合わせで多様な構成をつくる。現在はカッシーナが製造。

LC12 ラ・ロッシュ

LC12 ラ・ロッシュ LC12 La Roche

1925

1925年、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレがラ・ロッシュ邸のために設計したテーブル。細く絞った脚部と大きな天板の対比が特徴で、カッシーナがイ・マエストリコレクションとして生産する。

ルーニーラグ(ロクブリュンヌ ラグ)

ルーニーラグ(ロクブリュンヌ ラグ) Roquebrune Rug

1925

アイリーン・グレイが別荘E-1027の地に捧げた抽象ラグ。ダークグレーとネイビーの矩形が重なる構図は、モダニズム建築の幾何学と地中海の光を映す。ClassiConがネパールで手結び復刻する名作テキスタイル。

S 33 チェア

S 33 チェア S 33 Chair

1926

後脚を持たない片持ち構造でデザイン史に大きな足跡を残したカンチレバーチェア。マルト・スタムとマルセル・ブロイヤーによる1920年代の名作は、トーネット社により今も製造され、20世紀を代表する椅子のひとつとして世界中で親しまれている。

E1027 アジャスタブルテーブル

E1027 アジャスタブルテーブル E1027 Adjustable Table

1927

アイリーン・グレイが1927年にデザインした、20世紀を代表するサイドテーブル。クロームスチールとガラスの洗練されたフォルム、11段階の高さ調節機能を備え、機能性と造形美を両立。MoMA永久コレクション収蔵作品。

7 フォートゥイユ・トゥルナン

7 フォートゥイユ・トゥルナン 7 Fauteuil tournant

1927

1927年、シャルロット・ペリアンが自身のアパルトマン用にデザインした回転式チェア。工業素材のフレームと円形のクッションを組み合わせたモダンデザインの古典で、現在はカッシーナが製造している。

MRチェア

MRチェア MR Chair

1927

1927年、ミース・ファン・デル・ローエがヴァイセンホーフ展で発表したカンチレバーチェア。後脚を持たない片持ち構造と、流麗なスチールの曲線が特徴の、バウハウスを象徴する名作。

PH 3/2 テーブルランプ

PH 3/2 テーブルランプ PH 3/2 Table Lamp

1927

ポール・ヘニングセンの3枚シェードシステムを卓上に展開した照明。対数螺旋にもとづくシェード曲線と、吹きガラスの三層オパールガラスが、グレアのない柔らかな光をつくる。

レッドチェア

レッドチェア Red Chair

1927

クリントは人体の寸法と、過去の家具の比例を調査したうえで設計する手法を採った。感覚ではなく調査から出発するこの姿勢が、後年のデンマークの家具設計の基礎となった。教え子にボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャーがいる。

LC2 ソファ

LC2 ソファ LC2 Sofa

1928

1928年にル・コルビジェらがデザインしたLC2ソファは、クロームスチールフレームと独立クッションの革新的構造で知られる20世紀モダニズムの代表作。MoMA収蔵品としても名高く、カッシーナ社が独占製造する永遠のアイコン。

チェスカ・チェア(B32)

チェスカ・チェア(B32) Cesca Chair (B32)

1928

1928年マルセル・ブロイヤーがデザインした革新的なカンチレバー構造の椅子。クロムメッキ鋼管と籐編みの組み合わせが生む軽やかな美しさと快適な座り心地。バウハウスの理念に沿った設計で、MoMAが「20世紀の最も重要な椅子10選」に選定した名作。

LC1 バスキュラントチェア

LC1 バスキュラントチェア LC1 Basculant Chair / 1 Fauteuil à Dossier Basculant

1928

1928年にル・コルビュジエ、ジャンヌレ、ペリアンが創出した、可動式背もたれを持つ革新的ラウンジチェア。ミニマルな幾何学的形態と精緻な機能性が融合し、モダンデザインの規範として世界中で評価される名作。

LC4 シェーズロング

LC4 シェーズロング LC4 Chaise Longue

1928

1928年、ル・コルビュジエら3名が設計した「休養のための機械」。無段階調節可能な流線形フォルムと人間工学に基づく設計により、モダニズムの理念を形にした20世紀デザインの代表作。MoMA永久収蔵。

LC6テーブル

LC6テーブル LC6 Table

1928

1928年、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの三者が生み出した近代デザインの代表作。スチールパイプとガラスによる革新的構造美は、発表から一世紀を経てなお色褪せない普遍的価値を湛える。

カンデム テーブルランプ

カンデム テーブルランプ Kandem Table Lamp

1928

1928年、バウハウスの金属工房で生まれた量産照明。マリアンネ・ブラントとヒン・ブレデンディエックの共同設計で、半球形シェードと二重の関節をもつ。バウハウスと産業界の協働から生まれた最初期の成功例として知られる。

LC3 グランコンフォール

LC3 グランコンフォール LC3 Grand Confort

1928

1928年、ル・コルビュジエ、ジャンヌレ、ペリアンの三者が生み出したモダニズムの象徴的ソファ。スチールフレームの「クッションの籠」という革新的構造が、建築の論理を家具へと翻訳した名作。カッシーナが正規製造。

PH 3½-2½ フロア

PH 3½-2½ フロア PH 3½-2½ Floor

1928

三枚のシェードは対数螺旋にもとづいて曲面が決められている。各点が光源から等しい割合で光を減衰させるため、どの角度から見ても輝度の急な変化が起きない。現行の形になったのは2002年。シェードは吹きガラスによる三層構造の乳白ガラス。

バルセロナチェア

バルセロナチェア Barcelona Chair

1929

1929年バルセロナ万博のために生まれた、モダニズムの極致。ミース・ファン・デル・ローエとリリー・ライヒが創造したX字型のステンレスフレームと贅沢な革張りは、「Less is more」の考え方を最も純粋な形で示します。今なお世界中で愛される20世紀デザインの頂点。

バルセロナオットマン

バルセロナオットマン Barcelona Ottoman

1929

1929年にミース・ファン・デル・ローエがデザインしたバルセロナオットマン。古代ローマの威厳とモダニズムの簡潔さが融合したX字型フレームと、手工芸による16枚のレザーパネルが織りなす贅沢な座面が、時を超えた優雅さを備えています。

ブルノチェア

ブルノチェア Brno Chair

1929

ミース・ファン・デル・ローエが1929-30年に設計した革新的なカンチレバーチェア。チェコのトゥーゲントハット邸のためにデザインされ、一本の連続したスチールフレームが描く流麗なフォルムは、20世紀モダンデザインの象徴として今なお愛され続けている。

PH 3½-3 ペンダント

PH 3½-3 ペンダント PH 3½-3 Pendant

1929

ポール・ヘニングセンが開発した対数螺旋の3枚シェードシステムを忠実に再現。ルイスポールセン社製のPH 3½-3 ペンダントは、グレアを抑えた柔らかな光で空間を包み、約一世紀にわたり親しまれる北欧照明デザインの名作である。