このページについて
LC6テーブルは、ル・コルビュジエらが1928年に設計した食卓である。カッシーナが製造する。天板の素材によって寸法が異なる。4つの支持体で高さを約50mmの範囲で調整できる。
このページでは、天板の素材による寸法の違い、高さの調整、素材の組み合わせの制約、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ル・コルビュジエの設計思想や経歴について詳しくはル・コルビュジエ プロフィールページをご覧ください。
LC6テーブルのデザインストーリーについて詳しくはLC6テーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
LC6テーブルはカッシーナの「イ・マエストリ(I Maestri)」コレクションに属し、権利者との協力のもと、原設計図面に基づいてイタリアで製造されている。すべての正規品には固有の製造番号が刻印される。
| 正式名称 | LC6テーブル |
|---|---|
| ブランド | カッシーナ |
| 天板サイズ | ガラスと石は幅2,250 × 奥行850mm。木は幅1,700 × 奥行750mm。天板の素材によって寸法が異なる |
| ベースサイズ | 約幅1,600 × 奥行700mm |
| 高さ | 約690〜740mm。4つの支持体により約50mmの範囲で調整できる |
| ベース | 中空の鋼管による。楕円の断面をもつ。角部は斜めに接合する |
| ベースカラー | 6色から選ぶ |
| 天板(ガラス) | 2種から選ぶ。透明のものと、表面に凹凸のあるものがある |
| 天板(木製) | 3種の樹種と仕上げから選ぶ |
| 天板(大理石) | 2種から選ぶ。ただし選べる台の色が制限される |
| 真正性保証 | 固有の製造番号が刻まれる |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | カッシーナは価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。天板と台の組み合わせで価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 納期 | 受注生産。納期は取扱店に確認する |
天板の素材による寸法の違い
天板の素材によって寸法が異なる。ガラスと石は幅2,250 × 奥行850mm、木は幅1,700 × 奥行750mm。
幅に550mm、奥行に100mmの差がある。素材を選ぶと寸法も決まる構成にあたる。
そのため、設置場所の寸法から素材が制限される場合がある。先に置き場所を実測する。
台の寸法は約幅1,600 × 奥行700mmで共通する。天板は台より外へ張り出す。
| 天板の素材 | 寸法 | 台からの張り出し |
|---|---|---|
| ガラス・石 | 幅2,250 × 奥行850mm | 大きい |
| 木 | 幅1,700 × 奥行750mm | 小さい |
選び分けの目安
- 設置場所から決める場合
- 素材によって幅に550mmの差がある。先に置き場所を実測する。
- 人数から決める場合
- ガラスと石の仕様のほうが幅がある。座れる人数も変わる。
- 台との関係を確かめる場合
- 台の寸法は共通する。天板が台より外へ張り出す。
高さの調整
4つの支持体により、高さを約690〜740mmの範囲で調整できる。約50mmの幅にあたる。
そのため、組み合わせる椅子の座面の高さに応じて決められる。
床が水平でない場合の調整にも用いる。4つを個別に調整する。
調整の方法は取扱店に確認する。設置の際に決めることになる。
選び分けの目安
- 椅子と組み合わせる場合
- 約50mmの範囲で調整できる。座面の高さに応じて決める。
- 床の状態を確かめる場合
- 4つを個別に調整できる。水平でない床にも対応する。
- 設置を考える場合
- 調整の方法を取扱店に確認する。設置の際に決める。
素材の組み合わせの制約
石の天板を選ぶ場合、選べる台の色が制限される。組み合わせによっては注文できない。
ガラスと木の天板では、6色の台から選べる。
購入前に、希望する組み合わせが選べるかを取扱店に確認する。
石の天板は水分と酸に弱い。模様と色にも個体差がある。食卓として用いる場合、手入れの条件が関わる。
選び分けの目安
- 台の色から決める場合
- 石の天板では選べる色が制限される。ガラスと木では6色から選べる。
- 手入れの手間を考える場合
- 石は水分と酸に弱い。食卓として用いる場合に関わる。
- 組み合わせを決める場合
- 選べるかを取扱店に確認する。注文できない組み合わせがある。
同種の机との比較
食卓は寸法の決め方と天板の選択で性格が分かれる。
| 比較項目 | LC6 | スーパーエリプステーブル | LC20 カジエ・スタンダール |
|---|---|---|---|
| 用途 | 食卓 | 食卓 | 収納 |
| 寸法の決め方 | 天板の素材によって決まる | 8種から選ぶ | 18の組み合わせから選ぶ |
| 高さ | 調整できる(約50mm) | 720mm(固定) | 750mm(固定) |
| 天板の素材 | ガラス/石/木 | 化粧板/木の突板 | 該当しない |
| 組み合わせの制約 | 石では台の色が制限される | 特になし | 並びを指定できない |
選び分けの目安
- 高さを調整したい場合
- 約50mmの範囲で調整できる。固定される製品とは条件が異なる。
- 寸法を選びたい場合
- 天板の素材によって決まる。寸法から選べる製品とは条件が異なる。
- 天板の素材で選ぶ場合
- ガラス、石、木から選べる。ただし石では台の色が制限される。
使用感と設置条件
台の構成
中空の鋼管による。楕円の断面をもつ。角部は斜めに接合する。
台は天板の内側にある。端の席では脚が当たりにくい。
天板の見え方
透明なガラスの天板では、下の台が透けて見える。
表面に凹凸のあるガラスでは、透け方が変わる。石と木では台が見えない。
搬入と組み立て
天板は分割されない。ガラスと石の仕様では幅2,250mmが通る経路が要る。
石の天板では重量が大きくなる。運搬の手段を確かめる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
塗装した台は擦れると下地が現れる。角部から進みやすい。
ガラスの天板は経年で変質しないが、傷が付くとそこから割れやすくなる。
石の天板は水分と酸で染みが生じる。表面の光沢も擦れると変わる。
木の天板は日光で色が変わる。湿度の変化でも伸縮する。
日常の手入れ
- 台
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- ガラスの天板
- 柔らかい布で拭く。透明な仕様では下面にも埃が付く。
- 石の天板
- 水分と酸をすぐに拭き取る。手入れの方法を取扱店に確認する。
- 木の天板
- 乾いた布で拭く。水分を残さない。直射日光を避ける。
修理と部品
天板の交換や支持体の調整については、取扱店を通じて相談する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
カッシーナは公式サイトで取扱店を案内している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
受注生産にあたる。天板と台の組み合わせを決めてから製作される。納期を確かめる。
実物を確認する
天板の素材によって寸法が異なる。実物で占める範囲を確かめられるとよい。
透明なガラスの天板では台が透けて見える。石の模様の個体差も現物で分かる。
設置前の確認
設置場所の寸法を実測する。素材によって幅に550mmの差がある。
搬入経路もあわせて確かめる。天板は分割されない。
購入前チェックリスト
- 天板の素材によって寸法が異なること(幅に550mmの差)
- 設置場所の寸法と搬入経路
- 高さの調整(約690〜740mm)と椅子の座面の高さ
- 石の天板では台の色が制限されること
- 天板の素材と手入れの条件
- 石の模様と色の個体差
- 固有の製造番号の刻印
- 受注生産の納期
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- カッシーナは価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。天板と台の組み合わせで価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- カッシーナの公式サイトで取扱店が案内されています。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
- 寸法を教えてください。
- 天板の素材によって異なります。ガラスと石は幅2,250×奥行850mm、木は幅1,700×奥行750mmで、幅に550mm、奥行に100mmの差があります。台の寸法は約幅1,600×奥行700mmで共通します。
- 高さは調整できますか?
- 4つの支持体により約690〜740mmの範囲で調整できます。約50mmの幅にあたり、組み合わせる椅子の座面の高さに応じて決められます。4つを個別に調整できるため、水平でない床にも対応します。
- 天板と台の色は自由に組み合わせられますか?
- 石の天板を選ぶ場合、選べる台の色が制限されます。ガラスと木の天板では6色から選べます。希望する組み合わせが選べるかを取扱店にご確認ください。
- 天板の素材はどう選べばよいですか?
- 設置場所の寸法から素材が制限される場合があります。また石は水分と酸に弱く模様と色に個体差があるため、食卓として用いる場合は手入れの条件が関わります。透明なガラスでは下の台が透けて見えます。
- 搬入の注意点を教えてください。
- 天板は分割されません。ガラスと石の仕様では幅2,250mmが通る経路が必要です。石の天板では重量も大きくなるため、運搬の手段をお確かめください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 台は柔らかい布で拭き、研磨剤は塗装を削ります。ガラスの天板は柔らかい布で拭き、透明な仕様では下面にも埃が付きます。石の天板は水分と酸をすぐに拭き取り、木の天板は乾いた布で拭いて水分を残さないでください。