このページについて

ニューオーダーは、シュテファン・ディーツが設計しヘイが製造する棚である。アルミニウムの部材を組み合わせる。工具をほとんど用いずに組み立てと組み替えができる。壁に固定するほか、自立させる構成も選べる。

このページでは、組み替えられる構成、設置の方式、部材の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

New OrderはHAYの現行生産品であり、プリコンフィグ(事前構成済み)コンビネーションとして購入するか、個別コンポーネントを組み合わせてカスタム構成を設計するかを選択できる。HAY公式の3Dコンフィギュレーターも提供されている。

正式名称 ニューオーダー。作業机に対応する部材を加えた構成もある
ブランド ヘイ
素材 枠と棚板は押し出し成形のアルミニウムで、粉体塗装による。接合の部品は鋳造したアルミニウム。木の棚板はアッシュ材。板は突板を貼った板または塗装したスチールによる
フレームカラー 4色から選ぶ。粉体塗装による
シェルフ幅 1,000mm、1,500mm、2,000mmから選ぶ。角に用いる340mmの部材もある
トレイ幅 340mm、1,000mm、1,500mm、2,000mm。高さ80mmの縁が付く
プロファイル高 1本の柱は330mm、2本分の柱は660mm。積み重ねて高さを構成する
パネル 側面の板と背面の板がある。木の板と布の板から選ぶ。工具を用いずに着脱でき、前面と背面のどちらにも取り付けられる
追加コンポーネント 扉、引き出し、引き戸などを加えられる。作業机に対応する部材もある
設置方式 壁に固定する構成と、自立させる構成がある。間仕切りとしても用いられる
価格 ヘイは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる
収蔵 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない
組み立て 接合の部品を差し込んで組む。最後の固定に六角レンチを1本用いる
設置方式 壁面設置型 / フリースタンディング(室内中央配置・間仕切り使用可)/ 壁面取付型。いずれの方式でもドア・パネルの前面・背面双方への取り付けが可能

組み替えられる構成

接合の部品を差し込んで組む。最後の固定に六角レンチを1本用いる。

そのため、購入後に構成を組み替えられる。棚板の位置を変える、板を加える、高さを変えるといった変更に対応する。

板と扉は工具を用いずに着脱できる。前面と背面のどちらにも取り付けられる。

転居や用途の変更に応じて組み替えられる。いっぽうで、組み替えるたびに部材の状態を確かめることになる。

選び分けの目安

後から構成を変える可能性がある場合
組み替えられる。構成が固定される製品とは条件が異なる。
転居を想定する場合
分解して運び、組み直せる。
部材を買い足す場合
同じ色と寸法が取り扱われているかを確かめる。

設置の方式

壁に固定する構成と、自立させる構成がある。間仕切りとしても用いられる。

壁に固定する場合、壁の下地の位置と種別を確かめる。石膏ボードのみの壁では固定できない場合がある。

自立させる場合、高さと載せるものによって安定が変わる。転倒を防ぐ措置を取扱店に確認する。

間仕切りとして用いる場合、板を背面にも取り付けられる。両面から見える構成になる。

選び分けの目安

壁に固定できない場合
自立させる構成がある。ただし高さと載せるものによって安定が変わる。
部屋を仕切る場合
板を背面にも取り付けられる。両面から見える構成になる。
壁に固定する場合
壁の下地の位置と種別を先に確かめる。

棚板の幅と載せられる重さ

棚板の幅は1,000mm、1,500mm、2,000mmから選ぶ。

幅が広いほど、中央にかかる荷重で撓みやすくなる。載せるものの重さを踏まえて幅を決める。

載せられる重さは構成と設置の方式によって変わる。取扱店に確認する。

縁の付いた部材もある。高さ80mmの縁により、小さいものが落ちにくい。

選び分けの目安

重いものを載せる場合
幅の広い棚板は中央が撓みやすい。載せられる重さを取扱店に確認する。
小さいものを置く場合
縁の付いた部材がある。高さ80mmの縁により落ちにくい。
設置場所の幅から決める場合
1,000mmから2,000mmまで3種。角に用いる部材もある。

同種の収納との比較

組み合わせる収納は、構成の変更と設置の方式で条件が変わる。

比較項目 ニューオーダー モンタナシステム カーリ ウォールシェルフ
主要素材 アルミニウム 木質の板に塗装 オーク無垢材と鋼
構成の変更 購入後も組み替えられる 購入時に決める できない
設置方式 壁に固定または自立 4種から選ぶ 壁に固定する
4色 43色 棚板2色、木の部材2種
組み立て 六角レンチ1本 取扱店に確認する 壁への固定を要する

選び分けの目安

後から組み替えたい場合
購入後も構成を変えられる。購入時に決める製品とは条件が異なる。
壁に固定できない場合
自立させる構成がある。
色を選びたい場合
4色から選ぶ。色数の多い製品とは選択の幅が異なる。

使用感と設置条件

寸法の考え方

柱の高さは330mmと660mmの部材を積み重ねて構成する。

棚板の幅は1,000mm、1,500mm、2,000mmから選ぶ。設置場所の寸法から絞る。

板と扉

板は木のものと布のものから選ぶ。工具を用いずに着脱できる。

扉と引き出し、引き戸も加えられる。開閉に要する空間を確かめる。

色の選択

枠は4色から選ぶ。粉体塗装による。

木の棚板を組み合わせる場合、枠の色との対比が生じる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

粉体塗装のアルミニウムは擦れると下地が現れる。角の部分から傷みが進む。

接合の部品は繰り返しの組み替えで緩む場合がある。

木の棚板は日光で色が変わる。アルミニウムの部材とのあいだで差が出る。

布の板は日光で色が褪せる。埃も付く。

日常の手入れ

アルミニウムの部材
柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
木の棚板
乾いた布で拭く。水分を残さない。
布の板
掃除機のブラシ付きノズルで埃を吸う。
接合部
緩みを定期的に確かめる。組み替えた後はとくに確認する。

部品の交換と買い足し

破損した場合の交換、および部材の買い足しについては取扱店に確認する。

同じ色と寸法が取り扱われているかを確かめる。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ヘイは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

部材の組み合わせで構成する。必要な部材が扱われているかを確かめる。

実物を確認する

組み立てと組み替えの手順は、実物で確かめられるとよい。

枠の色と木の棚板の対比も、現物で見え方が変わる。

設置前の確認

設置場所の寸法から、棚板の幅と柱の数を確かめる。

壁に固定する場合、壁の下地の位置と種別を先に確認する。自立させる場合、転倒を防ぐ措置を相談する。

購入前チェックリスト

  • 設置の方式(壁に固定/自立)
  • 壁に固定する場合、壁の下地と強度
  • 自立させる場合、転倒を防ぐ措置
  • 棚板の幅(1,000/1,500/2,000mm)と載せるものの重さ
  • 柱の高さ(330mm/660mmを積み重ねる)
  • 板と扉の有無(開閉に要する空間)
  • 枠の色(4色)
  • 後から買い足す場合、同じ色と寸法の取り扱い

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ヘイは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
どこで購入できますか?
ヘイの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。部材の組み合わせで構成するため、必要な部材が扱われているかもお確かめください。
後から構成を変えられますか?
組み替えられます。接合の部品を差し込んで組み、最後の固定に六角レンチを1本用いる構成のため、棚板の位置を変える、板を加える、高さを変えるといった変更に対応します。板と扉は工具を用いずに着脱できます。
壁に固定せずに使えますか?
自立させる構成があります。ただし高さと載せるものによって安定が変わるため、転倒を防ぐ措置を取扱店にご確認ください。間仕切りとしても用いられ、板を背面にも取り付けられます。
壁に固定する場合の条件を教えてください。
壁の下地の位置と種別をお確かめください。石膏ボードのみの壁では固定できない場合があります。
どのくらいの重さを載せられますか?
載せられる重さは構成と設置の方式によって変わるため、取扱店にご確認ください。棚板の幅は1,000mm、1,500mm、2,000mmから選べますが、幅が広いほど中央にかかる荷重で撓みやすくなります。
小さいものが落ちませんか?
縁の付いた部材があります。高さ80mmの縁により小さいものが落ちにくくなります。幅は340mm、1,000mm、1,500mm、2,000mmから選べます。
手入れはどうすればよいですか?
アルミニウムの部材は柔らかい布で拭いてください。研磨剤は塗装を削ります。木の棚板は乾いた布で拭き水分を残さないでください。接合の部品は繰り返しの組み替えで緩む場合があるため、組み替えた後はとくに確認してください。