このページについて
VL38 テーブルランプは、ヴィルヘルム・ラウリッツェンが1930年代後半に設計した照明である。ルイスポールセンが2016年から製造する。真鍮の支柱にアルミニウムのシェードを載せる。光源はLEDを内蔵し、交換できない。
このページでは、光源が交換できないこと、シェードの角度と操作の方式、真鍮の経年変化、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ヴィルヘルム・ラウリッツェンの設計思想や経歴について詳しくはヴィルヘルム・ラウリッツェン プロフィールページをご覧ください。
VL38 テーブルランプのデザインストーリーについて詳しくはVL38 テーブルランプ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
VL38テーブルランプの正規品は、デンマークのルイスポールセン社によって製造されている。2016年の復刻にあたっては、ラウリッツェンのオリジナルデザイン仕様が忠実に再現され、光源のみが現代のLED技術に置き換えられた。以下に現行モデルの主要仕様を示す。
| 正式名称 | VL38 テーブルランプ |
|---|---|
| 製造ブランド | ルイスポールセン。2016年から製造されている |
| 製造国 | デンマーク |
| 主要素材 | 台は鋳造したアルミニウム、シェードは絞ったアルミニウム。いずれも粉体塗装による。シェードの内側は白の塗装。支柱は無塗装の真鍮 |
| サイズ | 幅135 × 奥行175 × 高さ380mm |
| 重量 | 約2.3kg |
| 光源 | LEDを内蔵する。9.6W、416ルーメン、色温度2700K。交換できない |
| 調光 | 2段階。台のスイッチで切り替える |
| タイマー機能 | 4時間または8時間で自動的に消灯する |
| コード | 約3m。本体の色に合わせた被覆による |
| シェード可動 | 蝶番の機構により、角度を変えられる |
| カラーバリエーション | 2色から選ぶ。いずれも真鍮の支柱と組み合わせる |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | ルイスポールセンは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 付属品 | LEDを内蔵する。電球の用意は要さない |
| 関連製品 | 同じ系列に床置きの仕様と壁付けの仕様がある |
光源が交換できないこと
光源はLEDを内蔵する構成で、交換できない。電球を用意する必要がなく、差し替えるという手入れも生じない。
そのかわり、LEDが寿命を迎えた場合や故障した場合は本体ごとの対応になる。修理の可否と費用を、購入前に取扱店へ確認する。
色温度は2700Kで固定される。後から光の色を変えることはできない。
調光は2段階で、台のスイッチで切り替える。別の調光器は要さない。
選び分けの目安
- 長く使う前提の場合
- LEDが寿命を迎えた場合の対応を、購入前に確認する。
- 光の色を選びたい場合
- 色温度は2700Kで固定される。電球を交換できる製品とは、この点が異なる。
- 調光の方式で選ぶ場合
- 台のスイッチで2段階に切り替える。調光器を別に用意する必要がない。
シェードの角度と操作
シェードは蝶番の機構により角度を変えられる。光の向きを、置いた位置に応じて調整できる。
シェードの内側は白の塗装による。光を受けて反射し、下方へ向ける。
台のスイッチで、明るさを2段階に切り替える。消灯もこのスイッチで行う。
4時間または8時間で自動的に消灯する機能を備える。
選び分けの目安
- 手元を照らす場合
- シェードの角度を変えて、光の向きを調整できる。
- 操作の方式で選ぶ場合
- 台のスイッチで明るさを切り替える。コードの途中にスイッチがある方式とは、操作する位置が異なる。
- 消し忘れを避けたい場合
- 自動的に消灯する機能を備える。
類似商品・競合との比較
卓上の照明は、光源の方式と操作の位置で扱いが変わる。
| 比較項目 | VL38 | フラワーポット VP3 テーブルランプ | モバイルシャンデリア 1 |
|---|---|---|---|
| 光源 | LEDを内蔵(交換不可) | 電球は別売 | LEDを内蔵(交換不可) |
| 調光 | 台のスイッチで2段階 | 調光器を別に用意する | 調光器を別に用意する |
| 光の向き | シェードの角度で調整できる | 下方のみ | 球体から広がる |
| 重量 | 約2.3kg | 約4.5kg | 約15kg |
| 設置 | コンセントに差す | コンセントに差す | 吊り下げる |
選び分けの目安
- 光の向きを調整したい場合
- シェードの角度を変えられる。固定された方式とは、置く位置の自由度が異なる。
- 調光器を用意したくない場合
- 台のスイッチで切り替える。別の機器を要さない。
- 移動させる場合
- 重量は約2.3kg。片手で持ち上げられる。
使用感と設置条件
設置に要する寸法
幅135×奥行175×高さ380mm。卓上の照明としては小さい部類にあたる。
重量は約2.3kg。片手で持ち上げられる。
コードの長さは約3m。コンセントの位置から、取り回しを確かめる。
光の出方
シェードが電球を覆い、内側の白の塗装が光を反射して下方へ向ける。
9.6W、416ルーメン。手元を照らす用途に対応する明るさにあたる。
シェードの角度を変えると、光の向きが変わる。
真鍮の支柱
支柱は無塗装の真鍮による。空気に触れて色が濃くなる。
塗装したアルミニウムの台とシェードは色が変わらないため、経年で支柱との対比が変わる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
無塗装の真鍮は空気に触れて色が濃くなる。手が触れる箇所では、脂によって変化の進み方が異なる。
粉体塗装のアルミニウムは色が変わらない。擦れると下地が現れる。
シェードの内側は光源に向いている。埃が溜まると反射に現れる。
蝶番の機構は、繰り返しの操作で緩む場合がある。
日常の手入れ
- 真鍮の支柱
- 乾いた柔らかい布で拭く。色の変化を戻す場合、真鍮用の研磨剤を用いる。塗装した部分に付かないよう注意する。変化をそのまま残す選択もある。
- 塗装した部分
- 乾いた布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- シェードの内側
- 柔らかい布で軽く拭く。埃が溜まると反射に現れる。
- 蝶番の機構
- 無理に動かさない。緩みを確かめる。
修理
LEDが交換できない構成のため、寿命を迎えた場合や故障した場合の対応を取扱店に確認する。
コードとスイッチについても、交換の可否をあわせて確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ルイスポールセンは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決めるのは色である。同じ系列に床置きの仕様と壁付けの仕様がある。
実物を確認する
シェードの角度を変えたときの光の向きは、点灯した状態で確かめられるとよい。
真鍮の支柱と塗装した部分の対比も、現物で見え方が変わる。
中古の流通
2016年以降の個体が流通している。相場は色と状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、LEDの点灯、蝶番の機構の緩み、真鍮の色の変化、塗装の状態、コードとスイッチの動作である。LEDが交換できないため、点灯の状態を確かめる。
購入前チェックリスト
- LEDが交換できないこと(寿命を迎えた場合の対応)
- 色温度2700Kで固定されること
- 色の選択(2種)
- 設置場所の寸法(幅135×奥行175×高さ380mm)
- コンセントの位置とコードの取り回し(約3m)
- 調光は台のスイッチで2段階
- 真鍮の支柱が経年で色が濃くなること
- 中古の場合、LEDの点灯と蝶番の緩み
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ルイスポールセンは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- ルイスポールセンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 電球は交換できますか?
- できません。光源はLEDを内蔵する構成です。電球を用意する必要がなく差し替えるという手入れも生じないいっぽう、LEDが寿命を迎えた場合や故障した場合は本体ごとの対応になります。修理の可否と費用を購入前に取扱店へご確認ください。
- 調光はできますか?
- 台のスイッチで2段階に切り替えます。調光器を別に用意する必要はありません。4時間または8時間で自動的に消灯する機能も備えます。
- 光の向きは変えられますか?
- シェードは蝶番の機構により角度を変えられます。光の向きを、置いた位置に応じて調整できます。シェードの内側は白の塗装によるもので、光を受けて反射し下方へ向けます。
- 真鍮は色が変わりますか?
- 支柱は無塗装の真鍮によるもので、空気に触れて色が濃くなります。手が触れる箇所では脂によって変化の進み方が異なります。塗装したアルミニウムの台とシェードは色が変わらないため、経年で支柱との対比が変わります。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅135×奥行175×高さ380mmです。卓上の照明としては小さい部類にあたります。重量は約2.3kgで片手で持ち上げられます。コードの長さは約3mです。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 真鍮の支柱は乾いた柔らかい布で拭きます。色の変化を戻す場合は真鍮用の研磨剤を用いますが、塗装した部分に付かないようご注意ください。変化をそのまま残す選択もあります。塗装した部分は乾いた布で拭き、研磨剤は使わないでください。