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ファットソファ アウトドアは、パトリシア・ウルキオラが2015年に設計しB&B イタリアが製造する屋外向けのソファである。アルミニウムのフレームに、樹脂の繊維を編んだ背もたれを組み合わせる。複数の形式と寸法が展開される。

このページでは、形式と寸法の選択、屋外に置く場合の条件、手入れと冬季の扱い、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

ファットソファ アウトドアはコレクションとして展開され、用途や空間規模に応じて6種類のタイプから構成される。以下に正規品の詳細仕様を記す。

正式名称(日本語) ファットソファ アウトドア
製造ブランド B&B イタリア
製造国 イタリア
フレーム素材 アルミニウム。粉体塗装による
バックレスト 金属のフレームに、樹脂の繊維を編んで張る
内部構造(座面) 冷間で成形したポリウレタンのフォーム。密度の異なるポリウレタンと、水を弾くポリエステルの繊維で覆う
内部構造(一部モデル) ポリスチレンのフォームと、湿気に強い中密度繊維板
張地 屋外向けの布。水を弾く加工による
脚部 黒い熱可塑性の樹脂
サイズ:ソファ(大) 幅2,320 × 奥行1,050 × 高さ730mm。背のクッションが付属する
サイズ:ソファ(小) 幅1,520 × 奥行1,050 × 高さ730mm
サイズ:ドルムーズ(リラックスアイランド) 幅1,520 × 奥行1,540 × 高さ730mm
サイズ:アームチェア(ローバック) 幅約950 × 奥行約1,000 × 高さ760mm
サイズ:アームチェア(ハイバック) 幅約950 × 奥行約1,000 × 高さ1,140mm
オットマン 複数の寸法から選ぶ
コンプリメントテーブル 低いテーブルとサイドテーブルが用意される。天板は大理石または熱処理した木材による
耐候性仕様 屋外に常設できる。湿気、水、紫外線に対応する
参考価格帯(税込目安) B&B イタリアは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。形式、寸法、張り地で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける
付属品 背のクッション
オプション 張り地の選択、冬季の保護カバー、背のクッションの追加

※価格は為替レート・仕様・張地選択により大きく変動するため、必ず正規販売店にて最新の見積を取得されたい。

形式と寸法の選択

複数の形式が展開される。設置場所の広さと使い方から選ぶことになる。

形式 寸法 特徴
ソファ(大) 幅2,320×奥行1,050×高さ730mm 複数人が並んで座る
ソファ(小) 幅1,520×奥行1,050×高さ730mm 同じ奥行で幅が小さい
寝そべる形式 幅1,520×奥行1,540×高さ730mm 奥行が大きく、脚を伸ばせる
アームチェア(低い背) 幅約950×奥行約1,000×高さ760mm 視界を遮りにくい
アームチェア(高い背) 幅約950×奥行約1,000×高さ1,140mm 頭まで支える

選び分けの目安

頭を預けたい場合
高い背のアームチェアは高さ1,140mmで、頭まで支える。低い背は760mmで、背の中ほどまでになる。
脚を伸ばして過ごす場合
寝そべる形式は奥行1,540mmと大きい。オットマンを組み合わせる方法もある。
設置場所が限られる場合
ソファはいずれも奥行1,050mm。壁やフェンスに沿わせても、この寸法が張り出す。

類似商品・競合との比較

屋外向けの座る家具は、素材と手入れの条件で分かれる。クッションを持つ製品では、雨と冬季の扱いが選択に関わる。

比較項目 ファットソファ アウトドア ハル チューブ アウトドア トリックスAチェア
クッション あり(座面と背) 別に注文できる なし
フレーム アルミニウム 鋼管 亜鉛めっきした鋼板
雨の扱い クッションの水切りが要る 座面の水を拭き取る 穴から水が落ちる
冬季 保護カバーが推奨される 屋内に移す方法もある 重ねて片付けられる
形式の展開 5種+オットマン・テーブル 1種 1種

選び分けの目安

座り心地を求める場合
座面と背にクッションを持つ。樹脂や金属の座面より柔らかい。
手入れの手間を抑えたい場合
クッションを持つため、雨の後の水切りと冬季の保護が要る。クッションを持たない製品では、この手間が少ない。
複数を組み合わせたい場合
5つの形式のほか、オットマンとテーブルが用意される。

使用感と設置条件

屋外に常設する

フレームは粉体塗装のアルミニウム、背もたれは樹脂の繊維を編んだもの、クッションは水を弾く加工の布による。屋外に常設できる構成である。

ただしクッションは水を含む。雨の後は水切りが要る。傾けて水を落とし、乾かす。

冬季は保護カバーが推奨される。使わない期間の劣化を抑える。

設置に要する寸法

ソファはいずれも奥行1,050mm。壁やフェンスに沿わせても、この寸法が張り出す。寝そべる形式は奥行1,540mmとさらに大きい。

屋外に置く場合、周囲を通る余裕もあわせて見込んでおく。

背の高さ

アームチェアは低い背(高さ760mm)と高い背(1,140mm)から選ぶ。高い背は頭まで支え、低い背は背の中ほどまでになる。

高い背は視界を遮る。庭やテラスで景色を見る用途では、この差が使い勝手に関わる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

粉体塗装のアルミニウムは錆びにくい。塗膜が剥がれると下地が現れるが、アルミニウムのため鋼ほど錆が進まない。

樹脂の繊維は紫外線で劣化する。編んだ部分は、切れると補修が難しい。

クッションの布は屋外向けの加工が施されるが、日光で色が褪せる。内部のフォームは水を含むと乾きにくい。

日常の手入れ

雨の後
クッションを傾けて水を落とし、乾かす。含んだまま放置すると内部に残る。
クッション
布の手入れの方法は取扱店に確認する。屋外向けの加工が施される。
フレームと編んだ部分
水で洗える。汚れは薄めた中性洗剤で落とす。編み目に溜まった砂は取り除く。
冬季
保護カバーを掛ける。使わない期間の劣化を抑える。

どこで買うか

取扱店の調べ方

B&B イタリアは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決める項目は、形式(5種)、張り地、追加する部材(オットマン、テーブル、冬季の保護カバー、背のクッション)である。組み合わせが多いため、設置場所と使い方を先に整理してから相談するほうが進めやすい。

実物を確認する

背の高さによる見え方の差と、クッションの沈み方は実物で確かめられるとよい。屋外向けの布は、屋内向けの布と手触りが異なる。

中古の流通

2015年以降の個体が流通している。相場は形式、張り地、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、クッションの布の色褪せと内部の状態、編んだ部分の切れ、フレームの塗装の剥がれ、脚の状態である。屋外で使われた個体では、日光による変化が進んでいる。

購入前チェックリスト

  • 形式の選択(ソファ2種/寝そべる形式/アームチェア2種)
  • アームチェアの背の高さ(760mm/1,140mm。視界に関わる)
  • 設置場所の寸法(ソファは奥行1,050mm、寝そべる形式は1,540mm)
  • 張り地
  • 追加する部材(オットマン、テーブル、背のクッション)
  • 冬季の保護カバー
  • 雨の後の水切りが要ること
  • 中古の場合、編んだ部分と布の状態

よくある質問

価格はどのくらいですか?
B&B イタリアは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。形式、寸法、張り地で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
どこで購入できますか?
B&B イタリアの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
どの形式を選べばよいですか?
ソファ(大 幅2,320mm/小 幅1,520mm)、寝そべる形式(幅1,520×奥行1,540mm)、アームチェア(低い背 高さ760mm/高い背 高さ1,140mm)の5種があります。設置場所の広さと使い方からお選びください。
アームチェアの背の高さはどう違いますか?
低い背は高さ760mmで背の中ほどまで、高い背は1,140mmで頭まで支えます。高い背は視界を遮るため、庭やテラスで景色を見る用途ではこの差が使い勝手に関わります。
雨に濡れても大丈夫ですか?
屋外に常設できる構成ですが、クッションは水を含みます。雨の後は傾けて水を落とし、乾かしてください。含んだまま放置すると内部に残ります。
冬はどうすればよいですか?
保護カバーが推奨されます。使わない期間の劣化を抑えます。
設置に必要な寸法を教えてください。
ソファはいずれも奥行1,050mmで、壁やフェンスに沿わせてもこの寸法が張り出します。寝そべる形式は奥行1,540mmとさらに大きくなります。屋外に置く場合は周囲を通る余裕もあわせて見込んでください。
手入れはどうすればよいですか?
フレームと編んだ部分は水で洗えます。汚れは薄めた中性洗剤で落とし、編み目に溜まった砂は取り除いてください。クッションの布は屋外向けの加工が施されますが、手入れの方法は取扱店にご確認ください。樹脂の繊維は紫外線で劣化し、編んだ部分は切れると補修が難しくなります。