このページについて
ザ・ドッツは、ラース・トーノエが設計しムートが製造する壁掛けのフックである。円盤状の部材を壁にビスで固定する。木、金属、陶器の3つの素材と、複数の径から選ぶ。
このページでは、素材と径の選択、壁への固定と耐荷重の条件、配置の考え方、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ラース・トーノエの設計思想や経歴について詳しくはラース・トーノエ プロフィールページをご覧ください。
ザ・ドッツのデザインストーリーについて詳しくはザ・ドッツ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
以下に、ザ・ドッツの正規品に関する基本仕様を整理する。ウッド、メタル、セラミックの3つのマテリアルラインがあり、それぞれ異なる特性を持つ。
| 正式名称(日本語) | ザ・ドッツ |
|---|---|
| 製造ブランド | ムート |
| 主要素材 | 木(オーク、ウォールナット、アッシュの無垢材)、金属(アルミニウム、真鍮、ステンレス鋼)、陶器の3種から選ぶ |
| サイズ | 直径65mm(金属のみ)、90mm、130mm、170mmの4種 |
| 耐荷重 | 1個あたり約3kg |
| カラーバリエーション(ウッド) | 20色以上を展開する |
| カラーバリエーション(メタル) | 複数の色から選ぶ |
| 価格 | ムートは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。素材、径、色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 付属品 | 取り付け用のビス、石膏ボード用のアンカー |
| 販売形態 | 単品のほか、5個の組(直径170mm×1、130mm×1、90mm×3)で販売される |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 取り付け方法 | 壁にビスで固定する。石膏ボードの場合はアンカーを併用する。厚さ20mm以上の壁に対応する。天井には使えない |
素材と径の選択
3つの素材と4つの径から選ぶ。組み合わせによって選べる範囲が異なる。
| 素材 | 径 | 性質 |
|---|---|---|
| 木 | 90/130/170mm | オーク、ウォールナット、アッシュの無垢材。色の展開が最も多い |
| 金属 | 65/90/130/170mm | アルミニウム、真鍮、ステンレス鋼。最も小さい径はこの素材のみ |
| 陶器 | 製品による | 釉薬による仕上げ。個体によって表情が変わる |
選び分けの目安
- 色を選びたい場合
- 木の仕様は20色以上を展開する。壁の色との関係で決められる。
- 小さい径が要る場合
- 直径65mmは金属の仕様のみに用意される。
- 複数を組み合わせる場合
- 5個の組(直径170mm×1、130mm×1、90mm×3)で販売される。径の異なるものを並べる前提の構成である。
類似商品・競合との比較
壁掛けのフックは、取り付けの方法と耐荷重で選択が分かれる。
| 比較項目 | ザ・ドッツ | 粘着式のフック | レール式のフック |
|---|---|---|---|
| 取り付け | 壁にビスで固定する | 貼り付ける | レールを壁に固定する |
| 壁への穴 | 開ける | 開けない | 開ける |
| 耐荷重 | 1個あたり約3kg | 製品による | 製品による |
| 位置の変更 | 穴が残る | 跡が残る場合がある | レール上で動かせる |
| 素材の選択 | 木/金属/陶器 | 樹脂が多い | 製品による |
選び分けの目安
- 壁に穴を開けられない場合
- この製品はビスによる固定を要する。穴を開けない方式が該当する。
- 重いものを掛ける場合
- 耐荷重は1個あたり約3kg。上着や鞄の重量を踏まえて、掛けるものを決める。
- 位置を後から変える可能性がある場合
- ビスで固定するため、外すと壁に穴が残る。配置を先に決めてから取り付ける。
使用感と設置条件
壁への固定
壁にビスで固定する。石膏ボードの場合はアンカーを併用する。厚さ20mm以上の壁に対応し、天井には使えない。
取り付け用のビスと石膏ボード用のアンカーが付属する。壁の種別によっては、別の部材が要る場合がある。
外すと壁に穴が残る。配置を先に決めてから取り付ける。
耐荷重
1個あたり約3kg。上着や鞄を掛ける場合、この上限を踏まえる。
複数を並べて使う場合も、1個あたりの上限は変わらない。重いものは複数に分けて掛けることになる。
配置
5個の組は直径170mm×1、130mm×1、90mm×3で構成される。径の異なるものを並べる前提の構成である。
単品でも購入できるため、必要な数と径を選んで組み合わせられる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
木の仕様は日光で色が変わる。オイル仕上げのものは水分が染み込むため、濡れたものを掛けたままにしない。塗装の仕上げは擦れると下地が現れる。
金属の仕様のうち真鍮は空気に触れて色が濃くなる。アルミニウムとステンレス鋼は変化が少ない。
陶器の仕様は釉薬による仕上げで、硬いものが当たると欠ける。
いずれも掛けるものが繰り返し触れる箇所から、表面の変化が現れる。
日常の手入れ
- 木
- 乾いた柔らかい布で拭く。水分を残さない。
- 金属
- 乾いた布で拭く。真鍮の色の変化を戻す場合、真鍮用の研磨剤を用いる。壁に付かないよう注意する。
- 陶器
- 固く絞った布で拭ける。
- 固定部
- ビスの緩みを定期的に確かめる。緩んだまま荷重をかけると、壁の穴が広がる。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ムートは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決める項目は、素材、径、色、必要な数である。単品と5個の組から選べる。
実物を確認する
木の仕様は20色以上を展開し、現物で見え方が変わる。壁の色との関係で決めることになる。
陶器の仕様は釉薬による仕上げで、個体によって表情が変わる。
中古の流通
相場は素材、径、色、状態で幅があり、一定していない。廃番となった色は中古でしか入手できない。
確認箇所は、表面の傷と色の変化、掛けるものが触れる箇所の摩耗、取り付け用の部材が揃っているかである。
購入前チェックリスト
- 素材の選択(木/金属/陶器)
- 径の選択(65mmは金属のみ)
- 色(木の仕様は20色以上)
- 必要な数(単品/5個の組)
- 壁の種別と厚さ(20mm以上。天井には使えない)
- 耐荷重(1個あたり約3kg)
- 外すと壁に穴が残ること
- 配置を先に決めてから取り付けること
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ムートは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。素材、径、色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- ムートの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 取り付けに工事は必要ですか?
- 壁にビスで固定します。石膏ボードの場合はアンカーを併用します。取り付け用のビスと石膏ボード用のアンカーが付属しますが、壁の種別によっては別の部材が必要になる場合があります。厚さ20mm以上の壁に対応し、天井には使えません。
- どれくらいの重さを掛けられますか?
- 1個あたり約3kgです。複数を並べて使う場合も1個あたりの上限は変わらないため、重いものは複数に分けて掛けることになります。
- 素材はどう選べばよいですか?
- 木(オーク、ウォールナット、アッシュの無垢材)、金属(アルミニウム、真鍮、ステンレス鋼)、陶器から選べます。木の仕様は20色以上を展開し、色の選択肢が最も多くなります。直径65mmの最も小さい径は金属の仕様のみに用意されます。
- どの径を選べばよいですか?
- 直径65mm(金属のみ)、90mm、130mm、170mmの4種です。5個の組は直径170mm×1、130mm×1、90mm×3で構成され、径の異なるものを並べる前提の構成です。単品でも購入できます。
- 位置を後から変えられますか?
- ビスで固定するため、外すと壁に穴が残ります。配置を先に決めてから取り付けてください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 木は乾いた柔らかい布で拭き、水分を残さないでください。オイル仕上げのものは水分が染み込むため、濡れたものを掛けたままにしないでください。金属は乾いた布で拭きます。真鍮は空気に触れて色が濃くなります。ビスの緩みも定期的にお確かめください。緩んだまま荷重をかけると壁の穴が広がります。