このページについて
パテラは、オイヴィン・スロットが2015年に設計しルイスポールセンが製造する照明である。樹脂の板を組み合わせて球体をつくる。4つの寸法があり、寸法によって取り付けの方式と使える光源が異なる。
このページでは、寸法による取り付けと光源の違い、電気工事を要する条件、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
オイヴィン・スロットの設計思想や経歴について詳しくはオイヴィン・スロット プロフィールページをご覧ください。
パテラのデザインストーリーについて詳しくはパテラ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
《パテラ》は、Ø300・Ø450・Ø600・Ø900の4サイズに加え、天井高が限られる空間に対応した《パテラ オーバル》を展開している。各サイズともE26電球仕様と組込式LEDモデルがあり、空間の条件と用途に応じた選択が可能である。以下に、パテラシリーズの主要スペックをまとめる。
| 正式名称 | パテラ |
|---|---|
| 製造ブランド | ルイスポールセン |
| 製造国 | デンマーク |
| 主要素材 | シェードは樹脂の板。白のつや消しの仕上げによる。灯具は真鍮とアクリルによる |
| サイズ(E26仕様) | 直径300mm(高さ305mm、約2.0kg)、直径450mm(高さ433mm、約3.4kg)、直径600mm(高さ577mm、約5.7kg)、直径900mm(高さ865mm、約11.5kg) |
| カラー | 白の1種 |
| 光源(E26仕様) | 直径300mmと450mmはE26口金のLED電球。直径600mmと900mmは白熱電球200Wによる |
| 光源(組込式LED) | 直径450mm、600mm、900mmに用意される。色温度2700Kまたは3000Kから選ぶ |
| 取付方法 | 直径300mmと450mmは引掛シーリング。直径600mmは引掛シーリングまたはボルトによる取り付け(電気工事を要する)。直径900mmはボルトによる取り付けのみ(電気工事を要する) |
| コード | 白いコード。全長約1,800〜1,910mm。長さの変更に応じる |
| 調光 | 対応する。調光器は別に用意する |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | ルイスポールセンは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。寸法と光源の方式で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 付属品 | 取り付けの部品一式。寸法によって内容が異なる。手袋が付く仕様もある |
| 保証 | 正規品はメーカーの保証の対象。期間は取扱店に確認する |
寸法による取り付けと光源の違い
4つの寸法があり、寸法によって取り付けの方式と使える光源が異なる。とくに大きい仕様では電気工事を要する。
| 直径 | 重量 | 取り付け | 光源(電球の仕様) |
|---|---|---|---|
| 300mm | 約2.0kg | 引掛シーリング | E26口金のLED電球 |
| 450mm | 約3.4kg | 引掛シーリング | E26口金のLED電球 |
| 600mm | 約5.7kg | 引掛シーリングまたはボルト(電気工事) | 白熱電球200W |
| 900mm | 約11.5kg | ボルトのみ(電気工事) | 白熱電球200W |
直径450mm、600mm、900mmには、LEDを組み込んだ仕様も用意される。色温度は2700Kまたは3000Kから選ぶ。
選び分けの目安
- 電気工事を避けたい場合
- 直径300mmと450mmは引掛シーリングに対応する。直径900mmはボルトによる取り付けのみで、電気工事を要する。
- 光源の方式で選ぶ場合
- 電球の仕様では、大きい2種が白熱電球200Wにあたる。LEDを組み込んだ仕様は直径450mm以上に用意される。
- 取り付け部の耐荷重を確かめる場合
- 重量は約2.0kgから約11.5kgまで幅がある。設置場所の条件から判断する。
類似商品・競合との比較
吊り下げる照明は、シェードの構成と取り付けの条件で扱いが変わる。
| 比較項目 | パテラ | ペンダント101 ザ・ランタン | フリスビー |
|---|---|---|---|
| シェードの構成 | 樹脂の板を組み合わせる | 板を折る | 円盤で電球を隠す |
| 寸法の展開 | 4種(直径300〜900mm) | 4種(直径270〜550mm) | 直径600mm |
| 重量 | 約2.0〜11.5kg | 約0.4〜3.0kg | 約2.7kg |
| 取り付け | 寸法により電気工事を要する | 引掛シーリング | 引掛シーリング |
| 光源 | 電球またはLEDを組み込む | 電球は別売 | 電球が付属する |
選び分けの目安
- 大きい寸法を求める場合
- 直径900mmの仕様がある。ただし電気工事を要し、重量も約11.5kgに及ぶ。
- 電気工事を避けたい場合
- 直径300mmと450mmは引掛シーリングに対応する。
- 光源の方式で選ぶ場合
- 電球を用いる仕様と、LEDを組み込んだ仕様がある。組み込んだ仕様では交換の可否を確認する。
使用感と設置条件
光の出方
樹脂の板を重ねて球体をつくる。板の隙間から光が漏れる構成にあたる。
板が電球を覆うため、直接の光が抑えられる。板の重なり方によって、光の抜け方が変わる。
白いつや消しの仕上げのため、板自体も光を受けて明るく見える。
取り付けと電気工事
直径300mmと450mmは引掛シーリングに対応する。工事を要さない。
直径600mmは引掛シーリングとボルトの双方に対応する。ボルトによる取り付けは電気工事を要する。
直径900mmはボルトによる取り付けのみで、電気工事を要する。重量も約11.5kgに及ぶため、取り付け部の耐荷重を確認する。
吊り下げる高さ
コードの全長は約1,800〜1,910mm。長さの変更に応じる。
食卓の上に吊るす場合、頭が当たらない位置を決める。球体の高さに、吊り下げる長さが加わる。
直径900mmの仕様は高さ865mm。天井の高さが限られる場所では、この寸法を踏まえる。
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
樹脂の板は紫外線で色が変わる場合がある。屋内向けの製品にあたるため、直射日光の当たる位置を避ける。
板は薄く、力がかかると変形する。組み合わせた構成のため、変形すると隙間の間隔が変わる。
板の隙間に埃が溜まる。白い仕上げのため、埃が目立つ。
真鍮の灯具はめっきの仕上げによる。擦れると変わる。
日常の手入れ
- シェード
- 柔らかい刷毛で埃を払う。板を強く押さない。
- 板の隙間
- 埃が溜まる。柔らかい刷毛で払う。
- 避けるもの
- 研磨剤、有機溶剤、アルコールを含む洗剤は樹脂を傷める。
- 電球の交換
- 電源を切り、本体が冷めてから行う。手を入れる際に板を押さないよう注意する。白熱電球を用いる仕様では、とくに熱に注意する。
部品の交換
板が変形または破損した場合、交換の可否を取扱店に確認する。LEDを組み込んだ仕様では、光源の対応についてもあわせて確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ルイスポールセンは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決める項目は、寸法(4種)、光源の方式、取り付けの方式、コードの長さである。電気工事を要する仕様では、施工の手配もあわせて相談する。
実物を確認する
板の隙間から光が漏れる様子は、点灯した状態で確かめられるとよい。
設置場所の天井の高さと、取り付け部の条件も先に確認する。電気工事の可否は購入前に判断する。
中古の流通
相場は寸法、光源の方式、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、板の変形と破損、色の変化、隙間の埃、灯具のめっきの状態、取り付けの部品が揃っているかである。板の変形は隙間の間隔を変える。
購入前チェックリスト
- 寸法の選択(直径300〜900mmの4種)
- 取り付けの方式(直径600mm以上は電気工事を要する場合がある)
- 取り付け部の耐荷重(約2.0〜11.5kg)
- 光源の方式(電球/LEDを組み込む)
- コードの長さと吊り下げる高さ
- 天井の高さ(直径900mmの仕様は高さ865mm)
- 板を強く押すと変形すること
- 中古の場合、板の変形と隙間の間隔
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ルイスポールセンは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。寸法と光源の方式で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- ルイスポールセンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 取り付けに工事は必要ですか?
- 寸法によって異なります。直径300mmと450mmは引掛シーリングに対応し工事を要しません。直径600mmは引掛シーリングとボルトの双方に対応し、ボルトによる取り付けは電気工事を要します。直径900mmはボルトによる取り付けのみで電気工事を要します。
- どの寸法を選べばよいですか?
- 直径300mm(約2.0kg)、450mm(約3.4kg)、600mm(約5.7kg)、900mm(約11.5kg)の4種です。寸法によって取り付けの方式と使える光源が異なるため、設置場所の条件から決めてください。
- 光はどのように出ますか?
- 樹脂の板を重ねて球体をつくり、板の隙間から光が漏れます。板が電球を覆うため直接の光が抑えられ、板の重なり方によって光の抜け方が変わります。白いつや消しの仕上げのため、板自体も光を受けて明るく見えます。
- 光源は何が使えますか?
- 電球の仕様では、直径300mmと450mmがE26口金のLED電球、直径600mmと900mmが白熱電球200Wです。直径450mm、600mm、900mmにはLEDを組み込んだ仕様も用意され、色温度は2700Kまたは3000Kから選べます。
- 吊り下げる高さは変えられますか?
- コードの全長は約1,800〜1,910mmで、長さの変更に応じます。食卓の上に吊るす場合は頭が当たらない位置を決めてください。直径900mmの仕様は高さ865mmあり、天井の高さが限られる場所ではこの寸法を踏まえてください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 柔らかい刷毛で埃を払い、板を強く押さないでください。板は薄く力がかかると変形し、組み合わせた構成のため変形すると隙間の間隔が変わります。板の隙間にも埃が溜まり、白い仕上げのため目立ちます。研磨剤、有機溶剤、アルコールを含む洗剤は樹脂を傷めます。