現在の正規製造元:桜製作所(日本)、ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズ(米国(ニューホープの工房)) 台帳を見る
このページについて
ミングレン・テーブルは、ジョージ・ナカシマがデザインしたテーブルのシリーズである。現在はアメリカのジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズと、日本の桜製作所が受注で製作している。
このページでは、桜製作所が扱う型と寸法、受注製作の進み方、無垢材の扱い、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ジョージ・ナカシマの設計思想や経歴について詳しくはジョージ・ナカシマ プロフィールページをご覧ください。
ミングレン・テーブルのデザインストーリーについて詳しくはミングレン・テーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
桜製作所(香川県高松市)は1948年に設立された注文家具の工房で、ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズ(米国ペンシルベニア州ニューホープ)と提携している。桜製作所の年譜によれば、ナカシマは1964年に同社を訪れて木工の考え方を教え始め、1963年に設立された讃岐民具連とも親交を結んだ。1968年には東京で開いた第1回の「ジョージ・ナカシマ」展で〈ミングレン〉シリーズの家具を発表した。
| 正式名称 | Minguren(ミングレン)。I、II の型がある |
|---|---|
| 材 | 無垢材の板。板ごとに形と木目が異なる |
| 製作 | 受注製作。価格はいずれの製作元も公表しておらず、問い合わせによる |
桜製作所が扱う型と寸法
桜製作所の作品ページに載る寸法である。板によって寸法は変わる。
| 型 | 幅×奥行×高さ |
|---|---|
| ミングレンII ダイニング | 2,400×1,200×700mm |
| ミングレンII ローテーブル | 1,500×900×320mm |
| ミングレンI コーヒーテーブル | 1,700×510×350mm |
| ミングレンII コーヒーテーブル | 1,350×500×350mm |
| ミングレン サイドテーブル | 500×500×350mm |
同じシリーズの名を持つ照明として、ミングレンアンドンH・L もある。
2つの製作元
| 比較項目 | ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズ | 桜製作所 |
|---|---|---|
| 所在 | 米国・ペンシルベニア州ニューホープ | 日本・香川県高松市 |
| 注文の方法 | ウェブサイトの問い合わせフォーム、電話、メール | 本社・工場、高松店、銀座店 |
| 価格 | 公表なし(問い合わせ) | 公表なし(問い合わせ) |
アメリカの工房に注文する場合は、国際輸送の期間と費用が加わる。
使用感と設置条件
天板の形
板の形を生かすため、縁の線が一定ではなく、場所によって奥行が変わる。座る位置や使える幅は、板の形を見て決めることになる。
搬入
一枚の板を天板にするため、天板を分割して運ぶことはできない。桜製作所のダイニングの例(幅2,400×奥行1,200mm)のような大きさでは、搬入経路を先に確かめる。
経年変化とメンテナンス
無垢材の扱い
無垢材は湿度の変化で幅方向に伸縮し、急な乾燥は割れを招く。直射日光、暖房の風、床暖房の上を避けて置く。
仕上げの種類によって手入れの方法が変わるため、注文時に製作元に確かめておく。割れの補修や仕上げの塗り直しは、製作した工房に相談することになる。
どこで買うか
日本で注文する
桜製作所の本社・工場(香川県高松市牟礼町)、高松店、銀座店で扱っている。高松店の営業は水・木・金曜と催事期間中のみである(2026年10月時点)。本社と同じ敷地にジョージ ナカシマ記念館がある。
天板は板ごとに形と木目が違うため、写真だけでは決めにくい。板の候補と仕上げ、納期は製作元と相談して決める。
アメリカの工房に注文する
ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズは、すべての作品を一点ずつ受注で製作するとしている。ウェブサイトの問い合わせフォームのほか、電話とメールで直接の問い合わせを受け付けている。
中古の流通
ナカシマの存命中に作られたものと、その後に工房が作ったものが流通している。確認する箇所は、天板の割れの進み具合、契りの緩み、天板と脚の接合部、仕上げの状態、製作元と製作年を示す資料の有無である。
購入前チェックリスト
- 製作元(桜製作所かジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズか)
- 型(ダイニング、ローテーブル、コーヒーテーブル、サイドテーブル)
- 板の形と、いちばん狭い箇所の奥行
- 搬入経路(天板は分割できない)
- 仕上げと手入れの方法
- 置き場所(直射日光、暖房の風、床暖房を避ける)
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- 桜製作所、ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズのいずれも価格を公表していません。受注製作のため、板や寸法を決めたうえで問い合わせることになります。
- どこで購入できますか?
- 日本では桜製作所の本社・工場(香川県高松市)、高松店、銀座店で扱っています。アメリカのジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズにはウェブサイトや電話で問い合わせができます。
- どんな型がありますか?
- 桜製作所の作品ページには、ミングレンIIダイニング、ミングレンIIローテーブル、ミングレンIとIIのコーヒーテーブル、ミングレン サイドテーブルが載っています。ダイニングの例は幅2,400×奥行1,200×高さ700mmです。
- いつ発表されましたか?
- 桜製作所の年譜によれば、ナカシマは1968年に東京で開いた第1回「ジョージ・ナカシマ」展で〈ミングレン〉シリーズの家具を発表しました。ナカシマは1964年に桜製作所を訪れ、1963年に設立された讃岐民具連とも親交を結んでいます。
- 寸法は指定できますか?
- 天板は板の形に従うため、寸法は使う板によって変わります。希望の寸法と板の候補は製作元と相談して決めます。
- 搬入で気をつけることはありますか?
- 一枚の板を天板にするため、天板を分割して運ぶことはできません。天板の大きさが搬入経路を通るかを先にお確かめください。
- 実物はどこで見られますか?
- 桜製作所の銀座店と高松店のほか、高松市の本社と同じ敷地にあるジョージ ナカシマ記念館でナカシマの家具を見ることができます。記念館の入館料は一般1,000円です(2026年10月時点)。
- 手入れで気をつけることはありますか?
- 無垢材は湿度の変化で伸縮し、急な乾燥は割れを招きます。直射日光、暖房の風、床暖房の上を避けてください。手入れの方法は仕上げによって変わるため、製作元にご確認ください。