このページについて

グレーテ・ヤルク クレデンザ モデル41は、グレーテ・ヤルクが1958年に設計した収納家具である。前面に巻き上げ式(タンブール)の扉を備える。現在のシバスト ファニチャーの製品一覧には含まれておらず、入手は中古に限られる。

このページでは、中古で入手するときの確認箇所、巻き上げる扉の扱い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

ヴィンテージ品の基本情報:仕様・サイズ・素材

シバスト ファニチャーの公式サイトによれば、同社は1950〜60年代に120人を超える職人を抱える工場で、製品を世界各地へ販売していた。2013年にヘルゲ・シバストの孫が同じ名で事業を再開したが、2026年10月時点の製品一覧にモデル41はない。

正式名称 Grete Jalk Credenza Model 41
扉 巻き上げ式(タンブール)
現行生産 なし(シバスト ファニチャーの現行品一覧に掲載なし)

メーカーが公表した仕様書は確認できない。素材や内部の構成は個体の説明と実物で確かめる。

巻き上げる扉の扱い

タンブール扉は、細い木の板を裏側の布に貼り付けて連ね、溝に沿って滑らせる構造である。開いても前方へ張り出さないため、通路に面した場所にも置ける。

動きは裏の布と溝の状態に左右される。布が傷んだり板が外れたりした扉は、布ごと張り替える修理になることがある。中古で選ぶときは、端から端まで開閉して引っ掛かりがないかを確かめ、修理に対応できる家具修復の業者を事前に探しておく。

中古で確かめる箇所

製作から半世紀以上を経ているため、状態の確認が購入の判断になる。

箇所 確かめること
巻き上げる扉 開閉の滑らかさ、板の欠けや外れ、裏の布の傷み
突板 浮き、剥がれ、日焼けによる色の差
引き出し・棚板 欠品の有無、引き出しの滑り
脚 割れ、緩み、接合部の状態
来歴 製造元のラベルや刻印の有無、販売店の説明

中古の個体は寸法が説明と異なる場合もあるため、実測値を販売店に確かめてから搬入経路と照らし合わせる。

巻き上げる扉を持つ他の製品

巻き上げる扉を持つ収納には、ほかにサイドボード モデル5465やCH825 クレデンザがある。現行品があるかどうか、仕様は各製品のページを参照されたい。

経年変化とメンテナンス

日常の手入れ

木部
乾いた柔らかい布で埃を拭く。水拭きをした場合は水分を残さない。
巻き上げる扉
溝の埃を取り除く。動きが重いときは無理に引かず、原因を確かめる。
置き場所
直射日光と暖房の風が直接当たる場所を避ける。日焼けと乾燥による割れや突板の浮きを防ぐ。

どこで買うか

入手の経路

新品の製造はなく、北欧のヴィンテージ家具を扱う販売店やオークションで探すことになる。価格は個体の状態と修復の有無で決まる。

購入前に、扉や突板の修復歴、実測寸法、搬入方法を販売店に確認する。

購入前チェックリスト

  • 巻き上げる扉の開閉と裏の布の状態
  • 突板の浮きと剥がれ
  • 引き出しと棚板の欠品
  • 実測寸法と搬入経路
  • 修復歴と、扉の修理に対応できる業者

よくある質問

新品は買えますか?
買えません。現在のシバスト ファニチャーの製品一覧にモデル41はなく、入手は中古に限られます(2026年10月時点)。
どこで購入できますか?
北欧のヴィンテージ家具を扱う販売店やオークションで探すことになります。価格は個体の状態と修復の有無で決まります。
扉はどのような構造ですか?
細い木の板を裏側の布に貼り付けて連ね、溝に沿って滑らせる巻き上げ式(タンブール)です。開いても前方へ張り出さないため、通路に面した場所にも置けます。
扉の動きが悪い場合はどうすればよいですか?
無理に引かず、溝の埃を取り除いてください。裏の布が傷んでいる場合は布ごと張り替える修理になることがあるため、家具修復の業者にご相談ください。
中古で何を確かめればよいですか?
扉の開閉と裏の布の状態、突板の浮きや剥がれ、引き出しと棚板の欠品、脚の緩みをご確認ください。製造元のラベルや刻印の有無も来歴を確かめる手がかりになります。
手入れはどうすればよいですか?
乾いた柔らかい布で埃を拭き、水分を残さないでください。直射日光と暖房の風が直接当たる場所は、日焼けや突板の浮きの原因になるため避けてください。