このページについて
アバウト・ア・チェアは、ヒー・ウェリングが2010年に発表した椅子である。ヘイが製造する。多数の型式が展開され、シェルと脚を組み合わせて選ぶ。シェルは再生した樹脂による。
このページでは、型式とシェル・脚の組み合わせ、再生した樹脂の特性、寸法と設置、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ヒー・ウェリングの設計思想や経歴について詳しくはヒー・ウェリング プロフィールページをご覧ください。
アバウト・ア・チェアのデザインストーリーについて詳しくはアバウト・ア・チェア紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
アバウト・ア・チェアは、デンマークのインテリアプロダクトブランドHAY社が製造・販売する正規品のみが流通している。シリーズには50以上のバリエーションが存在するが、ここでは最も代表的なモデルであるAAC22 2.0(アームチェア、木製4本脚ベース)を中心に詳細を記す。
| 正式名称 | アバウト・ア・チェア。多数の型式が展開される |
|---|---|
| 製造ブランド | ヘイ |
| サイズ | 肘掛けのある基本の型は幅590 × 奥行520 × 高さ790mm。型式によって異なる |
| 座面高 | 460mm。型式によって異なる |
| 重量 | 約6.6kg。型式によって異なる |
| シェル素材 | 再生した樹脂。ガラス繊維を混ぜる |
| ベース素材 | 無垢材、成形した合板、鋼から選ぶ。型式によって異なる |
| シェルの色 | 16色から選ぶ。取り扱いは時期によって変わる場合がある |
| ベース仕上げ | 木の脚では3種の仕上げから選ぶ |
| スタッキング | 型式によって異なる。重ねられる仕様もある |
| 組立 | 完成した状態で届く。型式によって異なる場合がある |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | ヘイは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。型式とシェル・脚の組み合わせで価格が変わる |
型式とシェル・脚の組み合わせ
多数の型式が展開される。シェルと脚の組み合わせによって型式が分かれる。
シェルは肘掛けのある仕様とない仕様、背もたれの高い仕様がある。脚は木、成形した合板、鋼から選ぶ。
型式によって寸法、重ねられるかどうか、組み立ての要否が変わる。
希望する組み合わせが型式として用意されるとは限らない。購入前に取扱店に確認する。
選び分けの目安
- 用途から決める場合
- 肘掛けの有無と背もたれの高さが分かれる。型式を確かめる。
- 収納を考える場合
- 重ねられる型式もある。脚の仕様が関わる。
- 組み合わせを決める場合
- 希望する組み合わせが用意されるとは限らない。取扱店に確認する。
再生した樹脂のシェル
シェルは再生した樹脂による。ガラス繊維を混ぜる。
再生した素材のため、色に個体差が生じる場合がある。とくに淡い色では現れやすい。
樹脂のため、拭いて手入れできる。水分にも強い。
硬いものが当たると傷が付く。色によって目立ち方が異なる。
選び分けの目安
- 色を確かめる場合
- 再生した素材のため個体差が生じる場合がある。淡い色では現れやすい。
- 手入れの手間を考える場合
- 拭いて手入れできる。水分にも強い。
- 傷の目立ちにくさで選ぶ場合
- 色によって異なる。実物で確かめられるとよい。
寸法と設置
肘掛けのある基本の型は幅590 × 奥行520 × 高さ790mm。座面の高さは460mm。
座面の高さ460mmは食卓と組み合わせる高さにあたる。机の高さを確かめる。
肘掛けのある仕様では、机の下に収まるかを確かめる。天板の下の空間との関係が関わる。
脚の素材によって床に接する箇所が変わる。木の脚では傷が付きやすい。
選び分けの目安
- 机と組み合わせる場合
- 座面の高さ460mm。天板の下の空間を確かめる。
- 置き場所を決める場合
- 幅590 × 奥行520mm。引いた際の範囲も想定する。
- 床材を確かめる場合
- 脚の素材によって条件が変わる。保護材の要否を確かめる。
同種の椅子との比較
椅子はシェルの素材と組み合わせの自由度で性格が分かれる。
| 比較項目 | アバウト・ア・チェア | ハーバーチェア | ニールス・O・モラー モデル75 |
|---|---|---|---|
| シェル | 再生した樹脂(16色) | 樹脂または張地 | 紙紐または張地 |
| 脚 | 木/合板/鋼 | 木/鋼/アルミニウム | 木 |
| 座面の高さ | 460mm | 480mm | 440mm |
| 色の選択 | 16色 | 8色(樹脂の仕上げ) | 樹種と仕上げによる |
| 重ねられるか | 型式による | 鋼の脚では重ねられる | 重ねられない |
選び分けの目安
- 色を選びたい場合
- 16色から選べる。選択の幅が広い。
- 手入れの手間を考える場合
- 樹脂のシェルは拭ける。紙紐や張地とは条件が異なる。
- 組み合わせを決める場合
- 型式として用意される組み合わせから選ぶ。
使用感と設置条件
シェルの形状
座面と背もたれが一体になる形状にあたる。詰め物を持たない。
そのため、張地の椅子とは座り心地が異なる。長く座る場合は敷物を用いることもできる。
色の選択
16色から選ぶ。取り扱いは時期によって変わる場合がある。
複数を並べる場合、色を混ぜることもできる。
重量
約6.6kg。型式によって異なる。片手で持ち上げられる範囲にあたる。
脚の素材によって重量が変わる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
樹脂のシェルは日光で色が変わる場合がある。淡い色では現れやすい。
硬いものが当たると傷が付く。色によって目立ち方が異なる。
木の脚は日光で色が変わる。床に接する箇所は擦れる。
シェルと脚の接合部は繰り返しの荷重で緩む場合がある。
日常の手入れ
- シェル
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。水分にも強い。
- 木の脚
- 乾いた布で拭く。水分を残さない。
- 接合部
- 緩みを定期的に確かめる。
- 置き場所
- 直射日光を避ける。シェルの色が変わる場合がある。
修理と部品
脚の交換や接合部の部品については、取扱店を通じて相談する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ヘイは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
型式と色から選ぶ。取り扱われる範囲は取扱店によって異なる。納期も確かめる。
実物を確認する
詰め物を持たないシェルの座り心地は、実物で確かめられるとよい。
16色の見え方も現物で変わる。
中古の流通
相場は型式、色、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、シェルの傷と色の変化、脚の状態、接合部の緩み、床に接する箇所である。
購入前チェックリスト
- 型式の選択(肘掛けの有無、背もたれの高さ、脚の素材)
- 希望する組み合わせが型式として用意されるか
- 座面の高さ460mmと組み合わせる机
- 肘掛けのある仕様では机の下に収まるか
- 色の選択(16色。取り扱いは時期によって変わる)
- 再生した素材のため色に個体差が生じる場合があること
- 重ねられるかどうか(型式による)
- 脚の素材と床材の関係
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ヘイは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。型式とシェル・脚の組み合わせで価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- ヘイの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- どのような型式がありますか?
- シェルと脚の組み合わせによって型式が分かれます。シェルは肘掛けのある仕様とない仕様、背もたれの高い仕様があり、脚は木、成形した合板、鋼から選べます。型式によって寸法、重ねられるかどうか、組み立ての要否が変わります。
- 希望する組み合わせを選べますか?
- 型式として用意される組み合わせから選ぶことになり、希望する組み合わせが用意されるとは限りません。購入前に取扱店にご確認ください。
- シェルの素材を教えてください。
- 再生した樹脂にガラス繊維を混ぜたものです。再生した素材のため色に個体差が生じる場合があり、とくに淡い色では現れやすくなります。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 肘掛けのある基本の型は幅590×奥行520×高さ790mm、座面の高さは460mmです。食卓と組み合わせる高さにあたるため、机の高さと天板の下の空間をお確かめください。
- 座り心地はどうですか?
- 座面と背もたれが一体になる形状で詰め物を持たないため、張地の椅子とは座り心地が異なります。長く座る場合は敷物を用いることもできます。実物でお確かめください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- シェルは柔らかい布で拭き、研磨剤は表面を傷めます。水分にも強くなります。木の脚は乾いた布で拭き水分を残さないでください。接合部の緩みも定期的にお確かめください。