スチールパイプのインテリア
セプテンバー September
黒く塗られた細いスチールパイプが半円を描き、その内側に三角形の座が張られる。1977年に発表されたセプテンバーは、脚の位置する3点だけで円と三角を結び合わせた椅子である。
セブンチェア 3107 Series 7 Chair (3107)
1955年発表の名作。アルネ・ヤコブセンによる流麗なフォルムは、9層の成型合板技術により実現。世界で700万脚以上を販売し、デンマークモダンデザインの頂点として君臨。スタッキング可能な機能美も備える。
スローチェア Slow Chair
チューブラースチールフレームに精密なニット素材を張った革新的なラウンジチェア。軽量でありながら広々とした座面を実現し、繊細な構造によって高い快適性を追求したブルレック兄弟の代表作。
スロー ソファ Slow Sofa
2025年に加わった2人掛けのソファ。2006年のスロー チェアと同じく、鋼管の枠に張り地を張り渡し、布のたわみで身体を受ける。厚い詰め物を積まないため、幅1560mmの外寸に対して座面幅1340mmを確保できる。座面高400mmは荷重時に278mmまで下がる。
スネークチェア Snake Chair
床に置かれた輪から座面を経て背もたれまで、1本のスチールパイプが途切れずに続く。照明で知られるポール・ヘニングセンが1930年代初頭に手がけたこの椅子は、発表当時は量産に至らないまま図面と写真のなかに残され、近年になって生産が始まった。
スタンダードチェア Standard Chair
ジャン・プルーヴェが1934年にデザインした20世紀の名作椅子。椅子の構造力学を明快に視覚化した三角形の後脚と細身の前脚が特徴的で、機能性と美しさを高度に統合した名作として世界中で愛され続けています。
タンチェア (F577) Tongue Chair (F577)
1967年、ピエール・ポーランがアーティフォートのために設計した彫刻的ラウンジチェア。脚を持たない大胆なフォルムとストレッチファブリックの革新的製法で、スペースエイジ・デザインの象徴となった。MoMA永久収蔵。
トリニダードチェア Trinidad Chair
カリブ海のトリニダード島で見た植民地建築のジンジャーブレッド装飾に着想を得た、ナナ・ディッツェルの名作スタッキングチェア。CNC加工による透かし彫りが光と影のパターンを空間に描き出す。1995年にデンマークのID賞を受賞した。
タフティー ベッド Tufty-Bed
2007年発表。パトリシア・ウルキオラがB&B Italiaに提案したタフティー ベッドは、チェスターフィールドのカピトネを大胆な正方形グリッドで再解釈したアップホルスターベッド。収納機能も備え、伝統と現代が共存する寝室の名品。
USMハラー モジュールファニチャー USM Haller Modular Furniture
建築家フリッツ・ハラーとパウル・シェアラーが1963年に開発したモジュール式家具システム。クロームメッキの真鍮製ボールコネクターによる構造で、自由な組み合わせと再構成を実現する。2001年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションに収蔵された。
USM Hallerテーブル/デスク USM Haller Table/Desk
建築家フリッツ・ハラーによるモジュラーデスクシステム。1963年デザイン、MoMA永久コレクション収蔵。クロームメッキのスチールフレームと適応可能な構造が、半世紀を超えて愛される機能美を実現している。
ヴァーテブラ Vertebra
背中を預ければ背もたれが倒れ、同じ動きで座面が前へ滑り出す。1976年に発表されたヴァーテブラは、調節の幅を広げるかわりに、操作する機構そのものを減らした事務用椅子である。機構の特許を持つオランダの会社が地域ごとに生産を許諾し、イタリア、アメリカ、日本でそれぞれの市場向けに作られた。
ワシリーチェア(クラブチェアB3) Wassily Chair (Model B3)
1925年、23歳のブロイヤーが自転車から着想を得て考案した、スチールパイプ製の椅子。透明性と軽さを追求した骨格的な構造は、重厚な椅子の概念を一新し、モダンデザイン運動を牽引した。MoMAに収蔵されている。