ガラスのインテリア
サヴォイ・ベース Savoy Vase
アルヴァ&アイノ・アアルトによる1936年の代表作。有機的な波状の曲線が美しいガラス花瓶。1937年パリ万国博覧会で発表され、フィンランドデザインの象徴として世界的評価を確立。iittalaで手吹き製造が続く永遠の名作。
SK4 レコードプレーヤー SK4 Record Player (Phonosuper SK4)
1956年発表のBraun SK4は、透明なアクリル蓋を採用した革新的なラジオ・レコードプレーヤー。ディーター・ラムスとハンス・グジェロによるミニマルなデザインは「白雪姫の棺」の愛称で知られ、後のApple製品にも影響を与えた歴史的名作。
SMEG FAB28 冷蔵庫 SMEG FAB28 Refrigerator
1997年にイタリアのSMEGが発表した1950年代スタイルの冷蔵庫。丸みを帯びたフォルムとクロームハンドル、鮮やかなカラー展開で、キッチン家電をインテリアの一部として位置づけた、世界的に知られるデザイン家電のひとつ。
スタラグマイト・ベース・ダイニングテーブル(溶接鋼鉄ベース) Stalagmite Base Dining Table (welded steel base)
洞窟の鍾乳石を思わせる有機的造形が特徴的なダイニングテーブル。ポール・エヴァンスが開発した革新的な金属加工技術により、溶接鋼鉄に手彫刻のエポキシ樹脂と青銅コーティングを施した、ブルータリズムの造形に沿った彫刻的作品。
PE-128 スタラグマイト・コーヒーテーブル(円形ガラス天板) Stalagmite Coffee Table, Model PE-128 (Round Glass Top)
鍾乳洞の石筍を思わせるブロンズベースに円形ガラス天板を載せた、ポール・エヴァンスの代表作。1969年発表、スカルプチャード・ブロンズ技法により一点ずつ手作業で制作された彫刻的コーヒーテーブル。
ステーションクロック Station Clock
アルネ・ヤコブセンがラウリッツ・クヌーセン社のために描いた汎用時計の文字盤。装飾を持たないアラビア数字により、遠方からの判読を確保する。ヤコブセンの時計デザインの出発点にあたる。
タッチア Taccia
本体内部の光源からの光をガラスのディフューザーとアルミリフレクターで反射し、眩しさを抑えた間接光として広げるテーブルランプ。ディフューザーの角度で光の向きを調整できる。
タヴォロ・コン・ルオテ(車輪付きテーブル) Tavolo con Ruote
ガエ・アウレンティが工場の台車から着想を得て1980年にデザイン。厚さ15mmのガラス天板と工業用キャスターのみで構成されるミニマルな一台。MoMAおよびポンピドゥー・センター国立近代美術館のコレクションに収蔵されている。
ティー&コーヒー ピアッツァ Tea & Coffee Piazza
アルド・ロッシが1983年にアレッシィのために手がけた銀製ティー&コーヒーセット。ガラスのヴィトリーヌに収められた器物群は、イタリアの広場に立つ建築群を想起させ、都市の記憶と日用品を重ね合わせたポストモダンの代表作である。
トゥルモー アーキテットゥーラ Trumeau Architettura
1951年、フォルナセッティとポンティの協働から生まれた装飾家具の至宝。全面に施されたトロンプ・ルイユの建築モティーフが現実と幻想の境界を揺さぶり、扉を開くたびに想像上の世界が姿を現す。V&A博物館永久収蔵。
ウルティマツーレ Ultima Thule
1968年、タピオ・ヴィルカラがイッタラのためにデザインした伝説的ガラスウェア。北極圏の溶けゆく氷を表現した独特のテクスチャーは、半世紀を経た今も半世紀を経た現在も生産が続いている。
ウルトラフラゴラ Ultrafragola Mirror
エットレ・ソットサスが1970年にデザインした革新的なミラー兼ライトオブジェ。波打つ女性の髪を想起させる流麗な曲線美と、ピンク色に光るネオンライトが幻想的な空間を演出する。ポストモダンデザインを象徴する名作。
ヴェリエーロ ブックケース Veliero Bookcase
フランコ・アルビーニが1940年に自邸のために作った一点物のブックケース。帆船の索具に着想した引張構造により、ガラス棚板が宙に浮くように見える。2011年からカッシーナが復刻生産。
VPグローブ ペンダントライト VP Globe Pendant Light
1969年デザイン。透明なアクリル球体内に5つのリフレクターが浮遊する未来的なペンダントライト。赤と青のアクセントカラーが生み出す神秘的な光の演出と彫刻的な造形美で、スペースエイジデザインの象徴として今なお人々を魅了する。
WMF ソルト&ペッパー シェイカー WMF Salt & Pepper Shaker (Max und Moritz)
ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトによる1952年の代表作。「マックス・ウント・モーリッツ」の愛称で親しまれる洋梨形シェイカーは、バウハウスの理念と人間的な温かみを融合させた、70年以上愛され続けるタイムレスデザインの代名詞。
ヤ・ヤ・ホー Ya Ya Ho
インゴ・マウラーとそのチームが1984年に発表した低電圧の照明システム。部屋に平行に張った2本の金属ワイヤーに12ボルトの電流を流し、その線上に光源を掛ける。ワイヤーが給電と支持を兼ねるため、光源の位置と数は使い手が決められる。ニューヨーク近代美術館が収蔵している。
ツェッテルツ 5 Zettel'z 5
1997年発表。「光の詩人」インゴ・マウラーの代表作。80枚の日本製手漉き和紙にメッセージやスケッチを自由に書き込める参加型ペンダントライト。MoMA収蔵。