このページについて
コンパイル シェルビングは、セシリエ・マンツが2016年に発表した棚である。ムートが製造する。塗装したスチールによる。8つの決められた構成から選び、壁への固定が必須になる。
このページでは、壁への固定が必須であること、8つの構成の選択、棚の間隔、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
セシリエ・マンツの設計思想や経歴について詳しくはセシリエ・マンツ プロフィールページをご覧ください。
コンパイル シェルビングのデザインストーリーについて詳しくはコンパイル シェルビング紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
コンパイル シェルビングは、棚板(シェルフ)とチューブ(分割支柱)を基本要素とするモジュラーシステムであり、8種類の既定コンフィギュレーションまたはカスタム構成で購入可能である。
| 正式名称 | コンパイル シェルビングシステム |
|---|---|
| 製造ブランド | ムート |
| 主要素材 | 塗装したスチール |
| 表面仕上げ | つや消しの粉体塗装。指紋が付きにくい |
| カラーバリエーション | 3色から選ぶ |
| 棚板単体サイズ | 幅1,200 × 奥行420mm。実際に載せられる範囲は幅1,150 × 奥行400mm。構成した際の外寸の幅は1,210mm |
| 棚間高さ(3種のチューブ) | 3種の支柱から選ぶ。180mm、285mm、390mm |
| 棚板背面の立ち上がり高さ | 110mm |
| 脚部高さ | 116mm |
| 最大耐荷重 | 全体で300kg(製造元の公表値) |
| 推奨最大高さ | 2,250mm |
| 壁面固定 | 必須。壁に取り付ける金具が付属する |
| 組み立て | 平らな梱包で届く。購入者が組み立てる |
| 付属品 | 壁に取り付ける金具、接続の部品、組立説明書。構成と取扱店により異なる |
| オプション | 同じ意匠の本立てを加えられる |
| 構成 | 8つの決められた構成から選ぶ |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | ムートは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
| 納期 | 取扱店の在庫による。受注生産となる場合もある。納期は取扱店に確認する |
壁への固定が必須であること
壁への固定が必須にあたる。金具は付属するが、壁の下地が前提になる。
石膏ボードのみの壁では、固定できない場合がある。下地の位置と種別を先に確かめる。
幅1,210mmの構成では、固定する範囲も広い。下地が通っている位置と合うかを確認する。
賃貸の住居では、壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。
全体の耐荷重は300kgと公表される。ただしこれは壁への固定が適切に行われた場合の値にあたる。
選び分けの目安
- 設置場所を決める場合
- 壁の下地の位置と種別を先に確かめる。石膏ボードのみでは固定できない場合がある。
- 賃貸の住居の場合
- 壁に穴を開けられるかを確かめる。固定は必須にあたる。
- 載せるものを想定する場合
- 全体で300kg。壁への固定が適切に行われた場合の値にあたる。
8つの構成と棚の間隔
8つの決められた構成から選ぶ。任意の並びを指定することはできない。
棚の間隔は3種の支柱によって決まる。180mm、285mm、390mmから選ぶ。
| 支柱 | 棚の間隔 | 収納の目安 |
|---|---|---|
| 低い | 180mm | 文庫や小物 |
| 中 | 285mm | 一般的な書籍 |
| 高い | 390mm | 大型の書籍や箱 |
棚板の背面に110mmの立ち上がりがある。本が奥へ倒れにくい。ただしその分、収納できる高さは棚の間隔より小さくなる。
推奨される最大の高さは2,250mm。これを超える構成は想定されない。
選び分けの目安
- 収納するものが決まっている場合
- 棚の間隔は3種。立ち上がり110mmの分だけ、収納できる高さは間隔より小さくなる。
- 後から構成を変えたい場合
- 8つの決められた構成から選ぶ。任意の並びは指定できない。
- 高さを確かめる場合
- 推奨される最大の高さは2,250mm。
同種の収納との比較
壁面を構成する収納は、固定の要否と構成の決め方で性格が分かれる。
| 比較項目 | コンパイル | ストリングシステム | ニューオーダー |
|---|---|---|---|
| 壁への固定 | 必須 | 要する(床置きでも転倒防止に) | 壁に固定または自立 |
| 構成の決め方 | 8つから選ぶ | 部材ごとに購入する | 部材を組み合わせる |
| 棚の間隔 | 3種の支柱による | 掛ける位置で決まる | 柱を積み重ねる |
| 耐荷重 | 全体で300kg | 棚板とパネルで公表 | 取扱店に確認する |
| 組み立て | 購入者が組み立てる | 工具を用いずに組む | 六角レンチ1本 |
選び分けの目安
- 壁に固定できない場合
- この製品は固定が必須にあたる。自立する構成を持つ製品とは条件が異なる。
- 耐荷重を確かめたい場合
- 全体で300kgが公表される。棚板ごとの値を公表する製品とは示し方が異なる。
- 後から部材を加えたい場合
- 8つの構成から選ぶ。部材ごとに買い足せる製品とは条件が異なる。
使用感と設置条件
寸法と設置
棚板は幅1,200 × 奥行420mm。構成した際の外寸の幅は1,210mmになる。
実際に載せられる範囲は幅1,150 × 奥行400mm。外寸との差を踏まえて確かめる。
脚の高さは116mm。床から最下段までに空間ができる。
組み立て
平らな梱包で届く。購入者が組み立てる。
壁への固定も要する。工具と、壁の下地を探す手段を用意する。
色の選択
3色から選ぶ。つや消しの粉体塗装による。
指紋が付きにくい仕上げにあたる。手入れの頻度に関わる。
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
粉体塗装は塗膜が厚いが、擦れると下地が現れる。角の部分から傷みが進む。
下地が現れた箇所からは錆が進む。湿気の多い場所では注意する。
棚板は長期の荷重で撓む場合がある。耐荷重を超えていないか確かめる。
壁への固定部は荷重がかかり続ける。緩みを定期的に確かめる。
日常の手入れ
- 表面
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- 水分
- 残さない。塗装が傷んだ箇所から錆が進む。
- 棚板の撓み
- 定期的に確かめる。載せるものを見直す。
- 固定部
- 緩みを定期的に確かめる。荷重がかかり続ける箇所にあたる。
部品の交換
棚板や支柱が破損した場合、交換の可否を取扱店に確認する。構成が決められているため、部材の追加は想定されない。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ムートは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
8つの構成から選ぶ。取扱店によって扱う範囲が異なる。納期も確かめる。
実物を確認する
棚の間隔と背面の立ち上がりは、実物で確かめられるとよい。収納するものが収まるかを判断できる。
3色の見え方も現物で変わる。
設置前の確認
壁の下地の位置と種別を確かめる。固定は必須にあたる。
設置場所の幅と高さも実測する。外寸の幅は1,210mm、推奨される最大の高さは2,250mm。
購入前チェックリスト
- 壁への固定が必須であること
- 壁の下地の位置と種別(幅1,210mmの範囲)
- 賃貸の場合、壁に穴を開けられるか
- 構成の選択(8つから選ぶ)
- 棚の間隔(180/285/390mm。立ち上がり110mmを差し引く)
- 載せるものの重さ(全体で300kg)
- 色の選択(3色)
- 組み立てと固定の工具
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ムートは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
- どこで購入できますか?
- ムートの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。8つの構成から選ぶため、取扱店によって扱う範囲が異なります。
- 壁に固定する必要がありますか?
- 必須です。金具は付属しますが、壁の下地が前提になります。石膏ボードのみの壁では固定できない場合があるため、下地の位置と種別を先にお確かめください。賃貸では壁に穴を開けられるかもご確認ください。
- どのくらいの重さを載せられますか?
- 全体で300kgと公表されています。ただしこれは壁への固定が適切に行われた場合の値にあたります。棚板は長期の荷重で撓む場合があるため、定期的にお確かめください。
- 棚の間隔は選べますか?
- 3種の支柱によって決まり、180mm、285mm、390mmから選べます。ただし棚板の背面に110mmの立ち上がりがあるため、収納できる高さは棚の間隔より小さくなります。
- 好きな構成にできますか?
- 8つの決められた構成から選びます。任意の並びを指定することはできず、部材の追加も想定されません。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 棚板は幅1,200×奥行420mmで、構成した際の外寸の幅は1,210mmになります。実際に載せられる範囲は幅1,150×奥行400mmです。推奨される最大の高さは2,250mm、脚の高さは116mmです。
- 組み立ては必要ですか?
- 必要です。平らな梱包で届き、購入者が組み立てます。壁への固定も要するため、工具と壁の下地を探す手段をご用意ください。