このページについて
テーブルワン ビストロは、コンスタンチン・グルチッチが2006年に設計しマジスが製造するテーブルである。コンクリートの台座にアルミニウムのフレームを立て、樹脂の天板を載せる。3つの仕様があり、屋外でも使える。
このページでは、コンクリートの台座がもたらす条件、3つの仕様と屋内・屋外の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
Konstantin Grcicの設計思想や経歴について詳しくはKonstantin Grcicプロフィールページをご覧ください。
Table_One Bistrotのデザインストーリーについて詳しくはテーブルワン ビストロ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
Table_One Bistrotの正規品は、イタリアのMagis S.p.A.によって製造されている。日本市場ではMagis Japanおよび正規ディーラーを通じて流通しており、各製品にはMagisのロゴが刻印され、本物であることが保証される。以下に詳細仕様を示す。
| 正式名称 | テーブルワン ビストロ |
|---|---|
| 製造ブランド | マジス |
| 製造国 | イタリア |
| 素材 | 台座はコンクリート。透明の被膜または黒の塗装による。フレームはアルミニウムで、陽極酸化の仕上げまたは粉体塗装による。天板は樹脂の板で厚さ12mm |
| サイズ展開 | 円形の天板は直径790 × 高さ720mm。角形の天板は幅790 × 奥行790 × 高さ720mm。高い仕様は直径600 × 高さ1,100mm |
| カラー | 屋内向けは白い天板と研磨したフレーム、無着色のコンクリートの台座による。屋外向けはいずれも黒による |
| 屋外使用 | 対応する。とくに黒の仕様は屋外での使用を前提とした仕上げによる |
| 価格 | マジスは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。仕様と色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。同じ設計者の椅子では、V&A と AIC がチェアワン(W.6-2007、2007.57 ほか)を、MoMA と AIC がミウラ スツール(568.2006.1-9、2009.623.1)を収蔵している |
| 真贋確認 | 製造元の刻印が入る |
なお、価格情報は本ガイド作成時点のMagis Japan公式サイトを参照したものであり、為替変動や仕様変更により改定される場合がある。購入時には必ず正規販売店にて最新価格を確認することを推奨する。
3つの仕様
天板の形と高さの異なる3つの仕様がある。
| 仕様 | 天板 | 高さ | 用途 |
|---|---|---|---|
| 円形 | 直径790mm | 720mm | 食卓の高さ |
| 角形 | 幅790 × 奥行790mm | 720mm | 食卓の高さ |
| 高い仕様 | 直径600mm | 1,100mm | 立って使う、または高い椅子と合わせる |
屋内と屋外の仕様
屋内向けは白い天板と研磨したフレーム、無着色のコンクリートの台座による。屋外向けはいずれも黒による。屋外での使用を前提とした仕上げにあたる。
選び分けの目安
- 高さを選ぶ場合
- 720mmは食卓の高さ、1,100mmは立って使うか高い椅子と合わせる高さである。用途から選ぶ。
- 屋外で使う場合
- 黒の仕様が該当する。屋内向けの仕様をそのまま屋外に置くことは想定されない。
- 天板の形を選ぶ場合
- 円形と角形がある。いずれも幅790mmで、2人から4人が座る寸法にあたる。
類似商品・競合との比較
屋外で使えるテーブルは、台座の素材によって設置の条件が変わる。重い台座では位置が動きにくいいっぽう、移動に手間がかかる。
| 比較項目 | テーブルワン ビストロ | チェアワン パブリック シーティングシステム | ビストロチェア(ビストロ メタルチェア) |
|---|---|---|---|
| 設置 | コンクリートの台座で自立する | 床面へ固定する | 置く |
| 床への工事 | 要さない | 要する | 要さない |
| 片付け | できない(台座が重い) | できない | 折りたためる |
| 屋外での使用 | 黒の仕様が対応する | 対応する | 対応する |
| 高さの選択 | 720mmまたは1,100mm | 該当しない | 該当しない |
選び分けの目安
- 床に工事ができない場合
- コンクリートの台座で自立するため、固定を要さない。台座の重量が転倒を防ぐ構成である。
- 使わない時期に片付ける場合
- 台座が重いため、頻繁に動かす用途には向かない。折りたためる製品が該当する。
- 立って使う場面がある場合
- 高さ1,100mmの仕様がある。
使用感と設置条件
コンクリートの台座
台座はコンクリートによる。重量が転倒を防ぐため、床への固定を要さない。
そのかわり、移動に手間がかかる。位置を先に決めてから設置することになる。
コンクリートは吸水する。屋外に置く場合、透明の被膜または塗装が水分を防ぐ。被膜が傷むと水分が染み込みやすくなる。
天板と座る人数
円形は直径790mm、角形は幅790×奥行790mm。2人から4人が座る寸法にあたる。
台座が中央にあるため、天板の縁に近い位置に座れる。脚が四隅にある方式と異なり、座る位置が制約されない。
高さの選択
720mmは食卓の高さ、1,100mmは立って使うか高い椅子と合わせる高さである。
高い仕様は天板が直径600mmと小さい。載せられる範囲が限られる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
コンクリートの台座は吸水する。透明の被膜または塗装が水分を防ぐが、被膜が傷むと染み込みやすくなる。角と縁は欠けやすい。
アルミニウムのフレームは錆びにくい。陽極酸化の仕上げは擦れると変わり、粉体塗装は剥がれると下地が現れる。
樹脂の天板は表面が硬く、傷が付きにくい。角と縁は欠けやすく、剥がれると層が見える。
日常の手入れ
- 天板
- 固く絞った布で拭ける。汚れは薄めた中性洗剤で落とす。研磨剤は表面を削る。
- 台座
- 固く絞った布で拭く。被膜の状態を確かめる。屋外に置く場合、水が溜まらないよう注意する。
- フレーム
- 乾いた布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
- 屋外に置く場合
- 使わない時期は屋根の下へ移すか、カバーを掛ける方法もある。ただし台座が重いため移動には手間がかかる。
どこで買うか
取扱店の調べ方
マジスは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決める項目は、仕様(3種)と屋内向けか屋外向けかである。
実物を確認する
コンクリートの台座は個体によって表情が異なる。無着色の仕上げでは、この差が現れる。
台座の重量も、実物で確かめられるとよい。設置後の移動に関わる。
中古の流通
2006年以降の個体が流通している。相場は仕様、色、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、台座の欠けと被膜の状態、天板の縁の欠け、フレームの仕上げの擦れ、製造元の刻印の有無である。
購入前チェックリスト
- 仕様の選択(円形/角形/高い仕様)
- 屋内向けか屋外向けか
- 高さ(720mm/1,100mm)
- 台座が重く移動に手間がかかること
- 位置を先に決めてから設置すること
- 床への固定を要さないこと
- 高い仕様は天板が直径600mmと小さいこと
- 中古の場合、台座の欠けと被膜の状態
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- マジスは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。仕様と色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- マジスの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 設置に工事は必要ですか?
- 必要ありません。台座はコンクリートによるもので、重量が転倒を防ぐため床への固定を要しません。そのかわり移動に手間がかかるため、位置を先に決めてから設置してください。
- どの仕様を選べばよいですか?
- 円形(直径790mm)と角形(幅790×奥行790mm)はいずれも高さ720mmで食卓の高さ、高い仕様は直径600×高さ1,100mmで立って使うか高い椅子と合わせる高さです。用途からお選びください。
- 屋外で使えますか?
- 黒の仕様が屋外での使用を前提とした仕上げにあたります。屋内向けは白い天板と研磨したフレーム、無着色のコンクリートの台座によるもので、そのまま屋外に置くことは想定されません。
- 何人座れますか?
- 円形と角形はいずれも幅790mmで、2人から4人が座る寸法にあたります。台座が中央にあるため天板の縁に近い位置に座れ、脚が四隅にある方式と異なり座る位置が制約されません。
- 台座は重いですか?
- コンクリートによるもので、重量が転倒を防ぐ構成です。そのぶん移動には手間がかかり、使わない時期に片付ける用途には向きません。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 天板は固く絞った布で拭けます。汚れは薄めた中性洗剤で落とし、研磨剤は表面を削ります。台座のコンクリートは吸水するため、透明の被膜または塗装の状態を確かめてください。被膜が傷むと水分が染み込みやすくなります。屋外に置く場合は水が溜まらないようご注意ください。