概要

テーブルワン ビストロは、コンスタンティン・グルチッチが2006年にマジスのために設計したテーブルである。円錐形のコンクリート製ベース、アルミニウムのフレーム、HPLラミネートの天板で構成される。チェアワンから展開したファミリーの一員にあたる。

概要

Table_One Bistrotは、Chair_One(2003年)を起点に展開したOneファミリーのテーブルである。かつては4本脚のダイニングテーブル「Table_One」も存在したが、現在生産が続くのはコンクリートベースのBistrot(ビストロ)タイプで、丸天板・角天板・ハイテーブルの3つのバリエーションが用意されている。いずれもアルミニウムとコンクリート、HPL天板という共通の構成をもち、屋外仕様も選べる。

特徴とコンセプト

コンクリートベースの存在感

ベースは円錐形のコンクリートによる。一本柱のテーブルは接地点が一箇所に集まるため、天板の端に力がかかると倒れやすい。ベースに重量を持たせれば、脚を広げずに安定が得られる。屋外では風も受けるため、この重さが効く。

アルミニウムフレーム

フレームにはアルマイト処理を施したアルミニウムの管が用いられ、仕上げはナチュラル(磨き)とブラックの2種である。屋外で使えるのはブラックの仕様とされる。ベースが重いぶん支柱は細く保てる。

HPLラミネート天板

天板には厚さ12mmのHPL(高圧ラミネート板)を用いる。屋内仕様と屋外仕様で、天板・フレーム・ベースの色を揃えた構成が用意される。

屋外での使用

アルミニウムとコンクリートはいずれも屋外に耐える素材のため、常設の設置にも対応する。同じグルチッチのモンツァチェアは素材ごとに役割を分ける構成をとるが、こちらは重さと細さを分担させている。

Oneファミリーの構成

Table_One Bistrotが属するOneファミリーは、以下の製品群で構成されている。

  • Chair_One ─ ダイキャストアルミニウム製シートシェルのスタッキングチェア(2003年)
  • Chair_One Concrete ─ コンクリートベース仕様のチェア
  • Chair_One 4Star ─ 4本脚回転仕様のチェア
  • Chair_One Public Seating System 1 ─ コンクリートベースの公共施設向けベンチ
  • Chair_One Public Seating System 2 ─ アルミニウムベースの公共施設向けベンチ
  • Stool_One ─ 3脚構造のスツール
  • Table_One Bistrot ─ コンクリートベースのビストロテーブル(2006年)

基本情報

正式名称 テーブルワン ビストロ / Table_One Bistrot
デザイナー Konstantin Grcic(コンスタンティン・グルチッチ)/ ドイツ / 1965年生
デザイン年 2006年
ブランド Magis S.p.A.(マジス)/ イタリア
素材 ベース:コンクリート(透明コーティングまたはブラック塗装)
フレーム:アルミニウム管(アルマイト仕上げ、ナチュラルまたはブラック)
天板:HPL(高圧ラミネート板)厚さ12mm
サイズ 丸天板:φ79 × H72 cm
角天板:W79 × D79 × H72 cm
ハイテーブル:φ60 × H110 cm(ベース径 約35 cm)
カラー 屋内仕様:ホワイト天板 / ポリッシュフレーム / コンクリートナチュラルベース
屋外仕様:ブラック天板 / ブラックフレーム / ブラックベース
屋外使用 ブラック系の仕様は屋外で使える(ホワイト系は屋内向け)
所属コレクション Oneファミリー(Chair_One、Stool_One等と同シリーズ)