このページについて
ストリングシステムは、ニッセ・ストリニングとカイサ・ストリニングが1949年に設計コンペで入賞した棚「String」を起点とする、スウェーデンのストリング・ファニチャーの組み合わせ式収納である。側面のパネルに棚板やキャビネットを掛けて構成する。
このページでは、部材と寸法、耐荷重、壁への取り付け、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ストリングシステムのデザインストーリーについて詳しくはストリングシステム紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
サイドパネル、棚板、キャビネット、ワークデスク、アクセサリーを部材ごとに選んで組み合わせる。公式サイトの「String Planner」で組み合わせを作図できる。すべての部材は平たい梱包で届き、組み立てて使う。
| 正式名称 | String® System。2枚のパネルと3枚の棚板を1箱にまとめた小型のString Pocketもある |
|---|---|
| ウォールパネル | 高さ500mm/750mm、奥行200mm/300mm |
| フロアパネル | 高さ850mm/1,150mm/2,000mm、奥行300mm。パネルの背と床のあいだは130mm空く(幅木が高い場合は延長部材がある) |
| パネルの素材と色 | 粉体塗装またはファインテクスチャー塗装のスチール。白、黒、ベージュ、ダークグレー、ダークブラウン(日本向け公式サイト、2026年10月時点) |
| 棚板 | 幅580mm/780mm、奥行200mm/300mm。木の棚板は突板にクリアラッカー仕上げ(オーク、ダークオーク、ウォルナット、ブラックステインのアッシュ)、塗装の棚板はラッカー仕上げのMDF(白、ベージュ、ダークグレー)。木の棚板は3枚組でのみ販売、メタルシェルフは1枚から |
| 棚板の推奨荷重 | 幅780mmは15kg、幅580mmは25kgまで(いずれも均等に載せた場合) |
| 1区画の上限 | 150kg(壁の材質による) |
| 付属品 | パネルを含む梱包にはネジ(直径4.5×長さ50mm)、プラグ(Fischer Duopower 6×30mm)、壁との間隔を保つスペーサーが入る |
| 保証 | 購入日から2年(材料と製造上の欠陥) |
価格
日本向けの公式サイトに表示される価格の例は次のとおりである(2026年10月時点、税込・税別の明記なし)。色と素材で価格が変わる。
- ウォールパネル(1枚)
- 奥行200×高さ500mmが8,250円、奥行300×高さ750mmが9,350円。
- フロアパネル(1枚)
- 高さ850mmが14,520円、高さ1,150mmが17,270円、高さ2,000mmが21,340円。
- 棚板(3枚組)
- 幅580×奥行200mmの塗装が15,290円、幅780×奥行300mmのウォルナットが28,600円。
耐荷重と壁への取り付け
ストリング・ファニチャーは、棚板がたわまないよう、幅780mmの棚板には均等に15kgまで、幅580mmの棚板には25kgまでを推奨している。重い本を並べるなら幅580mmの棚板の方が余裕がある。1区画の上限は150kgだが、これは壁の材質によって変わる。
付属のネジは木質系の壁板ならプラグなしで留められる。石膏、コンクリート、れんがの壁では付属のプラグと併用し、それ以外の壁材では販売店に適したネジとプラグを相談する。判断がつかないときは専門の施工者に相談するよう案内されている。
部材の選択と拡張
キャビネットには引き戸、跳ね上げ扉、片開き扉、ガラス扉の型があり、チェストやワークデスクも同じパネルに掛けられる。木の扉のキャビネットとガラス扉のキャビネットは構造が違い、扉だけを付け替えることはできない。
レール(ロッド)を取り付けられるのは、穴の開いたメタルシェルフだけである。グラスハンガーとボトルトレーは、幅580mmのメタルシェルフに3個、幅780mmに4個まで載る。
部品の供給は2005年以降に製造された製品が対象で、それより古い製品の部品は扱っていない。
同種の収納との比較
組み合わせ式の収納どうしでも、側面の部材の構成が異なる。
| 比較項目 | ストリングシステム | ニューオーダー | モンタナシステム |
|---|---|---|---|
| 構成 | スチールのパネルに棚板と箱を掛ける | 各製品のページを参照 | 箱型のモジュールを組み合わせる |
| 耐荷重の公表 | 棚板(15kg/25kg)と1区画(150kg) | 各製品のページを参照 | 各製品のページを参照 |
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
ストリング・ファニチャーは、木は生きた素材で、とくに直射日光が当たると見た目が変わるとしている。並べた棚板どうしで日の当たり方が違うと、色の差が出る。
日常の手入れ
- パネル
- 柔らかい布で拭く。線材のあいだに埃が溜まりやすい。
- 木の棚板
- 乾いた布で拭き、水分を残さない。
- 壁への固定
- ネジの緩みと棚板のたわみを時々確かめる。
部品の交換と買い足し
棚受けなどの部品は、一部の国では公式サイトで注文でき、それ以外の国では販売店を通じて手配する。取り扱われる色と仕上げは変わることがある。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ストリング・ファニチャーは公式サイトのストアロケーターで取扱店を公開している。日本向けの公式サイトでは製品と価格を確認できるが、公式サイトから直接購入できるのは一部の国に限られ、日本では取扱店で購入する(2026年10月時点)。保証や部品の相談も購入した販売店が窓口になる。
購入前チェックリスト
- ウォールパネルかフロアパネルか(フロアパネルは奥行300mmのみ)
- 壁の材質とネジ・プラグ(石膏・コンクリート・れんがは付属プラグを併用)
- 棚板の幅と載せる重さ(780mmは15kg、580mmは25kgまで)
- 奥行(200mm/300mm)
- 棚板の仕上げ(突板/塗装のMDF)とパネルの色
- 幅木の高さ(フロアパネルの背は床から130mm空く)
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- 日本向けの公式サイトでは、ウォールパネルが1枚8,250円から、高さ2,000mmのフロアパネルが1枚21,340円、棚板が3枚組で15,290円からです(2026年10月時点、税込・税別の明記なし)。色と素材で価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- 公式サイトのストアロケーターで取扱店を探せます。日本では公式サイトから直接購入できないため、取扱店で購入してください(2026年10月時点)。
- どのくらいの重さを載せられますか?
- 棚板がたわまないよう、幅780mmの棚板は15kg、幅580mmの棚板は25kgまでを均等に載せることが推奨されています。1区画の上限は150kgですが、壁の材質によって変わります。
- どんな壁に取り付けられますか?
- 付属のネジは木質系の壁板ならプラグなしで使えます。石膏、コンクリート、れんがの壁では付属のプラグと併用してください。それ以外の壁材は販売店にご相談ください。
- 棚板は1枚ずつ買えますか?
- 木の棚板は3枚組でのみ販売されています。メタルシェルフは1枚から購入できます。
- 古いストリングの部品は手に入りますか?
- ストリング・ファニチャーは、2005年より前に製造された製品の部品を扱っていません。2005年以降の製品は、販売店か公式サイトの部品ページで手配できます。
- 保証はありますか?
- 材料と製造上の欠陥について、購入日から2年の保証があります。販売店で購入した場合は、まず販売店にご相談ください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- パネルは柔らかい布で拭き、木の棚板は乾いた布で拭いて水分を残さないでください。木の棚板は直射日光で見た目が変わることがあります。