このページについて
ペドレラ コーヒーテーブルは、バルバ・コルシーニが1955年に設計した机である。グビが製造する。天板は角を持たない曲線による強化ガラス、枠はV字に組んだ鋼による。全体の重量の大半を天板が占める。
このページでは、ガラスの天板と重量、枠の仕上げの選択、寸法と設置、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ペドレラコーヒーテーブルのデザインストーリーについて詳しくはペドレラコーヒーテーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
ペドレラコーヒーテーブルは、GUBIが1955年のオリジナルデザインを忠実に再現しつつ、現代のインテリアに対応した3種の仕上げで展開している。以下は正規品の主要仕様である。
| 正式名称 | ペドレラ コーヒーテーブル |
|---|---|
| 製造ブランド | グビ |
| 主要素材 | 天板は透明な強化ガラス。枠はV字に組んだ鋼による |
| サイズ | 幅1,060 × 奥行860 × 高さ380mm |
| 重量 | 約16kg。天板が約13kg、枠が約2.8kgを占める |
| フレーム仕上げ | 3種から選ぶ。つや消しの塗装、真鍮、めっきによる |
| 天板形状 | 角を持たない曲線による。楕円に近い不定形 |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | グビは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
ガラスの天板と重量
全体の重量は約16kg。うち天板が約13kgを占める。枠は約2.8kgにあたる。
そのため、移動の際は天板の重量が中心になる。持ち上げる場合、複数人を要することがある。
天板は角を持たない曲線による。縁に手をかける位置が定まりにくい。
強化ガラスによる。硬いものが当たると欠ける。また傷が付くと、そこから割れやすくなる。
選び分けの目安
- 移動を想定する場合
- 天板が約13kg。持ち上げる場合、複数人を要することがある。
- 取り扱いを考える場合
- 角を持たない形状のため、縁に手をかける位置が定まりにくい。
- 子どもや動物がいる場合
- ガラスの天板にあたる。硬いものが当たると欠ける。
枠の仕上げの選択
3種から選ぶ。つや消しの塗装、真鍮、めっきによる。
真鍮は空気に触れて色が濃くなる。経年で見え方が変わる。
めっきは周囲が映り込む。指紋も残りやすい。
つや消しの塗装は擦れると下地が現れる。角の部分から進みやすい。
天板が透明なため、枠は上からも見える。仕上げの選択が見え方に大きく関わる。
選び分けの目安
- 経年での見え方を想定する場合
- 真鍮は色が濃くなる。塗装とめっきでは変化が現れにくい。
- 手入れの手間を考える場合
- めっきは指紋が残りやすい。つや消しの塗装とは条件が異なる。
- 見え方で選ぶ場合
- 天板が透明なため枠は上からも見える。仕上げが印象を決める。
寸法と設置
幅1,060 × 奥行860 × 高さ380mm。高さは低い部類にあたる。
天板は角を持たない曲線による。矩形の天板より面積が小さくなる。
いっぽうで角がないため、周囲を通る際に当たりにくい。
枠はV字に組む構成のため、床に接する箇所が限られる。床材によっては荷重が集中する。
選び分けの目安
- 置ける面積を確かめる場合
- 角を持たない。矩形の天板より面積が小さくなる。
- 通路に面した場所に置く場合
- 角がないため当たりにくい。
- 床材を確かめる場合
- 床に接する箇所が限られる。荷重が集中する場合がある。
同種の机との比較
低い机は天板の素材と枠の構成で性格が分かれる。
| 比較項目 | ペドレラ | アランダ・テーブル | PK61 テーブル |
|---|---|---|---|
| 高さ | 380mm | 270mm | 320mm |
| 天板 | ガラス(角を持たない) | ガラス(矩形) | 石またはガラス |
| 枠 | V字に組む | 棒を三角形に組む | 4つの部材をねじで接合 |
| 仕上げ | 3種から選ぶ | 塗装 | 研磨したステンレス鋼 |
| 寸法 | 1種 | 2種 | 2種 |
選び分けの目安
- 高さで選ぶ場合
- 380mm。低い机のなかでは高い部類にあたる。
- 枠の仕上げを選びたい場合
- 3種から選べる。仕上げが固定される製品とは条件が異なる。
- 天板の形状で選ぶ場合
- 角を持たない。矩形の天板とは通路との関係が異なる。
使用感と設置条件
天板の見え方
透明な強化ガラスによる。下の床と枠が透けて見える。
縁は研磨される。角を持たない曲線のため、どの位置からも同じ厚みで見える。
枠の構成
鋼をV字に組む。床に接する箇所が限られる。
天板が透明なため、枠の形状が上からも見える。
組み立て
枠を組んでから天板を載せる。天板は約13kgにあたる。
組み立ての手順を取扱店に確認する。複数人を要する場合がある。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
ガラスの天板は経年で変質しないが、傷が付くとそこから割れやすくなる。
真鍮の枠は空気に触れて色が濃くなる。湿気の多い環境では腐食も進む。
めっきの枠は湿気の多い環境で曇る。細かい傷も目立つ。
つや消しの塗装は擦れると下地が現れる。床に接する箇所から進みやすい。
日常の手入れ
- ガラスの天板
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。下面にも埃が付く。
- 真鍮の枠
- 乾いた布で拭く。色の変化を戻す場合、真鍮用の研磨剤を用いる。
- めっきと塗装の枠
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
- 床に接する箇所
- 塗装の剥がれを確かめる。保護材の状態も確認する。
修理と部品
天板が破損した場合の交換については、取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
グビは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
枠の仕上げから選ぶ。取扱店によって扱う範囲が異なる。納期も確かめる。
実物を確認する
天板が透明なため、枠の仕上げが上からも見える。実物で確かめられるとよい。
角を持たない形状のため、置ける面積も現物で分かる。
中古の流通
2010年以降の個体が流通する。相場は仕上げ、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、ガラスの傷と欠け、枠の仕上げの状態、天板と枠の組み合わせが揃っているかである。
購入前チェックリスト
- 天板が約13kg(移動には複数人を要する場合がある)
- 置き場所の寸法(幅1,060 × 奥行860mm)
- 高さ380mmと組み合わせる椅子
- 枠の仕上げ(3種。上からも見える)
- 真鍮を選ぶ場合、経年で色が濃くなること
- 床に接する箇所が限られること
- ガラスの天板の取り扱い
- 組み立ての手順
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- グビは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。枠の仕上げで価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- グビの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅1,060×奥行860×高さ380mmです。天板は角を持たない曲線によるもので、矩形の天板より面積が小さくなります。いっぽうで角がないため周囲を通る際に当たりにくくなります。
- 重いですか?
- 全体で約16kg、うち天板が約13kgを占めます。移動の際は天板の重量が中心になり、持ち上げる場合は複数人を要することがあります。角を持たない形状のため縁に手をかける位置も定まりにくくなります。
- 枠の仕上げは選べますか?
- つや消しの塗装、真鍮、めっきの3種から選べます。天板が透明なため枠は上からも見え、仕上げの選択が見え方に大きく関わります。
- 真鍮の枠は色が変わりますか?
- 空気に触れて色が濃くなります。湿気の多い環境では腐食も進みます。色の変化を戻す場合は真鍮用の研磨剤を用いてください。
- 床は傷つきませんか?
- 枠はV字に組む構成のため床に接する箇所が限られ、床材によっては荷重が集中する場合があります。保護材の状態もあわせてお確かめください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- ガラスの天板は柔らかい布で拭き、研磨剤は表面を傷めます。下面にも埃が付きます。枠は仕上げによって扱いが異なり、めっきと塗装では研磨剤が仕上げを損ないます。