このページについて
ペブル コーヒーテーブルは、アーコールが製造する机である。角を持たない天板を、両端を絞った脚が貫通して支える。幅910 × 奥行660 × 高さ440mm。仕上げを複数から選ぶ。
このページでは、脚が天板を貫通する構造、仕上げの選択、現行品と中古の違い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ルシアン・R・エルコラーニの設計思想や経歴について詳しくはルシアン・R・エルコラーニ プロフィールページをご覧ください。
ペブルコーヒーテーブルのデザインストーリーについて詳しくはペブルコーヒーテーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
現行のペブルコーヒーテーブルは、アーコール・コレクション(ercol Collection)の一つとして、英国バッキンガムシャー州プリンセス・リズバラの自社工場で製造されている。1920年にハイウィカムで創業した同社は、2002年にこの工場へ移転した。現行品にはGrown in Britain(GiB)認証を受けた英国産アッシュ無垢材が用いられている。
| 正式名称 | ペブル コーヒーテーブル |
|---|---|
| ブランド | アーコール |
| 素材 | アッシュの無垢材。中古の個体では天板と脚に別の樹種を用いる場合がある |
| サイズ | 幅910 × 奥行660 × 高さ440mm |
| 構造的特徴 | 両端を絞った脚が天板を貫通する。天板は角を持たない形状による。脚は先細りになる |
| 仕上げ | 複数から選ぶ。木の地を活かすもの、着色したもの、塗装によるものがある |
| 組立 | 完成した状態で届く |
| 関連する仕様 | 同じ意匠で入れ子になる仕様がある |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | アーコールは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
脚が天板を貫通する構造
両端を絞った脚が天板を貫通する。天板の上面に脚の断面が現れる。
そのため、天板の上に木口が見える。仕上げによっては、周囲との色の差が生じる場合がある。
脚は先細りになる。床に接する面積が小さい。
接合部は木同士による。湿度の変化で緩む場合がある。定期的に確かめる。
選び分けの目安
- 見え方を確かめる場合
- 天板の上面に脚の断面が現れる。仕上げによって色の差が生じる場合がある。
- 床材を確かめる場合
- 脚が先細りになる。床に接する面積が小さい。
- 長く使う前提の場合
- 接合部が木同士による。緩みを定期的に確かめる。
仕上げの選択
複数から選ぶ。木の地を活かすもの、着色したもの、塗装によるものがある。
木の地を活かす仕上げでは、木目と節がそのまま見える。個体によって現れ方が異なる。
着色した仕上げでは木目が残るが、色が加わる。塗装の仕上げでは木目が見えなくなる。
脚が天板を貫通するため、いずれの仕上げでも上面に木口が現れる。
選び分けの目安
- 木の質感を求める場合
- 木の地を活かす仕上げを選ぶ。木目と節が見える。
- 色を加えたい場合
- 着色と塗装の仕上げがある。木目の見え方が異なる。
- 個体差を確かめる場合
- 木の地を活かす仕上げでは現れ方が個体によって異なる。
現行品と中古の違い
現行品はアッシュの無垢材による。中古の個体では、天板と脚に別の樹種を用いる場合がある。
樹種が異なると、木目と色味も変わる。中古を検討する場合は年式を確かめる。
また経年で木部の色が変わっている個体もある。現行品とは見え方が異なる。
接合部の緩みと、天板の傷も確認する。木同士の接合にあたる。
選び分けの目安
- 樹種を確かめる場合
- 現行品と中古で異なる場合がある。年式を確かめる。
- 見え方で選ぶ場合
- 中古では経年で色が変わっている個体もある。
- 状態を確かめる場合
- 接合部の緩みと天板の傷を確認する。
同種の机との比較
低い机は天板の形状と脚の構成で性格が分かれる。
| 比較項目 | ペブル | ペドレラコーヒーテーブル | B 9 ネストテーブル |
|---|---|---|---|
| 高さ | 440mm | 380mm | 450〜600mm |
| 天板 | 木の無垢材(角を持たない) | ガラス(角を持たない) | 木の天板(矩形) |
| 脚 | 木(天板を貫通する) | V字に組む鋼 | 曲げた鋼管 |
| 床に接する素材 | 木 | 金属 | 金属 |
| 入れ子 | 同じ意匠の仕様がある | 該当しない | 4点が収まる |
選び分けの目安
- 木の質感を求める場合
- 天板と脚がいずれも木による。金属を用いる製品とは異なる。
- 床材を確かめる場合
- 木の脚が床に接する。金属の脚とは条件が異なる。
- 置き場所を節約したい場合
- 同じ意匠で入れ子になる仕様がある。
使用感と設置条件
天板の形状
角を持たない形状による。周囲を通る際に当たりにくい。
幅910 × 奥行660mm。矩形の天板より面積が小さくなる。
組み立てと搬入
完成した状態で届く。組み立てを要さない。
そのため分解できない。幅910mmが通る搬入経路を確かめる。
入れ子になる仕様
同じ意匠で入れ子になる仕様がある。重ねて収められる。
取り扱いは取扱店によって異なる。
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
アッシュの無垢材は日光で色が変わる。木の地を活かす仕上げではとくに進む。
無垢材は湿度の変化で伸縮する。急な乾燥は割れを招く。
脚が天板を貫通する接合部は、湿度の変化で緩む場合がある。
床に接する箇所は擦れる。脚が先細りのため、面積が小さい。
日常の手入れ
- 天板
- 乾いた柔らかい布で拭く。水分を残さない。
- 脚
- 乾いた布で拭く。床に接する箇所の状態も確かめる。
- 接合部
- 緩みを定期的に確かめる。木同士の接合にあたる。
- 置き場所
- 直射日光、暖房の風、床暖房を避ける。急な乾燥は割れを招く。
修理と部品
接合部の緩みや天板の補修については、取扱店を通じて相談する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
アーコールは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
仕上げから選ぶ。取扱店によって扱う範囲が異なる。納期も確かめる。
実物を確認する
天板の上面に脚の断面が現れる。仕上げによる見え方を確かめられるとよい。
木目と節の現れ方も個体によって異なる。
中古の流通
中古の個体では天板と脚に別の樹種を用いる場合がある。年式を確かめる。
確認箇所は、接合部の緩み、天板の傷と割れ、木部の色の変化、床に接する箇所の状態である。
購入前チェックリスト
- 脚が天板を貫通すること(上面に木口が現れる)
- 置き場所の寸法(幅910 × 奥行660 × 高さ440mm)
- 搬入経路(完成した状態で届くため分解できない)
- 仕上げの選択(木目の見え方が異なる)
- 木の脚が床に接すること(先細りで面積が小さい)
- 接合部の緩みを定期的に確かめること
- 入れ子になる仕様の有無
- 中古の場合、樹種と年式
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- アーコールは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。仕上げで価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- アーコールの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 脚はどのような構造ですか?
- 両端を絞った脚が天板を貫通します。そのため天板の上面に脚の断面が現れ、仕上げによっては周囲との色の差が生じる場合があります。脚は先細りになり、床に接する面積が小さくなります。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅910×奥行660×高さ440mmです。天板は角を持たない形状のため、矩形の天板より面積が小さくなります。完成した状態で届き分解できないため、幅910mmが通る搬入経路をお確かめください。
- 仕上げはどう選べばよいですか?
- 木の地を活かすもの、着色したもの、塗装によるものがあります。木の地を活かす仕上げでは木目と節がそのまま見え、個体によって現れ方が異なります。着色では木目が残り、塗装では木目が見えなくなります。
- 中古と現行品は同じですか?
- 現行品はアッシュの無垢材によりますが、中古の個体では天板と脚に別の樹種を用いる場合があります。樹種が異なると木目と色味も変わるため、年式をお確かめください。
- 床は傷つきませんか?
- 木の脚が床に接し、先細りのため接する面積が小さくなります。床材によっては跡が残るためご確認ください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 天板と脚は乾いた柔らかい布で拭き、水分を残さないでください。脚が天板を貫通する接合部は湿度の変化で緩む場合があるため、定期的にお確かめください。直射日光と床暖房は避けてください。