このページについて
ケース・スタディ Vレッグ・ベッドは、モダニカが設計し製造するベッドである。穴を開けた鋼板にマットレスを直接載せる。対応するマットレスの厚みには上限がある。組み立てを要する。
このページでは、マットレスの厚みの制約、床板の構成、組み立てと搬入、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ケース・スタディ・ベッドのデザインストーリーについて詳しくはケース・スタディ・ベッド紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
ケース・スタディ・ベッドは、モダニカ社がロサンゼルスの自社工場で設計・製造している。現行モデルはV-Leg Bed(Vレッグ・ベッド)を基本とし、ベントウッド・ベッド、ソリッドウッド・ベッドなど複数のバリエーションが展開されている。ここでは最も代表的なV-Leg Bedを中心に基本情報を整理する。
基本スペック
| 正式名称 | ケース・スタディ Vレッグ・ベッド |
|---|---|
| 製造ブランド | モダニカ |
| 製造国 | アメリカ |
| 主要素材 | 枠と頭側の板はバーチの合板。表面はバーチまたはウォールナットの突板による。脚と金具は鋼、床板は穴を開けた鋼板 |
| カラーバリエーション | 3種の仕上げから選ぶ |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 価格 | モダニカは公式サイトで価格を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内で入手する場合、取り扱いの有無と価格を確認することになる |
| 保証 | 購入者本人に対する1年の保証。素材と製造上の欠陥に対応する |
| 付属品 | 組立説明書。脚は6本による。マットレスと寝具は別売 |
| ボックススプリング | 要さない。穴を開けた鋼板にマットレスを直接載せる |
| 対応マットレス厚 | 最大約230mmまで |
サイズ一覧
| 寸法 | 幅 | 奥行 | 高さ | 梱包重量 |
|---|---|---|---|---|
| シングル | 約970mm | 約1,900mm | 約760mm | 約27kg |
| ダブル相当 | 約1,400mm | 約1,940mm | 約760mm | 約52kg |
| クイーン | 約1,520mm | 約2,030mm | 約760mm | 約54kg |
| キング | 約1,930mm | 約2,030mm | 約760mm | 約59kg |
| カリフォルニアキング | 約1,830mm | 約2,130mm | 約760mm | 約59kg |
※プラットフォーム上面から床面までの高さは約25cm(10インチ)、プラットフォーム上面からヘッドボード上端までは約51cm(20.25インチ)。価格はサイズ・仕上げにより異なる。最新価格はモダニカ公式サイトにて確認されたい。
マットレスの厚みの制約
対応するマットレスの厚みは最大約230mmまでとなる。これを超える厚みのマットレスは使えない。
近年のマットレスには、これを超える厚みのものも多い。購入前に、用意するマットレスの厚みを確かめる。
また将来マットレスを変える場合も、この上限の範囲で選ぶことになる。
寝る高さは、床板の高さにマットレスの厚みを加えた値で決まる。上限があるため、寝る高さも一定の範囲に収まる。
選び分けの目安
- マットレスを既に持っている場合
- 厚みが約230mmを超えていないかを確かめる。超える場合は使えない。
- 厚いマットレスを求める場合
- この上限を超えるものは使えない。厚みに制約のない製品が該当する。
- 将来変える可能性がある場合
- 上限の範囲で選ぶことになる。購入前に踏まえる。
床板と脚の構成
床板は穴を開けた鋼板による。マットレスを直接載せる構成で、板ばねの土台を要さない。
穴があるため、マットレスの下に空気が通る。木の床板を並べる方式とは、支える面の連続性が異なる。
脚は6本による。一般的な4本脚より多く、中央にも支えが加わる。
枠と頭側の板はバーチの合板で、表面に突板を貼る。無垢材とは経年での変化が異なる。
選び分けの目安
- 湿気を考える場合
- 床板に穴があり、マットレスの下に空気が通る。
- 支える面の連続性を重視する場合
- 鋼板が面で支える。木の床板を並べる方式とは異なる。
- 床の掃除を考える場合
- 脚は6本による。器具が下を通るかを確かめる。
類似商品・競合との比較
ベッドは床板の構成とマットレスへの対応で扱いが変わる。
| 比較項目 | ケース・スタディ | カポベッド | アンデルセン ベッド |
|---|---|---|---|
| 床板 | 穴を開けた鋼板 | 木の床板と穴のある板 | 3段階に調整できる |
| マットレスの厚み | 最大約230mm | 制約の記載なし | 床板の高さで調整する |
| 骨組み | バーチの合板と突板 | 無垢材3種 | 積層した木と金属 |
| 脚 | 6本(鋼) | 木を組む技法 | 鋳造した金属 |
| 組み立て | 要する | 要する | 取扱店に確認する |
選び分けの目安
- マットレスの厚みに制約がある場合
- この製品は最大約230mmまで。厚いマットレスを用いる場合は他の方式が該当する。
- 床板の構成で選ぶ場合
- 穴を開けた鋼板が面で支える。木の床板を並べる方式とは異なる。
- 無垢材を求める場合
- この製品は合板に突板を貼る構成にあたる。
使用感と設置条件
マットレスと寝る高さ
マットレスは別売。厚みは最大約230mmまでとなる。
寝る高さは、床板の高さにマットレスの厚みを加えた値で決まる。上限があるため、寝る高さも一定の範囲に収まる。
板ばねの土台を要さないため、その厚みは加わらない。
組み立てと搬入
組み立てを要する。完成した状態では届かない。搬入経路が限られる場合、この点は条件が緩む。
組み立ての場所を確保する。組み立て説明書が付属する。
仕上げの選択
3種の仕上げから選ぶ。表面はバーチまたはウォールナットの突板による。
突板のため、深い傷では下地の合板が現れる。無垢材とは補修の条件が異なる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
突板は日光で色が変わる。表層が薄いため、深い傷では下地の合板が現れる。
合板は無垢材より湿度の変化による伸縮が小さい。いっぽうで水分が染み込むと層が剥がれる場合がある。
鋼の脚と床板は、めっきの仕上げによる。湿気の多い環境で曇る場合がある。
組み立て式のため、接合部が緩む場合がある。定期的に確かめる。
日常の手入れ
- 木部
- 乾いた柔らかい布で拭く。水分を残さない。突板のため強く擦らない。
- 鋼の部分
- 乾いた布で拭く。水気を残さない。
- 床板
- マットレスを外した際に、穴の周囲の埃を払う。
- 接合部
- 組み立て式のため、緩みを定期的に確かめる。
補修と部品の交換
突板の傷の補修は、無垢材とは条件が異なる。取扱店に相談する。
脚と床板の交換についても、あわせて確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
モダニカは公式サイトで製品情報と価格を公開している。日本国内で入手する場合、取り扱いの有無と価格を確認することになる。
注文の際に決める項目は、寸法と仕上げ(3種)である。マットレスを別に用意する場合、厚みの上限を踏まえて選ぶ。
実物を確認する
穴を開けた鋼板が面で支える構成のため、寝心地は木の床板を並べる方式とは異なる。用意するマットレスとの組み合わせで確かめられるとよい。
脚は6本による。設置場所での見え方も確認する。
中古の流通
相場は寸法、仕上げ、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、突板の傷と色の変化、剥がれ、鋼の部分の曇りと錆、接合部の緩み、脚と床板が揃っているかである。組み立て式のため、部材がすべて揃っているかも確かめる。
購入前チェックリスト
- マットレスの厚み(最大約230mm。超えるものは使えない)
- 将来マットレスを変える場合も上限の範囲で選ぶこと
- 仕上げ(3種。突板による)
- 組み立てを要すること(組み立ての場所を確保)
- マットレスと寝具は別売
- 脚は6本(床の掃除の条件)
- 突板のため深い傷では下地が現れること
- 中古の場合、部材が揃っているか
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- モダニカは公式サイトで価格を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内で入手する場合、取り扱いの有無と価格を確認することになります。
- どこで購入できますか?
- モダニカの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内での取り扱いの有無をご確認ください。
- どんなマットレスが使えますか?
- 厚みは最大約230mmまでとなり、これを超えるマットレスは使えません。近年のマットレスにはこれを超える厚みのものも多いため、購入前に用意するマットレスの厚みをお確かめください。将来変える場合も、この上限の範囲で選ぶことになります。
- 床板はどんな構成ですか?
- 穴を開けた鋼板によるもので、マットレスを直接載せる構成です。板ばねの土台を要しません。穴があるためマットレスの下に空気が通り、木の床板を並べる方式とは支える面の連続性が異なります。
- 組み立ては必要ですか?
- 必要です。完成した状態では届かないため、搬入経路が限られる場合は条件が緩みます。組み立て説明書が付属しますが、組み立ての場所はご確保ください。
- 脚は何本ですか?
- 6本です。一般的な4本脚より多く、中央にも支えが加わります。
- 木は無垢材ですか?
- バーチの合板に、バーチまたはウォールナットの突板を貼る構成です。突板のため深い傷では下地の合板が現れ、無垢材とは補修の条件が異なります。いっぽうで合板は無垢材より湿度の変化による伸縮が小さくなります。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 木部は乾いた柔らかい布で拭き、水分を残さないでください。突板のため強く擦らないでください。鋼の部分も乾いた布で拭き、水気を残さないでください。組み立て式のため接合部の緩みも定期的にお確かめください。