カポベッドは、上海を拠点とする国際的デザイン事務所ネリ&フー(Neri&Hu Design and Research Office)がデザインし、ポルトガルの名門家具工房デ・ラ・エスパーダ(De La Espada)が製造する現代的ベッドフレームである。本作品は、2012年に完成した上海のイタリアンレストラン「カポ」のインテリアデザインプロジェクトから派生したカポシリーズの延長として位置づけられ、建築的思考と家具デザインの融合を体現する作品として高く評価されている。

カポベッドの最大の特徴は、モダンでミニマルな造形に古典的なテーラリングディテールを巧みに組み合わせた点にある。シンプルな構造美を保ちながらも、細部に宿る職人技と素材への敬意が、使用者に深い満足感と精神的な安らぎをもたらす。無垢材フレームと上質なファブリックまたはレザーの組み合わせは、寝室という私的空間に格調高い雰囲気を創出し、現代生活における休息の場を芸術的次元へと昇華させる。

デ・ラ・エスパーダの太陽光発電工場において、熟練職人たちが伝統的なホゾ組や蟻組などの接合技法を駆使し、一台一台丁寧に製作される本作品は、持続可能性と高品質を両立させた21世紀の家具製造の模範例といえる。アメリカンブラックウォールナット、アメリカンホワイトオーク、ヨーロピアンアッシュといった厳選された木材は、時間の経過とともに深みを増し、所有者との長い時間を共に歩む存在となる。

デザインコンセプトと哲学

カポベッドのデザイン哲学を理解するためには、その起源となった上海のイタリアンレストラン「カポ」のプロジェクトを振り返る必要がある。ネリ&フーは、1911年に建造された歴史的建築物の屋根裏空間に位置するこのレストランのインテリアデザインを手がけた際、バシリカ(聖堂建築)という建築類型を現代的に再解釈することを試みた。

バシリカは、かつて市民生活の中心であり、教会、法廷、舞台、ギャラリー、そして宴会場として機能する多目的な公共空間であった。ネリ&フーは、この歴史的建築類型が持つ荘厳さと親密さの共存、石造りの重厚感と細やかな装飾の調和という特質を、レストランの空間構成に取り入れた。レンガ積みの壁面、木製の細柱が連なる回廊、手吹きガラスの照明、レザーストラップのディテールなど、古典的な素材と現代的な感性が融合した空間が実現した。

カポベッドは、このレストランプロジェクトで生まれたカポシリーズの家具群を寝室空間へと拡張したものである。レストランの椅子やテーブルで確立されたデザイン言語——シンプルで現代的なフォルムに古典的なテーラリングディテールを加えるというアプローチ——がベッドデザインにも応用されている。張り地を施した大型ヘッドボードは、視覚的な柔らかさと触覚的な心地よさを提供し、寝室に温かみと洗練をもたらす。

ネリ&フーの創設者であるリンドン・ネリとロサーナ・フーは、「洗練性と実用性」「クラシックとコンテンポラリー」という対極にあるかに見える要素の均衡を探求し続けてきた。カポベッドは、まさにこの哲学的探求の結晶である。装飾的でありながら機能的、伝統的でありながら革新的、そして何よりも、所有者の生活に深く溶け込む存在感を備えている。

素材と仕上げへのこだわり

カポベッドの製作において、素材の選択と仕上げは極めて重要な意味を持つ。デ・ラ・エスパーダは、アメリカンブラックウォールナット、アメリカンホワイトオーク、ヨーロピアンアッシュという三種類の高品質な無垢材を提供している。これらの木材は、少なくとも30年以上の歳月をかけて成長した樹木から採取され、その成長過程で経験した気候パターン、日光の吸収、ミネラルの取り込みが、木材の表情に刻まれている。

仕上げに関しては、木材の種類に応じて複数の選択肢が用意されている。オイル仕上げは木材本来の質感と色合いを最大限に引き出し、経年変化を美しく表現する。オーク材に適用されるオキシダイズド仕上げは、化学反応により深みのある色調を生み出す。アッシュ材では、ペイント仕上げやステイン仕上げも選択可能であり、インテリア全体との調和を図ることができる。

ヘッドボードの張り地には、デ・ラ・エスパーダが厳選した高品質なファブリックまたはレザーが使用される。特にレザーを選択する場合、その広大な表面に天然の皮革を最も美しく配置するため、職人たちが革の色や木目の自然な変化を考慮し、必要に応じてステッチラインを加えるなど、細心の注意を払って作業を進める。この丁寧なプロセスは、工業製品でありながら一点一点が唯一無二の作品となることを保証している。

製造技術と職人技

カポベッドは、ポルトガル北部のミラに位置するデ・ラ・エスパーダの太陽光発電工場で製造される。この工場は、持続可能性と卓越した職人技を両立させる現代的な家具製造の理想像を体現している。約100名の熟練職人が在籍し、伝統的な木工技術と最新のテクノロジーを組み合わせて、一台一台のベッドを丁寧に製作している。

製造プロセスにおいて特筆すべきは、ホゾ組(モーティス・アンド・テノン)、楔ホゾ組(ウェッジ・テノン)、蟻組(ダブテイル)といった伝統的な接合技法の使用である。これらの技法は、接着剤や金属部品に頼ることなく、木材そのものの特性を活かして強固な構造を実現する。数百年にわたって受け継がれてきたこれらの技術は、現代においても家具製造における最高水準の耐久性と美しさを保証している。

デ・ラ・エスパーダの工場では、デザイナー、製品エンジニア、そして職人たちが同じフロアで緊密に協働している。この物理的近接性は、デザイン上の課題をリアルタイムで解決し、製造工程における革新を促進する。高度な機械加工技術と手作業の巧みな組み合わせにより、大量生産では決して実現できない細部へのこだわりと、製品全体の統一性が達成される。

ベッドベースには、約5センチメートル間隔で配置された複数の木製スラットが使用される。これらのスラットは個別にねじで固定され、マットレスに対して適切なサポートと通気性を提供する。ベースフレーム自体はブラックステイン仕上げのMDF材で構成され、空気循環のための穴が設けられている。この実用的配慮は、見えない部分にまで及ぶデザインの完成度の高さを示している。

環境への配慮と持続可能性

デ・ラ・エスパーダの製造施設が太陽光発電を採用している点は、現代の家具製造における環境責任の模範例である。化石燃料に依存しないクリーンエネルギーの使用は、製品のカーボンフットプリントを大幅に削減し、気候変動への対応における企業の役割を示している。

また、使用される木材は、持続可能な森林管理が行われている地域から調達される。無垢材という素材の選択自体が、適切に管理された森林資源の利用を前提としており、再生可能で生分解性のある素材として環境負荷を最小限に抑える。さらに、伝統的な接合技法の使用により、製品の耐久性が大幅に向上し、長期間にわたる使用が可能となる。これは、使い捨て文化への根本的な挑戦であり、真の持続可能性を追求する姿勢の表れである。

デザイナー:ネリ&フー

ネリ&フー・デザイン・アンド・リサーチ・オフィスは、リンドン・ネリとロサーナ・フーによって2004年に上海で設立された学際的デザイン事務所である。創設者の二人は、カリフォルニア大学バークレー校で建築を学んだ後、ネリはハーバード大学、フーはプリンストン大学でそれぞれ修士号を取得した。米国で教育を受けながらも、彼らは中国という文化的文脈の中で実践を展開することを選択し、上海という急速に変化する都市を拠点として国際的な活動を展開している。

事務所の名称に含まれる「リサーチ」という言葉は、彼らのデザインアプローチの核心を示している。各プロジェクトに固有の文脈的課題が存在するという信念のもと、徹底的な調査研究をデザインツールとして活用する。建築、インテリア、マスタープラン、家具、プロダクト、ブランディング、グラフィックデザインなど、多岐にわたる分野を横断する彼らの実践は、経験、ディテール、素材、形態、光の動的な相互作用に基づいている。

ネリ&フーの作品は、国際的に高い評価を受けている。2014年にはWallpaper*誌からデザイナー・オブ・ザ・イヤーに選出され、2013年には米国インテリアデザイン殿堂入りを果たした。また、2017年にはEDIDAデザイナー・オブ・ザ・イヤー、ドイツデザイン評議会によるアイコニック・アワードのインテリアデザイナー・オブ・ザ・イヤー、2015年にはメゾン・エ・オブジェ・アジアのデザイナー・オブ・ザ・イヤーなど、数々の栄誉に輝いている。

教育活動にも熱心に取り組んでおり、ハーバード大学デザイン大学院、イェール大学建築学部、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学など、世界の主要な教育機関で教鞭を執ってきた。これらの活動を通じて、次世代のデザイナーや建築家の育成にも貢献している。

ネリ&フーの家具デザイン哲学

ネリ&フーは、自身のプロダクトラインである「neri&hu」を通じて、「中国デザイン」の可能性を問い直す文化的探求を展開している。彼らのアプローチは、単なる東洋的エキゾチシズムの再生産ではなく、原材料の持つ本来の美しさの再解釈、歴史とその軌跡の検証、あるいは日常的な光景のスナップショット的捕捉など、より本質的な次元での創造的実践である。

デ・ラ・エスパーダとのコラボレーションについて、ネリ&フーは次のように語っている。「私たちは中国でデザインし、ポルトガルで製作している。なぜか?それは、これまで見てきた中で最高の職人技がそこにあるからだ。私たちが伝えたいのは、中国も世界に向けてデザインし、創造できるということだ」。この発言は、グローバルな視点を持ちながらも、文化的アイデンティティを大切にする彼らの姿勢を示している。

彼らの家具デザインは、建築的思考と密接に結びついている。空間の構成原理、素材の特性、人間の身体と家具の関係性など、建築的スケールでの思考を家具という親密なスケールに落とし込む能力が、ネリ&フーの作品に独特の存在感を与えている。カポベッドにおいても、この建築的アプローチは明確に表れている。ヘッドボードの比率、フレームの断面、張り地の配置など、すべてが建築的精密さをもって計画されている。

製造元:デ・ラ・エスパーダ

デ・ラ・エスパーダは、1993年にルイス・デ・オリヴェイラとファティマ・デ・ラ・エスパーダによって設立された。ポルトガルのポルト出身のルイスとスペインのマドリード出身のファティマは、ともにロンドンで土木工学を学んだ後、家具製造の道に進んだ。1996年にロンドンに最初の店舗を開設した当時、英国には高品質な現代家具がほとんど存在しなかった。

創業期のデ・ラ・エスパーダの美学は、アーツ・アンド・クラフツ運動、安藤忠雄、ルイス・バラガン、ジョン・ポーソン、アルヴァロ・シザといった建築家たち、そして1950年代のスカンジナビアデザインから影響を受けて形成された。当初は自社デザインの製品を製造・販売していたが、2007年以降、ビジネスモデルを転換し、世界中の優れたデザイナーとの協働に注力するようになった。

現在、デ・ラ・エスパーダは、ネリ&フー、ルカ・ニケット、マシュー・ヒルトン、スタジオイルセ、マヌエル・アイレス・マテウス、ジェイソン・ミラーなど、国際的に著名なデザイナーたちとパートナーシップを結んでいる。これらのデザイナーたちは単なる製品デザインの提供者ではなく、自身のプロダクトラインをアートディレクションし、キュレーションする存在として位置づけられている。

デ・ラ・エスパーダの哲学の中核にあるのは、「人間」である。創業者のルイス・デ・オリヴェイラは、「デザインには人々の生活を変える力があると強く信じており、私たちの製品はこの信念を念頭に置いて作られている。情緒的なつながりは、機能と同等に重視される」と語っている。この哲学は、製品の快適性、触覚性、ディテール、そして耐久性に具現化され、デザイナーから職人まで、すべての関係者が仕事に誇りを持ち、細部まで完璧を追求する姿勢に表れている。

ポルトガルの工芸伝統との融合

デ・ラ・エスパーダの製造拠点がポルトガルに置かれていることは、単なる地理的選択以上の意味を持つ。ポルトガルは、数世紀にわたる木工芸の伝統を持ち、熟練した職人が多数存在する地域である。デ・ラ・エスパーダは、この伝統的な職人文化と現代的な製造技術を融合させることで、類まれな品質を実現している。

また、デ・ラ・エスパーダは、ポルトガルの伝統工芸とのコラボレーションも積極的に展開している。アレンテージョ地方の伝統的な毛布「マンタス・アレンテジャーナス」を椅子の張り地に使用したり、ポルトの陶芸家テレサ・ブランコの手による陶器のハンドルをキャビネットに採用したり、シントラの歴史的タイル工房ヴィウヴァ・ラメーゴのアズレージョ(タイル)をテーブルトップに組み込んだりと、地域の工芸技術を現代家具に統合する試みを続けている。これらの取り組みは、グローバルな視点とローカルな根付きの両立を示している。

カポレストランプロジェクトとの関係

カポベッドの理解を深めるためには、その起源となった上海のイタリアンレストラン「カポ」のインテリアデザインプロジェクトを詳しく見る必要がある。2012年9月に完成したこのプロジェクトは、上海外灘の歴史的建造物である1911年築の建物の屋根裏空間、約600平方メートルに展開された。

ネリ&フーは、このプロジェクトにおいて、バシリカという建築類型を現代的に再解釈することを試みた。伝統的に市民活動の中心であったバシリカは、教会、法廷、舞台、ギャラリー、そして宴会場が一体となった、「見る場所であり、見られる場所」であった。この多層的な空間性を、現代のレストランという文脈で蘇らせることがデザインの意図であった。

レストランの中心には、細長い木製の柱が連なるメインダイニングホールが配置され、両側には並行する通路が走る。クルードバーとピザオーブンが空間の両端に位置し、その間にはカスタムデザインされたテーブルと椅子が、教会の長椅子のように厳格に配列されている。木材とブロンズのアクセントが、素朴なグレーのレンガを背景に温かみと洗練をもたらし、手吹きガラスの照明と椅子のレザーストラップディテールが、職人技と親密さを示唆している。

メインホールの柱廊の両側には、レセプション、ワイン・シガーラウンジ、厨房、屋外デッキ、個室などの小さな礼拝堂のような空間が分岐している。暗く重厚な敷居を通り抜けると、カラヴァッジョからティツィアーノまで、古典的なルネサンス絵画を現代的に再解釈した作品が壁を飾る独特の部屋が現れる。明暗法(キアロスクーロ)の絵画的表現が、狭いレンガ造りの廊下から白い漆喰で滑らかに仕上げられた高いドーム型ニッチへと至る、対照的な空間体験と共鳴している。

このレストランプロジェクトは、2013年にインテリアデザイン誌のベスト・オブ・イヤー・アワードを受賞し、ホスピタリティ部門の歴史的改修カテゴリーでプロジェクトデザイン賞を獲得した。この高い評価を受けて、レストランのために開発されたカポシリーズの家具群が、より広い市場向けに展開されることとなった。ダイニングチェア、アームチェア、バースツール、ラウンジチェア、そしてベッドへと、シリーズは拡張されていった。

インテリア空間における位置づけ

カポベッドは、寝室という最も私的な空間において、建築的存在感と親密な居心地よさを両立させる稀有な家具である。その大型のアップホルスタードヘッドボードは、空間に視覚的な重心を提供し、寝室全体の構成を整える力を持つ。同時に、柔らかな張り地は触覚的な快適さをもたらし、ベッドでの読書やくつろぎの時間を豊かにする。

カポベッドは、様々なインテリアスタイルと調和する柔軟性を備えている。ミニマリストの空間では、そのシンプルな造形が空間の静謐さを強調し、より装飾的な環境では、古典的なディテールが他の要素と対話する。木材の選択と仕上げ、張り地の色と質感を慎重に選ぶことで、コンテンポラリーから伝統的まで、幅広い美学的文脈に統合することができる。

また、カポベッドは、ネリ&フーがデザインした他の家具と組み合わせることで、統一感のある寝室空間を構築することも可能である。フレームシリーズのソファ、トリオシリーズのサイドテーブル、エクステンドミラーなど、カポベッドと共通のデザイン言語を持つ製品群が、空間全体の調和を生み出す。世界中の高級住宅プロジェクトやホテルにおいて、デ・ラ・エスパーダの家具が選ばれているのは、このような空間構成力の高さが認められているからである。

サイズバリエーションと仕様

カポベッドは、多様な市場ニーズに対応するため、複数のサイズバリエーションで提供されている。米国市場向けには、クイーン(幅165.1cm×奥行225cm×高さ87cm、マットレスサイズ152×203cm対応)、キング(幅203.5cm×奥行225cm×高さ87cm、マットレスサイズ193×203cm対応)、カリフォルニアキング(幅193.4cm×奥行235.2cm×高さ87cm、マットレスサイズ183×213cm対応)が用意されている。

ヨーロッパおよび英国市場向けには、キングUK(幅160.5cm×奥行225cm×高さ87cm、マットレスサイズ150×200cm対応)、クイーンEU(幅170.5cm×奥行225cm×高さ87cm、マットレスサイズ160×200cm対応)、スーパーキングUK(幅190.5cm×奥行225cm×高さ87cm、マットレスサイズ180×200cm対応)といった選択肢がある。すべてのサイズにおいて、プラットフォーム高は約26センチメートルに統一されている。

ベッドフレームの構造材には、選択した木材種(アメリカンブラックウォールナット、アメリカンホワイトオーク、またはヨーロピアンアッシュ)が使用され、各種仕上げオプション(オイル、オキシダイズド、ペイント、ステイン)が適用される。ヘッドボードの張り地には、デ・ラ・エスパーダが厳選した広範なファブリックコレクションまたはレザーから選択できる。ベッドベースは、空気循環用の穴を設けたブラックステイン仕上げのMDF材で構成され、約5センチメートル間隔で配置された木製スラットがマットレスをサポートする。

現代生活における意義

カポベッドは、単なる睡眠のための家具を超えた存在である。現代社会において、寝室は日々の喧騒から離れた聖域であり、心身の回復と再生の場である。カポベッドは、この私的空間に、美的洗練と感覚的快適さをもたらすことで、休息の質を根本的に向上させる。

その設計思想には、人間中心的アプローチが貫かれている。適切な高さのプラットフォーム、快適な背もたれを提供する大型ヘッドボード、触覚的に心地よい素材の選択——これらすべてが、使用者の身体と心理に配慮した結果である。ベッドでの読書、瞑想、パートナーとの会話など、睡眠以外の活動も考慮された設計は、寝室を多機能な私的空間として再定義する。

また、カポベッドの持つ耐久性と時を経て深まる美しさは、持続可能な消費のモデルを提示している。頻繁な買い替えを前提とした使い捨て家具とは対極に位置し、世代を超えて受け継がれる可能性を持つ。適切にメンテナンスされた無垢材は、数十年の使用に耐え、むしろ時間とともに味わいを増していく。この長期的視点は、環境への配慮だけでなく、所有物との深い情緒的つながりを育む。

現代のデザイン文化において、カポベッドは、グローバルな視点とローカルな職人技の融合、東洋と西洋の文化的対話、伝統技術と現代技術の統合という、21世紀のデザインが直面する本質的課題への一つの回答を示している。ネリ&フーとデ・ラ・エスパーダのコラボレーションは、中国のデザイン事務所とポルトガルの家具工房という、地理的にも文化的にも離れた二つの実践が、相互の敬意と共通の価値観を基盤に、卓越した作品を生み出し得ることを証明している。

基本情報

製品名 カポベッド(Capo Bed)
デザイナー ネリ&フー(Neri&Hu Design and Research Office)
リンドン・ネリ、ロサーナ・フー
ブランド デ・ラ・エスパーダ(De La Espada)
製造国 ポルトガル
発売年 2014年頃
素材 無垢材(アメリカンブラックウォールナット、アメリカンホワイトオーク、ヨーロピアンアッシュから選択)、ファブリックまたはレザー張り、ベッドベース:ブラックステインMDF
仕上げ オイル(全木材)、オキシダイズド(オークのみ)、ペイント(アッシュのみ)、ステイン(アッシュのみ)
サイズ クイーン、キング、カリフォルニアキング、UK/EUサイズ各種
(詳細は製品仕様参照)
プラットフォーム高 約26cm
特徴 大型アップホルスタードヘッドボード、伝統的ジョイント技法による構造、木製スラットベース
価格帯 8,500米ドルから(サイズ・仕様により変動)