Modernica(モダニカ)

Modernicaは、1989年に米国ロサンゼルスで設立された家具メーカーである。20世紀半ばの米国の家具の形式を扱い、自社工場での製造を続けている。ファイバーグラスによる殻構造の椅子と、第二次世界大戦後の住宅の実験計画に着想を得た系列を主力とする。製造はロサンゼルスの工場で行われ、組み立ては手作業による。

事業と製造の実体

Modernicaの製造の中核にあるのは、ファイバーグラスによる殻の成形である。樹脂とガラス繊維を型に積層して硬化させる工法で、曲率の大きな面を継ぎ目なく作れる。表面には繊維の模様がそのまま現れ、成形品ごとにわずかな差が生じる。

この工法は1950年代に椅子へ用いられたのち、環境上の理由から一時期使われなくなった経緯がある。同社は工程の管理を整えたうえでこの成形を続けている。

木材を用いる系列では、積層した合板無垢材を組み合わせる。第二次世界大戦後に米国で行われた住宅の実験計画に着想を得た系列がこれにあたり、寝台、長椅子、収納などを扱う。部材の断面を単純に保ち、接合を見せる構成を採る。

製品はロサンゼルスの工場で一点ずつ組み立てられる。同社はFSC認証材の使用を公表している。

沿革

1989年、Modernicaがロサンゼルスで設立された。20世紀半ばの米国の家具の形式を扱う事業として展開している。

同社はファイバーグラスによる殻構造の椅子の製造を続けており、この工法を保持する数少ない企業の一つにあたる。

木材を用いる系列は、第二次世界大戦後に米国で行われた住宅の実験計画の名称を冠する。この計画は、量産できる材料と工法で住宅を建てる試みだった。同社はこの名称を商標として登録し、社内の設計部門が設計した家具を扱っている。

現在もロサンゼルスの工場で製造を続けている。

デザイナーとの協働

Modernicaの製品は、社内の設計部門による設計を中心とする。ファイバーグラスの成形と木材の加工という自社の工程が扱える範囲が、設計の条件になる構成にあたる。

木材を用いる系列は同社の設計部門が手がけ、自社で製造している。

主な製品群

ケース・スタディ・ベッドは、積層した合板と無垢材を用いる寝台である。部材の断面を単純に保ち、接合を見せる構成を採る。

このほか、ファイバーグラスによる殻構造の椅子、長椅子、収納、照明を扱う。

基本情報

ブランド名 Modernica(モダニカ)
設立 1989年
本社・生産拠点 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
事業内容 家具の設計、製造および販売
公式サイト https://modernica.net

Reference

Modernica - 公式サイト
https://modernica.net/
Wikidata - Modernica
https://www.wikidata.org/wiki/Q125609794