このページについて
パンテラは、ヴェルナー・パントンが1971年に発表した照明である。ルイスポールセンが製造する。半球の傘を円錐の台が支える。寸法によって調光と電源の仕様が異なる。
このページでは、寸法と仕様の違い、2つの傘の素材、電源と調光、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ヴェルナー・パントンの設計思想や経歴について詳しくはヴェルナー・パントン プロフィールページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
パンテラはデンマーク・コペンハーゲンに本拠を置くルイスポールセン社によって製造されている。日本国内ではルイスポールセンジャパンが正規輸入を行い、正規販売店での購入品にはメーカー保証が付帯する。以下にオリジナルサイズであるパンテラ400テーブルの基本スペックを示す。
| 正式名称 | パンテラ。複数の寸法に分かれる |
|---|---|
| 製造ブランド | ルイスポールセン |
| 主要素材 | 傘は乳白色の樹脂または鋼。台と本体はアルミニウムによる |
| 寸法 | 最も大きい卓上の型は傘の直径400 × 高さ550mm。ケーブルの長さ2,500mm。他に直径160mm、250mm、320mmの型と床に置く型がある |
| 重量 | 最も大きい卓上の型は約2.6kg |
| 光源 | E26口金の電球を用いる型と、LEDを内蔵する型がある。寸法によって異なる |
| 色 | 寸法によって選べる色が異なる。乳白色の樹脂の傘と、金属の仕上げの傘がある |
| 調光 | 寸法によって異なる。段階なく調光できる型、ケーブルに開閉の部材が付く型、触れて調光する型がある |
| 電源 | 差込口から給電する型と、充電して用いる型がある。寸法によって異なる |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | ルイスポールセンは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。寸法と傘の素材で価格が変わる |
寸法と仕様の違い
複数の寸法がある。寸法によって調光と電源の仕様が変わる。
| 型 | 調光 | 電源 |
|---|---|---|
| 最も小さい型 | 触れて段階を切り替える | 充電して用いる |
| 小さい型 | 段階なく調光できる | 差込口または充電 |
| 中間の型 | ケーブルの部材で切り替える | 差込口から給電する |
| 大きい型 | 取扱店に確認する | 差込口から給電する |
床に置く型もある。用途によって選ぶ。
充電して用いる型は持ち運べる。屋外での使用の可否は取扱店に確認する。
選び分けの目安
- 置き場所から決める場合
- 傘の直径が160mmから400mmまで分かれる。設置面を確かめる。
- 調光したい場合
- 寸法によって方式が異なる。段階なく調光できる型もある。
- 持ち運びたい場合
- 充電して用いる型もある。差込口を要さない。
2つの傘の素材
傘は2つの素材から選ぶ。乳白色の樹脂と金属による。
樹脂の傘は光を通す。傘全体が明るくなる。
金属の傘は光を通さない。下方に光が向き、周囲は暗くなる。
そのため、光の広がり方が大きく変わる。用途によって選ぶ。
選び分けの目安
- 光の質で選ぶ場合
- 樹脂は傘全体が明るくなる。金属は下方に向く。
- 見え方で選ぶ場合
- 金属の傘では仕上げが現れる。寸法によって選べる色が異なる。
- 手入れの手間を考える場合
- 素材によって条件が変わる。研磨剤を用いない。
電源と調光
差込口から給電する型と、充電して用いる型がある。
充電して用いる型は持ち運べる。ケーブルが不要にあたる。
電球を用いる型とLEDを内蔵する型がある。交換の可否が変わる。
LEDを内蔵する型では、光源の交換は取扱店に確認する。
選び分けの目安
- 設置場所を考える場合
- 差込口の位置を確かめる。充電して用いる型もある。
- 長く使う前提の場合
- 光源の交換の可否が型によって変わる。取扱店に確認する。
- 明るさを調節したい場合
- 寸法によって調光の方式が異なる。
同種の卓上照明との比較
卓上の照明は傘の素材と電源で性格が分かれる。
| 比較項目 | パンテラ | ピピストレロ | アトーロ |
|---|---|---|---|
| 傘 | 樹脂または金属 | 樹脂 | 金属または樹脂 |
| 光の広がり | 素材で変わる | 傘全体が明るくなる | 下方と内側の反射 |
| 電源 | 差込口または充電 | 差込口または充電 | 差込口から給電する |
| 高さの調節 | できない | 大きい型で伸縮できる | できない |
| 寸法 | 複数から選ぶ | 4つから選ぶ | 3つから選ぶ |
選び分けの目安
- 光の質で選ぶ場合
- 傘の素材で広がり方が変わる。選べる点が他と異なる。
- 持ち運びたい場合
- 充電して用いる型もある。
- 高さを変えたい場合
- 本製品では調節できない。伸縮する照明とは異なる。
使用感と設置条件
形状
半球の傘を円錐の台が支える。曲面が連続する。
傘は固定される。向きを変えることはできない。
設置面
傘の直径が160mmから400mmまで分かれる。卓上に置く。
床に置く型もある。用途によって選ぶ。
電源
差込口から給電する型ではケーブルの長さを確かめる。
充電して用いる型では駆動の時間を取扱店に確認する。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
樹脂の傘は日光で色が変わる。硬いものが当たると傷が付く。
金属の傘は仕上げによって色が変わる場合がある。擦れも生じる。
傘の内側にも埃が溜まる。光の透け方に関わる。
ケーブルと台の内部の部材は経年で劣化する。電気に関わる箇所にあたる。
日常の手入れ
- 傘の表面
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
- 傘の内側
- 埃が溜まる。樹脂の傘では透けて見える。
- 台
- 柔らかい布で拭く。仕上げを損なわないよう扱う。
- ケーブルと充電の箇所
- 劣化を定期的に確かめる。電気に関わる箇所にあたる。
修理と部品
電球を用いる型では自分で交換できる。方法は取扱説明書を確認する。
LEDを内蔵する型では、光源の交換を取扱店に確認する。電気に関わる箇所は業者に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ルイスポールセンは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
寸法、傘の素材、色を決めてから注文する。取り扱いは時期によって変わる場合がある。
実物を確認する
傘の素材による光の広がり方の違いは、実物で確かめられるとよい。
寸法による見え方も現物で分かる。
中古の流通
製造の時期によって光源の仕様が異なる場合がある。年式を確かめる。
確認箇所は、傘の傷と色の変化、内側の汚れ、台の仕上げ、ケーブルである。
購入前チェックリスト
- 寸法によって調光と電源の仕様が異なること
- 傘の素材(樹脂は全体が明るく、金属は下方に向く)
- 置き場所(傘の直径160〜400mm)と設置面
- 差込口の位置とケーブルの長さ
- 充電して用いる型もあること
- 光源の交換の可否(型によって変わる)
- 傘の向きを変えられないこと
- 寸法によって選べる色が異なること
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ルイスポールセンは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。寸法と傘の素材で価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- ルイスポールセンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- どのような寸法がありますか?
- 傘の直径が160mmから400mmまで複数に分かれ、床に置く型もあります。寸法によって調光と電源の仕様が変わります。
- 傘の素材は選べますか?
- 乳白色の樹脂と金属から選べます。樹脂は光を通し傘全体が明るくなり、金属は光を通さず下方に光が向きます。光の広がり方が大きく変わります。
- 明るさは調節できますか?
- 寸法によって方式が異なります。段階なく調光できる型、ケーブルの部材で切り替える型、触れて段階を切り替える型があります。
- 持ち運べますか?
- 充電して用いる型があり差込口を要しません。駆動の時間は取扱店にご確認ください。
- 電球は交換できますか?
- E26口金の電球を用いる型では自分で交換できます。LEDを内蔵する型では光源の交換を取扱店にご確認ください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 傘と台は柔らかい布で拭き、研磨剤は表面を傷めます。傘の内側にも埃が溜まり樹脂の傘では透けて見えます。ケーブルは電気に関わる箇所のため劣化もご確認ください。