このページについて
カアリ ウォールシェルフは、ロナン&エルワン・ブルレックが設計しアルテックが製造する棚である。壁に固定して用いる。4つの仕様があり、構成は変更できない。机を備える仕様もある。
このページでは、壁に固定する条件、4つの仕様の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ロナン&エルワン・ブルレックの設計思想や経歴について詳しくはロナン・ブルレック プロフィールページおよびエルワン・ブルレック プロフィールページをご覧ください。
カーリ ウォールシェルフのデザインストーリーについて詳しくはカーリ ウォールシェルフ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
カーリ ウォールシェルフはアルテックの現行生産品であり、壁面シェルフ2モデルとデスク一体型2モデルの計4バリエーションで展開される。カーリコレクション全体ではテーブル(REB001〜004)、デスク(REB005〜007)、ウォールコンソール等も含む包括的な家具システムを構成する。
| 正式名称 | カアリ ウォールシェルフ。4つの仕様がある |
|---|---|
| ブランド | アルテック |
| 素材 | 壁に取り付ける部材はオークの無垢材。支える部材は塗装した平鋼。棚板は樹脂を貼った板で厚さ19mm。机を備える仕様の天板はリノリウムによる |
| サイズ REB008 | 幅2,000 × 奥行350 × 高さ1,130mm。3段の棚。棚板の間隔は約350mm |
| サイズ REB009 | 幅1,000 × 奥行350 × 高さ1,880mm。5段の棚 |
| サイズ REB010 | 幅2,000 × 奥行550 × 高さ1,420mm。上部に棚板2段、下部に机の天板 |
| サイズ REB013 | 幅1,000 × 奥行550 × 高さ1,420mm。上部に棚板、下部に机の天板 |
| 構造 | 壁に固定する。垂直の荷重を木の部材が支え、斜めの力を曲げた鋼の帯が受ける |
| 仕上げバリエーション | 棚板は2色、壁に取り付ける部材は2種、鋼の部材は塗装による |
| リードタイム | 受注生産。納期は取扱店に確認する |
| 構成の変更 | できない。4つの仕様から選ぶ |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | アルテックは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
| 付属品 | 壁に固定する金具と組立説明書 |
壁に固定する条件
壁に固定して用いる。床に脚を置く構成ではないため、壁の強度が前提になる。
石膏ボードのみの壁では、固定できない場合がある。下地の位置と種別を先に確かめる。
幅2,000mmの仕様では、固定する範囲も広い。下地が通っている位置と合うかを確認する。
取り付けには工具を要する。施工を依頼する場合、取扱店に相談する。
賃貸の住居では、壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。
選び分けの目安
- 設置場所を決める場合
- 壁の下地の位置と種別を先に確かめる。石膏ボードのみでは固定できない場合がある。
- 賃貸の住居の場合
- 壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。
- 施工を依頼する場合
- 取扱店に相談する。壁の状態によって条件が変わる。
4つの仕様
幅と机の有無によって4つの仕様がある。構成は変更できない。
| 仕様 | 幅 × 奥行 × 高さ | 構成 |
|---|---|---|
| 幅広・棚のみ | 2,000 × 350 × 1,130mm | 3段の棚 |
| 幅狭・棚のみ | 1,000 × 350 × 1,880mm | 5段の棚 |
| 幅広・机つき | 2,000 × 550 × 1,420mm | 棚2段と机の天板 |
| 幅狭・机つき | 1,000 × 550 × 1,420mm | 棚と机の天板 |
机を備える仕様は奥行550mm。棚のみの仕様(350mm)より200mm大きい。
選び分けの目安
- 壁の幅が限られる場合
- 幅1,000mmの仕様がある。ただし高さは1,880mmまたは1,420mmになる。
- 机として使う場合
- 奥行550mm。棚のみの仕様より200mm前に出る。通路の幅を確かめる。
- 後から構成を変えたい場合
- 変更できない。購入時に決めることになる。
使用感と設置条件
棚板と机の天板
棚板は樹脂を貼った板で、光沢の仕上げによる。傷と指紋が目立ちやすい。
机の天板はリノリウムによる。棚板とは素材が異なるため、手入れの条件も変わる。
載せられる重さ
壁に固定する構成のため、載せられる重さは壁の状態にも左右される。
重いものを載せる場合、取扱店に確認する。
仕上げの選択
棚板は2色、壁に取り付ける部材は2種から選ぶ。
木の部材と鋼の部材が組み合わさる。仕上げによって、両者の対比が変わる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
オークの無垢材は日光で黄みを帯びる。塗装した仕上げでは変化が現れにくい。
光沢の棚板は擦れると傷が付く。指紋も残りやすい。
塗装した鋼は擦れると下地が現れる。
リノリウムの天板は水分に弱い。こぼした場合はすぐに拭き取る。
日常の手入れ
- 棚板
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は光沢を損なう。
- 木の部材
- 乾いた布で拭く。水分を残さない。
- 机の天板
- 固く絞った布で拭く。水分を残さない。リノリウム用の手入れの方法を取扱店に確認する。
- 固定部
- 緩みを定期的に確かめる。荷重がかかり続ける箇所にあたる。
部品の交換
棚板や固定の金具が破損した場合、交換の可否を取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
アルテックは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
受注生産にあたる。仕様と仕上げを決めてから製作される。納期を確かめる。
実物を確認する
木の部材と鋼の部材の対比は、現物で見え方が変わる。
机を備える仕様では、天板の高さと奥行が使う人に合うかも確認する。
設置前の確認
壁の下地の位置と種別を確かめる。取り付けの可否は、壁の状態によって決まる。
施工を依頼する場合、購入前に相談しておく。
購入前チェックリスト
- 壁の下地の位置と種別(石膏ボードのみでは固定できない場合がある)
- 賃貸の場合、壁に穴を開けられるか
- 仕様の選択(幅1,000/2,000mm、机の有無)
- 机つきの仕様は奥行550mm(通路の幅)
- 構成を後から変更できないこと
- 仕上げの選択(棚板2色、木の部材2種)
- 載せる予定のものの重さ
- 施工の手配
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- アルテックは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
- どこで購入できますか?
- アルテックの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
- どんな壁に取り付けられますか?
- 壁に固定して用いるため、壁の強度が前提になります。石膏ボードのみの壁では固定できない場合があります。下地の位置と種別を先にお確かめください。幅2,000mmの仕様では固定する範囲も広く、下地が通っている位置と合うかをご確認ください。
- 賃貸でも使えますか?
- 壁に穴を開けられるかをお確かめください。撤去した後の補修も考慮が必要です。
- 4つの仕様はどう違いますか?
- 幅2,000mmで3段の棚、幅1,000mmで5段の棚、幅2,000mmで棚2段と机、幅1,000mmで棚と机の4種です。机を備える仕様は奥行550mmで、棚のみの仕様(350mm)より200mm大きくなります。
- 後から構成を変えられますか?
- 変更できません。4つの仕様から選び、購入時に決めることになります。
- どのくらいの重さを載せられますか?
- 壁に固定する構成のため、載せられる重さは壁の状態にも左右されます。重いものを載せる場合は取扱店にご確認ください。固定部の緩みも定期的にお確かめください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 棚板は柔らかい布で拭いてください。光沢の仕上げのため傷と指紋が目立ちやすく、研磨剤は光沢を損ないます。木の部材は乾いた布で拭き水分を残さないでください。机の天板はリノリウムによるもので水分に弱く、こぼした場合はすぐに拭き取ってください。