このページについて
EMテーブルは、ジャン・プルーヴェが1950年に設計し、ヴィトラが製造するダイニングテーブルである。曲げた鋼板と鋼管の脚に天板を載せ、天板は素材と寸法を選べる。
このページでは、天板の素材と寸法、脚の位置と使い勝手、同種のテーブルとの比較、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ジャン・プルーヴェの設計思想や経歴について詳しくはジャン・プルーヴェ プロフィールページをご覧ください。
EMテーブルのデザインストーリーについて詳しくはEMテーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
| 正式名称 | EM Table(EMテーブル) |
|---|---|
| 脚 | 曲げた鋼板と鋼管。粉体塗装(スムース) |
| 脚の色 | Prouvé Blanc Colombe、Prouvé Gris Vermeer、Prouvé Blé Vert、Japanese red、Prouvé Bleu Marcoule、Prouvé Bleu Dynastie、deep blackの7色(ヴィトラ公式サイト、2026年10月時点) |
| 天板:無垢材 | 厚さ30mm。オーク(ナチュラル、オイル仕上げ)、オーク(ダーク、ハードワックスオイル仕上げ)、アメリカンウォールナット(ナチュラル、オイル仕上げ) |
| 天板:突板 | 厚さ39mm。オーク(ナチュラル、ダーク)のラッカー仕上げ。長さ2,000mmと2,400mmの天板に限る |
| 天板:HPL(高圧メラミン積層板) | 厚さ40mm。表面と縁をHPLで仕上げる。アスファルトとアイボリーの2色 |
天板の素材の違い
無垢材のオイル仕上げは塗膜をつくらないため、水分が染み込みやすいが、表面を研磨してオイルを入れ直せる。湿度の変化で伸縮する。
突板のラッカー仕上げは塗膜が水分を防ぐ。表層が薄いため、深い傷では下地が出る。HPLは硬く、傷と汚れに強い。
類似商品・競合との比較
テーブルは、脚をどこに置くかで座れる位置が決まる。
| 比較項目 | EMテーブル | プラットナー ダイニングテーブル | ナカシマ フリーエッジテーブル |
|---|---|---|---|
| 脚の配置 | 天板の両端 | 中央の台座 | 製品による |
| 天板の選択 | 無垢材/突板/HPL | 製品による | 一枚板。縁の形は板に従う |
使用感と設置条件
脚は天板の両端にあり、長辺の中ほどには脚がないため、椅子を並べやすい。短辺側に座る場合は、脚が膝に当たらないかを確かめておく。
天板が長い寸法を選ぶ場合は、天板が通る搬入経路があるかを事前に測っておく。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
無垢材と突板は日光で色が変わる。HPLは角と縁が欠けることがある。脚の粉体塗装は剥がれると下地の金属が出る。脚は床に近く、掃除機や椅子が当たりやすい。
日常の手入れ
- 無垢材の天板
- 乾いた布で拭き、水分はすぐに拭き取る。乾いてきたらオイルを補う。
- 突板・HPLの天板
- 固く絞った布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
- 脚
- 乾いた布で拭く。塗装が剥がれた箇所は、錆が出る前に購入先へ相談する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ヴィトラの公式サイトに製品ページがあり、国内の取扱店も探せる。公式サイトでは価格を確認できなかった。注文時に決めるのは、寸法、天板の素材と色、脚の色である。突板の天板は長さ2,000mmと2,400mmに限られる。
中古の流通
確認する箇所は、天板の傷と反り、脚の塗装の剥がれと錆、脚と天板の接合部の緩みである。
購入前チェックリスト
- 天板の寸法
- 天板の素材(無垢材/突板/HPL。突板は長さ2,000mmと2,400mmのみ)
- 脚の色(7色)
- 短辺にも座るかどうか
- 天板が通る搬入経路
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ヴィトラの公式サイトでは価格を確認できませんでした。寸法、天板の素材、脚の色で仕様が変わるため、取扱店にお問い合わせください。
- どこで購入できますか?
- ヴィトラの公式サイトに製品ページがあり、国内の取扱店を探せます。
- 天板の素材は何が選べますか?
- 無垢材(厚さ30mm)、突板(厚さ39mm)、HPL(厚さ40mm)の3種です。無垢材はオークとアメリカンウォールナット、突板はオーク、HPLはアスファルトとアイボリーから選べます。
- 突板の天板はどの寸法でも選べますか?
- 選べません。ヴィトラの公式サイトでは、突板は長さ2,000mmと2,400mmの天板に限られています。
- 脚の色は何色ありますか?
- ヴィトラの公式サイトでは粉体塗装の7色が掲載されています(2026年10月時点)。
- 短辺にも座れますか?
- 脚が天板の両端にあるため、短辺側では脚が膝に当たらないかを確かめてください。長辺の中ほどには脚がなく、椅子を並べやすい構成です。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 無垢材の天板は乾いた布で拭き、水分はすぐに拭き取ってください。乾いてきたらオイルを補います。突板とHPLの天板は固く絞った布で拭き、研磨剤は使わないでください。