このページについて

コンパス ディレクション(Compas Direction)は、ジャン・プルーヴェが1953年に設計したデスクで、ヴィトラが製造する。プレスした鋼板の脚がコンパスの腕のように斜めに開き、天板は無垢材である。

このページでは、天板と脚の選択、寸法と設置、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

正式名称 Compas Direction(コンパス ディレクション)
天板 無垢材のオイル仕上げ。オーク(ナチュラル)、アメリカンウォールナット(ナチュラル)、オーク(ダーク、ハードワックスオイル仕上げ)の3種
脚 プレスした鋼板。粉体塗装(スムース)
脚の色 Prouvé Blanc Colombe、Prouvé Gris Vermeer、Prouvé Blé Vert、Japanese red、Prouvé Bleu Marcoule、Prouvé Bleu Dynastie、deep blackの7色(ヴィトラ公式サイト、2026年10月時点)

天板の3種はいずれもオイル系の仕上げで、塗膜をつくる塗装仕上げの選択肢はない。

天板の仕上げと扱い

オイル仕上げは塗膜をつくらないため、水分が染み込みやすい。こぼしたらすぐに拭き取り、乾いてきたらオイルを補う。

オークとウォールナットでは日光による色の変わり方が異なる。脚の色と天板の樹種の組み合わせで見え方が決まる。

寸法と設置

ヴィトラは「コンパクトな寸法」のデスクとして、在宅の仕事場向けに紹介している。引き出しはなく、天板と脚だけで構成される。

脚は下へ向かって斜めに開くため、床に接する位置は天板の縁より外に出る場合がある。壁際に置くときは脚の開きを見込んでおく。

同種の机との比較

比較項目 コンパス ディレクション ゲリドン B 9 ネストテーブル
脚の素材 プレスした鋼板 無垢材と鋼 曲げた鋼管
天板 無垢材(3種) 無垢材 木の天板
構成 長方形のデスク 円形のテーブル 大きさ違いのテーブルを重ねて収める

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

無垢材の天板は日光で色が変わり、湿度の変化で伸縮する。急な乾燥は割れの原因になる。オイル仕上げには輪染みが残ることがある。粉体塗装の脚は、擦れると下地が出る。

日常の手入れ

天板
乾いた柔らかい布で拭き、水分はすぐに拭き取る。乾いてきたらオイルを補う。
脚
柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
置き場所
直射日光、暖房の風、床暖房を避ける。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ヴィトラの公式サイトに製品ページがあり、国内の取扱店も探せる。注文時に決めるのは天板の樹種と脚の色である。

中古の流通

確認する箇所は、天板の輪染みと割れ、脚の塗装の剥がれ、天板と脚の接合部の緩みである。

購入前チェックリスト

  • 天板の樹種(オーク、ウォールナット、ダークオーク)
  • 脚の色(7色)
  • オイル仕上げの手入れ(水分の拭き取りとオイルの補充)
  • 脚の開きを見込んだ設置場所
  • 引き出しがないこと

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ヴィトラの公式サイトでは価格を確認できませんでした。天板の樹種と脚の色で仕様が変わるため、取扱店にお問い合わせください。
どこで購入できますか?
ヴィトラの公式サイトに製品ページがあり、国内の取扱店を探せます。
天板の素材は選べますか?
無垢材のオーク(ナチュラル)、アメリカンウォールナット(ナチュラル)、オーク(ダーク)の3種です。いずれもオイル系の仕上げです。
脚の色は何色ありますか?
ヴィトラ公式サイトでは粉体塗装の7色が掲載されています(2026年10月時点)。
引き出しはありますか?
ありません。天板と脚だけの構成です。
壁際に置けますか?
置けますが、脚が下へ向かって斜めに開くため、床に接する位置が天板の縁より外に出る場合があります。脚の開きを見込んで配置してください。
手入れはどうすればよいですか?
天板は乾いた柔らかい布で拭き、水分はすぐに拭き取ってください。オイル仕上げのため、乾いてきたらオイルを補います。脚は柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。