このページについて

アンデルセン ベッドは、ロドルフォ・ドルドーニが設計しミノッティが製造するベッドである。床板の高さを3段階に調整できる。布の仕様はカバーを全面取り外せる。

このページでは、床板の高さの調整、カバーの扱い、寸法と設置の条件、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

アンデルセン ベッドは、イタリア・ブリアンツァのミノッティ工場にて、同社が長年にわたり培ってきたソファ製造の専門知識を応用し製作されている。多層木材フレーム、高反発ポリウレタンフォーム、抗アレルギー繊維キルティング、そしてペルトロカラーのダイカストメタル脚部という構成要素が、快適性と美的完成度を高い次元で両立させている。

基本スペック

正式名称 アンデルセン ベッド
製造ブランド ミノッティ
製造国 イタリア
フレーム構造 積層した木による。角を金属の部品で接合する
フレームパッディング 密度の異なるポリウレタンのフォームを重ね、表面に中綿を貼る
ヘッドボード 高密度のポリウレタンのフォームに、区画ごとに縫い分けた中綿を組み合わせる
脚部 鋳造した金属。指紋の付きにくい光沢の仕上げによる。床に接する部品には傷を防ぐ樹脂を用いる
メタルフレーム 30 × 15mmの角断面による。脚と同じ仕上げ
張り地 布または革から選ぶ
カバー 布の仕様は全面を取り外せる
ベッドベース 床板の高さを3段階に調整できる。床板とベッドの縁の距離は80mm、105mm、130mmから選ぶ
バリエーション 通常の仕様と、縫い目を用いる仕様がある
収蔵 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない
価格 ミノッティは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。寸法と張り地で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける

サイズ一覧

サイズ 外寸 幅(W) 外寸 奥行(D) 高さ(H)
Queen(168) 168cm 228cm 102cm
Queen(175) 175cm 225cm 102cm
Queen(195) 195cm 225cm 102cm
King(208) 208cm 228cm 102cm
King(215) 215cm 225cm 102cm

※サイズバリエーションは多岐にわたり、上記以外の構成も存在する可能性がある。最新の対応サイズおよびマットレスサイズの適合については、ミノッティ正規販売店にてご確認いただきたい。ヘッドボード高102cmはベッド全体の最大高であり、寝室空間において堂々たる存在感を放つプロポーションである。

床板の高さの調整

床板の高さを3段階に調整できる。床板とベッドの縁の距離を80mm、105mm、130mmから選ぶ。

マットレスの厚みに応じて調整することになる。厚いマットレスでは距離を大きく、薄いマットレスでは小さくする。

この調整により、マットレスの上面とベッドの縁の関係を揃えられる。縁がマットレスより高くなりすぎる、あるいは低くなりすぎるという状態を避けられる。

設置後にマットレスを変える場合も、床板の高さで対応できる。

選び分けの目安

マットレスを別に用意する場合
厚みに応じて床板の高さを調整する。3段階の範囲に収まるかを確かめる。
マットレスを将来変える可能性がある場合
床板の高さで対応できる。高さが固定される製品とは条件が異なる。
寝る高さを確かめる場合
床板の高さにマットレスの厚みが加わる。組み合わせで決まる。

カバーと仕上げ

布の仕様は全面を取り外せる。汚れた場合や傷んだ場合の対処が、張り替えのみに限られない。

革の仕様では条件が異なる。取り外しの可否と洗い方を取扱店に確認する。

頭側の板は区画ごとに縫い分けた中綿を用いる。縫い目の周囲に埃が溜まる。

脚と金属の枠は、指紋の付きにくい光沢の仕上げによる。床に接する部品には傷を防ぐ樹脂を用いる。

選び分けの目安

手入れを想定する場合
布の仕様は全面を取り外せる。革の仕様では条件を取扱店に確認する。
縫い目のある仕様を選ぶ場合
縫い目の周囲に埃が溜まる。刷毛で払うことになる。
床材を確かめる場合
床に接する部品には傷を防ぐ樹脂を用いる。摩耗の状態を定期的に確かめる。

類似商品・競合との比較

ベッドは床板の扱いとカバーの条件で性格が分かれる。

比較項目 アンデルセン ベッド タラモ ベッド ハスク・ベッド
床板の高さ 3段階に調整できる 2種から選ぶ(固定) 固定
マットレスへの対応 厚みに応じて調整する 選択時に決める 選択時に決める
カバー 布は全面取り外せる 外側を取り外せる 布は全面取り外せる
鋳造した金属 アルミニウム合金(4種) 前後で仕上げを変えられる
頭側の板 区画ごとに縫い分ける 2種の高さから選ぶ すべての寸法で共通

選び分けの目安

マットレスを将来変える場合
床板の高さを3段階に調整できる。設置後にも対応できる。
カバーを洗いたい場合
布の仕様は全面を取り外せる。革の仕様では条件を確認する。
頭側の板の見え方で選ぶ場合
区画ごとに縫い分ける構成にあたる。縫い目の周囲に埃が溜まる点は踏まえる。

使用感と設置条件

床板とマットレス

床板の高さを3段階に調整できる。マットレスの厚みに応じて決める。

寝る高さは、床板の高さとマットレスの厚みの合計で決まる。設置前に組み合わせを確かめる。

枠と脚

金属の枠は30 × 15mmの角断面による。脚と同じ仕上げで、床から枠までに空間ができる。

床に接する部品には傷を防ぐ樹脂を用いる。摩耗の状態を確かめる。

設置に要する寸法

周囲を通る余裕と、マットレスの出し入れに要する空間を確かめる。

壁に沿わせる場合、頭側の板が壁に接する。壁の仕上げとの関係も確かめる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

布は日光で色が褪せる。革は使用と日光によって色が濃くなり、乾燥するとひび割れる。

詰め物は荷重で潰れる。頭側の板は身体を預ける箇所から潰れ、縫い目の周囲は形が保たれるため潰れ方に差が出る。

脚と枠の仕上げは擦れると変わる。光沢の仕上げでは細かい傷が目立つ。

床に接する樹脂の部品は摩耗する。

日常の手入れ

布のカバー
掃除機のブラシ付きノズルで埃を吸う。全面を取り外せるため、洗い方を取扱店に確認する。
革の張り地
乾いた布で埃を払う。年に数回、革用のクリームで油分を補う。
縫い目の周囲
埃が溜まる。柔らかい刷毛で払う。
脚と枠
乾いた布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。床に接する部品の摩耗も確かめる。

カバーと部品の交換

カバーの交換については取扱店を通じて相談する。布の仕様と革の仕様で条件が異なる。

床に接する部品の交換についても、あわせて確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ミノッティは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決める項目は、寸法、張り地、頭側の板の仕様(通常/縫い目を用いる)である。マットレスを別に用意する場合、厚みもあわせて相談する。

実物を確認する

床板の高さの調整によって、マットレスの上面とベッドの縁の関係が変わる。用意するマットレスの厚みで確かめられるとよい。

頭側の板の縫い分けの見え方も、現物で変わる。

中古の流通

2010年以降の個体が流通している。相場は寸法、張り地、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、カバーの傷みと色の変化、詰め物の潰れ、縫い目の状態、脚と枠の仕上げ、床板の調整の機構が動くかである。床に接する樹脂の部品の有無も確かめる。

購入前チェックリスト

  • マットレスの厚み(床板の高さ3段階の範囲に収まるか)
  • 寝る高さ(床板の高さとマットレスの厚みの合計)
  • 張り地(布は全面取り外せる/革は条件を確認)
  • 頭側の板の仕様(通常/縫い目を用いる)
  • 設置場所の寸法とマットレスの出し入れの空間
  • 壁の仕上げとの関係
  • 床に接する樹脂の部品の摩耗
  • 中古の場合、床板の調整の機構

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ミノッティは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。寸法と張り地で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
どこで購入できますか?
ミノッティの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
床板の高さは変えられますか?
3段階に調整できます。床板とベッドの縁の距離を80mm、105mm、130mmから選びます。マットレスの厚みに応じて調整することになり、設置後にマットレスを変える場合も床板の高さで対応できます。
マットレスはどう選べばよいですか?
厚みに応じて床板の高さを調整するため、3段階の範囲に収まるかをご確認ください。床板の高さの調整により、マットレスの上面とベッドの縁の関係を揃えられます。寝る高さは床板の高さとマットレスの厚みの合計で決まります。
カバーは取り外せますか?
布の仕様は全面を取り外せます。革の仕様では条件が異なるため、取り外しの可否と洗い方を取扱店にご確認ください。
頭側の板はどんな構成ですか?
高密度のポリウレタンのフォームに、区画ごとに縫い分けた中綿を組み合わせます。縫い目の周囲に埃が溜まり、また縫い目の周囲は形が保たれるため潰れ方に差が出ます。
床に傷が付きませんか?
床に接する部品には傷を防ぐ樹脂を用います。摩耗の状態を定期的にお確かめください。金属の枠は30×15mmの角断面で、床から枠までに空間ができます。
手入れはどうすればよいですか?
布のカバーは掃除機のブラシ付きノズルで埃を吸います。革の張り地は乾いた布で埃を払い、年に数回クリームで油分を補ってください。縫い目の周囲は柔らかい刷毛で払います。脚と枠は乾いた布で拭き、研磨剤は使わないでください。