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ステアリングホイール クロックは、ジョージ・ネルソンの事務所が1949年に手がけた壁掛け時計である。当初の製造元による生産は1960年代に終えており、正規の復刻もない。当初の型は中古でのみ入手できる。

このページでは、正規の復刻がないこと、当初の型を中古で確かめる箇所、電源の方式、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

基本情報:仕様・サイズ・素材

ステアリングホイール クロックの当初の型は中古でのみ入手できる。正規の復刻は確認できない。

正式名称 ステアリングホイール クロック
当初の製造元 ハワード・ミラー・クロック・カンパニーが製造した。生産は1960年代に終えている
現行の生産 正規の復刻はない(2026年8月19日確認)
主要素材 真鍮、塗装したスチール、塗装したアルミニウム、樹脂による
ムーブメント(当初の型) 電源に接続する方式。コードとプラグを備える型と、壁に取り付ける型がある
サイズ 直径約305 × 奥行約75〜90mm
カラー 真鍮の地と塗装の組み合わせによる
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない
価格 当初の型は中古の市場で価格が決まる。状態、来歴によって幅がある。一定していない

放射状の棒が周囲に広がる形状による。時刻の指標は塗装によるものにあたる。

正規の復刻がないこと

当初の製造元による生産は1960年代に終えている。同じ設計者の他の時計には正規の復刻があるが、本製品には現時点で確認できない。

そのため、当初の型は中古でのみ入手できる。

いっぽうで、ライセンスを受けていない類似の製品が流通する。当初の型とは製造元も仕様も異なる。

比較項目 当初の型 ライセンスを受けていない製品
製造 当初の製造元による 製造元は個々に異なる
入手 中古のみ 流通する
素材 真鍮、塗装した金属など 公表されない場合がある
電源 電源に接続する方式 電池による場合が多い
表示 製造元の表示が入る 入らない

選び分けの目安

当初の型を求める場合
中古でのみ入手できる。正規の復刻は確認できない。
製造元を確かめる場合
当初の型には製造元の表示が入る。購入時に確認する。
電源を確かめる場合
当初の型は電源に接続する方式にあたる。

電源の方式

当初の型は電源に接続する方式による。コードとプラグを備える型と、壁に取り付ける型がある。

コードを備える型では、設置場所からコンセントまでの距離を確かめる。コードが見える配置になる。

壁に取り付ける型では、電気工事を要する場合がある。

製作から数十年を経ているため、コードとプラグの状態を確かめる。日本の電圧への適合も確認する。

選び分けの目安

設置場所を決める場合
コードを備える型ではコンセントまでの距離を確かめる。
安全を確かめる場合
コードとプラグの状態と、日本の電圧への適合を確認する。
取り付けを考える場合
壁に取り付ける型では電気工事を要する場合がある。

中古で確かめる箇所

製作から60年以上を経ているため、状態の確認が購入の判断に関わる。

箇所 確かめること
機構 動くか。電源に接続する方式のため、通電して確認する
コードとプラグ 被覆の傷み、断線、プラグの形状。日本の電圧への適合
真鍮の部分 色の変化、腐食
塗装した部分 剥がれ、擦れ。時刻の指標の欠け
放射状の棒 曲がり、欠け
背面 製造元の表示、取り付けの金具の状態

電源に接続する方式のため、修理は電気を扱う作業になる。対応の可否と費用を事前に調べておく。

選び分けの目安

使用を前提とする場合
通電して機構が動くかを確かめる。コードとプラグの状態も確認する。
安全を確かめる場合
日本の電圧への適合を確認する。被覆の傷みも確かめる。
修理を考える場合
電気を扱う作業になる。対応の可否と費用を調べる。

同種の時計との比較

時計は入手の条件と電源の方式で性格が分かれる。

比較項目 ステアリングホイール サンバースト クロック キンツレ ウォールクロック
入手 当初の型は中古のみ 購入できる(復刻がある) 中古のみ
電源 電源に接続する 電池による 機械式または換装された電池式
形状 放射状の棒が広がる 放射状の棒が広がる 円形の枠に収まる
寸法 直径約305mm 直径470mm 型による
修理 電気を扱う作業 取扱店に確認する 専門業者による

選び分けの目安

新品で入手したい場合
この製品は当初の型が中古のみ。復刻のある製品とは条件が異なる。
電源を確かめる場合
電源に接続する方式にあたる。電池で動く製品とは設置の条件が異なる。
設置場所の広さから決める場合
直径約305mm。より大きい製品とは占める範囲が異なる。

使用感と設置条件

寸法と形状

直径約305 × 奥行約75〜90mm。放射状の棒が周囲に広がる。

壁から75〜90mm前に出る。通路に面した場所では確かめる。

棒のあいだに埃が溜まる。柔らかい刷毛で払うことになる。

文字盤の読み取り

時刻の指標は塗装による。真鍮の地との対比で読み取る。

経年で塗装が剥がれている個体では、読み取りやすさが変わる。

電源の確保

電源に接続する方式のため、コンセントまたは電気の配線が要る。

設置場所を決める際に、あわせて確かめる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

真鍮は空気に触れて色が濃くなる。湿気の多い環境では腐食も進む。

塗装した部分は擦れると下地が現れる。時刻の指標が欠けている個体もある。

コードの被覆は経年で硬くなり、割れる場合がある。

放射状の棒は細い。掛け外しの際に力をかけると曲がる。

日常の手入れ

棒のあいだ
電源を切ってから、柔らかい刷毛で埃を払う。力をかけると曲がる。
真鍮の部分
乾いた布で拭く。研磨剤は塗装した部分に付かないよう注意する。
コード
被覆の傷みを定期的に確かめる。硬くなった場合は使用を控える。
置き場所
直射日光と湿気を避ける。真鍮の腐食が進む。

修理と部品

電源に接続する方式のため、修理は電気を扱う作業になる。自分で分解しない。

部品の入手は難しい。対応できる業者を事前に調べておく。

どこで買うか

入手の経路

当初の型は中古の市場でのみ流通する。20世紀の生活用品を扱う販売店と、競売による。

価格は状態、来歴によって幅がある。一定していない。

実物を確認する

通電して機構が動くかを確かめる。コードとプラグの状態も確認する。

背面の製造元の表示も確かめる。当初の型かどうかの確認に用いられる。

購入前の確認

日本の電圧への適合を確かめる。海外から取り寄せる場合はとくに確認する。

修理に対応できる業者と、その費用も事前に調べておく。

購入前チェックリスト

  • 正規の復刻がなく、当初の型は中古でのみ入手できること
  • 背面の製造元の表示
  • 通電して機構が動くか
  • コードとプラグの状態と日本の電圧への適合
  • 設置場所からコンセントまでの距離
  • 真鍮の腐食と塗装の剥がれ
  • 放射状の棒の曲がりと欠け
  • 修理に対応できる業者と費用

よくある質問

価格はどのくらいですか?
当初の型は中古の市場で価格が決まります。状態、来歴によって幅があり一定していません。
どこで購入できますか?
当初の型は中古の市場でのみ流通します。20世紀の生活用品を扱う販売店と、競売によります。
新品は買えますか?
当初の製造元による生産は1960年代に終えており、正規の復刻も現時点で確認できません。当初の型は中古でのみ入手できます。
電源はどうなっていますか?
当初の型は電源に接続する方式で、コードとプラグを備える型と壁に取り付ける型があります。コードを備える型では設置場所からコンセントまでの距離をお確かめください。
海外から取り寄せる場合の注意はありますか?
日本の電圧への適合をお確かめください。またコードとプラグの状態も確認が必要です。製作から60年以上を経ているため、被覆の傷みや断線が生じている場合があります。
設置に必要な寸法を教えてください。
直径約305×奥行約75〜90mmです。放射状の棒が周囲に広がり、壁から75〜90mm前に出ます。通路に面した場所では確かめてください。
中古で何を確かめればよいですか?
通電して機構が動くか、コードとプラグの状態、真鍮の腐食、塗装の剥がれと時刻の指標の欠け、放射状の棒の曲がり、背面の製造元の表示をご確認ください。
傷んだら直せますか?
電源に接続する方式のため、修理は電気を扱う作業になります。自分で分解しないでください。部品の入手も難しいため、対応できる業者を事前にお調べください。