このページについて
ウッツォン ペンダント JU1 は、ヨーン・ウッツォンが1947年に設計しアンドトラディションが製造する照明である。金属の板を絞って成形する。光は下方だけでなく、上方へも広がる。
このページでは、上下に光が出る配光の条件、仕上げの選択、取り付けと配線、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ヨーン・ウッツォンの建築哲学や経歴について詳しくはヨーン・ウッツォン プロフィールページをご覧ください。
ウッツォン ペンダント JU1のデザインストーリーについて詳しくはウッツォン ペンダント JU1 紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
以下は、&tradition社が現在製造・販売するウッツォン ペンダント JU1の正規品に関する仕様一覧である。日本国内向け仕様は電源コードおよびフランジカップが海外仕様と異なるため、購入時にはご留意いただきたい。
| 正式名称(日本語) | ウッツォン ペンダント JU1 |
|---|---|
| 製造ブランド | アンドトラディション |
| 製造国 | デンマーク |
| 主要素材 | 塗装した金属またはめっきした金属。布で覆ったコード、樹脂の天井カバーによる |
| サイズ | シェードは直径約220 × 高さ約230mm。コードの長さは約3m。日本向けの仕様は長さの調整に対応する |
| 重量 | 約1.4kg |
| カラーバリエーション | 塗装の仕上げとめっきの仕上げから選ぶ。仕上げによって下地の金属が異なる |
| 価格 | アンドトラディションは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。仕上げで価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 光源 | 日本向けの仕様はE26口金、最大40W。LEDの電球に対応する。電球は別売 |
| 調光対応 | 調光に対応する電球と、別に用意する調光器の組み合わせによる |
| 取付方法 | 引掛シーリングに対応する。ダクトへの変換に応じる取扱店もある |
| 配光 | 下方への光と、上方へ広がる光の双方が出る |
| 防塵防水等級 | 屋内向け |
| 付属品 | 天井カバー、取り付けの金具。電球は別売 |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 製品保証 | 発送日から1年 |
上下に光が出る配光
下方への光と、上方へ広がる光の双方が出る。シェードの上部が開いた構成による。
上方への光は天井に当たって反射する。天井の色によって、部屋全体の明るさが変わる。白い天井では反射が強く、濃い色の天井では弱くなる。
下方への光は、シェードが電球を覆うことで直接目に入りにくくなる。食卓の上に吊るす場合、この点が座った位置からの見え方に関わる。
電球が見える角度もある。吊り下げる高さを決める際に確かめる。
選び分けの目安
- 部屋全体を明るくしたい場合
- 上方への光が天井に反射する。白い天井では効果が現れやすい。
- 手元を照らす場合
- 下方への光がシェードで方向づけられる。吊り下げる高さから範囲が決まる。
- 電球を選ぶ場合
- 上方へも光が出るため、電球の見え方が上からも関わる。設置する位置の高さを踏まえる。
仕上げの選択
塗装の仕上げとめっきの仕上げがある。仕上げによって下地の金属が異なる。
塗装の仕上げは色を選べる。塗膜が剥がれると下地が現れる。
めっきの仕上げは金属の地の色が現れる。経年で色が濃くなる場合がある。
シェードの内側の色も、光の反射に関わる。明るい色では下方への光が強くなる。
類似商品・競合との比較
吊り下げる照明は、シェードの構成によって光の向きが変わる。
| 比較項目 | ウッツォン ペンダント | PH 5(ピーエイチ・ファイブ) | ペンダント172(サイナスライン172) |
|---|---|---|---|
| シェードの素材 | 金属の板を絞る | 金属の板を重ねる | 樹脂の板を折る |
| 光の向き | 上下の双方 | 下方へ向かう | 折り目の隙間から漏れる |
| 直径 | 約220mm | 製品による | 200〜780mm |
| 重量 | 約1.4kg | 製品による | 製品による |
| 手入れ | 拭ける | 拭ける | 折り目を押さない |
選び分けの目安
- 天井も明るくしたい場合
- 上方へも光が出る。下方のみへ向かう方式とは、部屋の明るさの感じ方が異なる。
- 小さい寸法を求める場合
- 直径約220mm。複数を並べて吊るす用途にも対応する。
- 手入れを想定する場合
- 金属のシェードは拭ける。形が保たれる構成にあたる。
使用感と設置条件
取り付け
引掛シーリングに対応する。ダクトへの変換に応じる取扱店もある。
コードの長さは約3m。日本向けの仕様は長さの調整に対応する。吊り下げる高さを先に決めてから相談する。
重量は約1.4kg。軽いが、取り付け部の耐荷重を確認する。
吊り下げる高さ
食卓の上に吊るす場合、頭が当たらない位置を決める。シェードの高さ約230mmに、吊り下げる長さが加わる。
電球が見える角度もある。座った位置から確かめる。
電球と調光
日本向けの仕様はE26口金で最大40W。LEDの電球に対応する。電球は別売のため、購入時に用意する。
調光には、対応する電球と別に用意する調光器の組み合わせが要る。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
塗装の仕上げは塗膜が剥がれると下地が現れる。めっきの仕上げは経年で色が濃くなる場合がある。
シェードの内側は電球の熱を受ける。長期間の使用で色が変わる場合がある。
布で覆ったコードは埃が付く。
日常の手入れ
- シェード
- 乾いた柔らかい布で拭く。上方が開いた構成のため、内側に埃が溜まる。
- 避けるもの
- 研磨剤は仕上げを削る。めっきの仕上げでは、とくに注意する。
- コード
- 乾いた布で埃を払う。
- 電球の交換
- 電源を切り、シェードが冷めてから行う。
部品の交換
コードと取り付けの金具については、交換の可否を取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
アンドトラディションは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決める項目は、仕上げと取り付けの方式である。コードの長さの調整に応じる取扱店もある。
実物を確認する
上方への光が天井に反射する様子は、点灯した状態で確かめられるとよい。設置場所の天井の色によって、部屋の明るさが変わる。
仕上げの見え方も、現物で変わる。
中古の流通
相場は仕上げと状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、シェードの傷と凹み、塗装の剥がれまたはめっきの色の変化、内側の色の変化、コードと取り付け部品が揃っているかである。
購入前チェックリスト
- 仕上げ(塗装/めっき。下地の金属が異なる)
- 設置場所の天井の色(上方への光の反射に関わる)
- 取り付けの方式(引掛シーリング/ダクト)
- コードの長さと吊り下げる高さ
- 電球は別売(E26口金、最大40W)
- 調光する場合、対応する電球と調光器
- 座った位置から電球が見えないか
- 中古の場合、シェードの凹みと内側の色の変化
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- アンドトラディションは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。仕上げで価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- アンドトラディションの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- 光はどのように出ますか?
- 下方への光と、上方へ広がる光の双方が出ます。シェードの上部が開いた構成によるもので、上方への光は天井に当たって反射します。白い天井では反射が強く、濃い色の天井では弱くなるため、設置場所の天井の色によって部屋全体の明るさが変わります。
- 食卓の上に吊るせますか?
- 吊るせます。下方への光はシェードが電球を覆うことで直接目に入りにくくなります。ただし電球が見える角度もあるため、座った位置からお確かめください。シェードの高さ約230mmに吊り下げる長さが加わります。
- 仕上げはどう選べばよいですか?
- 塗装の仕上げとめっきの仕上げがあり、仕上げによって下地の金属が異なります。塗装は色を選べますが塗膜が剥がれると下地が現れ、めっきは金属の地の色が現れ経年で色が濃くなる場合があります。シェードの内側の色も光の反射に関わります。
- 取り付けはどうしますか?
- 引掛シーリングに対応し、ダクトへの変換に応じる取扱店もあります。コードの長さは約3mで、日本向けの仕様は長さの調整に対応します。吊り下げる高さを先に決めてからご相談ください。
- 電球は付属しますか?
- 別売です。日本向けの仕様はE26口金で最大40W、LEDの電球に対応します。調光には、対応する電球と別に用意する調光器の組み合わせが必要です。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 乾いた柔らかい布で拭きます。上方が開いた構成のため内側に埃が溜まります。研磨剤は仕上げを削るため、とくにめっきの仕上げではご注意ください。電球の交換は電源を切り、シェードが冷めてから行ってください。