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タラクサカム88は、アキッレ・カスティリオーニが1988年に設計した照明である。フロスが製造する。アルミニウムの反射板を組み合わせた球体に60個の電球を取り付ける。直径800mm、重量12.8kg。天井への固定に電気工事を要する。

このページでは、電球60灯を要すること、重量と設置の条件、寸法と吊り下げる高さ、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

タラクサカム88はフロスが製造する。アルミニウムの反射板を組み合わせた球体に60個の電球を取り付ける。

電球60灯を要すること

E26口金の球形の電球を60個用いる。日本国内の現行品は専用のLED電球を同梱する。

そのため、交換の際も60個単位で考えることになる。1個ずつ切れていくため、全体の明るさが徐々に落ちる。

器具全体の消費電力は210W。60灯が同時に点灯する構成にあたる。

電球は露出する。光源が直接見えるため、視界に入る位置では眩しさを感じる場合がある。

選び分けの目安

維持の手間を考える場合
電球は60個。交換の際も同じ規格のものを揃えることになる。
設置の高さを決める場合
電球が露出する。視界に入る位置では眩しさを感じる場合がある。
電力を確かめる場合
器具全体で210W。回路の容量を確かめる。

重量と設置の条件

重量は12.8kg。天井に直接固定する方式にあたり、電気工事を要する。

有資格者による作業になる。購入前に手配を確認する。引掛シーリングに取り付ける方式ではない。

天井の下地がこの重量を支えられるかを確かめる。取り付けの位置も工事の際に決まる。

直径800mmと大きい。設置場所の周囲に、この範囲の空間が要る。

選び分けの目安

設置場所を決める場合
直径800mm。周囲にこの範囲の空間が要る。
工事を考える場合
電気工事を要する。有資格者による作業になり、費用も別にかかる。
天井を確かめる場合
12.8kgを支えられる下地が要る。工事の際に確認する。

寸法と吊り下げる高さ

本体は直径800 × 高さ730mm。ケーブルを含めた全長は最大6,000mm。

吊り下げる高さは工事の際に決める。天井高と、下に置くものから判断する。

食卓の上に吊る場合、直径800mmが卓の幅に収まるかを確かめる。頭が当たらない高さも想定する。

天井高が高い場所では、ケーブルを長く取れる。低い場所では本体の高さ730mmも考慮する。

選び分けの目安

食卓の上に吊る場合
直径800mmが卓の幅に収まるかを確かめる。
天井高から決める場合
本体の高さ730mmとケーブルの長さを合わせて判断する。
吊り下げる高さを決める場合
工事の際に決まる。事前に想定しておく。

同じ製造元の他の照明との比較

吊り下げる照明は、設置の条件と光源の扱いで性格が分かれる。

比較項目 タラクサカム88 ICライツ ビート ライト
光源 電球60個(交換できる) 型式により電球またはLED LEDを組み込む
工事 要する 仕様により要する 方式により要する
重量 12.8kg 型式による 形状による
寸法 直径800mm 球は直径200/300mm 形状による
光源の見え方 電球が露出する 球に覆われる 覆われる

選び分けの目安

設置場所の広さから決める場合
直径800mm。占める範囲が大きい。
電球を交換したい場合
60個を交換できる。LEDを組み込む製品とは条件が異なる。
眩しさを確かめる場合
電球が露出する。覆われる製品とは見え方が異なる。

使用感と設置条件

光の広がり

60個の電球からの光と、アルミニウムの反射板による反射光が広がる。

反射板は20枚。磨いた仕上げのため、光を反射する。

電球が露出するため、下から見上げると光源が見える。

電球の交換

60個のうち1個ずつ切れていく。全体の明るさが徐々に落ちる。

交換の際は、同じ規格のものを用いる。天井に取り付けられた状態での作業になる。

高い位置に取り付ける場合、交換の手段も想定する。

反射板の見え方

磨いたアルミニウムのため、周囲が映り込む。指紋も残りやすい。

設置場所の照明によって、見え方が変わる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

磨いたアルミニウムは湿気の多い環境で曇る。細かい傷も目立つ。

反射板の上面には埃が溜まる。下から見上げる位置では見えにくい。

電球は消耗する。60個が同時に切れるわけではない。

電球のガラス面にも埃が付く。明るさが落ちる。

日常の手入れ

反射板
電源を切り冷めてから、柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
反射板の上面
埃が溜まる。柔らかい刷毛で払う。
電球
冷めてから柔らかい布で拭く。60個を順に行うことになる。
取り付け部
緩みを定期的に確かめる。12.8kgがかかり続ける箇所にあたる。

修理と部品

電球の交換以外の修理については、取扱店を通じて相談する。

天井に取り付けられた状態での作業になる。電気の部品を含むため、自分で分解しない。

どこで買うか

取扱店の調べ方

フロスは公式サイトで価格を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

電気工事の費用は別にかかる。取扱店に手配を相談する。

実物を確認する

直径800mmが設置場所に対してどの程度を占めるかは、実測しておく。

電球が露出するため、灯した状態の眩しさも確かめられるとよい。

設置前の確認

天井の下地が12.8kgを支えられるかを確かめる。電気工事の手配も確認する。

吊り下げる高さと、直径800mmが収まる範囲もあわせて確かめる。

購入前チェックリスト

  • 電気工事を要すること(費用は別にかかる)
  • 天井の下地が12.8kgを支えられるか
  • 設置場所の空間(直径800mm)
  • 吊り下げる高さ(本体730mm、ケーブル最大6,000mm)
  • 電球60個の交換の手段
  • 器具全体の消費電力210W(回路の容量)
  • 電球が露出すること(眩しさ)
  • 反射板の上面に埃が溜まること

よくある質問

価格はどのくらいですか?
フロスは公式サイトで価格を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。電気工事の費用は別にかかります。
どこで購入できますか?
フロスの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。電気工事の手配も取扱店にご相談ください。
取り付けに工事は必要ですか?
必要です。天井に直接固定する方式で、有資格者による作業になります。引掛シーリングに取り付ける方式ではありません。購入前に手配をご確認ください。
設置に必要な条件を教えてください。
重量は12.8kgで、天井の下地がこの重量を支えられるかを確かめる必要があります。また直径800mmと大きいため、設置場所の周囲にこの範囲の空間が必要です。
電球は何個必要ですか?
E26口金の球形の電球を60個用います。日本国内の現行品は専用のLED電球を同梱します。交換の際も同じ規格のものを揃えることになり、1個ずつ切れていくため全体の明るさが徐々に落ちます。
眩しくありませんか?
電球が露出するため光源が直接見えます。視界に入る位置では眩しさを感じる場合があります。設置の高さを想定してください。
収蔵されている美術館はありますか?
本製品(1988年)の収蔵は確認できていませんが、原型にあたる1960年版はニューヨーク近代美術館が収蔵しています(Taraxacum Hanging Lamp、1960年、収蔵番号374.1963)。
手入れはどうすればよいですか?
電源を切り冷めてから柔らかい布で拭いてください。研磨剤は仕上げを損ないます。反射板の上面には埃が溜まるため柔らかい刷毛で払ってください。電球にも埃が付くと明るさが落ちますが、60個を順に行うことになります。