このページについて
ICライツは、マイケル・アナスタシアデスが2014年に発表した照明である。フロスが製造する。乳白色のガラスの球と金属の細い支持材による。卓上、床置き、吊り下げ、壁と天井の各仕様があり、型式によって光源と交換の可否が異なる。
このページでは、型式による光源の違い、球の寸法と仕上げ、設置の条件、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ICライツのデザインストーリーについて詳しくはICライツ紹介ページをご覧ください。
マイケル・アナスタシアデスの設計思想や経歴について詳しくはマイケル・アナスタシアデス プロフィールページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
ICライツはフロスが製造する。乳白色のガラスの球と金属の細い支持材による。
| 正式名称 | ICライツ |
|---|---|
| 素材 | 吹きガラスによる乳白色の球。支持材はスチールで、めっきまたは塗装の仕上げによる |
| 仕上げ | 3種から選ぶ。つや消しの金色、鏡面の銀色、つや消しの黒 |
| 球体サイズ | 直径200mmと300mmの2種。型式によって大型の球を用いる仕様もある |
| 調光 | 対応する。対応する調光器を用いる |
| 展開 | 卓上に置く仕様、床に置く仕様、吊り下げる仕様、壁と天井に取り付ける仕様がある。屋外に対応する仕様もある |
| 価格 | フロスは公式サイトで価格を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 光源 | 型式によって異なる。電球を用いる仕様とLEDを組み込む仕様がある。LEDを組み込む仕様では電球の交換ができない |
型式による光源の違い
型式によって光源が異なる。電球を用いる仕様と、LEDを組み込む仕様がある。
| 仕様 | 主な型式 | 電球の交換 |
|---|---|---|
| 電球を用いる | 卓上の仕様、床に置く仕様の一部 | できる |
| LEDを組み込む | 吊り下げる仕様、壁と天井の仕様 | できない |
LEDを組み込む仕様では、寿命を迎えた際の対応が取扱店を通じたものになる。購入前に光源の仕様を確かめる。
電球を用いる仕様では、口金と電力を確かめて交換する。型式によって口金が異なる。
選び分けの目安
- 長く使う前提の場合
- LEDを組み込む仕様では電球を交換できない。対応を取扱店に確認する。
- 電球を選びたい場合
- 電球を用いる仕様がある。型式によって口金が異なる。
- 購入前に確かめること
- 型式ごとの光源の仕様。同じ系列でも異なる。
球の寸法と仕上げ
球は直径200mmと300mmの2種による。型式によって大型の球を用いる仕様もある。
球の寸法によって、光の広がりと本体の占める範囲が変わる。
支持材の仕上げは3種から選ぶ。つや消しの金色、鏡面の銀色、つや消しの黒である。
鏡面の仕上げは周囲が映り込み、指紋も残りやすい。つや消しの仕上げでは目立ちにくい。
選び分けの目安
- 置き場所の広さから決める場合
- 球は直径200mmと300mm。占める範囲が変わる。
- 手入れの手間を考える場合
- 鏡面の仕上げは指紋が残りやすい。つや消しでは目立ちにくい。
- 見え方で選ぶ場合
- 鏡面の仕上げは周囲が映り込む。設置場所の照明によって変わる。
設置の条件
卓上に置く仕様、床に置く仕様、吊り下げる仕様、壁と天井に取り付ける仕様がある。
吊り下げる仕様と壁・天井の仕様では、取り付けに電気工事を要する場合がある。購入前に確認する。
置く仕様では台が細い。球の重さに対して台が小さいため、床や机の水平を確かめる。
屋外に対応する仕様もある。屋内向けの仕様は屋外では用いない。
選び分けの目安
- 設置の手間を考える場合
- 吊り下げる仕様と壁・天井の仕様では電気工事を要する場合がある。
- 置き場所を決める場合
- 台が細い。球の重さに対して小さいため、水平を確かめる。
- 屋外で用いる場合
- 対応する仕様がある。屋内向けの仕様は用いない。
同種の照明との比較
照明は光源の方式と設置の条件で性格が分かれる。
| 比較項目 | ICライツ | ビート ライト | エクリッセ テーブルランプ |
|---|---|---|---|
| 光源 | 型式により電球またはLED | LEDを組み込む | 電球(E17) |
| 電球の交換 | 型式による | できない(LEDは交換できる) | できる |
| 設置 | 卓上/床/吊る/壁・天井 | 天井から吊る | 卓上または壁 |
| 調光 | 対応する | 対応する | 殻を回して遮る |
| 個体差 | 生じにくい | 表面の凹凸と寸法 | 生じにくい |
選び分けの目安
- 設置の方法を選びたい場合
- 4通りの仕様がある。同じ意匠で場所に応じて選べる。
- 電球を交換したい場合
- 型式による。購入前に光源の仕様を確かめる。
- 明るさを調整したい場合
- 調光に対応する。対応する調光器を用いる。
使用感と設置条件
光の広がり
乳白色のガラスの球から、全方向へ光が広がる。
光源が球に覆われるため、直接見える構成ではない。ただし球自体が明るく光る。
調光に対応する。対応する調光器を用いる。
球と支持材の関係
細い支持材の上に球が載る構成にあたる。
球はガラスによる。硬いものが当たると割れる。取り扱いに注意する。
系列での組み合わせ
同じ意匠で複数の仕様が展開される。卓上と吊り下げを組み合わせることもできる。
ただし型式によって光源が異なるため、明るさの見え方が揃うとは限らない。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
めっきの仕上げは湿気の多い環境で曇る。鏡面では細かい傷も目立つ。
塗装の仕上げは擦れると下地が現れる。
ガラスの球には埃が付く。乳白色のため汚れが目立ち、明るさも落ちる。
LEDを組み込む仕様では、LEDが消耗する。対応を取扱店に確認する。
日常の手入れ
- ガラスの球
- 電源を切り冷めてから、柔らかい布で拭く。乳白色のため汚れが目立つ。
- 支持材
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。鏡面では指紋が残る。
- 接続部
- 球と支持材の接する箇所を確かめる。無理に力をかけない。
- 置き場所
- 湿気の多い場所を避ける。屋内向けの仕様は屋外で用いない。
修理と部品
ガラスの球が破損した場合や、LEDが消耗した場合の対応については取扱店に確認する。
電気の部品を含むため、自分で分解しない。
どこで買うか
取扱店の調べ方
フロスは公式サイトで価格を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
型式と仕上げから選ぶ。取扱店によって扱う範囲が異なる。納期も確かめる。
実物を確認する
球の寸法と仕上げの見え方は、実物で確かめられるとよい。灯した状態の明るさも確認できる。
鏡面の仕上げでは周囲が映り込む。設置場所の照明を想定して確認する。
購入前の確認
型式ごとの光源の仕様を確かめる。電球を交換できるかが分かれる。
吊り下げる仕様と壁・天井の仕様では、電気工事の要否も確認する。
購入前チェックリスト
- 型式ごとの光源の仕様(電球の交換の可否)
- 球の寸法(直径200mm/300mm)
- 仕上げの選択(鏡面は指紋が残りやすい)
- 設置の方法(卓上/床/吊る/壁・天井)
- 吊り下げる仕様と壁・天井の仕様では電気工事の要否
- 置く仕様では台が細いこと(水平を確かめる)
- 屋外で用いる場合、対応する仕様か
- ガラスの球の取り扱い
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- フロスは公式サイトで価格を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
- どこで購入できますか?
- フロスの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。型式と仕上げから選ぶため、取扱店によって扱う範囲が異なります。
- 電球は交換できますか?
- 型式によります。卓上の仕様や床に置く仕様の一部は電球を用いるため交換できますが、吊り下げる仕様や壁と天井の仕様ではLEDを組み込むものがあり交換できません。購入前に光源の仕様をお確かめください。
- LEDが切れたらどうなりますか?
- LEDを組み込む仕様では、寿命を迎えた際の対応が取扱店を通じたものになります。購入前に対応をご確認ください。
- どのような仕様がありますか?
- 卓上に置く仕様、床に置く仕様、吊り下げる仕様、壁と天井に取り付ける仕様があります。屋外に対応する仕様もあります。球は直径200mmと300mmの2種で、型式によって大型の球を用いるものもあります。
- 取り付けに工事は必要ですか?
- 吊り下げる仕様と壁・天井の仕様では、電気工事を要する場合があります。購入前にご確認ください。
- 明るさは調整できますか?
- 調光に対応します。対応する調光器を用いてください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 電源を切り冷めてから柔らかい布で拭いてください。ガラスの球は乳白色のため汚れが目立ち、埃が付くと明るさも落ちます。支持材は研磨剤を使わず拭き、鏡面の仕上げでは指紋が残ります。球と支持材の接する箇所には無理に力をかけないでください。