このページについて

AJ ウォールランプは、アルネ・ヤコブセンが1957年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテルのために設計し、ルイスポールセンが製造する壁付けの照明である。シェードは上下左右に角度を変えられる。

このページでは、正規品の仕様と価格、取り付けの条件、ライセンスを受けていない製品との違い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

以下はルイスポールセン日本公式サイトの製品ページによる(2026年10月時点)。

素材 シェードはスチールまたはステンレス鋼。アームはスチール、ステンレス鋼、または真鍮(無塗装)。シェードの内側は白の塗装
質量 塗装とステンレスの仕様で約1.0〜1.15kg
光源 E17口金。製品ページの光源欄は「E17 LED電球(白熱電球40W相当)」
取り付け 壁内配線接続タイプ(コードなし)。本体にスイッチが付く
仕上げ 11種類。ステンレス・ポリッシュ仕上げ、塗装の8色(ホワイト、ブラック、ペール・ペトローリアム、エレクトリック・オレンジ、ソフト・レモン、ウォーム・サンド、ダスティ・ブルー、ウォーム・グレー)、真鍮のアームと組み合わせた真鍮 ブラック、真鍮 ウォーム・グレー
使用環境 屋内用(IP20)
保証 請求書の発行日から5年(電球は対象外)
公式価格(日本) 塗装仕上げ138,600円、真鍮の仕様144,100円、ステンレス・ポリッシュ仕上げ147,400円(いずれも税込、2026年10月時点)

真鍮の仕様は、仕上げを保つために真鍮の表面をラッカーで処理している。

取り付けの条件

日本仕様は壁の中の配線に直接つなぐ方式で、コンセントに差すコードは付かない。取り付けには電気工事士による工事が要る。賃貸の住居では、工事ができるかを先に確かめる。

本体にスイッチがあるため、壁のスイッチとは別に手元で点灯・消灯できる。手が届く高さに取り付けるかどうかで使い方が変わる。

シェードは上下左右に角度を変えられ、取り付けた後に光の向きを調節できる。壁からの出は製品データで318mmで、通路に面した壁では通行の妨げにならないかを確かめる。

ライセンスを受けていない製品との違い

AJ ウォールランプには、権利者のライセンスを受けていない同型の製品が流通している。

比較項目 正規品(ルイスポールセン) ライセンスを受けていない製品
素材 スチール、ステンレス鋼、真鍮(公表) 公表されない場合がある
シェードの可動 上下左右(公表) 個々に異なる
保証と修理 5年保証。修理・部品は販売店経由で対応 個々に異なる

ルイスポールセンジャパンは、海外で購入した海外仕様の製品について、電圧やソケットの違い、電気用品の安全規制の違いを理由に、修理・加工・保証を受け付けていない。海外仕様には口金がE14などの型もある。

同じ製造元の照明との比較

比較項目 AJ ウォールランプ AJ テーブルランプ VL38 テーブルランプ
設置 壁(壁内配線) 卓上(プラグ付きコード) 卓上(プラグ付きコード)
シェードの可動 上下左右 上下 上下
光源 E17口金 E26口金 LEDを内蔵(2700K)
公式価格(税込) 138,600円〜 179,300円〜 107,800円

価格は2026年10月時点のルイスポールセン日本公式サイトによる。VL38 には壁付けの VL38 ウォールランプ(77,000円、税込)もある。ほかの製造元の壁付け照明には モデル238/1 などがある。

経年変化とメンテナンス

仕上げごとに起きること

塗装の仕上げは擦れると塗膜が傷む。角度を変えるときに手が触れる箇所から傷みやすい。ステンレス・ポリッシュ仕上げは指紋の跡が残る。シェードの内側に埃が溜まると反射する光が落ちる。

日常の手入れ

ルイスポールセンジャパンの案内は次のとおりである。

塗装の仕上げ
中性洗剤に浸した柔らかい布をよく絞って拭き、乾いた布で仕上げる。
ステンレス・ポリッシュ仕上げ
柔らかい布で埃や指紋を拭き取る。油分や汚れは無水エタノールで拭き、乾いた柔らかい布で仕上げる。
避けるもの
濡れた手で触ること、ガソリン・シンナー・ベンジンなどの揮発物、殺虫剤。
電球の交換
電源を切り、電球が冷めてから交換する。

修理と部品

修理と部品の購入は購入した販売店が窓口になる。販売店が分からない場合はルイスポールセンジャパンのカスタマーサービスが受け付ける。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ルイスポールセンジャパンは公式オンラインストアを運営し、東京と大阪に直営店を置く。全国の正規販売店は公式サイトに一覧がある。

選ぶのは仕上げで、価格は塗装、真鍮、ステンレス・ポリッシュの3段階に分かれる。取り付け工事の手配は別に要る。

中古の流通

海外仕様の個体は口金や電圧が日本と異なり、ルイスポールセンジャパンの修理の対象外になる。確認する箇所は、シェードの凹みと傷、塗装の剥がれ、角度を変える箇所の緩み、配線と取り付けの部材が揃っているかである。

購入前チェックリスト

  • 壁内配線の工事ができるか(賃貸では可否を確かめる)
  • 取り付ける高さと本体スイッチの位置
  • 壁からの出(318mm)と通路の幅
  • 仕上げ(塗装・真鍮・ステンレスで価格が違う)
  • 日本仕様か(口金E17。海外仕様は国内で修理・保証を受けられない)

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ルイスポールセン日本公式サイトでは、塗装仕上げが138,600円、真鍮の仕様が144,100円、ステンレス・ポリッシュ仕上げが147,400円です(いずれも税込、2026年10月時点)。
どこで購入できますか?
ルイスポールセンの公式オンラインストア、東京と大阪の直営店、公式サイトに一覧がある全国の正規販売店で購入できます。
取り付けに工事は必要ですか?
必要です。日本仕様は壁内配線接続タイプでコードが付かないため、電気工事士による工事が必要です。賃貸の住居では工事ができるかを先にご確認ください。
スイッチはありますか?
本体にスイッチが付いています。壁のスイッチとは別に、手元で点灯・消灯できます。
光の向きは変えられますか?
シェードは上下左右に角度を変えられます。取り付けた後でも光の向きを調節できます。
電球は何を使いますか?
日本仕様の口金はE17です。日本公式サイトの製品ページでは、光源をLED電球(白熱電球40W相当)としています。
色は何種類ありますか?
日本ではステンレス・ポリッシュ仕上げ、塗装の8色、真鍮のアームと組み合わせた2種の合わせて11種類です(2026年10月時点)。
保証は何年ですか?
請求書の発行日から5年です。電球は保証の対象外です。海外で購入した海外仕様の製品は、日本での修理・加工・保証の対象になりません。