1960年代
ウーテンシロ Uten.Silo
1969
1969年に誕生したウォールオーガナイザー。ドロテ・ベッカーによる遊び心あるデザインは、さまざまな形状のコンパートメントとフックで日用品を整理できる。現在はVitraが製造し、再生プラスチックを用いたリサイクル仕様(RE)も展開している。
VPグローブ ペンダントライト VP Globe Pendant Light
1969
1969年デザイン。透明なアクリル球体内に5つのリフレクターが浮遊する未来的なペンダントライト。赤と青のアクセントカラーが生み出す神秘的な光の演出と彫刻的な造形美で、スペースエイジデザインの象徴として今なお人々を魅了する。
UP5_6 アームチェア&オットマン UP5_6 Armchair and Ottoman
1969
ペッシェが1969年に設計したアームチェアとオットマンの組。内部に骨組みを持たず、発泡ポリウレタンをストレッチ素材で覆っただけで形が保たれる。球形のオットマンが鎖でつながれる。
PE-128 スタラグマイト・コーヒーテーブル(円形ガラス天板) Stalagmite Coffee Table, Model PE-128 (Round Glass Top)
1969
鍾乳洞の石筍を思わせるブロンズベースに円形ガラス天板を載せた、ポール・エヴァンスの代表作。1969年発表、スカルプチャード・ブロンズ技法により一点ずつ手作業で制作された彫刻的コーヒーテーブル。
スタラグマイト・ベース・ダイニングテーブル(溶接鋼鉄ベース) Stalagmite Base Dining Table (welded steel base)
1969
洞窟の鍾乳石を思わせる有機的造形が特徴的なダイニングテーブル。ポール・エヴァンスが開発した革新的な金属加工技術により、溶接鋼鉄に手彫刻のエポキシ樹脂と青銅コーティングを施した、ブルータリズムの造形に沿った彫刻的作品。
ソリアナ Soriana
1969
1969年発表のソリアナは、アフラ&トビア・スカルパがカッシーナ社のために設計したソファ。内部構造を持たずクロームスチールのクランプで形状を保つ独創的な構造により、1970年コンパッソ・ドーロ賞を受賞した。
チューブチェア Tube Chair
1969
ジョエ・コロンボが1969年に発表した脱構築的なチェア。4本のポリプロピレン製チューブを自在に組み替え、シェーズロングにもカナペにも変化する。MoMA、メトロポリタン美術館の永久コレクションに収蔵されるイタリアンデザインの名作。
パラティッシ Paratiisi
1969
フィンランド語で「楽園」を意味するアラビアのパラティッシ。1969年の誕生以来、パンジーや果実の華やかな絵柄で世界中の食卓を彩り続ける北欧食器の名作。「装飾の王様」カイピアイネンが唯一手がけた量産テーブルウェア。
ノーム69 Norm 69
1969
69枚の部材を折り、互いに差し込んでいくと球形のシェードになる。工具も接着剤もいらない。1969年に設計されながら屋根裏に置かれたままだったこの照明は、素材選びの長い試行を経て、2002年にノーマン コペンハーゲン最初の自社製品として世に出た。
ヴァレンタイン Valentine
1969
エットレ・ソットサスがペリー・A・キングらとともに設計し、オリベッティが1969年に発表した携帯用タイプライター。赤いABS樹脂の本体が、同じ素材のケースにそのまま収まる。事務機器は無彩色という前提を外し、机に据えるのではなく持ち出して使う道具として売り出された。