このページについて
チフラ3は、ジーノ・ヴァッレが1965年に発表した卓上の時計である。ソラリが製造する。筒状の部材に並ぶ札が翻って時刻を示す。針と文字盤を持たない。
このページでは、札が翻る機構、音と設置、寸法と電源、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
チフラ3のデザインストーリーについて詳しくはチフラ3 紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
チフラ3はソラリが製造する。筒状の部材に並ぶ札が翻って時刻を示す。以下に仕様を記す。
| 正式名称 | チフラ3 |
|---|---|
| 製造ブランド | ソラリ |
| 表示の方式 | 筒状の部材に並ぶ札が翻る。針と文字盤を持たない |
| 表示の形式 | 24時間の表示。時と分を示す |
| 駆動 | 電池による。歩進する電動機を用いる |
| 精度 | 水晶発振による。誤差の範囲は取扱説明書を確認する |
| 本体素材 | 樹脂による。透明な覆いが付く |
| 札 | 札は黒地に白の数字による |
| サイズ | 幅180 × 奥行95 × 高さ105mm |
| 機能 | 24時間の表示。時刻は手で合わせる |
| 価格 | ソラリは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。色で価格が変わる場合がある |
| 色 | 複数の色から選ぶ。取り扱いは時期によって変わる場合がある |
| 収蔵 | MoMA チフラ3 クロック(1965年) 収蔵番号 719.1966。メトロポリタン美術館 チフラ3 テーブルクロック(1965年) 収蔵番号 1993.232。シカゴ美術館 チフラ3 シンクロン フリップクロック(1965年) 収蔵番号 2019.1226 |
札が翻る機構
筒状の部材に札が並ぶ。分が変わるたびに札が翻る。
針と文字盤を持たない。数字が入れ替わって時刻を示す。
電池による。歩進する電動機が筒を回す。
可動する部分があるため、動きと札の状態が使い勝手に関わる。中古では確かめる。
選び分けの目安
- 表示の方式で選ぶ場合
- 札が翻って数字が入れ替わる。針の時計とは異なる。
- 電源を確かめる場合
- 電池による。交換の頻度を取扱説明書で確認する。
- 中古を検討する場合
- 可動する機構の動きと札の状態を確かめる。
音と設置
札が翻る際に音がする。分が変わるたびに生じる。
そのため、寝室など静かな環境では音が気になる場合がある。
置き場所を決める際は、音の届く範囲も想定する。
寸法は幅180 × 奥行95 × 高さ105mm。卓上に置く。
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 分が変わるたびに音がする。音の届く範囲を想定する。
- 静かな環境で用いる場合
- 音が気になる場合がある。実物で確かめられるとよい。
- 設置面を確かめる場合
- 幅180 × 奥行95mm。卓上に置く。
寸法と電源
幅180 × 奥行95 × 高さ105mm。卓上に置く寸法にあたる。
電池による。配線を要さないため、置き場所を選ばない。
時刻は手で合わせる。電波による自動の調整は行わない。
本体は樹脂による。透明な覆いが付く。
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 電池による。配線を要さない。
- 時刻の調整を考える場合
- 手で合わせる。自動の調整は行わない。
- 取り扱いを考える場合
- 樹脂と透明な覆いによる。傷が付く場合がある。
同種の卓上の製品との比較
卓上に置く製品は表示や機構の方式で性格が分かれる。
| 比較項目 | チフラ3 | アトーロ | コンポニビリ |
|---|---|---|---|
| 用途 | 時計 | 照明 | 収納 |
| 可動する部分 | 札が翻る | 持たない | 扉が滑る |
| 電源 | 電池による | 差込口から給電する | 要さない |
| 音 | 分が変わるたびに生じる | 該当しない | 該当しない |
| 素材 | 樹脂 | 金属またはガラス | 樹脂 |
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 電池による。配線を要さない照明とは条件が異なる。
- 音を確かめる場合
- 分が変わるたびに生じる。静かな環境では確かめる。
- 長く使う前提の場合
- 可動する部分がある。動きを確かめる。
使用感と設置条件
札の見え方
札は黒地に白の数字による。時と分で書体が異なる。
透明な覆いを通して見る。角度によって反射が生じる場合がある。
時刻の調整
時刻は手で合わせる。電池を交換した際にも行う。
方法は取扱説明書を確認する。
設置面
幅180 × 奥行95mm。卓上に置く。
札が翻る動きがあるため、水平な面を選ぶ。
経年変化とメンテナンス
素材と機構に起きること
樹脂の本体は日光で色が変わる。透明な覆いは傷が付く。
札は繰り返し翻る。折れ目や擦れが生じる場合がある。
筒を回す機構は可動する部分にあたる。経年で動きが変わる場合がある。
電池の液漏れは機構を損なう。長く用いない場合は取り外す。
日常の手入れ
- 本体と覆い
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
- 札
- 手で触れない。折れ目が生じる場合がある。
- 機構
- 動きを定期的に確かめる。異音が生じた場合は確認する。
- 電池
- 長く用いない場合は取り外す。液漏れを避ける。
修理と部品
機構や札の交換については、取扱店を通じて相談する。
可動する部分を持つ製品にあたる。対応の可否を確かめる。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ソラリは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
色から選ぶ。取り扱いは時期によって変わる場合がある。
実物を確認する
札が翻る際の音は、実物で確かめられるとよい。
札の見え方と覆いの反射も現物で分かる。
中古の流通
発表当初の個体と近年の生産で仕様が異なる場合がある。年式を確かめる。
確認箇所は、機構の動き、札の折れ目と擦れ、覆いの傷、電池の収まる箇所の状態である。
購入前チェックリスト
- 分が変わるたびに音がすること
- 置き場所(幅180 × 奥行95mm。音の届く範囲も想定する)
- 電池による駆動(配線を要さない)
- 時刻を手で合わせること
- 色の選択(取り扱いは時期によって変わる)
- 札に手で触れないこと
- 可動する部分を持つこと
- 長く用いない場合は電池を取り外すこと
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ソラリは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。色で価格が変わる場合があります。
- どこで購入できますか?
- ソラリの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
- どのように時刻を表示しますか?
- 筒状の部材に並ぶ札が翻り、数字が入れ替わって時刻を示します。針と文字盤を持ちません。
- 音はしますか?
- 札が翻る際に音がし、分が変わるたびに生じます。寝室など静かな環境では気になる場合があるため、置き場所を決める際は音の届く範囲も想定してください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅180×奥行95×高さ105mmで卓上に置きます。札が翻る動きがあるため水平な面をお選びください。
- 電源はどうなりますか?
- 電池によります。配線を要さないため置き場所を選びません。長く用いない場合は液漏れを避けるため取り外してください。
- 時刻は自動で合いますか?
- 手で合わせます。電波による自動の調整は行いません。電池を交換した際にも調整が必要です。
- 収蔵されている美術館はありますか?
- ニューヨーク近代美術館(1965年、収蔵番号719.1966)、メトロポリタン美術館(1993.232)、シカゴ美術館(2019.1226)が収蔵しています。