このページについて

ペンダント101 は、コーア・クリントが1944年に設計しレ・クリントが製造する照明である。板を手で折ってシェードをつくる。シェードは樹脂と紙から選び、素材によって手入れの条件が変わる。4つの寸法がある。

このページでは、シェードの素材による違い、使える電球の条件、4つの寸法の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

ペンダント101は、シェードサイズと吊り下げパーツの仕上げにより複数のバリエーションが展開されている。シェード素材は、創業時から受け継がれるペーパーと、現代の住空間に対応した難燃性PVCランプシェードフォイルの2種から選択可能である。以下に正規品の基本仕様をまとめる。

正式名称(日本語) ペンダント101 ザ・ランタン
製造ブランド レ・クリント
製造国 デンマーク
シェード素材 手で折った樹脂の板、または紙から選ぶ。樹脂は紫外線に対応し、燃えにくく、静電気を抑える処理を施す
本体素材 吊り下げの部品は塗装したスチール。スチールと真鍮の仕様もある
サイズ展開 小:直径270 × 高さ360mm、全長1,773mm。中:直径340 × 高さ440mm、全長1,780mm。大:直径420 × 高さ530mm、全長1,786mm。特大:直径550 × 高さ700mm、全長2,965mm
重量 小 約0.4kg、中 約0.5kg、大 約0.6kg、特大 約3.0kg
コード長 小・中・大は1.5m、特大は2.5m。正規取扱店が長さの調整に応じる
光源 日本向けの仕様はE26口金。LEDの電球が推奨される。白熱電球は熱によりワット数に制限がある
付属品 吊り下げの部品(引掛シーリング向け)。電球は別売
取付方式 引掛シーリングに対応する
カラー シェードは白の1種。吊り下げの部品は3種から選ぶ
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない
価格 レ・クリントは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。寸法とシェードの素材、吊り下げの部品で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける
保証 正規品はメーカーの保証の対象。期間は取扱店に確認する

正規品とライセンスを受けていない製品の違い

権利者のライセンスを受けていない同型の製品が流通している。公表されている情報から確認できる差を整理する。仕様が公表されていない項目は「公表なし」と記し、推測では埋めていない。

公表されている仕様

レ・クリントは、シェードが手で折った樹脂または紙であること、樹脂に紫外線と燃えにくさへの処理を施すこと、吊り下げの部品の素材、寸法、デンマークでの製造を公表している。

ライセンスを受けていない製品では、これらの仕様が公表されていない場合が多い。折り目の数と間隔は外から数えて確認できる箇所にあたる。手で折る場合、折り目の間隔に個体差が生じる。

比較項目 正規品(レ・クリント) ライセンスを受けていない製品
シェード 手で折った樹脂または紙(公表) 公表なし
素材の処理 紫外線・燃えにくさ・静電気(公表) 公表なし
吊り下げの部品 3種から選ぶ(公表) 公表なし
製造国 デンマーク(公表) 公表なし
メーカー保証 対象 対象外

シェードの素材による違い

シェードは樹脂と紙から選ぶ。素材によって手入れの条件と光の透け方が変わる。

比較項目 樹脂
水分 拭ける 弱い
処理 紫外線・燃えにくさ・静電気 照明用の紙による
光の透け方 均一に近い 繊維の模様が現れる
経年での変化 長期間の日光で色が変わる 色が変わりやすい
破損した場合 交換の可否を確認する 交換の可否を確認する

選び分けの目安

手入れの手間を抑えたい場合
樹脂のシェードは拭ける。紙のシェードは水分に弱い。
光の見え方で選ぶ場合
紙のシェードでは繊維の模様が光に現れる。樹脂では均一に近い透け方になる。
台所や食卓の近くに吊るす場合
油分と水分が付く場面では、樹脂のシェードが該当する。

使える電球の条件

日本向けの仕様はE26口金。LEDの電球が推奨される。

白熱電球は熱によりワット数に制限がある。シェードは樹脂または紙のため、熱が集中すると傷める。

電球は別売のため、購入時に用意する。電球の形状によっては、シェードの内側に収まらない場合がある。

選び分けの目安

電球を用意する場合
LEDの電球が推奨される。白熱電球を用いる場合、ワット数の制限を取扱店に確認する。
明るさで選ぶ場合
寸法が大きいほど、シェードの内側の空間も広くなる。設置場所の広さから決める。
電球を交換する場合
シェードの内側から行う。折り目のある構成のため、手を入れる際に押さないよう注意する。

類似商品・競合との比較

折った板でシェードをつくる照明は、素材と寸法の展開で選択の条件が変わる。

比較項目 ペンダント101 ペンダント172(サイナスライン172) ウッツォン ペンダント JU1
シェードの素材 樹脂または紙 樹脂 金属
折り目 直線 曲線 持たない
寸法の展開 4種(直径270〜550mm) 5種(直径200〜780mm) 約220mm
重量 約0.4〜3.0kg 製品による 約1.4kg
コードの長さ 1.5mまたは2.5m 約3m 約3m

選び分けの目安

素材を選びたい場合
樹脂と紙から選べる。同じ製造元の他の製品では樹脂のみにあたる。
寸法を選ぶ場合
直径270mmから550mmまで4種が展開される。
軽さを求める場合
小さい寸法では約0.4kg。取り付け部への負担が小さい。

使用感と設置条件

取り付け

引掛シーリングに対応する。コードの長さは小・中・大が1.5m、特大が2.5m。正規取扱店が長さの調整に応じる。

重量は小さい寸法で約0.4kg、特大で約3.0kg。取り付け部の耐荷重を確認する。

吊り下げる高さ

食卓の上に吊るす場合、頭が当たらない位置を決める。シェードの高さに、吊り下げる長さが加わる。

特大の仕様は高さ700mm、全長2,965mm。天井の高さが限られる場所では、この寸法を踏まえる。

光の出方

折った板が光を通し、折り目に沿って明暗が生じる。

紙のシェードでは、繊維の模様が光に現れる。樹脂では均一に近い透け方になる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

樹脂は紫外線に対応する処理を施すが、長期間の日光で色が変わる場合がある。紙は色が変わりやすい。

折り目には力がかかっている。強く押すと変形し、元に戻らない場合がある。

樹脂は静電気を抑える処理を施すが、埃は付く。紙は水分に弱く、拭き取れない。

吊り下げの部品は、塗装が擦れると下地が現れる。真鍮の仕様は空気に触れて色が濃くなる。

日常の手入れ

樹脂のシェード
柔らかい布で拭くか、柔らかい刷毛で埃を払う。折り目を強く押さない。
紙のシェード
柔らかい刷毛で埃を払う。水拭きはできない。
電球の交換
シェードの内側から行う。手を入れる際に押さないよう注意する。
避けるもの
樹脂には有機溶剤とアルコールを含む洗剤を用いない。

部品の交換

シェードが変形または破損した場合、交換の可否を取扱店に確認する。コードと吊り下げの部品についても、あわせて相談する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

レ・クリントは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決める項目は、寸法(4種)、シェードの素材、吊り下げの部品(3種)である。

実物を確認する

樹脂と紙では光の透け方が異なる。点灯した状態で確かめられるとよい。

設置場所の天井の高さと、吊り下げる位置も先に決めておく。

中古の流通

相場は寸法、シェードの素材、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、シェードの変形と折り目の状態、色の変化、紙の仕様では水分による跡、吊り下げの部品とコードが揃っているかである。折り目の変形は元に戻らない。

購入前チェックリスト

  • シェードの素材(樹脂/紙。手入れの条件が変わる)
  • 寸法の選択(直径270〜550mmの4種)
  • 吊り下げの部品(3種)
  • 電球は別売(E26口金。LEDが推奨される)
  • 白熱電球を用いる場合、ワット数の制限
  • コードの長さと吊り下げる高さ
  • 折り目を強く押すと変形すること
  • 中古の場合、折り目の状態

よくある質問

価格はどのくらいですか?
レ・クリントは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。寸法とシェードの素材、吊り下げの部品で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
どこで購入できますか?
レ・クリントの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
シェードの素材はどう選べばよいですか?
樹脂と紙から選べます。樹脂は拭けますが、紙は水分に弱く拭き取れません。光の透け方も異なり、紙では繊維の模様が光に現れ、樹脂では均一に近い透け方になります。油分と水分が付く場面では樹脂の仕様が該当します。
どんな電球が使えますか?
日本向けの仕様はE26口金で、LEDの電球が推奨されます。白熱電球は熱によりワット数に制限があります。シェードは樹脂または紙のため、熱が集中すると傷めます。電球は別売のため購入時にご用意ください。
どの寸法を選べばよいですか?
直径270×高さ360mm、340×440mm、420×530mm、550×700mmの4種です。重量は約0.4kgから約3.0kgで、特大の仕様は全長2,965mmになります。設置場所の広さと天井の高さから決めてください。
取り付けはどうしますか?
引掛シーリングに対応します。コードの長さは小・中・大が1.5m、特大が2.5mで、正規取扱店が長さの調整に応じます。取り付け部の耐荷重もご確認ください。
光はどのように出ますか?
折った板が光を通し、折り目に沿って明暗が生じます。紙のシェードでは繊維の模様が光に現れ、樹脂では均一に近い透け方になります。
手入れはどうすればよいですか?
樹脂のシェードは柔らかい布で拭くか、柔らかい刷毛で埃を払います。紙のシェードは柔らかい刷毛で埃を払い、水拭きはできません。折り目には力がかかっているため、強く押すと変形し元に戻らない場合があります。