このページについて
D.555.1 テーブルは、ジオ・ポンティが1954年から1955年にかけて設計したローテーブルである。モルテーニが製造する。スチールの格子の上に円形のガラス天板を載せる。直径800mm、高さ370mm。
このページでは、格子の構造と手塗りの仕上げ、寸法と設置の条件、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ジオ・ポンティの設計思想や経歴について詳しくはジオ・ポンティ プロフィールページをご覧ください。
D.555.1のデザインストーリーについて詳しくはD.555.1 テーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
モルテーニが受注生産する。以下に仕様を挙げる。
| 正式名称 | D.555.1 |
|---|---|
| 製造ブランド | モルテーニ |
| 製造国 | イタリア |
| サイズ | 直径800 × 高さ370mm |
| 天板素材 | 透明のガラス |
| グリッド構造 | スチール。手塗りの仕上げによる |
| 脚部 | スチール。接地部に樹脂の保護材が付く |
| カラーバリエーション | 2つの配色から選ぶ |
| 価格 | モルテーニは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。配色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける |
| 納期目安 | 受注生産。納期は取扱店に確認する |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 付属品 | 正規品の証明書 |
ガラスの天板は透明で、下の格子が見える。脚の接地部には床を保護する部材が付く。
類似商品・競合との比較
ガラス天板のローテーブルは、天板を何が支えるかで性格が分かれる。細い部材で支える方式では、下方が見通せる。
| 比較項目 | D.555.1 | ノグチ コーヒーテーブル | タヴォロ・コン・ルオテ(車輪付きテーブル) |
|---|---|---|---|
| 天板の支持 | スチールの格子 | 組み合わせた2枚の板 | 四隅にキャスターを直接付ける |
| 天板の形 | 円形(直径800mm) | 三角に近い形 | 正方形または長方形 |
| 高さ | 370mm | 製品による | 250mm |
| 移動 | 本体を持ち上げる | 本体を持ち上げる | キャスターで転がす |
| 支持部の色 | 2つの配色から選ぶ | 木の色 | 黒い金具 |
選び分けの目安
- 色を取り入れたい場合
- 格子は手塗りの仕上げで、2つの配色から選ぶ。透明の天板を通して、この色が見える。
- 円形の天板が要る場合
- 直径800mmの円形で、角を持たない。人が通る動線に置く場合、角のある天板より当たりにくい。
- 高さを合わせる場合
- 高さ370mmは一般的なソファの座面(400mm前後)よりやや低い。
使用感と設置条件
格子と天板
スチールの格子の上に、円形のガラス天板を載せる。天板が透明のため、格子がそのまま見える。
格子は手塗りの仕上げによる。塗りの厚みや筆の跡に個体差が生じる。
下方が見通せるため、床材や敷物が見える。設置場所の床の見え方が、テーブルの印象に関わる。
寸法
直径800mm、高さ370mm。高さ370mmは一般的なソファの座面(400mm前後)よりやや低い。座った位置から手を伸ばして使う高さになる。
円形で角を持たないため、人が通る動線に置く場合も当たりにくい。
ガラス天板
透明のガラスのため、指紋と埃が目立つ。載せたものが下から見える。
重い物を天板の中央に集中して置くことは避ける。縁や角への衝撃にも注意する。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
ガラスは経年で変質しない。いっぽうで割れると補修できない。
格子の手塗りの仕上げは、擦れると下地が現れる。手塗りのため、補修の際に周囲との差が出やすい。
脚の接地部の樹脂の保護材は摩耗する。失われると床を傷める。
日常の手入れ
- 天板
- ガラス用の洗剤で拭ける。格子と接する箇所には洗剤を付けない。
- 格子
- 乾いた柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。手塗りのため、強く擦らない。
- 接地部
- 保護材の摩耗を確かめる。失われた場合は取扱店に相談する。
修理
格子の塗装は手塗りのため、補修は製造元または専門の工房による。ガラスが割れた場合の交換については、取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
モルテーニは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
注文の際に決めるのは配色である。受注生産のため、納期は取扱店に確認する。
実物を確認する
格子は手塗りの仕上げで、個体によって表情が変わる。透明の天板を通して見える色の出方も、現物で確かめられるとよい。
中古の流通
相場は配色と状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、ガラスの欠けとひび(とくに縁と角)、格子の塗装の擦れと剥がれ、脚の接地部の保護材の有無、正規品の証明書の有無である。手塗りの塗装は補修の際に周囲との差が出やすい。
購入前チェックリスト
- 配色の選択(2種。透明の天板を通して見える)
- 設置場所の寸法(直径800×高さ370mm)
- 高さ370mm(ソファの座面よりやや低い)
- 透明の天板のため床材や敷物が見えること
- ガラスは割れると補修できないこと
- 手塗りの塗装のため個体差があること
- 納期(受注生産)
- 中古の場合、ガラスの縁と角の状態
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- モルテーニは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。配色で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
- どこで購入できますか?
- モルテーニの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産のため納期もあわせてご確認ください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 直径800×高さ370mmです。高さ370mmは一般的なソファの座面(400mm前後)よりやや低く、座った位置から手を伸ばして使う高さになります。円形で角を持たないため、人が通る動線に置く場合も当たりにくくなっています。
- 格子の色は選べますか?
- 2つの配色から選べます。格子は手塗りの仕上げによるもので、塗りの厚みや筆の跡に個体差が生じます。天板が透明のため、この色がそのまま見えます。
- 天板が透明だと何が見えますか?
- 格子がそのまま見えるほか、下方が見通せるため床材や敷物が見えます。設置場所の床の見え方が、テーブルの印象に関わります。載せたものも下から見えます。
- ガラスは割れませんか?
- 重い物を天板の中央に集中して置くことは避けてください。縁や角への衝撃にもご注意ください。割れた場合は補修できません。交換については取扱店にご確認ください。
- 塗装が剥がれたら直せますか?
- 格子の塗装は手塗りのため、補修の際に周囲との差が出やすくなります。製造元または専門の工房による作業になります。取扱店を通じてご相談ください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 天板はガラス用の洗剤で拭けますが、格子と接する箇所には洗剤を付けないでください。格子は乾いた柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。手塗りのため強く擦らないようご注意ください。脚の接地部の保護材の摩耗も定期的にお確かめください。