このページについて

コンパイル シェルビングは、セシリエ・マンツが設計しムートが製造するスチールの棚である。ムートが用意する8つの構成から選ぶことも、棚板や支柱を単品で買って組むこともできる。

このページでは、正規品の部材と寸法、構成の選び方、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

棚板と、棚板の間に挟む支柱(Divider)を基本の部材とする。ムートの製品ページでは、構成済みの「Configurations」のほか、棚板、支柱、組み立て部品一式(Essential Pack)、本立て(Compile Bookend)が個別の品目として掲載されている。

正式名称 Compile Shelving System
素材 レーザーカットした鋼板を曲げ加工し、粉体塗装で仕上げる。つや消しで、擦れと指紋が目立ちにくい表面とされる
色 White、Grey、Blackの3色
棚板(Shelf) 長さ1,200 × 奥行420 × 厚さ14mm。正味重量8.7kg
支柱(Divider Pack) 4本一組。高さ180mm(S)、285mm(M)、390mm(L)の3種
組み立て部品一式(Essential Pack) 天側の部品4個、脚4個、連結用の天側部品と脚各1個、脚の高さ調整用スリーブ(6mm・9mm・12mm各3個)、壁に固定する金具2個
構成済みの品目 Configuration 1〜8の8種。例としてConfiguration 1は高さ675 × 長さ1,210 × 奥行420mm、正味重量19.56kg
耐荷重 システム全体で300kg(Product Fact Sheet・組立説明書)
高さ 2.25mを超えない構成を推奨。高さにかかわらず、壁面ブラケットで壁に固定する(Product Fact Sheet・組立説明書)

構成の選び方

棚の間隔は、棚板の間に挟む支柱の高さで決まる。支柱はS(180mm)、M(285mm)、L(390mm)の3種で、段ごとに違う高さを選べる。

決まった形で揃えるなら構成済みのConfiguration 1〜8から選ぶ。置き場所の寸法に合わせたい場合や後から段を足したい場合は、棚板、支柱、Essential Packを単品で組み合わせる。

棚板の背面には低い立ち上がりがあり、物が奥へ落ちるのを防ぐ。収まる物の高さは支柱の高さよりこの分だけ低くなるため、大判の本や箱を置く段では寸法を確かめておく。

同種の収納との比較

壁面を構成する収納は、部材の組み方で性格が分かれる。

比較項目 コンパイル ストリングシステム ニューオーダー
構成の決め方 8つの構成済み品目、または部材を単品で組む 部材を組み合わせる 部材を組み合わせる
棚の間隔 棚板の間に挟む支柱の高さ(3種)で決まる 壁に掛けたパネルのどの位置に棚板を掛けるかで決まる 公表なし

使用感と設置条件

壁への固定

ムートのProduct Fact Sheetと組立説明書は、どの構成も壁面ブラケットで壁に固定するよう求めており、高さ2.25mを超えない構成を推奨している。Essential Packには壁に固定する金具が2個含まれる。設置場所の壁の下地と、賃貸なら壁に穴を開けられるかを事前に確かめる。固定の方法は組立説明書に従う。

組み立て

部材を組み立てて使う。Essential Packには床の不陸に合わせる脚のスリーブ(6mm・9mm・12mm)が含まれる。

経年変化とメンテナンス

素材に起きること

粉体塗装は擦れや衝撃で塗膜が欠けると鋼が露出し、そこから錆が出る。重い物を出し入れする段の縁や、角が当たりやすい位置で起きやすい。

日常の手入れ

ムートの手入れの案内は「柔らかい布で埃を払う」である。壁に固定した金具と部材の接合部は、緩みがないかをときどき確かめる。

部品の追加と交換

棚板、支柱、Essential Pack、本立ては単品の品目として販売されているため、段の追加や破損した部材の交換に対応できる。取り扱いの有無は取扱店に確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ムートの公式サイトに製品情報と部材の品番が掲載されている。日本国内の価格と納期は取扱店に確認する。

注文の際に決めるのは、構成済みの品目にするか部材で組むか、色(3色)、支柱の高さである。

購入前チェックリスト

  • 構成済みのConfiguration 1〜8から選ぶか、部材を単品で組むか
  • 色(White/Grey/Black)
  • 支柱の高さ(180/285/390mm。背面の立ち上がりの分だけ収まる高さは低くなる)
  • 棚板の長さ1,200mm × 奥行420mmが置き場所に収まるか
  • 壁の下地と、壁に穴を開けられるか(どの構成も壁への固定が必要)
  • 後から段を足す予定があるか(部材は単品で買える)

よくある質問

価格はどのくらいですか?
日本国内の価格は取扱店にお問い合わせください。構成済みの品目か部材の組み合わせか、色と段数で価格が変わります。
好きな構成にできますか?
できます。ムートは8つの構成済みの品目を用意していますが、棚板、支柱、組み立て部品一式は単品でも販売されており、部材を組み合わせて構成できます。後から段を足すこともできます。
棚の間隔は選べますか?
棚板の間に挟む支柱の高さで決まり、180mm、285mm、390mmの3種から段ごとに選べます。棚板の背面に立ち上がりがあるため、収まる物の高さは支柱の高さより低くなります。
色は何色ありますか?
White、Grey、Blackの3色です。いずれもつや消しの粉体塗装です。
棚板の大きさはどのくらいですか?
長さ1,200mm、奥行420mmです。構成済みのConfiguration 1は高さ675mm、長さ1,210mm、奥行420mmです。
壁に固定する必要がありますか?
必要です。ムートの製品資料では、高さにかかわらずどの構成も壁面ブラケットで壁に固定するよう求めており、高さは2.25mまでを推奨しています。組み立て部品一式には壁に固定する金具が2個含まれています。設置場所の壁の下地と、賃貸の場合は壁に穴を開けられるかを事前にご確認ください。固定の方法は組立説明書に従ってください。
手入れはどうすればよいですか?
ムートの案内では、柔らかい布で埃を払うこととされています。塗膜が欠けた箇所からは錆が出るため、重い物の出し入れで縁をぶつけないようにしてください。