このページについて
WG24 は、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトが1924年にワイマールのバウハウスで設計したテーブルランプで、「バウハウス・ランプ」とも呼ばれる。透明ガラスの台と支柱に、口吹きの乳白ガラスのシェードを載せる。現在はヴァーゲンフェルト本人から製造の許諾を受けたテクノルーメンが、ドイツ・ブレーメンの工房で復刻品として製造している。
このページでは、正規品の仕様と電球の条件、支柱と台の素材が異なる仕様との違い、正規品の見分け方、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
バウハウス テーブルランプ WG24のデザインストーリーについて詳しくはバウハウス テーブルランプ WG24紹介ページをご覧ください。
ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトの設計思想や経歴について詳しくはヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト プロフィールページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
テクノルーメンの製品ページと取扱説明書に載る仕様は次のとおりである。
| 正式名称 | Bauhaus Table Lamp WG 24 |
|---|---|
| 素材 | 台と支柱は透明ガラス。支柱の中にニッケルめっきの金属管が通る。シェードは型の中で口吹きした乳白ガラス。金属部はニッケルめっき(クロムめっきではない) |
| 台の直径 | 15.2cm |
| 光源 | E27口金1灯、最大60W。推奨はつや消しの7W LED電球。ハロゲン電球と透明な電球は使わない(透明な電球はシェードに影が出る) |
| 定格電圧 | 110〜240V、50Hz。保護等級IP20、保護クラスI |
| スイッチ | 黒い引き紐。先端にニッケルめっきの小さな玉が付く |
| コード | 黒い布巻きのコード、長さ2.5m。支柱内の金属管を通る |
| 刻印 | 台の底面に通し番号と「TECNOLUMEN / BAUHAUS」の表示 |
WG24 と他の仕様
テクノルーメンはヴァーゲンフェルトのテーブルランプを4つの仕様で製造している。シェードは共通で、台と支柱の素材が異なる。
| 仕様 | 台 | 支柱 |
|---|---|---|
| WG 24 | 透明ガラス(直径15.2cm) | 透明ガラス(中にニッケルめっきの金属管) |
| WA 24 | ニッケルめっきの金属(直径16cm) | ニッケルめっきの金属 |
| WG 25 GL | ガラス | ニッケルめっきの金属 |
| WA 23 SW | 黒の金属 | ニッケルめっきの金属 |
WG24 は透明な支柱越しに中の金属管が見え、台を通して置いた面の色や木目が透ける。金属の台の仕様では、本体の輪郭だけが見える。
正規品とライセンスを受けていない製品の違い
この製品は権利者のライセンスを受けていない同型の製品が多く流通しており、テクノルーメンは公式サイトに見分け方のページを設けている。そこで挙げられている特徴は次のとおりである。
- 台の底面に個体ごとの通し番号と「TECNOLUMEN / BAUHAUS」の表示がある
- 金属部はニッケルめっきで、クロムめっきではない。使ううちにわずかに黄みを帯びる
- WG24 の台と支柱は透明ガラスで、樹脂ではない。支柱の中にニッケルめっきの金属管が通る
- シェードは口吹きの乳白ガラス
- コードは黒い布巻き
- 引き紐の先にニッケルめっきの小さな玉が付く
- 引き紐が通る部分に独自の形の筒をもつ、テクノルーメン専用のソケット
- 部品と本体がドイツの電気安全試験(VDE)の型式試験を受け、その表示がある
口吹きのため、シェードには表面のわずかな凹凸や小さな気泡が出る。テクノルーメンは取扱説明書で、これらは手仕事の証で照明の質には影響せず、不良には当たらないとしている。
使用感と設置
乳白ガラスのシェードが電球を覆うため、目の高さに置いても光源が直接見えない。重量は約1.8kgで、台の直径はシェードの直径より小さい。台、支柱、シェードがいずれもガラスなので、動かすときはシェードではなく台を持つ。
手入れ
テクノルーメンの取扱説明書は、ガラスの部分は市販のガラス用クリーナーで、金属の部分は湿らせた柔らかい布で拭くよう案内している。刺激の強い洗剤は使わない。修理は電気の有資格者が行うこととされている。
どこで買うか
テクノルーメンの公式サイトの製品ページに価格は載っていない(2026年10月時点)。販売店は公式サイトの販売店一覧(地図)で探せる。
公式の仕様は定格電圧110〜240V、口金E27で、日本の家庭用電源(100V)や国内で一般的なE26口金とは条件が異なる。国内で使う場合は、日本向けの仕様かどうか、使える電球を購入先に確かめる。中古品では、底面の刻印、ガラスの欠けとひび(台の縁とシェードの口)、コードの状態を確かめる。
購入前チェックリスト
- 仕様(WG24 か、金属の台・支柱の仕様か)
- 台の底面の通し番号と刻印
- 日本の電源と口金に対応した仕様か
- 電球(つや消しのLED。透明な電球とハロゲン電球は不可)
- 中古の場合、ガラスの欠けとコードの状態
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- テクノルーメンの公式サイトの製品ページに価格は載っていません(2026年10月時点)。価格は販売店にお問い合わせください。
- どこで購入できますか?
- テクノルーメンの公式サイトにある販売店一覧で探せます。国内で使う場合は、日本の電源と口金に対応した仕様かどうかを購入先にご確認ください。
- 正規品かどうかはどう見分けますか?
- 台の底面に個体ごとの通し番号と「TECNOLUMEN / BAUHAUS」の表示があります。ほかに、金属部がクロムではなくニッケルめっきであること、支柱と台が樹脂ではなくガラスであること、引き紐の先にニッケルめっきの玉が付くことなどを、テクノルーメンが公式サイトで挙げています。
- WG24 と WA24 はどう違いますか?
- シェードは共通で、WG24 は台と支柱が透明ガラス、WA24 はニッケルめっきの金属です。台の直径は WG24 が15.2cm、WA24 が16cmです。
- どんな電球を使えばよいですか?
- テクノルーメンはつや消しの7W LED電球を推奨しています。口金はE27で、最大60Wです。ハロゲン電球と、シェードに影が出る透明な電球は使わないよう案内されています。
- シェードに気泡や凹凸がありますが不良品ですか?
- 口吹きの製法によるものです。テクノルーメンは、表面の凹凸や小さな気泡は手仕事の証で、照明の質には影響せず不良には当たらないとしています。
- 手入れはどうすればよいですか?
- ガラスの部分は市販のガラス用クリーナーで、金属の部分は湿らせた柔らかい布で拭いてください。刺激の強い洗剤は使わないよう、テクノルーメンは案内しています。