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ブラウン LE01 スピーカーは、2020年に発売されたスピーカーである。1959年にディーター・ラムスが設計した LE 1 の形態をもとに、現代の構成で再設計された製品にあたる。アルミニウムの筐体に、布と金属のグリルを組み合わせる。横置きと縦置きの双方に対応する。

このページでは、置き方による動作の違い、接続と電源の条件、原型との関係、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

現行Braun LE01は、1959年のオリジナルLE1の設計哲学を継承しつつ、すべてのハードウェアとソフトウェアを現代のオーディオ水準に刷新したモデルである。以下に正規品の詳細仕様を記す。

正式名称(日本語) ブラウン LE01 スピーカー
製造ブランド ブラウン
サイズ(本体) 幅700 × 高さ271 × 奥行99mm
サイズ(テーブルトップスタンド付) 幅700 × 高さ323 × 奥行159mm。付属の台に載せた場合
重量 約10.6kg
主要素材 アルミニウムの筐体。背面は金属のグリル、前面は布のグリルによる。台はステンレス鋼
カラーバリエーション 黒と白の2色
ウーファー 低域用のユニット2基
ミッド/ハイドライバー 中高域用のユニット3基
パッシブラジエーター 2基
アンプ 3基
プロセッサー デジタル信号処理を行う
周波数特性 62〜21,500Hz(-6dB)
ハイレゾ対応 96kHz/24bit に対応する
対応フォーマット 複数の形式に対応する
ワイヤレス接続 AirPlay 2、Chromecast built-in、Bluetooth、Wi-Fi に対応する
有線接続 Ethernet 1、3.5mm の入力1
スマート機能 音声による操作に対応する
プライバシー機能 マイクを物理的に切るボタンを備える
動作モード 横置きでステレオ、縦置きでモノラル。2台を組み合わせると左右のチャンネルに分かれる
その他機能 設置場所に応じた補正、音源の自動切替、複数の部屋での連携、専用のアプリによる調整、ソフトウェアの更新に対応する
付属品 台(ステンレス鋼)、電源ケーブル、説明書
別売アクセサリー 床に立てる台(ステンレス鋼)
電源 AC100〜240V。常時の接続を要する
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。原型にあたる LE 1(1959年設計)は、MoMA が収蔵している(Speaker、model LE 1、1960年、収蔵番号 556.1964)
保証期間 2年
価格 ブラウンは公式サイトで価格を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる

原型との関係

1959年にディーター・ラムスが設計した LE 1 は、静電型のスピーカーであった。MoMA はこの原型を1964年に収蔵している。

本製品は2020年に発売された別の製品にあたる。形態を引き継ぎつつ、内部の構成は現代のものに置き換えられている。原型は静電型、本製品は複数のユニットを組み合わせる方式で、音を出す仕組みが異なる。

中古市場では原型の個体も流通する。両者は別の製品であるため、購入の際は年式と型番を確かめる。

置き方による動作の違い

横置きと縦置きの双方に対応し、置き方によって動作が変わる。

置き方 動作 寸法
横置き(1台) 1台でステレオになる 幅700 × 高さ271 × 奥行99mm
縦置き(1台) モノラルになる 高さ700mm
2台の組み合わせ 左右のチャンネルに分かれる 設置の間隔による

選び分けの目安

1台で使う場合
横置きにするとステレオになる。縦置きではモノラルになるため、置き方によって聞こえ方が変わる。
2台で使う場合
左右のチャンネルに分かれる。それぞれに電源が要る。
設置場所の寸法
横置きは幅700mm、縦置きは高さ700mm。付属の台に載せると、高さと奥行が増す。

使用感と設置条件

設置と電源

付属の台に載せるほか、床に立てる台が別に用意される。壁に取り付ける方式は用意されない。

電源は常時の接続を要する。無線で音を送る場合も、電源のケーブルは接続したままになる。設置場所にコンセントが要る。

2台で使う場合、それぞれに電源が要る。

接続

無線と有線の双方に対応する。有線は Ethernet と3.5mm の入力を備える。

音声による操作にも対応する。マイクを物理的に切るボタンを備えており、使わない場合はこれで切れる。

設置場所に応じた補正

設置場所に応じて音を補正する機能を備える。壁際に置くか部屋の中央に置くかで、低域の聞こえ方が変わるためである。

専用のアプリで低域と高域を調整できる。ソフトウェアの更新にも対応する。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

アルミニウムの筐体は錆びにくい。表面の仕上げは擦れると変わる。

前面の布のグリルは埃が付く。強く擦ると繊維が毛羽立つ。

背面の金属のグリルは、細かい開口に埃が溜まる。

ステンレス鋼の台は指紋が付く。

日常の手入れ

筐体
乾いた柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
布のグリル
掃除機のブラシ付きノズルで埃を吸う。強く擦らない。
金属のグリル
柔らかい刷毛で埃を払う。開口に物を差し込まない。
乾いた布で拭く。

ソフトウェアの更新

ソフトウェアの更新に対応する。接続の規格や配信サービスの仕様が変わった場合、更新によって対応できる場合がある。

更新の提供が続くかは、メーカーの方針による。長く使う前提であれば、この点を踏まえる。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ブラウンは公式サイトで製品情報と価格を公開している。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なるため、正規取扱については輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決める項目は、色(黒または白)、台数、床に立てる台の有無である。

実物を確認する

横置きと縦置きで動作が変わるため、使う置き方での聞こえ方を確かめられるとよい。

幅700mmという寸法が設置場所に収まるかも、実測して確認する。

中古の流通

2020年以降の本製品と、1959年以降の原型の双方が流通する。両者は別の製品であるため、年式と型番を確かめる。

本製品の確認箇所は、筐体の傷、グリルの状態、音が出るか、無線の接続ができるか、台が付属するかである。原型は静電型のスピーカーで、動作の確認と修理の可否が別の判断になる。

購入前チェックリスト

  • 置き方(横置きでステレオ、縦置きでモノラル)
  • 台数(2台で左右のチャンネルに分かれる)
  • 設置場所の寸法(幅700mm、または縦置きで高さ700mm)
  • 電源の位置(常時の接続を要する。2台ならそれぞれに)
  • 色(黒/白)
  • 床に立てる台の有無
  • 壁に取り付ける方式は用意されないこと
  • 中古の場合、本製品と原型の区別

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ブラウンは公式サイトで価格を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
どこで購入できますか?
ブラウンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
1959年の LE 1 と同じ製品ですか?
別の製品です。1959年の LE 1 は静電型のスピーカーで、ニューヨーク近代美術館が1964年に収蔵しています(Speaker、model LE 1、1960年、収蔵番号556.1964)。本製品は2020年に発売されたもので、形態を引き継ぎつつ内部の構成は現代のものに置き換えられています。音を出す仕組みが異なります。
置き方によって違いはありますか?
あります。横置きにすると1台でステレオになり、縦置きではモノラルになります。2台を組み合わせると左右のチャンネルに分かれます。置き方によって聞こえ方が変わります。
設置に必要な寸法を教えてください。
本体は幅700×高さ271×奥行99mmです。縦置きにすると高さ700mmになります。付属の台に載せると幅700×高さ323×奥行159mmになります。
電源は必要ですか?
必要です。常時の接続を要し、無線で音を送る場合も電源のケーブルは接続したままになります。2台で使う場合はそれぞれに必要です。
壁に取り付けられますか?
壁に取り付ける方式は用意されません。付属の台に載せるほか、床に立てる台が別に用意されます。
手入れはどうすればよいですか?
筐体は乾いた柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。前面の布のグリルは掃除機のブラシ付きノズルで埃を吸い、強く擦らないでください。繊維が毛羽立ちます。背面の金属のグリルは柔らかい刷毛で埃を払い、開口に物を差し込まないでください。