メンフィスのインテリア
ビバリー Beverly
1981年にエットレ・ソットサスがデザインしたサイドボード。メンフィス・ミラノの象徴的作品であり、天然瘤杢とラミネートの対比、遊戯的な赤い電球が特徴。過去と現在のデザイン様式を視覚的に並置した「比喩的タイムマシン」。
カールトン・ルームディバイダー Carlton Room Divider
1981年にエットレ・ソットサスがデザインした、メンフィス・グループの象徴的作品。鮮やかな色彩と幾何学的構造が融合した本棚兼ルームディバイダーで、ポストモダンデザインのアイコンとして、ニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館に収蔵されています。
カサブランカ Casablanca
1981年、エットレ・ソットサスがメンフィス第一回コレクションで発表したサイドボード。トーテム状のシルエットと鮮烈な赤い棚板、スプニャートパターンが織りなす視覚的インパクトは、ポストモダンデザインを象徴する作品として、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館やブルックリン美術館に収蔵されている。
ファースト・チェア First Chair
幾何学的な円盤と球体を組み合わせた彫刻的な造形。ターコイズブルーの調節可能な背もたれと黒い球体のアームレストが特徴的な、メンフィスグループを代表する1983年の作品。少ない部品で組み立てやすく設計され、小さなシリーズで生産される。
オセアニック ランプ Oceanic Lamp
ピンクの板から白と黒の縞のパイプが3本斜めに立ち、最も長い1本の先で黄色い箱が下に光を落とす。ミケーレ・デ・ルッキが1981年、メンフィスの最初のコレクションのために設計したテーブルランプである。支柱の傾きを台の長さで受け、明かりの落ちる位置を台の前へずらす構成をとる。
タヒチ ランプ Tahiti Lamp
各部が異なる色と素材で塗り分けられ、全体の統一より部分ごとの対比が優先される。反射板もシェードもなく、照明の目的が照度の確保から、室内に置く物としての存在へ移されている。名称のタヒチは南太平洋の島の名に由来する。
TAWARAYA Tawaraya
梅田正徳が1981年にメンフィスの第1回展で発表した家具。四畳半にあたる280cm角の台に畳を敷き、四隅の支柱にロープを渡してボクシングリングの枠をつくる。日本の住居で部屋の広さを決めてきた畳の寸法をそのまま家具の外形に移し、座る場、語らう場、眠る場を一つの床の上で入れ替える。名称は、ソットサスが京都の旅館から採った。