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ティーマは、カイ・フランクが手がけた食器のシリーズである。1952年に発表されたキルタを前身とし、1981年にティーマとして展開が始まった。イッタラが製造する。強化した磁器による。図柄を持たず、複数の色と器種から選ぶ。

このページでは、色と器種の選択、キルタとの関係、使用と手入れの条件、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

以下にティーマシリーズの基本仕様をまとめる。ティーマはプレート、ボウル、マグカップ、カップ&ソーサー、サービングアイテムなど多彩なアイテムで構成されており、ここでは代表的なアイテムの情報を中心に記載する。

正式名称(日本語) ティーマ
製造ブランド イッタラ
製造国 フィンランドほか。器種によって異なる
主要素材 強化した磁器。釉薬による仕上げ
プレートサイズ 直径120/170/210/260mmの4種
ボウルサイズ 直径150mm(約0.4L)、直径210mm(約1.65L)
マグカップ容量 0.3L
サービングボウル 1.65L と 3.4L
スクエアプレート 120mm と 160mm
ティーポット 1.0L
カラーバリエーション 定番の色のほか、時期によって入れ替わる色がある
価格 イッタラは公式サイトで価格を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。器種と色で価格が変わる
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。前身のキルタは、MoMA が複数点を収蔵している(Kilta Tableware、1948年、収蔵番号 144.1955.1-10 ほか)
対応機器 オーブン、電子レンジ、食器洗い機、冷凍庫に対応する
スタッキング 重ねられる

キルタとの関係

1952年に発表されたキルタが前身にあたる。MoMA はこのキルタを収蔵している。

1981年にティーマとして展開が始まった。形は引き継がれているが、素材が強化した磁器に改められ、色の展開も変わっている。

中古市場ではキルタの個体も流通する。両者は仕様が異なるため、重ねて使う場合は寸法を確かめる。

類似商品・競合との比較

食器は、図柄の有無で性格が分かれる。図柄を持たない食器では、色の選択が印象を決める。

比較項目 ティーマ パラティッシ 白い磁器の食器
図柄 なし 面全体に及ぶ なし
色の選択 複数の色から選ぶ 3種の配色
重ねられるか 重ねられる 製品による 製品による
対応機器 オーブン、電子レンジ、食器洗い機、冷凍庫 同左 製品による
器種の展開 皿、鉢、マグ、ポットなど 皿、鉢、カップなど 製品による

選び分けの目安

料理を主体にしたい場合
図柄を持たないため、盛り付けた料理と重ならない。図柄のある食器では、料理と図柄が重なる。
色で組み合わせたい場合
複数の色から選び、器種ごとに色を変えることもできる。
収納の場所が限られる場合
重ねられる。同じ器種を複数揃える場合、収納の高さで判断できる。

使用感と手入れ

器種と寸法

皿は直径120/170/210/260mmの4種。鉢は直径150mm(約0.4L)と210mm(約1.65L)。ほかにマグ、取り分け用の鉢、角皿、ポットが展開される。

器種によって展開される色が異なる場合がある。揃えて使う場合、必要な器種がその色にあるかを確認する。

対応する機器

オーブン、電子レンジ、食器洗い機、冷凍庫に対応する。日常の使用で扱いやすい。

ただし急な温度の変化は磁器に負担をかける。冷凍庫から出してすぐにオーブンへ入れるといった使い方は避ける。

重ねる

重ねられる形状をとる。同じ器種を複数揃える場合、収納の高さで判断できる。

重ねる際、器どうしが接する箇所に傷が付く。布を挟む方法もある。

経年変化とメンテナンス

素材に起きること

強化した磁器は硬く、日常の使用で傷が付きにくい。ただし縁と底は欠けやすい。

釉薬に細かいひびが入る場合がある。急な温度の変化が要因になる。

色は釉薬によるもので、褪せにくい。ただし表面に細かい傷が蓄積すると、光の反射が変わる。

日常の手入れ

洗浄
食器洗い機に対応する。手洗いの場合、研磨剤入りの洗剤は釉薬を傷める。
重ねる
器どうしが接する箇所に傷が付く。布を挟む方法もある。
温度
急な温度の変化を避ける。冷凍庫から出した器をすぐに加熱しない。
金属の器具
ナイフやフォークが当たると、釉薬に線が残る場合がある。とくに白と淡い色では目立つ。

どこで買うか

取扱店の調べ方

イッタラは公式サイトで製品情報と価格を公開している。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なるため、正規取扱については輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決めるのは色と器種である。展開される色は時期によって変わり、器種によって選べる色も異なる場合がある。

実物を確認する

色は現物で見え方が変わる。器種によって色の出方も異なる。

揃えて使う場合、必要な器種がその色にあるかもあわせて確かめられるとよい。

中古の流通

1981年以降のティーマと、1952年以降のキルタの双方が流通する。両者は仕様が異なるため、重ねて使う場合は寸法を確かめる。

相場は色、器種、状態で幅があり、一定していない。廃番となった色は中古でしか入手できない。

確認箇所は、縁と底の欠け、釉薬の細かいひび、表面の傷、重ねた際に接する箇所の状態である。

購入前チェックリスト

  • 色の選択(展開は時期により変わる)
  • 必要な器種がその色にあるか
  • 器種と寸法(皿は直径120/170/210/260mm)
  • 収納の高さ(重ねて収める場合)
  • 急な温度の変化を避けること
  • 重ねる際に接する箇所に傷が付くこと
  • 後から買い足す可能性(廃番になると中古のみ)
  • 中古の場合、ティーマとキルタの区別

よくある質問

価格はどのくらいですか?
イッタラは公式サイトで価格を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なり、器種と色で価格が変わります。
どこで購入できますか?
イッタラの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
キルタとは何が違いますか?
キルタは1952年に発表された前身にあたります。1981年にティーマとして展開が始まり、形は引き継がれていますが素材が強化した磁器に改められ、色の展開も変わっています。中古市場ではキルタの個体も流通するため、重ねて使う場合は寸法をお確かめください。
どの寸法を選べばよいですか?
皿は直径120/170/210/260mmの4種、鉢は直径150mm(約0.4L)と210mm(約1.65L)です。ほかにマグ、取り分け用の鉢、角皿、ポットが展開されます。
色は何種類ありますか?
定番の色のほか、時期によって入れ替わる色があります。器種によって展開される色が異なる場合があるため、揃えて使う場合は必要な器種がその色にあるかをご確認ください。
食器洗い機や電子レンジで使えますか?
オーブン、電子レンジ、食器洗い機、冷凍庫に対応します。ただし急な温度の変化は磁器に負担をかけるため、冷凍庫から出してすぐにオーブンへ入れるといった使い方は避けてください。
重ねて収納できますか?
重ねられる形状をとります。同じ器種を複数揃える場合、収納の高さで判断できます。ただし重ねる際に器どうしが接する箇所に傷が付くため、布を挟む方法もあります。
手入れはどうすればよいですか?
食器洗い機に対応します。手洗いの場合、研磨剤入りの洗剤は釉薬を傷めます。ナイフやフォークが当たると釉薬に線が残る場合があり、とくに白と淡い色では目立ちます。