このページについて

マドモアゼル ラウンジチェアは、イルマリ・タピオヴァーラが1956年に設計し、アルテックがフィンランドで製造する家庭用のラウンジチェアである。フィンランドの伝統的な椅子に着想を得たもので、脚、座面、背もたれのすべてがバーチの無垢材でできている。背もたれは細い棒(スポーク)を並べた構成である。

このページでは、仕様と仕上げ、座り心地、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

正式名称 Mademoiselle Lounge Chair(マドモアゼル ラウンジチェア)
素材 脚、座面、背もたれともバーチ無垢材
仕上げ ホワイトラッカー、ブラックステインの2種(アルテック公式サイト、2026年10月時点)
張り なし(クッションや詰め物はない)
関連する型 同じ構成の揺り椅子、マドモアゼル ロッキングチェア(仕上げは同じ2種)

2014年版の公式ファクトシートには、ブラックステインとホワイトのほかにセージグリーンのラッカー仕上げが載っている。中古ではこうした旧仕上げのものも出回る。

座り心地と使い方

座面も背もたれも木のままで、詰め物はない。座面の硬さがそのまま伝わるため、長く座るならクッションを併用することになる。張り地がないので、張り替えの手間はかからない。

類似商品・競合との比較

木のラウンジチェアでも、座と背の作り方が異なる。他社製品の仕様は製造元の製品ページで確かめる。

比較項目 マドモアゼル パイミオチェア ファウボーチェア(フォーボーチェア)
製造元 アルテック アルテック カール・ハンセン&サン
座と背 バーチ無垢材。背はスポークを並べる バーチの成形合板を一枚で曲げる —
フレーム バーチ無垢材 バーチの積層材を曲げたもの —

経年変化とメンテナンス

素材に起きること

アルテックのケア&メンテナンスガイドによれば、木は湿度の変化で膨張と収縮を繰り返し、形や寸法がわずかに変わることがある。部材を組んだ椅子は、座ったときにわずかにきしむことがあるが、品質の問題ではないとしている。

日常の手入れ

ふだん
水で薄めた中性洗剤を含ませ、固く絞った柔らかい布で拭く。強く擦ると塗装がはがれる。
避けるもの
化学薬品を含む研磨剤、強アルカリ性・酸性の洗剤、アセトンやシンナー、温度と湿度の変化が激しい場所。
小さな傷
家具用の水性クリアラッカーを細い筆で塗ると目立たなくなる。深い傷は専門業者に相談する。

どこで買うか

日本での購入先

2026年10月時点で、アルテック日本公式オンラインストアにはこの椅子の掲載がない。日本での取り扱いと価格は、アルテックの直営店Artek Tokyo Store(東京都渋谷区神宮前)か取扱店に問い合わせる。ほかの取扱店はアルテック公式サイトの「取り扱い店舗」で調べられる。

中古の流通

確認する箇所は、背もたれのスポークと座面の接合部の緩み、木部の割れ、塗装の剥がれ、脚先の傷みである。

購入前チェックリスト

  • 仕上げ(現行はホワイトラッカーとブラックステイン)
  • 詰め物がないこと(長く座るならクッションを併用)
  • 揺り椅子の型にするか
  • 中古の場合、スポークと座面の接合部の緩みと木部の割れ

よくある質問

価格はどのくらいですか?
2026年10月時点で、アルテック日本公式オンラインストアには掲載がありません。価格は直営店のArtek Tokyo Storeか取扱店にお問い合わせください。
日本ではどこで購入できますか?
アルテックの直営店Artek Tokyo Store(東京都渋谷区神宮前)か取扱店にお問い合わせください。取扱店はアルテック公式サイトの「取り扱い店舗」で確認できます。
素材は何ですか?
脚、座面、背もたれのすべてがバーチの無垢材です。張り地や詰め物はありません。
仕上げは選べますか?
アルテック公式サイトに載る現行の仕上げは、ホワイトラッカーとブラックステインの2種です。2014年版のファクトシートにはセージグリーンのラッカー仕上げも載っています。
座り心地はどうですか?
座面も背もたれも木のままで、硬さがそのまま伝わります。長く座る場合はクッションを併用することになります。
揺り椅子の型はありますか?
同じ構成のマドモアゼル ロッキングチェアがあります。仕上げはラウンジチェアと同じ2種です。
どこで製造されていますか?
アルテックの公式サイトでは、フィンランドと記載されています。
手入れはどうすればよいですか?
水で薄めた中性洗剤を含ませて固く絞った柔らかい布で拭き、強く擦らないでください。研磨剤や強い溶剤は使いません。小さな傷は家具用の水性クリアラッカーで補修できます。